『前回のあらすじだな、・・・専用機が来て出撃した・・・かな。』
「・・・視線が痛い。」
俺こと相澤康一はさっき、俺の専用機を手に入れ試験的に運用することにした・・・だが。
「なにあれ・・・。」
「どこの国の?」
「・・・あ、一葉マーク。」
「ウソ・・・合掌。」
・・・死ぬよね・・・それは。IS世界での格言にこの言葉がある。一葉マークは使用者の死を冠する。・・・読んで字のごとくだ。
「お・・・康一も専用機を持ったのか。」
「ああ、残念ながらな。」
「そうだ、出来るなら模擬戦。やらないか。」
「うほっいい専用機・・・じゃねえや。…………ちょっと待ってくれ、何かこれ癖の強い機体らしいからなそれに少し慣れておきたい。」
「俺も欠陥機って言ってたし・・・わかった。」
んじゃ・・・えっと、まあ、妄想力みたいなもんだろ、イマジネーションだ。そういえば情報酔いが来ないなこの機体に乗ったとき・・・何か意味があるんか?
とりあえず、宙に浮いて。
そのまま二次元動作、前後左右に移動だな。
まず後ろ・・・右左と動き前にうご
ギュン!!
ガン!!
「・・・バカか!。動くとか言うより加速じゃねえか。」
とりあえず俺はシールドにぶつかった痛みに耐えながら
大人の階段クライムドゥー
・・・以外にいける。
ここまででわかったことは、前への加速が半端ない機体ってことか・・・だがそれだけか?
「装備一覧。」
声に出してそれを呼び出す。すると。
・可変大型バックパック
・オールレンジ攻撃可能兵器 ペトゥル
・ペトゥル変換デバイス
・・・なんで英語と日本語混じってるんだ?
なんかタッチすれば出てくるだろ。+・・雑多な説明しか書いてなかったので簡単に説明すると。
・灯火 後ろに背負っている奴。
・ペトゥル 灯火についている、オルコット嬢のBT兵器のようなもの
・湯花 ペトゥルの変換デバイス
といったところか・・・どうやら湯花の使い方が命運を分けるようだな。
・・・ああ、これもしかして・・・アレか?世界研究者クラブの作品ってことだよな。確かどこかの国が作らせてぶっ飛んだ性能ゆえに国際連合がお前はIS作るなとかいわれたような気がする。それなのにこうしてあるってことは・・・ああ、男性の片方潰そうってわけか。
それにISコアを使って面白がっているような連中だ。車では飽き足らずボカ□に繋いで
初音ミ○たんをISコアに繋いでヌルヌル歌わせてみた
(因みにタグ ISコアの無限の可能性)
とかあったもんな。・・・しかもこれが作曲家雇って音楽ごと作ってるし完成度が半端じゃない。・・・一葉が言うにはそういうのも大きな活動資金になっているという。
あ、因みに一葉が言うには彼女、世界研究者クラブの会長らしいです。
よし、じゃあ準備はオッケー
「おーい、一夏はじめるぞ。」
「よし来た。」
「あ、そういえばオルコットさんはどうした。なんか練習を見てやるとか言ってたが。」
「ああ、今日はよく分からないけどいやな予感がするって言って帰った。」
・・・女の勘って奴?まあいいや。
「よしやるか・・・誰か合図を頼む。」
『はいはい!私やる!。放送をジャックしたし。』
・・・妙に行動力がある子だなぁ。・・・つーかこれ、笠森さんの声だと思うんだが?出番少な過ぎてもう忘れていたよ。
『それでは・・・。』
俺は無手の自然体、一夏は両手持ちでの刀を正眼に構えている。
『・・・・・・・・・始め!!。』
俺はPICの足場を使い急上昇する。そして一夏が先ほどまで俺がいた場所を通った。
「・・・あっぶねぇなぁ。イグニッションブーストかよ、俺より完成度高い奴だし。」
「死ぬほど鍛えられたんでね!。」
「そうか・・・いくぞ。」
一夏の動きは基本的に剣道の動きだ。つまり型にはまっており胴薙ぎより下の攻撃は来ない。
だが、型にはまった戦法は逆を言えばそれだけ洗練されたものだ。それなりに気をつけなければいけない。
それではこちらも型にはまった騙し方という物があることを見せてやる。
まず、ボクシングのような構えを取る。完全にプロから見れば真似っこボクシングのようなものでしかないだろうが、素人目に見て
そして、戦う。
刀やそれなりにリーチがある獲物は避けられたあとの対処がしづらい。とりあえずは避けることを目標にする。
袈裟切りを潜って回避、後になんちゃってワンツー。胴薙ぎをPICバックステップとスラスターで回避。唐竹割りを体を横に振って回避、ワンツー追撃。突きをスウェー回避して、ストレート。
そんなこんなで十五分。俺と一夏のダメージ総量はほぼ同じ。俺の場合手数は多いが一発分の攻撃力が少ないのに対して、一夏の場合は当たりにくいが一発分の攻撃力が多い。
それでこの均衡が保たれている。
「・・・はぁはぁ、康一、結構戦えるな。」
「ふぅ、これでも伊達にオタク狩り人狩りはしていないんだぜ?」
そして、一夏が決めに入る。零落白夜を発生させ上段に構えた。
俺は、再度ボクシングの構えを取り突っ込んだ。
そして零落白夜の刃が近づき振り下ろせば届きそうな場所で脱力したように構えを解く。
目論見通り、一夏は構えという、型いや、ここでは定石といおうか。その定石を捨てたことに対して考えてしまった。故に隙が出来てしまった。そのうちに、大きなホオズキがある背を向けホオズキを
確かこの零落白夜、自身のシールドエネルギーを削る諸刃の剣らしいからなこのままでいる。
そしたら、掴まれていない手のみに持ち替え、片手で俺に零落白夜を当てようとするが俺は右をうまく使いそれを一夏の正面に背中を向け左手に持っていたペトゥルの先端を一夏の顔に押し当て・・・至近距離発射する。
試合終了
俺が戦うと・・・作業ゲー見たくなるのは気のせいだろうか。
ちょこっと修正