混沌王がアマラ深界から来るそうですよ?   作:星華

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デビルサマナー久遠飛鳥 対 ラッテンフェンガー ですよ?

 レティシアが耀を取り押さえようと奮闘している最中、傷付いたラッテンは路地裏へ下り、姿を隠しつつ逃走する。

 

 謎の暴走をしていた耀によって決して軽くないダメージを受けたが、同士討ちしてくれるならこちらの有利になる。人質も使い、このまま追い詰めればタイムアップを狙うことは可能だ。

 

 ラッテンは腹部を庇いつつもブンゲローゼン通りからマルクト教会へ走る。マルクト教会は本来碑文とステンドグラスが飾られていた最も重要な場所であり、捜索隊が目指していてもおかしくはない。また、シュトロムを数体待機させており、防衛戦を張るためにはそこへ向かう必要があった。

 

 しかし耀が〝人修羅〟として現れたのは全くの想定外でもあった。一刻も早く同士に伝えるために魔笛を掲げてネズミたちを操り、ペストやヴェーザーの居場所を探ろうとする。

 

 しかしそこへ──りぃん、と鈴のような音が鳴り響く。

 

「あ、く……!?」

 

 ラッテンは心底不快な音を聞いたかのように耳を塞ぎ、苦悶の表情を見せた。ネズミたちは悲鳴を上げ、ラッテンの支配にも構わず逃走していく。それに慌てて魔笛を吹こうとするが、先程から響く鈴の音に集中することが出来ず、また耀から受けたダメージが重く、呼吸すらままならない。

 

「な、何なの、この不愉快な音は……! 一体何処から──」

 

 鈴の音は絶え間無くりぃん、りぃん、と響いている。ラッテンはその音に耐えながらもマルクト教会へ急ぎ、そこへ近付くにつれ鈴の音が強く響いて来ることに気が付いた。

 

「ま、まさか──」

 

 

「──遅かったわね、偽りの〝ハーメルンの笛吹き〟……いえ、本物の〝ネズミ捕り道化(ラッテンフェンガー)〟」

 

 

 やや綻びた真紅のドレスを身に纏った久遠飛鳥が、教会のステンドグラスを背に彼女を待ち受けていた。鈴の音は飛鳥の周囲から響き渡っている。ラッテンは表情を歪ませ飛鳥を睨み付けた。

 

「……この不快な音は貴女が?」

 

「あら、私は結構好きな音色だけれど……聞いていたとおり、悪魔には結構効くのね。この封魔の術(エストマ)というのは」

 

 しかしラッテンには嫌がらせ程度にしかなっていないことに気が付くと、溜め息をついて指を鳴らした。すると鈴の音はプッツリと途切れ、ラッテンは安堵したように息を吐く。

 

「勘違いしないで欲しいのだけれど、別に貴女のために切ったわけじゃないわよ。あくまで、〝不快な音で集中出来なくて負けました〟なんて言い訳させないためだもの」

 

 飛鳥は敢えて挑発するように、自信に満ち溢れた表情で長い髪とドレスを靡かせる。しかし、ラッテンは意地の悪い表情で言い返す。

 

「へーえ。雑魚悪魔を殺されて泣きべそかいてた小娘が、随分大きく出たものね──」

 

「そういう貴女は、間薙君にケチョンケチョンにやられて逃げ出したのだったかしら? お顔は大丈夫……ではなさそうね。残念ながら」

 

 ギリ、とラッテンは壮絶な表情を浮かべて歯軋りをする。相手をからかうにはややラッテンの分が悪かった。このゲームが始まって以来、〝人修羅〟に振り回され続けているのだ。

 

 更にそこで、飛鳥の肩にいるとんがり帽子の精霊を見つけ、己の真名を騙る怨敵に青筋を立てる。魔笛を指揮棒のように掲げて叫んだ。

 

「とうとう姿を現したわね、偽物……! 丁度いいわ! 貴女を人質にして有効活用させてもらうから!」

 

「BRUUUUUUUUM!」

 

 迫り上がる地盤から現れた三体のシュトロムは、教会の壁を砕きながら飛鳥に迫る。激昂するラッテンの怒りが伝染したかのように唸り声を上げ、一斉に風を吸い込み嵐のような乱気流を巻き上げ始めた。

 

「風の悪魔、ね……偶然なのか、運命なのか──」

 

 荒れ狂う豪風に髪を煽られるも、飛鳥は苦笑して──ドレスの上に着込んだ白色のベストに並ぶ、八つの筒から一つを選ぶ。

 

「──いいわ、まずはコダマ君の仇を取らなくてはね」

 

「BRUUUUUUUUUUUM!!」

 

 最早生かすことを考えていない、全てを巻き込み引き裂く竜巻が、飛鳥の身を襲う。しかし余裕に満ちた表情を浮かべると、高々と〝封魔管〟を掲げた。管の先頭が伸び、翠色の眩い輝きを放つ。

 

 その輝きに不吉なものを見たラッテンは、慌てて指令を下す。

 

「早くやりなさい! シュトロ──」

 

 

「────召喚(・・)

 

 

 翠色の閃光が、辺りを包み込み──

 

 

    *

 

 

 ハーメルンの街を三つの影が縦横無尽に飛び回る。

 

 その一つの影──黒ウサギは、轟きと雷鳴を響かせる〝擬似神格・金剛杵(ヴァジュラ・レプリカ)〟を振るい、豪雷を発する。

 

 もう一つの影──サンドラは、黒ウサギの反対側に回り込み、その〝龍角〟から紅蓮の炎を発する。

 

 そして最後の影──ペストは、悠々と棒立ちのままその二つの奔流を黒い風の球体に受け、遮断する。ペストが手首を返すと黒い風は四本の竜巻に分かれ、サンドラを襲った。

 

 二人はギフトを収め、その反撃を躱した。このような戦況が先程から幾度となく繰り返されており、サンドラは焦りを浮かべ始める。神格級のギフトを二つ同時に襲いかかってもビクともしないのだ。黒死病を体現する悪魔にしては奇妙な能力ではある。

 

 しかし、黒ウサギは十六夜から魔王の正体に対する考察を聞いており、自分たちの攻撃が通用しない理由の心当たりがあった。

 

「〝黒死斑の魔王(ブラック・パーチャー)〟。貴女の正体は──神霊の類ですね?」

 

「──そうよ」

 

 正体を看破されたペストは、無表情に返す。しかしサンドラは驚愕し、黒ウサギの方へ思わず振り向いた。

 

「……私たちをあしらう程の力は、〝ハーメルンの笛吹き〟に記述された〝百三十人の子供たちの死の功績〟では成し得ません」

 

 黒ウサギはペストを油断なく見据え、言葉を続ける。

 

「十六夜さんから話を聞いた時はよもや、と思いましたが……貴女の本当の正体は、十四世紀から十七世紀にかけて吹き荒れた黒死病の死者──〝八千万もの死の功績(・・・・・・・・・)〟を持つ悪魔ですね?」

 

「なっ……!?」

 

 世界人口の三割を奪った黒死病──その途方もない功績に、サンドラは絶句する。しかしペストはその推測に、毛先を弄りながら気怠そうに答える。

 

「少し誤りがあるわね……いいわ、時間稼ぎ程度に教えてあげる──」

 

 そうして、ペストは己が神霊に至った経緯を語り出す。

 

「私は神霊化した黒死病──ではないわ。黒死病は後の医学が対抗手段を得たことで、神霊に成り上がるための恐怖も信仰も足りていない」

 

 そこまでは黒ウサギも分かっていた。密教の悪神のように恐怖を持って奉られる神仏も決して少なくはない。何れ克服されてしまうような病では神霊たり得ないのだ。

 

 しかし、ペストの続く言葉に、黒ウサギはサンドラ共々絶句する。

 

「そもそも私は自ら箱庭に来たのではないわ。魔王軍〝幻想魔道書群〟を率いた男によって召喚されたのよ──〝八千万の悪霊群〟である私を、死神に据えようとしてね」

 

「なっ……! そ、それはつまり、貴女の本当の正体とは、黒死病の死者の霊群……!」

 

 その代表が私だと、ペストは頷く。だがそこで、憂鬱げに溜め息をついた。

 

「……しかし、かの魔王は私たちを召喚する儀式の途中で、何者かに敗北してこの世を去ったわ」

 

 そして幾星霜の月日が流れた末に、何かの拍子で式が完成し、時の彼方から呼び出されたのだ。死の病が蔓延り、世界人口を大きく減ずる恐慌時代から。

 

「だから、私には権利があった。死の時代を生きた全ての人々の怨嗟を叶える特殊ルールを敷ける権利が──」

 

 無表情を貫いていたペストが、そこで初めて激情に口調を強める。

 

「──そう、黒死病を世界中に蔓延させ、飢餓や貧困を呼んだ諸悪の根源──怠惰な太陽に、復讐する権限(・・)が……!!」

 

 黒死病流行の原因は、太陽が氷河期に入り、世界そのものが寒冷期に見舞われたためだと言われている。それこそが、〝グリムグリモワール・ハーメルン〟が〝主催者権限(ホストマスター)〟を得るに至った理由、そして白夜叉を封印出来た理由だった。

 

「氷河期で太陽が弱まったという年代記──それをなぞり、白夜叉様を封印したのですね……!」

 

 それはつまり、最早このゲーム中に白夜叉の封印を解く手段は無いということだった。そして箱庭のルールにおいては、その手段を持たない方が悪いとされる。参加者たちは己の力のみでこのゲームを乗り越えなければならないのだ。

 

「……さあ、ゲームを再開しましょ。タイムオーバーのその瞬間まで、たっぷりと遊んであげる」

 

 先程の激情を鎮めたペストは、悠々と構えて薄く笑う。

 

 最早二人に勝ち目は無い。相手の霊格が格上のために下手な攻撃は通じず、打つ手が無い。サンドラは戦慄し、蒼白となる。

 

──だが、黒ウサギは不敵に笑う。

 

「……なぜ笑うのかしら? 何か勝算でも?」

 

 ペストは黒ウサギのその表情を不審げに見やる。黒ウサギはゆっくりと首を振り、そして明るい声で答える。

 

「まさか貴女は──自分たちが勝てるとでも思っているのではないでしょうね?」

 

 安い挑発に、かえって訝しむペスト。

 

「……私が警戒するのは〝人修羅〟だけよ。それ以外はどうとでもなる相手……貴女を含めてね」

 

「それは少し油断しすぎと言うものですね……シンさんはああ見えて気まぐれなところがありますが、十六夜さんは勿論我らが〝ノーネーム〟のトップ戦力の一人ですし、レティシア様も霊格を落としているとはいえ、木っ端悪魔程度では相手にならないでしょう──」

 

 そして何より、と黒ウサギは胸いっぱいに息を吸い、不敵に答える。

 

「──きっと飛鳥さんが力を付けてやってきます。皆さんが貴女の手下を片付けた後は、貴女の番ですよ、〝黒死斑の魔王(ブラック・パーチャー)〟!」

 

 

    *

 

 

 人一人を粉微塵にできる竜巻が飛鳥に殺到し──その全てが、反射(・・)された。

 

「──何ですって……!?」

 

 荒れ狂う竜巻は辺りの建築物を粉砕し、幾つかはシュトロムの一体に命中し、その巨体を一瞬にして塵にする。竜巻の目標だった飛鳥には怪我一つなく、涼しい顔で仁王立ちする。

 

──そして、その正面には一体の人影が構えていた。

 

 やや背の高い少年だった。黒髪のショートボブに、幼いながらも眉目秀麗な顔立ちである。青いチェック柄のクロスアーマーを着込み、その上から雪のように白い軽装鎧(ライトアーマー)を装備している。口元は青と赤のチェック柄の長いマフラーに隠れているが、その不敵で悪戯っぽいその目付きが、少年の性格を如実に表していた。

 

『──オレは妖精セタンタ! 我を呼ぶ声に応じ、ここに見参す、ってなァ!』

 

 少年──セタンタは、己の身長を超える程の長さを持つ槍を手足のように振り回し、ラッテン向かって突き付けた。

 

『って、こんなオバサンが相手かよー。やる気無くしちゃうなあ、オレ』

 

 突き付けた槍をへにょりと下げると、セタンタはさも不満げにブー垂れる。飛鳥は頭痛を抑えるように片手で頭を抱えると、文句を言うセタンタを叱咤する。

 

「それでも敵は敵よ。貴方が満足できるような相手じゃないでしょうけれど、文句言わずに戦いなさい」

 

『へいへい……ま、そういうことなんでオバサン、恨んでくれるなよな』

 

 再び槍を構えるセタンタを、ラッテンは幾つもの青筋を立てて憤怒の顔で睨み付けていた。何度もオバサン呼ばわりすれば怒りもするだろう。ましてやこの二人はラッテンを軽く見ている。人質にするのは止めて、一思いに殺してくれる、とラッテンは決意を新たにする。

 

──それこそが二人の狙い(挑発)なのだが、ラッテンは気が付いていない。

 

「潰しなさい──シュトロム!」

 

 瓦礫を吸い込んでいたシュトロムの一体が、顔面に空いた大きな空洞から塊を幾つも撃ち出す。悪魔であるセタンタはともかくとして、脆弱な人間である飛鳥がそれを受ければ一撃で肉塊と化すだろう。

 

 しかし、ここに居るのはただの人間と悪魔ではない。

 

 デビルサマナーとその仲魔なのである。

 

「散らしなさい──セタンタ!」

 

『応よ──!』

 

 飛鳥の命を受け、セタンタがその槍を華麗に操り、襲い来る瓦礫の塊を砕き、散らしていく。あくまで必要最低限、自分たちに当たりそうな瓦礫だけを的確に砕いていく。

 

 それを見て、ラッテンはほくそ笑む。

 

「馬鹿ね、シュトロムはまだ一体残っているわよ──!」

 

 セタンタが防御する反対側からシュトロムが現れ、同じく瓦礫を撃ち出した。そこは飛鳥に直撃する軌道である。飛鳥はようやく気が付いたように己に迫る瓦礫を見据え──

 

「────はぁ!?」

 

──バク転宙返りで、瓦礫を華麗に避けてみせた。

 

「──鈍い攻撃ね。止まって見えるわ」

 

 シュトロムは飛鳥を追って瓦礫を撃ち出し続けるが、飛鳥はくるりくるりと舞踏を舞うようにそれを避けていき、時折人間の限界を超えた速さで跳躍し、狙いを定めさせないでいた。

 

 混乱するラッテンに、セタンタがケケケと心底おかしそうに笑いかける。

 

身軽の術(スクカジャ)で強化済みだぜ──デビルサマナーってのは悪魔と肩を並べて戦うもんだ。人間だからと甘く見てると、痛い目を見るぜッ!』

 

 シュロトムは二体とも瓦礫を撃ち尽くし、攻撃が途切れてしまう。当然、飛鳥とセタンタはその隙を逃さない。無防備なラッテンへ迅速な速さで一直線に向かう。慌てたラッテンは盾にしようと二体のシュトロムに命じ──

 

『こりゃあ壊しやすいなッ! 喰らいやがれ(烈風破)──!』

 

──セタンタが渾身の力で振るった槍に、残らず粉砕された。

 

「そ、そんな──!?」

 

 砕かれたシュトロムの破片を浴びて、吹き飛ばされるラッテン。近くの建物に叩きつけられると、血反吐を吐いて無様に咳き込む。その首筋へ、セタンタが己が獲物を突きつけた。

 

『──ま、こういうことだ。テメーの息の根を止めるなんざ、番犬の首をひねるより楽勝なんだぜッ』

 

「くっ……!」

 

 勝敗は決した。セタンタの武技にラッテンは敵わず、飛鳥を仕留めるどころか傷付けることすら叶わなかった。相性が抜群だったのもあるが、驚くべきは数時間で悪魔を操る術を身に付けた飛鳥である。やや仲魔に引きずられているきらいがあるが、経験を積めばすぐに一端のデビルサマナーになることだろう。

 

 セタンタはようやく近くで拝んだラッテンの顔をマジマジと見つめると、ヒュウ、と口笛を吹いた。

 

『なんだ、近くで見ると意外といい女じゃねーか。……どうよ、アンタ。仲魔になるなら命だけは助けてやってもいいけど?』

 

「ちょ、ちょっと貴方、何を言って……!」

 

 飛鳥は慌てるように咎めるが、セタンタは槍を下ろしてしまう。ラッテンは無言でそれを見つめていた。

 

『おいおいアスカ、デビルサマナーってのはそういうもんだ。昨日の敵は今日の仲魔ってヤツだぜ。さっきまで戦ってた悪魔と肩を並べるなんてもんは、オレたちにとっちゃ日常茶飯事なのさ』

 

「け、けれど……」

 

 苦笑しながら言うセタンタに、飛鳥は言い淀む。コダマの敵があったが、それはもう十分だろう。封魔管にもまだまだ空きはある。検討に値する案だった。

 

『で、どうよ? オレたちと共に行かないかい、お姉さん?』

 

「……そうね、それは──」

 

 キザったらしく笑いかけるセタンタに、ラッテンは柔らかく微笑んで──

 

 

「──糞食らえよ、クソガキが」

 

 

──己の全霊格を込めて、魔笛を全力で響かせる。

 

 それは精神どころか魂を塗り潰すような最悪の魔曲だった。大切な記憶を切り刻み、抱いている信念を打ち砕き、掛け替えのない意思を磨り潰す。

 

「くぅっ……!」

 

 飛鳥はその壮絶な魔力に耳を塞ぎ、必死に耐えていた。人並外れた霊格を持つとはいえ、この攻撃が続けばそう長くは持たない。あと数秒もすれば飛鳥の霊格は破壊され、生ける屍が一つ転がることになるだろう。

 

 そして、それを目の当たりにしたセタンタは──

 

 

『──悪いな。そういうの(魔力)は効かない性質なんだよ』

 

 

──断頭台の如き一閃によって、ラッテンの首を落としていた。

 

 魔笛はカラン、と転がり落ちて、頭を失った身体はドサリと横に倒れる。くるくる回って落ちてきたラッテンの首はゴロリと転がって、苦悶の表情を飛鳥に向けた。

 

「……………………」

 

 飛鳥は、一生この光景を忘れまいと誓う。

 

 命を奪われること。命を奪うこと。

 

 己が選んだ道とはそういう道なのだ。

 

 ラッテンの遺体は風とともに散っていく。その欠片は、雪片の如く真っ白な欠片となって飛ばされて行った。後に残ったのは、持ち主を失った魔笛のみ。

 

 

 対〝ネズミ捕り道化(ラッテンフェンガー)〟──飛鳥の勝利。


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