艦隊これくしょんー啓開の鏑矢ー   作:オーバードライヴ/ドクタークレフ

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今ここで、終わりにしよう。
――――――それでは、抜錨


00010011 Si Vis Pacem, Para Bellum PHASE4

 

 

 

 天井の高い地下空間で1人と5人は向き合っていた。

 

「……銃を置け、カズ」

 

 高峰はFN FiveseveNを向けながら努めて静かにそういい直した、高峰の横には同じ型の拳銃を持った杉田が並ぶ。……しんがりを務めた杉田が下りてきたのを確認して、高峰はゆっくりとセーフティを解除した。コッキングインジケーターが起き上がっており、すでに内蔵ハンマーは雷管を叩こうと待機している。

 

「揃いも揃ってよくこんな山奥まできたな」

「勝手にいなくなった奴を捕まえに来ただけさ」

 

 航暉越しに中路の影を認め、高峰は小さく舌打ちをした。まだここもスキュラの掌の上か。

 

「なぁ、カズ。まだ俺が見えているか。誰だかわかるか」

 

 照準を相手の胸元に合わせながら高峰はそう問いかけた。射線の奥には同じようにM93Rを構える航暉の姿があった。オレンジ色に近いあかりが2階分ほどもある天井から降り注いでいた。まるでナトリウムランプのようなオレンジの色合いの光にそれ以外がまるでモノクロームになったかのようにも見える。

 

「……カズ、頼む。銃を置いてくれ」

 

 高峰はそう言って、人差し指をトリガーガードから引き金に移した。

 

「……撃つなら撃てよ、中佐」

「カズ……」

「ただし、その時点から敵同士だ」

 

 高峰は僅かに口の端を持ち上げた。

 

「なら今は味方か?」

「まさか」

 

 航暉はゆっくりと拳銃を振った。

 

「ただの他人だ」

「そうかい。そこまで薄情だとは思ってなかったよ、月刀。それとも月詠と呼ぶべきかな、それともガトー?」

 

 茶化すような軽い口調で杉田が笑う。航暉は軽く溜息をついた。

 

「調べたのか」

「一通りな。で、あんたがここに何をしにきたのかも知ってる」

「ほう? で? 君たちは俺の味方なのか? それとも止めに来たのか?」

「……両方だと言ったら?」

「排反事象だ。それは」

 

 航暉がそれを鼻で笑う。

 

「……それは違うのです」

 

 凛と澄んだ声で電がその会話に割り込んだ。

 

「司令官さん。もう抱え込まなくても大丈夫なのです。一人でいようとしなくていいのです」

 

 電はそう言って一歩前に出る。

 

「司令官さんがするべきなのは敵討ちでも、あきらめることでもないのです。だから、ここでこんなことをしなくてもいいのです」

「……何がわかる?」

「わからないからこそわかりたいと思う。それは間違ってないと思うのです。司令官さん、あなたは妹さんたちを守りたかった。大切な家族だった。だから守りたかった。なのに守れなかった」

「黙れよ……」

「黙りません。司令官さんがいなづまのことを見てくれるまでは、こちらも黙れないのです」

 

 電はそう言ってさらにもう一歩、前へ。

 

「守れなかった、だから強くなりたかった。違いますか?」

「黙れって言ってんだよ!」

 

 拳銃が電の方に向おうとしたそのとき、その前に大きな影が飛び込んだ。杉田だ。

 

「……銃の向きすら忘れた馬鹿野郎が」

 

 その一言がゴングの代わりとなった。杉田の右手の人差し指が引き金を引いたのだ。その銃弾はとっさに額を守ろうとした航暉の右手にあたり……ガスンと鈍い音と共に腕にわずかに食い込んだだけで止まった。それとほぼ同時に航暉も引き金を引く。杉田の義手の左手に弾かれて弾丸は明後日の方向に消え去った。義足の強力なパワーで杉田が一気に踏み込んでいく。

 

 拳銃弾の応酬が続く中航暉は左へサイドステップ、そこに刀を抜刀した天龍が飛びかかった。

 

「そろそろ目を覚ませこの馬鹿司令官っ!」

 

 振り下ろされる峰打ちを見切り、髪を数本散らしながら避けるとその足元へローキックを叩きこむ。

 

「だっ!」

 

 天龍がバランスを崩すと同時、背後を取った杉田が航暉に躍りかかる。手には大振りなナイフ。航暉は振り向きざまに左手で引き抜いたマチェットを振りかざしそのナイフを受ける。金属の鳴く音の余韻が響く余裕もなく受け止められた勢いを利用して杉田はサイドに回り込んだ。追撃するように拳銃の音が響く。火花を上げたのは航暉の義手だ。

 

「てめぇの妹はもう“死者”だ! てめぇがあがいてももう帰ってこない!」

 

 航暉の右手に握られたままの拳銃がその答えの代わりとなった。3点バーストの射撃音。9×19mmパラベラム弾が三発放たれ、2発が杉田の防弾チョッキに、1発が後ろに跳び抜けた。

 

「黙れフランケン」

 

 その答えを聞いた杉田が凶悪な笑みを浮かべる。

 

 フランケン――――それは元々杉田が自らを貶めて言うときのあだ名だ。つぎはぎだらけのフランケンシュタイン。

 

 ああ、そうだな。俺はフランケンシュタインだ。

 

「なんだ、覚えてるじゃねぇか」

 

 そう言うと同時に左腕の義手が展開する。戦闘服を裂くようにして腕の外装が立ち上がり、手首のヒンジが下へずれると円柱状のものが現れた。現れた銃口―――――10番ゲージの単装砲から圧縮空気で発射されたのは大振りな飛翔体(プロジェクタイル)。航暉の足元に着弾すると同時にその視力を焼きつぶさんと爆裂した。同時に発生した電磁波がその場にいるものの電脳に襲い掛かる。

 

「天龍っ!上だ!」

 

 天龍の背部艤装が駆動した。速射重視で装備された対空砲が数発発射される。それから逃げるように航暉は壁際に設置されたキャットウォークを走る。

 

「なんであんなところにいるんだよ!」

「あいつの義手に液体ワイヤ入ってるの忘れたか!?」

 

 天龍の驚きに杉田が叫び返して、彼は走り出す。義体出力の制限を解除する。ズガンッ!という生身の体ならあり得ないような音を出しながらコンクリートの床を蹴ると、一気に航暉がいるのと同じキャットウォークに飛び上った。

 

《浜地中佐、中路中将の安全を確保しろ。月刀(バカ)はこちらで対処する》

《了解》

 

 電脳通信を叩き込むとさらにキャットウォークを蹴る。義体と生身の接続部が悲鳴を上げるがそれを無視した。そのまま至近距離に飛び込む。

 航暉はマチェット突きだすようにして間合いを確保しようとするが、床を這うようにまで姿勢を低くしこれを避ける。強化された脚力によって生み出した速度を殺すことなくボディブローを叩き込んだ。115キロのその巨体から繰り出される拳を受けて航暉は真後ろに吹っ飛ばされるが、その動きは空中で斜め上方に変わった。―――――航暉の拳銃を掴んだままの右手がありえないほど外側に曲がりワイヤの射出口が現れ、半透明の液体ワイヤが天井に向って伸びていた。

 

「舐めんじゃねぇよ」

 

 杉田は拳銃を左手に持ち替え狙いを付ける。左の義眼が照準を補正しそれを義手に伝えていく。

 

「伊達にガンナーやってねぇんだよ」

 

 その銃弾が航暉と天井を吊るすワイヤを断ってみせる。落下した航暉に向って高峰が蹴りかかる。それをバック転するように身を反して躱し航暉は右手の拳銃をレッグホルスタに戻し、もう一振りのマチェットも振り出す。そこに天龍が踏み込んだ。

リーチでは天龍の刀の方が長い、航暉の間合いの外側をなぞるようにフットワークを駆使して回り込みを続けながらマチェットをいなしていく。

 

「もうこんなことはやめようぜ、司令官。電や雷だけじゃねぇ、ちんちくりんも、響も待ってる。利根たちだってお前の帰りを待ってんだ」

「ゾンビーに帰る場所なんて、ねぇよ……」

 

 互いを弾いて一度距離を取る。直後に上から杉田が降ってくる。左手にナイフを持ちその懐にいきなり飛び込んできた杉田の影に航暉は一瞬で対応した。その左手を切り落とさんとマチェットを振り下ろす。

 鈍い音がして杉田の腕に半分めり込んで止まったマチェットを見て、杉田はニヤリと笑った。航暉を前蹴りで蹴り飛ばす。どうじに腕を曲げて航暉のマチェットをひねり取る。

 

「悪いな、義手だ」

「知ってるよ」

「そりゃ僥倖。これは月詠航暉もガトーも知らないはずだ。ならお前は何んのゾンビーだ?」

 

 杉田が再び強烈な踏み込み。義手に刺さったマチェットを引き抜き、彼に切りかかる。

 

「答えろ、てめぇは誰のゾンビーだ?」

 

 数回火花が散る。メリーゴーランドのように互いが互いに回り込もうとしながら斬撃の応酬が続く。展開が速すぎ周りは誰も追いつけないまま斬撃が続く。

 

「てめぇの記憶が何であれ、出自がなんであれ、今の仲間を捨ててまで押し通すべきことか? やろうとしていることは、それほど重要か?」

 

 杉田が不意にマチェットを捨てた。航暉の右腕を取りそのまま相手を背中に乗せ放り投げる、一本背負いだ。航暉は受け身を取るのではなく、空中で身体を反すと左手を地面につき、地面に叩きつけられることなく。持ち直した。

 

「てめぇは一人じゃねぇだろ! ホールデン気取りで世を憂う以外にもできることがあるだろ! 一人で勝手に終わらせようとしてんじゃねぇよ!」

 

 杉田の声に航暉は無表情のまま改めてマチェットを握り直す。答えないまま改めて距離を詰めていく。振りかざしたマチェットの横を何かが叩き、航暉の獲物を真っ二つにする。

 

 

「……いい加減にしろ、カズ」

 

 

 火を噴いたFN FiveseveNを構えて高峰がそう言った。

 

「そうして、仲間にすら手を上げて、お前は何を守る? そこまでして通すべき筋があるか?」

「……俺がやらんで、誰がやる」

 

 小さく呟くように言って折れたマチェットを正眼に構えマチェットを構える杉田を睨んだまま、航暉は続ける。

 

「雪音や琴音になんの罪があった。どうして死なねばならなかった。どうして死んだ後も、この狂ったシステムに取り込まれなければならなかった」

 

 航暉は左手にマチェットを握る。右の袖の中からナイフが現れ、それを振る。

 

「終わりにするしかない。ここで終わらせるしかないんだ。雪音たちを飲み込んだこの名前のない怪物を、このシステムを終わらせなければならない。そうでなければ」

「誰も救われない。お前も、お前の妹も、か……。そのために、お前を信じる子たちを置いていくのか? カズ」

 

 高峰の言葉を航暉は鼻で笑った。

 

「さあね、その解釈は残されたものに任すさ。死者にはもう関係ない話さ。俺にはもう関係ない」

 

 それを聞いた杉田がマチェットを捨てると、ホルスタからFN FiveseveNを引き出した。それを両手で構える。

 

「月刀、正直お前の口からは聞きたくなかったよ。それだけは」

 

 コッキング、わずかな金属音が響いた。

 

「俺の知ってるお前は、もっと格好良かった。女だったら惚れたかも知れねぇと思えるぐらいだった。痛みを痛みとして受け止めること。それを知っているからこそ、仲間を見捨てなかった。優秀な指揮官として部下からの信頼を集める。そういう奴だった。月刀航暉は、俺には関係ないなんて、絶対に言わなかった……!」

 

 照星越しのその瞳にはただ悲しみの色が浮かんでいた。

 

「月刀、最後に1つだけ教えてくれ。……16年間、満足したか?」

 

 引き金に指がかかる。答えは無かった。

 

「……もうこれ以上、あの子たちを泣かせるなよ、月刀」

 

 そして、撃鉄が落ちる―――――その刹那。

 

「――――――ダメです!」

 

 電が二人の間に割り込んだ。彼女の耳の横を拳銃の弾が通過した。

 

「まだ、終わらせちゃダメなのです」

 

 杉田と向き合うように立ち、両手を横に広げ通せんぼする。航暉からはセーラーの後ろ襟とバレッタが見える。その姿はまるで……航暉を守ろうとするかのようだ。

 

「高峰さんも、銃を下ろして」

「雷……」

「しれーかんが始めたことよ、幕を引くのも、しれーかんじゃないと」

 

 そうよね? と雷が訊けば、電は頷いて振り返る。電はセーラーのスカートのポケットに右手を差し込みながら、航暉の方に向き直った。

 

「司令官、私を誰だと思っているのか、いなづまにはわからないのです。それでも、ずっと会いたいと思ってたのです(、、、、、、、、、、、、、、、)

 

 そう言うと小さく笑う。

 

「おかしいですね。私も私が誰だか、もうわからないのです。会いたいと言っているのはいなづまなのか、月詠雪音の記憶なのか、指揮官を求めるように組み込まれたDD-AK04のプログラムが反応しているだけなのか。わからないのです。……それでも、私は司令官に、あなたに会いたいと思っていた。本当に夜も寝れないほどに思っていたのです」

 

 電はそう言って目を細める。

 

「ここでこうして会えた。それでもう私は満足しちゃってたりします。だって司令官はなにも言わずに行っちゃうから、とってもとっても、心配したのです。その気持ちは、きっと作り物じゃないと、私は思います」

 

 少し俯いてから、再び顔を上げる電。

 

「司令官、私は誰に見えますか? あなたは誰だと思いますか?」

「……っ」

 

 航暉が拳銃を抜いた。同時に高峰と杉田が航暉の電脳に狙いを付ける。

 

「……今更俺になにをしろと言うんだ」

 

 航暉の顔が一瞬歪んだ。

 

「もう、止まれないんだよ。16年間、俺はこのためだけに生きてきた。雪音と琴音を助け出す。死の連鎖から救い出す。ただそれだけを願って生きてきた。そのためにどんなことだってしてきた。電脳化もした、銃の使い方も、ナイフの使い方も全部覚えた。なのに今更、今更、お前が止めるのか、雪音(いなづま)!」

 

 それを見た彼女が笑う。

 

「……もう、大丈夫なのです」

 

 スカートのポケットから出てきたのはベレッタM93R――――航暉の愛銃だった。それで幾人も撃ってきた銃が、彼女の小ぶりな手に収まっていた。

 

「それ、はっ……!」

「もう、いいのです。16年間、あなたは一人で戦ってきた。その“あなた”が終わらせたいと言うのなら終わらせましょう」

 

 拳銃のスライドをゆっくりと引き、放す。

 

「やめ、やめろ……」

「きっとあなたは間違ってなかった。だれもこんな顛末を望んでなかったと思うのです。それでも、こうなってしまった。それ以上の意味はきっとないのです」

「やめるんだ……」

 

 電は緩慢とも思える速度でゆっくりと右腕を上げていく。

 

 

 

「だから、今ここで、私と終わりにしましょう」

「やめろぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおっ!」

 

 

 

 銃声が二発分響いた。

 

 

 

 航暉が膝をつく。電も煽られて数歩下がった。電は肩を押さえるが、そこから血が流れることはなかった。弾丸は電の服にあたって動きを止めていた。それが落ちると同時に電の背後が揺らぐ。……何もない空間から現れるように、電の背負った艤装が姿を現した。―――――渡井謹製の空間ホロを解除した瞬間だった。

 航暉は呆然とそれを見る。電脳に何かがぶち当たった感触はあった。それでもわずかに血が滲むだけで、まだ生きている。そこに拳銃を投げ捨てた電が飛びついた。そのまま航暉を押し倒す。

 

 

「……これで、二人とも死んだのです。“月詠航暉”も“ガトー”も死んだのです。もう、ゾンビなんてどこにもいないのです。司令官さん」

 

 

 彼に馬乗りになったまま、電はそう言った。ゆっくりと

 

「あなたは“わたし”を殺した、わたしは“月詠航暉”と“ガトー”を殺した。だからここには月刀航暉司令官といなづまが残ったのです。……雷お姉ちゃんも、きっと今の銃撃で……」

「そうね、私がしたことって撃たれただけじゃないかしら?」

 

 雷が肩を竦めて笑った。

 

「もう大丈夫よ、しれーかん。もう、復讐に走らなくていい。誰かを殺そうとしなくていい。私が、私達がいるじゃない。私達があなたを、助けるわ」

「船は一人では進めない。目的地に着くためには羅針盤と灯台が必要なのです。もし司令官さんの羅針盤が狂ってしまったら、私達が灯台になるのです。私達の羅針盤が狂った時は司令官さんが灯台になってください」

 

 電はそう言って彼を抱きしめた。その眼尻に珠を浮かべて。

 

「もう、離さないのです。司令官さん」

「電……」

「ふふっ、やっと私を見てくれたのです」

 

 電は笑ってからもう少しだけきつく抱きしめた。

 

 

 

「おかえりなさい、司令官さん」

「……ごめんな、電。ただいま」

 

 

 

 彼の手からM93Rが落ちる。それを見て杉田と高峰も笑みを浮かべた。

 

「賭けは電の勝ちか」

 

 電が撃った拳銃を高峰が拾い上げる。チェンバーをスライドすると、中から出てきたのは―――――真っ青な弾頭、模擬弾だ。

 

「ったく。手間かけさせやがって、カズ」

「全くだ。こちとらマチェットのせいで義手一本おしゃかだ」

 

 そう言った二人が航暉を立ち上がらせた。そのまま航暉の武装を取り上げる。

 

「今から自害されると死体の処理がめんどくさいからな。……それじゃ、行くか」

「行くってどこへ?」

「なんでここまで来たのか忘れたのか? ―――――死者は弔わなけりゃ成仏できないんだぜ? ここまで来たなら墓参りぐらいしてもばちは当たらんだろう」

 

 杉田は笑ってから航暉の肩を叩いた。

 

 

 

 




戦闘一本の今回でした。

電に拳銃を撃たせるシナリオ。実は一番させたくなかった結末だったりします。でも物語が進めば進むほど、こうなってしまいました。いろいろ思うところもありますが、自分ではこれが精一杯のようです。

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次回 『00010100 Si Vis Pacem, Para Bellum PHASE5』
「―――――――ありがとう、君に会えてよかった」
優しい嘘の 終わりと始まり

それでは次回お会いしましょう。

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