超次元ゲイムネプテューヌ 雪の大地の大罪人   作:アルテマ

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皆様お久しぶりです。中間テストは終わったので、投稿します。そしてまた来月の中旬あたりまでは投稿できません


第38話 意外な面

「……で、何で部屋に入ったらイツキが部屋の真ん中で悶えているのよ」

 

「えーっと……それは……チラッ」

 

「……イツキがロリコンだからよ」

 

「だってー」

 

「口でチラッなんて擬音出すんじゃないわよネプ子」

 

ネプテューヌがイツキの部屋に突入した後、アイエフとコンパがイツキの部屋へと入った。自分たちのチェックインした部屋に荷物を置いたアイエフ達は、一足先にイツキの部屋へと飛び出して行ったネプテューヌを追いかけたのだが、部屋の主が何故か部屋の中央で悶えているのに戸惑いを隠せなかった。そしてナチュラルにシスコンからロリコンへと範囲拡張&格下げされているイツキ氏であった。不憫である。

 

「ぬおおぉぉぉ……胃腸と臓器が屯田返しの宙ぶらりんで世界が逆転するように鋭い痛みがぁぁ……」

 

「……語彙がメチャクチャね」

 

「イツキさん大丈夫ですか?」

 

アイエフはイツキの呟きを聞いてそれくらいの冗談のようなものが言えるのなら大丈夫だろうと受け取ったが、コンパはイツキの呟いたメチャクチャな言葉を聞いて、語彙がメチャクチャになるほど痛いかと思い心配し、イツキに駆け寄った。

 

「あ、コンパさん……その、何か出来れば治療薬のようなものを処方してもらえると助かるのだけど……」

 

イツキはコンパが駆け寄った来たことに気づきそう頼んだ。コンパは看護学生であり、応急手当は勿論多種多様の薬を扱うので、イツキはその中の何か飲み薬のようなものをコンパに求めたのだ。

 

「分かりましたです。ちょっと待ってくださいです」

 

そう言ってコンパはポーチをあれやこれやと漁り始めた。扱う薬が多いので、必要な薬を出すのにも一苦労するのだろう。

 

「…………」

 

そんな姿のコンパをイツキはジッと見て、コンパの容姿と性格に感心していた。

 

(コンパさんって良い人だよなぁ……性格は至って温和だし、顔も整っていてスタイル抜群だし、天然ボケなところが偶に傷だけど、それを考えてもなおお釣りが来るよなぁ……)

 

心の中でコンパの評価を改めつつ、感心していたイツキ。

 

「あ、イツキさん。薬見つかったですよ〜」

 

気づけばコンパは既に処方薬を見つけていたようで、イツキは礼を言おうと口を動かそうとしたのだが

 

「コンパさんあり………え?」

 

イツキはコンパが手に持つものを見てイツキは固まり素っ頓狂な声を上げた。何故ならコンパは左手に持つ謎の黄色い液体を、あのモンスターに対して使った巨大な注射器に注いでいたのだから。

 

「え?え?……コンパさん?……それ戦闘の準備だよね?僕は処方薬を求めたのだけど……」

 

イツキは目の前の現状を理解出来なかった。いや、イツキは何となく予想はしていたが、当たって欲しくなかった。

 

「?何を言っているですか?この薬はイツキさんの処方薬の『とっても元気の出るお薬』ですよ?」

 

「いやいやいやいや!!百歩譲って『とっても元気の出るお薬』について突っ込まないにしてもその戦闘用の注射器を通して僕に刺すのはおかしいって!」

 

「どうしてです?イツキさんに元気を出して欲しくて準備したですよ?……あ、もしかして、モンスターさんを刺した注射器で注入されるのが嫌ってことですか?それなら問題ないです。この注射器は新調したばかりの注射器です」

 

 

コンパの装備

 

 

・メガトキシン←NEW!

 

 

 

「尚更嫌だよ!?と言うかそんな試し撃ちみたいなノリでその馬鹿でかい注射器を人に使わないでよコンパさん!」

 

イツキは必死に反論し、コンパの凶行を止めようとするが、全く意味を成さず、コンパは既に『とっても元気の出るお薬』とやらの注射器への移し替えを終え、入れすぎた薬を少しだけ押し出して量の調節を終えた所だった。

 

「さぁイツキさん?おとなしくしていてくださいね〜。大丈夫です。痛いのは最初だけです。すぐにとーっても元気になれますよ〜」

 

「ま、待ってよコンパさん!最後の発言はいろんな意味で危ない!本当に色々な意味で取れて危ないよ!と言うかもう僕元気だから処方薬は必要ないから!やめて!それを近づけないで、ちょ、やめ……ア”ッーーーーーー!!!!!」

 

 

その日、イツキのステータスに『注射嫌い』が追加された。

 

 

 

ーー30分後……

 

 

 

「さて、僕が注射器に刺されたと言うのに誰も気遣ってくれず、友情の2文字に疑問を抱きかけたところなんだけどその辺の釈明は?」

 

「お兄ちゃんだから大丈夫かと思った」

 

「ネプ子と同意見よ」

 

「そうね。イツキなら別に問題無いと思ったのよ」

 

「君たちは僕を何だと思っているんだい?終いには泣くよ?」

 

コンパに注射器を刺されたイツキ。確かにブランによって加えられた懲罰のダメージは抜け切ったような気はしていたが、そんなことより注射器で刺された痛みの方がヒドイと感じていた。結局注入された薬も分からず終い……と言うか聞きたく無かったイツキは、あの薬は栄養剤だと思い、願うことにした。

 

……因みに掘られてはいない。

 

「それじゃ、イツキも起きたことだしリーンボックス教会に行きましょ。あんまり遅くになってから行くと、グリーンハート様に面会出来ないかもしれないし」

 

アイエフは手に持っていたカップをテーブルに置いてその場にいるネプテューヌ達に言った。

 

「……?どうしてリーンボックス教会に行くのよ?」

 

しかしブランとイツキはリーンボックス教会に行く目的を話されていなかったため、ブランはリーンボックス教会に行く理由をアイエフに問う。最も、ブランの場合は極力リーンボックスの女神には会いたくないと言うのもあるのだが

 

「リーンボックスの女神、グリーンハート様なら鍵の欠片の行方が分かるかもしれないし、分からなくても何かヒントをくれるかもしれないからよ……って、そっか。ブランは鍵の欠片のことを知らないわよね。ネプ子、鍵の欠片をブランに見せてあげて」

 

「はいはーい!ほらブラン、この鍵の欠片が目に入らぬかー!」

 

アイエフに促されてネプテューヌは懐から以前イツキに見せた、完成されたものの想像が難しい何かの欠片をブランに見せつけるように掲げた。

 

「……これが、鍵の欠片……どう言う用途で使うものなの?」

 

ブランはリーンボックスに来る前に、イツキからネプテューヌ達の目的を教えてもらっており、鍵の欠片の存在自体は知っていたが、その用途はイツキから説明されていなかった。これはイツキが鍵の欠片を見せてもらい、イツキ自身もその用途をネプテューヌに問いたが、ネプテューヌが適当な解答をしたせいで話をはぐらかされたからだ。そこでブランはここで鍵の欠片の用途を問いたわけなのだが……

 

「ふっふー!聞いて驚かないでよー。何と!この鍵は封印されしいーすんをギャヒ!?」

 

「はいはいそのネタはもういいわよ」

 

そのまたもネプテューヌの適当な解答が完遂される前に、アイエフのどこからともなく取り出したハリセンがネプテューヌの頭に一閃された。スパーン!と言う小気味の良い音が部屋に響く。

 

「うぅ……ヒドイよあいちゃん……わたしのIQ250以上の灰色の脳細胞が今の衝撃で壊れてしまったらどうするの?」

 

「ネプ子の場合の灰色の脳細胞は既に機能していないわ。いいえ、そもそも存在しないから問題無いわ」

 

「ひどっ!!」

 

アイエフの言葉を聞き項垂れるネプテューヌ。それを見たアイエフはハリセンを折りたたみコートに仕舞うとイツキ達に向き直る。

 

「まあネプ子は放っておいて、私たちが鍵の欠片を求めるのはこの世界の何処かに封印されている、イストワールって人の封印を解いて、ネプ子の記憶を蘇らせるためなの」

 

「……ああ、確かネプテューヌは記憶喪失だったのよね」

 

「あら?知っていたの?……ってイツキから教えてもらったのかしら。だったら、ネプ子の正体も教えてもらっているの?」

 

「ええ、聞いているわよ。ネプテューヌはブラネテューヌの女神、『パープルハート』であること」

 

アイエフはブランの言葉を聞き、少しだけ考えるように唸ると

 

「……まあ、これから行動を共にする訳だし特に問題も無いか。ただ、ネプ子が女神であることはあまり言いふらさないで貰いたいの。あまり厄介事とは関わりたくないし」

 

「ん、分かったわ」

 

アイエフが一瞬危惧したのはネプテューヌの正体が既にばれていたことなのだが、イツキが話したにしても話さなかったにしても、ネプテューヌのことなのでブランの前でも女神化をするであろうことを考えると、あまり危惧することでもないだろうと考え、とりあえず口止めをしてもらえば大丈夫だろうとアイエフは思ったのだ。最も、最初からブランはネプテューヌの正体を知っているのだが

 

「……あ、そういえば聞きたいことがあるのだけど、どうして急にリーンボックスに行くなんてアイエフさんは言い出したのさ?4つの内の1つの鍵の欠片をプラネテューヌで見つけて、残り3つは他の大陸にあることは聞いているけど、その中の大陸の中でリーンボックスを、しかもあんな急に決めた理由を教えてよ」

 

ふと思い出したようにイツキはアイエフにリーンボックスに行くことを決定した理由を聞いた。イツキ自身リーンボックスに着いたら真っ先に聞こうと思っていた質問事項だったのだが、リーンボックスに着いてからの昨日今日で中々濃い日常(ブランのお仕置き量更新など)を過ごして忘れていたのだ。

 

「あー……それなんだけど……」

 

質問されたアイエフと言えば何故か口をどもらせて言いにくそうにしていた。言えないようなことなのだろうかと、イツキは少し質問を撤回することを考えたのだが

 

「わたしとあいちゃんで、リーンボックスの女神様はガチゲーマーなのかそうでないのか一週間分のプリンを賭けてるんだよ、お兄ちゃん」

 

横から入ったネプテューヌのこの発言によって、イツキとブランの表情が固まった。

 

「だーかーらー!わたしのベール様があんなにゲーマーな訳がないのよ!」

 

「わ!?あいちゃん、だからそれを確かめるためにリーンボックスに来て賭けまでしたんだよ?だからそのハリセンで妙に鋭いツッコミを入れるのはやめてよー!!」

 

部屋の中をドタドタと走り回るネプテューヌとアイエフ。一方で全く話の真意が読めないイツキとブランは、この話の発端を知っていそうな、苦笑してネプテューヌ達を見るコンパに尋ねた。

 

「……ねぇコンパさん。この話ってどう言う経緯があってこんな事態になったの?」

 

「え、えーっとですね……多分見た方が早いです」

 

コンパは自分のポケットから携帯を取り出し何度か操作すると、イツキとブランに見せた。携帯の画面に映るそれはブログのようであり、リーンボックスのモンスターの被害が増えていることを伝え、注意を呼びかける文面が打ち出されていた。

 

「コンパさん、このブログは?」

 

「リーンボックスの女神様のブログです。リンクはあいちゃんに教えてもらったです。あいちゃんはリーンボックスの女神様の信者らしいんですぅ」

 

「へー……女神様もブログってやるんだ。他の女神様もやっているのかな?」

 

「あいちゃんの話だと、ブログをやっているのはグリーンハート様しか知らないみたいです」

 

それを聞いたイツキは横目でチラリとブランを見たが、視線に気づいたブランから帰って来たのは首を横に振る動作であった。

 

「それで、そのグリーンハート様のブログがどうかしたの?見ている限り書かれている内容は国民へのモンスターに対する注意喚起とか、リーンボックスの観光名所の紹介とかだけど?」

 

「それなんですが、ここからが本題なんです。ホラ、ここみてくださいです」

 

コンパの指差す画面の位置を見ると、小さく目立たない位置にあるが、リンクがあった。所謂隠れリンクと言うやつだ。

 

「隠れリンク……このリンク先に何かあるの?」

 

「はい。見れば分かると思うです」

 

「それじゃ、早速入ってみましょうか」

 

ブランはコンパの持つ携帯の画面をタッチし、隠れリンクへと移動した。短い読み込み時間の後に、再び画面が呼びたされたのを確認すると、イツキとブランは打ち出されている文字を読んでみる。

 

「『わたくしの隠しページにようこそ。ここはわたくしのプライベートな日記を書いていくページですわ』」

 

「……何と無く読めたわ」

 

「うん。僕も」

 

この後に綴られている文字もアイエフがああなっている理由も読めてきた気がする2人だったが、確認のためにも画面をスクロールし、記事に目を通していく。

 

「『今週は新作のゲームを6本買いましたわ。あぁ、どんどん積みゲーが増えていきますわ……』ってあるわね」

 

「次のやつには『今日は待ちに待った【歴女に送る鬼畜眼鏡ツンデレセット】の配達日ですわ。早く届かないかしら』だって。何このセット?」

 

「イツキ、そのセットは乙メイトって言う乙女ゲーブランドから発売される高価なグッズセットよ」

 

「あれ?ブランさん乙女ゲーとかやるの?」

 

「別に、好き好んではやらないわよ。小説の参考にでもしようと、1本買ったことがあるだけ」

 

「あぁ、なるほど」

 

妙に詳しいブランにイツキは疑問を投げかけたが、すぐに納得し再び画面に視線を落としていく。指で画面を次々とスクロールするたびに現れるのはゲームの固有名詞や、同人誌の有名著作家などなど……一日ではとても全ては確認しきれない記事の数だが、その殆どの内容がかなり濃いものであった。

 

「成る程……アイエフさんは熱狂的なグリーンハート様の信者で、偶々この隠れリンクを見つけてしまい、理想と現実のギャップにやられてしまってああなったと言うことなの?」

 

イツキの問いにコンパは困ったような顔をしながらうなづいた。コンパが呆れていることに少し意外と思いつつ、イツキはブランに視線を戻し、普通に話しながらアイコンタクトを送る。この技術はイツキがラステイションからルウィーに帰って来た際に取得した物だ。

 

「へー……アイエフさんの意外な一面を見たなー……(因みに、ブランさんの信者にもそういう人いるの?)」

 

「まあ、自分の好きな人や信仰する女神に熱狂的になるのは分かる気がするわ。(稀に、ほんっとにごく稀にいるわ。ごく稀よ)」

 

ブランからのアイコンタクトの返事の、稀という文字を妙に強調しているのがイツキは気になったが、アイコンタクトは長くやりすぎると何かのやり取りをしていると疑われてしまうのでイツキはブランから一度視線を外した。

 

そして視界に入ったのは頭に白煙を上げて床に倒れているネプテューヌとハリセンを肩に乗せているアイエフであった。どうハリセンで叩けば人から、いや女神から発生するのかは割愛する。聞くだけ野暮であるのだ。

 

「全く……ネプ子ったらホントに仕方ないわね」

 

「ねぷぅ……どうして、わたしがこんな目に……」

 

傍目から見れば、と言うよりこれは完全にアイエフによる八つ当たりであり、被害者のネプテューヌにイツキはその場でとりあえず合掌し、流石に同情したブランも十字を切っていた。

 

「……ねぇアイエフさん。リーンボックスに行くことになった理由はわかったけど、どうしてあんなに急だったのさ?」

 

イツキのこの質問は、暗に『こちらにも準備があるのだから、そういう思いつきの行動は慎んで貰いたい』という意思表示でもあるのだが、当のアイエフは

 

「何言ってるのよ!グリーンハート様の風評被害にあっているのに何もせずにいられるわけないじゃない!これはグリーンハート様の庶民アピールの筈なのよ!」

 

(ダメだこの子。早く何とかしないと)

 

ネプテューヌとどのようなやり取りがあったのか、アイエフの主張から分かったところで完全に人の都合を無視気味なアイエフの熱狂さに引きつつも、さっさとそんな用事は済ませてしまおうと考えた。

 

「それじゃ、それを確かめるためにも早くリーンボックス教会に行こうよ」

 

「そうね。なら、準備しに一回部屋に戻るわね」

 

アイエフはイツキの言葉を聞きそれだけ返すとすぐさま部屋に戻って行った。何時もなら騒がしい筈のネプテューヌは撃沈され、何時もなら騒がしくない筈のアイエフがいなくなったことにより、部屋に少しの間沈黙で満ちた。

 

「……いたた……あいちゃんヒドイや……」

 

その静寂を破ったのは頭をさすりながらうつ伏せから立ち上がったネプテューヌであった。

 

「あー……ネプテューヌ。災難だったね」

 

「そんな他人事みたいに……そりゃお兄ちゃんから見たら他人事であるけどさ……ところで、お兄ちゃんはどう思う?リーンボックスの女神様は、ガチゲーマーだと思う?」

 

「うん。間違いなくこれはガチゲーマーだと思う」

 

ネプテューヌの質問にイツキは即答し、スリープモードにしていた携帯を再び起動させた。

 

「おー即答したねぇ。何か確実な根拠があるの?」

 

「今から説明するよ。ほら、この記事見てよ」

 

イツキは携帯を掲げてその場のブランとネプテューヌとコンパにその記事を見せた。3人はその周りに集まって携帯の画面を見る。

 

「えっと何々……『サーバーエラーで四女神オンラインがまともに遊べませんでしたわ。はまじ。補填はよう』……これがどうかしたの?」

 

ネプテューヌの疑問に応えるようにイツキはその記事のとある一点を指差した。

 

「この、『はまじ』って言うのは某掲示板で生まれた、所謂ネットスラングと言う奴だよ。意味は『はあ……?マジ?』を略して『はまじ』なんだ」

 

「……でも、それとベ……リーンボックスの女神がゲーマーであることの根拠には薄いんじゃないかしら?」

 

イツキの解説に疑問を刺したのはブランだ。この質問は最もである。一部のネットスラングは日常生活に進出することもある。『リア充』などが最たる例と言えるであろう。

 

イツキはその質問はあらかじめ予想していたようで、淀みなく答えた。

 

「いや、この『はまじ』と言うネットスラングは、某掲示板を利用する人でも使う人はあまりいないんだ。僕自身も最近たまたま知っただけなんだけど……問題はこのスラングの発祥さ」

 

「……?発祥?某掲示板なのよね?」

 

「……その中でも、ネットゲーム実況板という場所で生まれたんだよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

その言葉を聞き、その場にいた3人はもう察してしまったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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