やっほー!画面の向こうの皆様元気にしているかい?・・・。OK!いい返事が聞こえたよぉ。
ここまで見たら康一君の強引なキャラ変更だと思うけど、そいつはノンノンだぜ!!。私は!私は!私は!・・・これ、悩みを言うとリメイク前だったらこれでも複線張れたんだけどなぁ。これ、騙すと言う立場を主観的に見れて尚且つ客観的表現が出来る立場を作っちゃったのと、守護者まあ、前回も居たけど・・・。まあ、この場合はエネちゃんがそうなんだけどねぇああ、このやろう・・・。
『おい、香。これは筆者の愚痴を零す所ではないぞ。そしてテンションのアップダウンが激しい。』
ごめんごめん。けど、こうしないと私がなんだかわからないでしょ?康一君見たく私は諦めてないからね。
『香。そういってくれるなよ。』
はいはーい。じゃあ、私は。相澤康一に重複させてもらっ
『先が思いやられる・・・。』
◆ ◆ ◆
閑静な住宅街にある路地の黒光りしたアスファルトの上に満月が出ている、だが、その出ているであろう月は明かりを降り注ぐことはなく、昔の人の物哀れを塗りつぶすかのごとく都会の生活光にて侵食されていく。
すると、その路地に一人の少年が現れた。脇に一本の赤いラインが入った黒系のジャージに統一された格好で、眠たげな目をして空を見上げズボンのポケットに突っ込まれた手首に引っ掛けられたコンビニ袋を一定のリズムで揺らしながら、迷いなく路地を進んでいく。
そのさなかに突然変化は起きる、コンビニの袋が止まった。眠たげな目は剣呑な雰囲気が混じり、ポケットには何も入ってはいない。そうした変化は変化によって…………。少年が立つ道の延長線上に白髪の美しい少女が、周りの月、空、そして周りの生活光さえも少女の美によって制圧され吸収し自らに昇華して、自然にそこに居た。
そのさまは、閑静に輪にかけ静寂が、さらに輪をかけて
ふと、少年が少女の美か、月の狂気に中てられたかはどうか分からないが。純粋な、それゆえに狂気が混じる、そんな笑みを浮かべていた。
◆ ◆ ◆
エネちゃんありがとー、モノローグうまいねぇ。
『君に任せていたらぼやーっとした説明しかしないからな、私もこういうのは門外漢だからもうやりたくない。』
という訳で、これからは香ちゃんの時代!!あ、笑ったときに私が入れ替わったんだよ!。それじゃあ、プロローグはもうおしまい次からは本編に入ります!!
『そういえば作者がやっと・・・いや、なんでもない。』
◆ ◆ ◆
んっと、まあ、私が変わるのはエネちゃんが後々語ってくれると信じてどんどん進んじゃうよ!!。
そんでさあ、私は可愛い女の子を見ると出てくるの、康一君の年齢が上がるにつれて回数は
なくなってきたけどね。とまあ、そんなわけで私は可愛いのを見ると愛でたくなってしょうがないからね。その熱いパトスに従って・・・。
「ねえねえ、君!君だよそこの
からんで行ったのさ!いや~あのころのツンツンした一葉ちゃんも良かったなぁ・・・。
『ネタバレかよ…………。』
はうわぁ!?・・・う・・・き、聞かなかった事に・・・。まあ、いいや。それで突然に、黒い服の人たちが襲ってきてさぁいきなりだったから救出が遅れてさ、一葉が誘拐されちゃったんだよねぇ。
『これだから香は・・・彼の面目が立たん・・・。』
ああ、あの人ね・・・。それは横においといて、どこに行くかと思ったらさあ、トランクみたいなのにつめて海外に行っちゃうんだもん、レディの扱いを骨の髄まで叩き込んでやろうかと思ったよ。というわけでぇ、一葉ちゃんと黒服クソヤロウ共を追っかけてドイツへ行ってきましたー。
『…………これはだな、この黒服が後の世界研究者クラブを作るほどの技術力を持ったこの時間軸でのニコル・ハウアーを誘拐したというだけだ、有用性は幾らでもある。説明終わり』
はい、どーん。ドイツでーす!
『説明ィィィィィィィィ!!!』
ふっふっふっふっふっ、分かってないなぁ。チートっていうのはね説明がなくとも理不尽なものなのだよ。分かったかい?
『た、確かに!?』
それでさあ、もうめんどくさかったからさぁ、たたきつぶしちゃおうと思って付いてきたんだよね。そして私はそのまま一網打尽にしようぜ!ってことで集合したところにいったわけですよ。
『…………廃工場か、ここなら。』
そういうこと!じゃあ、突撃しちゃいますか!
『…………これは、今更ながら言うが香の記憶の中を移動している、と言う設定だ。ちょっとここからは香の説明だとふわっとした所がかなりあるのでここからは私にバトンタッチさせてもらう。それと、もう一度言わせてくれ。
説明ィィィィィィィィ!!!
』
◆ ◆ ◆
そこは、とある廃工場。煙っぽい空気が満遍なく広がっており、それに朝日が当たり目立たせている。そこの最近廃工場になったのか、休憩室にあるタバコ、そこらに置いてある人前で言うのは憚られる本やそれにまだ使えそうな工業用製品の数々が、どこか生活感のあり寂れたような雰囲気を加速させる。
そんな中に喪服を連想させるような漆黒のスーツを着込んだ男達数十人が現れる。少女を監禁し終わったのだろうか?彼らの面持ちは緊張感を持ちつつも、どこかやり終えた達成感に包まれていた。
「結構楽な仕事だったなぁ、日本に逃げたときはダメかと思ったが・・・。」
「まあ、気にしないほうがいいだろう。それよかここいらはやってくる敵さんに注意しろよ。ここまでやってきて俺たち全滅とやらはきついからな。ああ、それとな。」
「なんだ?」
「トーマスの奴も監視しておけ。やつは拷問マニアだからな死なれても困る。」
「そんな奴を起用すんなよ・・・つーか、どこのオセロットさんだよ。」
「腕は確かだからな。」
「世っつーかあの会社も末だな。」
といった、黒服たち同士の世間話まで出てくる始末だ。だが、そんな奇妙な平穏も化け物によって破壊される。
数時間後
「やっはろー!その子を愛でに来ましたー。」
その化け物は異国語、つまり日本語で喋った、それを。
「
と、黒服たちの母国語で聞き返す。それを・・・。
「ん?ここはドイツなの?まあ、べつに私には関係無いもんねぇ康君に任せるか。」
と、ドイツ語で言いい、ここには居ない人物に丸投げした。続けて。
「その子を返してもらえるかな?私が話しかけているのに横から連れ去るって私の琴線に触れるような行為をしてくれんじゃないよ」
もはや、恫喝にになっている。やはり、常軌を逸した存在は傲慢の限りを行くらしい。
ん?なぜ、常軌を逸した存在だって?それはだね。
バコォォォォォォォォォォォォン!!
「「「「「「「うおっぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!?」」」」」」」
断末魔と爆発音に近い音が工場内に響いたその理由は簡単。香が入ってきたときの扉を強引に引き千切り黒服たちの居る方へ投げつけ、それを一瞬にして何度も品を変えながら行ったのだ。
「まあ、牽制ぐらいならこれで十分かな?
そういって、化け物は重ねて恐怖を植えつける。逃げ惑う黒服たちの逃げ道に回りこみ。
「えい!。」
といってコミカルな掛け声で黒服の顔を殴り花を陥没させた(婉曲表現)それをニ、三度続けたときには回りはまるで花のように赤い何かが咲き乱れていた(婉曲表現)そうして、黒服たちもたかが外れたのか。拳銃を取り出し照準を香に合わせる、黒服たちも訓練されているのか射線上に仲間は居なく当たらないように工夫をしているところからかなりの錬度があることを伺わせる。そうして、彼らは無慈悲な引き金を引いた。次の瞬間。
「ロケットパーンチ!!。あはははははははははははははははははははは」
となっていた。彼らのロケットパンチ※拳銃つき(婉曲表現)はもちろん香にはとどかずに地に落ちる。そうして、香は化け物の本領を垣間見せた。
(婉曲表現)を(婉曲表現)に(婉曲表現)が(婉曲表現)で(婉曲表現)に(婉曲表現)(婉曲表現)って居るもので(婉曲表現)を(婉曲表現)でまるでやまじ○んミュージアムの(婉曲表現)みたく(婉曲表現)カオスの限りを(婉曲表現)で(婉曲表現)(婉曲表現)(婉曲表現)(婉曲表現)(婉曲表現)(婉曲表現)(婉曲表現)(婉曲表現)。
モノローグに(婉曲表現)を数えるのが億劫になるような悪逆非道の限りを尽くし。周りには地獄絵図が広がっていた。
「ゴミも片付いたし。…………よし、死んでない。愛でるぞ~。」
そういって香は工場の奥深くに進んでいった。
◆ ◆ ◆
『はぁ…………本当にチートだなぁ君は。』
いやいや、チートとかじゃないよ。私が望むだけで切り札がやってくるのさ。
『どこのWライダーだおまえは。それで、これからは転校生二人が来るんだな?お前が出てきたということは。』
ええ、わたくしには神出鬼没のライセンスがデフォルトで備わっているのですよ。あ、そうそうちょこっと変えるけどあの二人は出てくるよ。
『そうか。なら良かった。』
君も気苦労が多いねぇ。突然で悪いけど僕は寝落ちするから、後よろしく。
『・・・よし、それじゃあ、この続きを話すぞ。まあ、香はこのままニコル・ハウアーを愛で。そうして相澤一葉との繋がりを得てここで始めて康一は本当の意味でドイツへ渡ったのだ。因みに、うっかり密入国は香と康一が入れ替わり香の時分だけを康一の記憶から排除したために起こるものだ。』
『そこでの、ドイツの話はまあ、話すかもしれないし話さないかもしれん。よく分からないがとりあえず今回の話はこれで御しまいだ。次からはちゃんと康一視点になるからよろしく頼む。じゃあな。』