艦隊これくしょんー啓開の鏑矢ー   作:オーバードライヴ/ドクタークレフ

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最新話なんとか早めに行けそうです。

それでは、抜錨!


ANECDOTE013 我は我である

 

 

 

「そんなに医務室がお好きですか? 月刀准将?」

「好きでこんなところに来るか?」

 

 電脳保護のためのアダプタを噛まされた月刀が不機嫌そうに言う。輸送艦“とわだ”の医務室で溜息をついたのはここの主、六波羅夏海大尉だ。

 

「ウェークのころから毎度毎度……何度無茶をすれば気が済むんですか? いいですか、QRSプラグの配線は骨髄のすぐ近くを経由してるんです。今回のショートの仕方を見ると下半身不随になってもおかしくなかったんですよ?」

 

「それでもちゃんとこなしたきてだろ」

「横須賀で入院確定ですけどね。軍用電脳の維持にいくら税金が投入されていると思ってるんですか、まったく」

「ポケットマネーでカバーしてるから問題ない」

 

 そんなやり取りをしてジャケットを羽織り直した航暉が立ち上がる。

 

「使えるのは自前の脳だけなのわかってるわね?」

「あぁ」

「そう」

 

 医務長はそう言って笑った。

 

「医師としてはここに拘束しときたいところだけど、そうもいかないんでしょう?」

「あぁ、やらなきゃいけないことが残ってる」

「そう」

 

 それ以上は会話もなく航暉は医務室を出た。

 

「加賀」

「はい」

 

 外で待機していたのは丈の短い青い袴を着た女性だった。

 

「入渠系列の情報を口頭でお願いできるか?」

「わかりました。……とわだ入渠施設にて電、睦月、金剛が入渠中、電の入渠にはあと5時間ほどかかる模様です。カナリア鎮守府の入渠施設では敷波、比叡、伊58、U-511が入渠中です。ですが……」

「どうした」

「U-511の艤装システムに深刻な破損が発生しているという報告があります」

「……解決方法は?」

「今渡井大佐が嬉々として“事前に用意していた”改装プランを提出、認可が下り次第改装が実施されます」

「あの変態技術屋の面目躍如か……どうなるかめちゃくちゃ怖いんだが。あとは?」

「入渠待ちですが、金剛のあとに赤城が、暁と川内がそれぞれ敷波、睦月入渠終了後に続けて行うことになっています、以上です」

「軽いとはいえ自分の分を抜くなよ、加賀」

「……目ざといですね」

 

 加賀がどこか苦い表情を浮かべた。右腕を庇うような動作を航暉は見抜いていたらしい。

 

「これでも軍人だ。“義体の壊れ方”は嫌って言うほど見てきた」

 

 航暉はそう言って甲板へ向かう。舷側同士を重ねるようにして止められた駆逐艦“あすか”を見下ろす位置にくる。

 

「―――――モーセは神に言った『私がイスラエルの人々の所へ行って、彼らに〈あなた方の先祖の神が、私をあなた方の所へ使わされました〉と言う時、彼らが〈その名はなんというのですか〉と私に聞くならば、なんと答えましょうか』」

「聖書を諳んじる趣味でもありましたか?」

 

 加賀がそう聞くと航暉はどこか寂しげに笑った。

 

「たまには古典を顧みるのもいいものさ。……さっきの問いに神はモーセにこう答えたそうだ。――――――“我は我である”」

 

 とわだの乾舷はあすかのそれよりもだいぶ高く、僅かに見下ろすようになる。三胴船(トリマラン)の特性をフルに生かしたヘリパッドにはほぼ初の実戦投入で修復不能寸前まで酷使されたティルトローターが鎮座していた。

 

「よくできた回答だと思わないか?……אֶהְיֶה אֲשֶׁר אֶהְיֶה(エヘイェ・アシェル・エヘイェ)。その真意を知ることは人間にはできないだろうといわれている文面だ。“わたしは有って有る者”、“わたしは自分がなるところのものとなる”、訳にはいろいろあるが、解釈によってかなり意味が変わる。神の不変の権力を示す説、神に付された絶対的自由意思を示す説、人間であるモーセに存在を明かさないために用いたという説、まぁ、いろいろ解釈があるわけだ」

「それで、提督の考えは?」

「……神ですら、我を我としか定義できなかったんじゃないかとか思うけれど、こんなことを言うと世界中の宗教家を敵に回すだろうな」

 

 落下防止の策に右手を置いた、義手となった機械の右手だ。

 

「物事の解決法として、俺は暴力ばかり用いてきた人間だ。神とやらは、そんな人間には自らの解釈すら授けてはくれないらしい」

「……そうですか」

「そんな人間が世界の希望とやらを背負って戦うことになっている。少女を使役して、世界を救う。神ですら手を出さないことに手を出せというつもりらしい。――――――その全能感に、狂いそうになる」

 

 夕日がすでに迫ってきている。海の色はだんだんとモノクロームに向けて色素を薄くしているようだった。

 

「星影たちに会って、少し目が覚めたよ。……どこか自惚れていた。居心地のよい仲間を頼りすぎていた。その結果として、部隊の皆を危険にさらした」

 

 指揮官として失格だよな、と航暉は呟くように言った。

 

「……電たちには言うなよ」

「はい」

 

 加賀は即答し、躊躇うように間をあけてから、ですが、と前置いた。

 

「……私はそうだと思いません」

 

 加賀が目を細め、俯いた。

 

「貴方でなければ司令部含め、部隊をまとめ上げることはできないと判断します。自惚れている人間は准将という階級につく前に淘汰されているはずよ。貴方の階級と金色の司令長官飾緒はそれだけの実力があることを示している。断言してもいいけれど、この部隊にそれを疑う人はいないわ」

「だからこそ崩れそうになるのさ。自分の一言で味方を戦場に駆り出し、世界の命運とやらの賞金のために皆の命を掛け金とする。それが俺たちの仕事だ。それが怖くなる」

「それは当然のことでしょう。――――――勇気とは、恐怖に対する抵抗であり、恐怖を克服することで、恐怖を忘れてしまうことではないそうです」

「……トウェインか」

「恐怖するからこそ、人は勇敢になる。恐れを知るからこそ、人は慎重になる。背反しているようでしていないと思います。そのどちらも持つ貴方だからこそ、我々はついていく」

 

 加賀の濃紺の瞳が金色を帯びた夕陽を映す。

 

「神様は手を出さない。いくら嘆いても叫んでも、手を差し伸べてくれることはありませんでした。ならば実際に手を差し伸べることができる人間を信じた方がよっぽど生産的で、合理的というもの。信じたい人を信じるわ」

 

 加賀の言葉に航暉はそうか、と返すだけだった。

 

「私達の考えは貴方にとって重いかもしれない。それでも今更私達は貴方を信じることを止めることができないわ。とくにウェークからずっと信じて付いて来ている子たちはそうでしょう。……信じることを許してくださいますか?」

 

 航暉は小さく頷いてあすかへ向けて足を踏み出した。加賀はとわだの入渠施設を使うために残ることになっている。

 

「……案外ロマンチックなのですね」

「赤城さん……いつから聞いてましたか」

「出エジプト記の引用のあたりから……かしら?」

「ほぼ全部ですね」

 

 盗み聞く気はなかったのですが、と笑って赤城が丈の短い赤い袴を揺らして現れる。左肩の上衣が敗れているのが少々痛々しい。

 

「提督はの力になれないのでしょうかね……」

「赤城さんはしっかりできていたと思うけれど。あのノイズの多い状況で深深度リンクを維持し続けるなんてそうそうできることではないわ」

「すごいのは提督よ。あの状況で相手の砲火を見切り、高度3メートルなんて一瞬で波に突っ込みかねない高度を維持し続けることができる。……文字通り命を削る覚悟で指揮をしている。それに応える義務が、私達艦娘にはあります。絶対に生きて帰ってくることでそれに応える義務があります」

「えぇ……」

「提督が我々を率いる限り、我々は提督の矛として、また盾として洋上に健在でなければならない。……そのむずかしさを痛感しました」

「そうね」

 

 赤城が笑う。

 

「それでも、提督と私達なら出来ると思ってるんですよ。電ちゃんという優しい旗艦と私達なら」

「……私も疑ったことはありませんよ」

 

 加賀が優しく微笑んだ。

 

 

 

「みんな優秀な子たちですから」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで、答えは出たのかい?」

 

 入渠と引継ぎが終わり(というより仕事は加賀がほぼ全部終わらせていたのだが)、電はカナリア鎮守府の面々に一通りの報告と情報開示を行っていた。型どおりといっては型どおりの報告だったがそれを凪風はにこやかに、星影は仏頂面で聞いていた。報告が終わって退出する時に凪風が声をかけた。

 

「実際に君の被弾でガトーは今回死にかけた訳だけど、それでも君は戦い続けるのかな、電ちゃん」

「……答えなんてそもそもあるわけないのです」

 

 凪風の問いに電は背筋をしゃんと伸ばす。

 

「司令官さんは踏ん切りをつけられずにいます。それでも、司令官さんは司令官さんです。私達にはそれを支えるしかできない。でも逆を言えば支えることはできるのです」

 

 カナリア鎮守府の司令官室の椅子に座る星影は黙って凪風と電の会話の行く先を聞いていた。

 

「名前を捨てて、過去も捨てて、それでも司令官さんは捨てきれずにいるのです。割り切れるものでもないし、割り切ってもいけないものでもある、それを司令官さんはわかっているからこそ、悩んでいても前に進もうとする。それを支えるのは私の仕事です。第50太平洋即応打撃群旗艦、電としての仕事であり、いなづまとしての役割なのです」

「……要はこれからもガトーのそばにいるつもりってわけだね?」

「はい」

 

 電は即答。それを聞いて凪風は肩を揺らした。

 

「そうかい、そうかい。……ならガトーに殺されないように、殺さないように気を付けたほうがいい。なんだかんだでガトーは気性が荒い」

「“月刀航暉”なのです。凪風少佐」

 

 そう言われて凪風が肩を竦めた。

 

「俺たちにとってはガトーはガトーさ、だから」

ウォン(、、、)

 

 星影の声に凪風が黙る。

 

「また嫉妬か、みっともねぇ」

 

 机に肘をついた甚平姿の男がそう言う。星影は机の前で手を組むと電を睨むように見た。

 

「テメェがどうする気かはどうでもいい。ただ“テメェよりも長くアレのそばにいた奴”として、ひとつ警告をしておく。―――――この先もアレのそばにいる気なら、誰かを殺す覚悟をすることだ」

「――――――どういう意味なのです?」

「アレも俺たちも同じ穴の貉さ。暴力の世界を生き抜くための能力を得る過程で人を捨てた。そうでなければ生き残れない。罪の意識を捨て、狼として生きていくことを選ぶしかなかった。そういう世界で生きてきた男だ。今は優しいかもしれないが、いつか彼の暴力性が表面化するだろう。必要ならば誰かを殺せるように教え込まれた。それが俺たち特殊殲滅部隊の人間だ」

 

 そう言った星影の眼はいつよりも真剣で。

 

「我々は狼の皮を被った人間ではなく、人の皮を被った狼である。そう言われて過ごしてきた。異端であることを知るからこそ、普遍の中に紛れ込むことができた。そういう人間だ。人間を捨てた化け物を後生大事に守っていく気か? アレはそれを拒むだろう」

「それでも、なのです。司令官さんの気持ちなんて知らないのです。守りたいから守る、いなづまもそうやって守られてきたのです」

 

 一瞬驚いたような顔を見せた凪風に電はわずかに目を細め笑った。目の奥には“彼”の姿やずっと守ってくれた“彼女”の姿が映る。

 

「守り守られ、そうやって私達は前に進むのです。司令官さんは私達に痛みを背負うことを許してくれないけれど、それでも同じ景色を見ることはできる。そこに向けて私の意思で進むのです」

「……あっそ」

 

 ぶっきらぼうに言って星影少佐はデスクの引き出しを開けた。

 

「自分の意思というものは厄介だ。テメェもそれをわかった上で進め」

 

 電の方に何かが投げられる。それをキャッチした電はそれをまじまじと見る。黒い立方体のような外部記憶装置(インフォメーション・キューブ)

 

「テメェのご主人様に渡しておけ、テメェにも関係あることだが、見ない方が身のためだ。素直に渡しておけ」

 

 そう言われて電はスカートのポケットにそっとしまった。

 

「……では」

 

 電は敬礼を送り、踵を返した。

 

「……電特務官」

 

 名前を呼ばれ、足を止める。

 

「月刀准将に言伝を頼む」

 

 振り返る。そこには小さく笑った星影の姿があった。

 

「……名前、覚える気はなかったんじゃないのです?」

「ガキの名前なんざ覚える気はないがな。それよりも言伝を頼みたいが、記憶力はいい方か?」

「なのです」

「なら頼むぞ――――――“犬の子が動き出した、緋色の髪を失うことのない様に”以上だ」

「……どういう意味なのです?」

「自分で考えな。月刀准将はこれで伝わるはずだ」

 

 退出していい、と言われ電は敬礼。星影がラフに敬礼を返した。―――――そのことに、僅かに驚く。そして電は扉を開けた。

 

「……よかったの? 教えちゃってさ」

「情に流されるつもりはないが、見捨てる必要もねぇだろうな」

 

 あと聞き耳立ててるやつに失礼だろ。というと隣の部屋の壁の向こうでガタン! と音がした。

 

「きくちゃんか」

「電を結構気に入っていたらしいしな」

 

 それを聞いた凪風がどこか寂しそうな笑みを浮かべた。

 

「―――――――年年歳歳花相似 歳歳年年人不同。変わったな、ステラ」

「いや、変わりなどしねぇよ。人も何も変わらない。ただ時が移ろうだけだ。身の振り方は変わったとしてもそれ以上の何かが変わるわけじゃねぇ」

「なんだかんだ世話焼きなところとか?」

「るせぇ」

 

 どこか不機嫌そうな星影を見て凪風が笑った。

 

「まぁ、ガトーたちはガトーたちでなんとかしてもらうしかない。もう関係ないところだけど、不幸になれとも願う必要もないしね」

 

 凪風の声にどう答えたものかと悩んでいるとドアがノックされた。菊月のものだろう。

 おそらくもうすぐ、ここの日常が戻ってくるのだろう。

 

「ま、幸多からんことを、かな? 菊ちゃんでしょ? 入っておいで」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よーし! できた! ゆーちゃんこれ着てみて!」

「え……これ本当に着るの?」

「まぁ大丈夫だからさ! ほら!」

 

 押しが弱いことをいいことに無理矢理押し付けて渡井はそう言う。傍から見たら……というより内情を知っていてもただの変態である。

 

「……なんだかこの光景懐かしい気がするでち」

「なんだかんだで慣らされたよねー、私達」

「新しい仲間が来るたびにこれだったせいでなれたのね!」

 

 伊58と伊401、伊19の視線の先には、世にいうスクール水着をいきなり押し付けられ呆然としているU-511の姿があった。「着替えにくいよね! じゃ!」と鼻息荒いまま出ていった第一種軍装の大佐を見送る姿もどこか力がない。

 

「……信じて送り出したU-ボートが初戦で大破して日本式に魔改造、送り出した向こうの提督が見たらなんていうかしらね……」

 

 伊168がそう言うとその横でU-511と同郷のレーベが苦笑いを浮かべた。

 

「いきなりワタライ大佐に“君の服が欲しい!”って言われたときはどんな顔をしたらいいかわからなかったよ」

「笑えばいいと思うでち」

 

 伊58の声にレーベは乾いた笑みを浮かべた。

 

「うー……これほんとに着るの……?」

「ほら大丈夫よ。着てみると案外快適よ?」

 

 伊168に言われ、それでもどこか抵抗のあるU-511に伊58が寄っていく。

 

「ほら、これでみんなお揃いでち」

「……でっちとお揃い?」

「でっちじゃないでち! ゴーヤでち!」

 

 なぜか怒る伊58にU-511を覗く潜水艦ズが噴き出した。

 

「いや、でっちの方が呼びやすいのね!」

「でっち……丁稚?」

「給料なしでオリョール……プププ」

「そこの伊号3人組、後で覚えておくと良いでち」

 

 賑やかな日本組に、ドイツ艦二人は置いてきぼりだ。それでもU-511はくすりと笑った。

 

「……形から入るのも、あり……かな?」

「いいと思うよ」

 

 レーベがそっと寄り添った。その顔には笑みがある。

 

「仲良く……なりたかったんだよね」

 

 頷くU-511。それを見てレーベがさらに笑みを深くした。

 

「Freundschft ist des Lebens Salz….だよ」

「―――――うん」

 

 手の中にあるその服をぎゅっと握ってU-511が笑った。

 

 なお、ドイツ本国からは“もはやこれはU-ボートとは呼ばない”というどこかお怒りのビデオメッセージが届き、ひと悶着あった末にU-511が呂500と登録変更されるまであと10日である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「……そうか」

 

 彼は力を抜いてどっかりと背もたれに背を預けた。暗い部屋のデスクには“極東方面隊西部太平洋第一作戦群副司令長官”と長ったらしい役職が示してある。

 

「“北の方”がこちらについたか」

 

 手元の電子ペーパーに羅列される文字列。それを斜め読みしてそれを頭の中で反芻する。彼女は“使える”だろうか?

 

「……火中の栗は誰かが拾わねばならない。なら、好んで掴んでくれる人に取らせるが吉か」

「提督? 何か言った?」

 

 秘書官を務める少女ににこやかに笑って彼はなんでもないと否定する。

 

「さて、仕事も一通り終わった。……瑞鶴、飯にしよう」

「やたっ! 翔鶴姉も呼んでいい?」

「もちろん」

「もちろん提督持ちだよね?」

 

 曖昧な笑みでごまかし席を立つ彼の肩に光るのは少将の階級章。艦隊の副官を示す銀の飾緒が揺れた。

 

「先に翔鶴をよんでおいで」

「わかった、お言葉に甘えさせてもらうね」

 

 4月とはいえ夜は少々冷え込む。薄手の武骨な紺のトレンチコート――――本当ならもっといいモノを着たいところだが、軍敷地内では将校用のものを着なければならない規則だ――――を羽織った。そのまま外に出ればちょうど上ったばかりの月が見えた。

 

「期待してるよ。月刀准将」

 

 月に背を向けるようにして、彼は部下の艦娘の元へと足を速めた。

 

 

 




いかがでしたでしょうか?

今回でkokonoSP先生とのコラボ作戦、カナリア鎮守府編《オペレーション・ウェヌス・ウェルティコルディア》を一応の区切りとします。
まずはこんなコラボを許可して頂いたkokonoSP先生に感謝を。
オペレーション・ウェヌス・ウェルティコルディア―――――日本語に訳せば『心変わりする女神作戦』といったところでしょうか。かなり感情に焦点を当てた話になりました。

星影の言伝―――――犬の子が誰か、わかる方もいらっしゃるかもしれません。

感想・意見・要望はお気軽にどうぞ。
次回はお気に入り800件突破記念ということで、司令官たちの過去話を投下する予定です。

それでは次回、お会いしましょう。

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