弥生「まさか1ヶ月以上もジャングルに放っておかれるとは思わなかったな。」
・・・こ、これからは作業ペースを上げられ、頑張りますので、今年もよろしくお願いします。
弥生「よろしく。とっくに小説1周年を越え、「小説家になろう」では消されたけどな。
では早速、今年の干支を狩りに行くか。」
・・・ほ、本編をどうぞ!
崖から先、対岸には岩場が見える。そして岩場の先は窪地なのか、よく見えない。目の前にある崖下を覗くと、はるか彼方に細~い川らしき物が見える。対岸の岩場へは…100m程度。高い所から落ち慣れているハンター業ではあるが、この高さは流石に危険だ。
「おい、とっとと橋を作れ。」
「分かってるよ…!」
こんな時にビルの存在は本当にありがたく思えた。嫌々ツクヨミを抜いて目の前にある大木の前で構える。そして力を込めて振ると、容易く斬り倒された。
「こんなの斬っても面白くないんだがな…。」
「ふむ。じゃ行くか。」
「え?お前から?」
「レディファースト精神の無い奴だ。」
「は、はぁあぁあ!?」
怒る小生にお構い無しにスタスタと弥生は倒木の上を歩いて行ってしまった。よく簡単に歩けるものだと思う。表面は苔がびっしり生えて緑色になっている。別に怖くは無い。怖くは無いが、この崖の高さを考えると…、いや怖くは無い、断じて。
「オイ、まさか怖いのか?」
途中から引き返して来た弥生に「違う。」とだけ言い放つ。そんな小生に軽く肩を上げ下げし「手を繋いでやろうか?」と、なんとも憎たらしい顔で尋ねた。
「それだけは断る!」
勇み足で倒木の上を歩き始めた。後ろから「やーれやれ。」と呆れた声が聞こえた気がしたが気にしないことにしよう。今は足場に集中せねば。
「モンタナ!」
「あ?!」
突然張り上げた弥生の声。振り返り弥生を確認するよりも早く、上空から凄まじい勢い迫る巨大な蛇が、弥生と小生に落ちてきた。
「ッ!?」
重い巨体が降り立ち、大木を揺らす。とっさに後ろへ跳んだ瞬間に後悔した。足場が細い上に滑り易い地点での着地に上手く行くわけがなく、小生はズルッと橋から滑り落ちた。
「や、ヤバい!弥生 来てくれ!」
辛うじてツクヨミを木に突き刺して落ちるのは防いだが、手を掛けようも1人ではどうにもならなかった。それに無理に足掻けば足掻く程に木の切れ目が広がり、ツクヨミが抜けそうになる。
「やっぱり手を繋いだ方が良かっただろ?」
上から弥生の声にイラついて見上げると、モンスターの噛みつく攻撃へ頭を下げ、屈み、後へ跳んだりして回避する彼女の姿が映った。相変わらず回避に関しては素晴らしいが、足場の悪いここでは危険だと、小生は焦った。
「おい、バカ。ヤツに気づかれないようにしているのに。」
「む!?」
モンスターは身動きが取れない小生に気づき、身体を大木に巻きつけてゆっくりと向かって来た。時折出入りする長細い舌が焦りを掻き立てる。蹴りを繰り出そうとも思ったが、喰われる危険がありそうで無暗な行動は出来ない。
「コレは私のキャラじゃないが、致し方ないな。」
弥生の声が聞こえたかと思うと、小生に近づいたモンスターの顔面に彼女のカオスティックロックがゴン!と気持ちの良い音で叩きつけられた。突然の攻撃に怯み、モンスターが後退した隙に弥生の差し出した手につかまり、なんとか上ることが出来た。
「シャァアアアア…!」
怒り状態になったのか眼は鋭くなり、口からは灰色の息が吹き上がった。そして下半身を巧みに動かして大木に巻きつくと締めつけ始めた。巨体からなる締め付けは凄まじい力らしく、小生達やモンスターが乗っても大丈夫だった大木が悲鳴をあげている。
メキメキッ!
「まだだッ!」
木を締めつける事で身動きが取れない内に、持ち上げた首の下へ転がり込み、モンスターの喉へ狩龍で斬り払う。切り裂かれた身体からは赤黒い鮮血と、モンスターの悲痛な声がダメージを物語った。このチャンスを逃さまいと更に一撃、二撃と攻撃を加える。
「シャァッ!」
バシッ!
「うおっ!」
振り払う首に弾き飛ばされた。そしてその時、今居る状況が非常に悪い事にやっと気付いた。それは平らだった木の上は締め上げられたせいで急な傾斜になり、完全に折れるまで後僅かといった状況になっていた。流石にコレは危険と、後ろへ振り返り対岸へ向かおうとした、その時──
「ほらよ。飛べ!」
「んな無茶苦茶なァーッ!」
弥生に背中をモロに撲り飛ばされた。一撃を受けた小生は、綺麗な放物線を描きながら対岸へ渡ることに成功したが、着地は顔面からで「げへッ!」と、情けない声を上げてしまった。だがそれでも痛む顔を我慢しながら弥生の無事を確かめる。
「や、弥生!」
「ひゃぁあぁーっ!ヒュェイッ!」
彼女は奇声を上げながら小生の方へと跳んでいた。随分と余裕な姿に、(やっぱ一番凄いのは弥生だな。) と呑気に思ってしまった。
「って距離が──!」
「構うな!お前はモンスターを何とかすれば良い!」
岩壁へ飛びついた弥生の怒声に、ハッとして顔を上げた。大木と共にモンスターは崖下へと落ちたが、途中で大木を離し、翼を広げて崖スレスレを急上昇し始めた。
「よーーし。ならば!」
岩壁を昇り終えた弥生が横を通り過ぎた。小生は狩龍を抜刀する。そして右足を引き、体を右斜めに向け狩龍を右脇に取り、剣先を後ろに下げて構えて目を瞑った。崖を上昇してくるモンスターの風切り音が聞こえる。
(勝負は一瞬…。コレを成功させずして、小生に傷を負わせたモンスターを狩れるか…!)
一撃を放つ為に身体中に力を込め、握りしめられた狩龍の柄がミキミキと悲鳴を上げる。
バッ!
「────っ!」
出遅れた。
致命的な刹那の遅れで狩龍を左上へ斬り上げる。この一撃の為に溜めた力や気合いが解放され、自然と雄々しい声を上げていた。
「おおおぉぉぉッ!」
ザシュッ!
「───取った!」
手に残る確かな手応えと共に、半端ない疲労感が小生を襲う。手は痺れ、脚は震え始めて身体が崩れる様に座り込んだ。
「シャァァッ!シャァァッ!?シャァァッ!!」
見上げると尻尾のわずかな先を斬られ、おびただしい血を辺りに撒き散らして怒り狂うモンスターの姿。試しにやってみた攻撃が、まぁまぁの成功に嬉しくなった。
「フフフ…、楽しいなァ?」
立ち上がり、両足を叩いて気合いを入れた。多少震えるが問題ない。
「シャァァアッ!」
モンスターは力一杯に翼を羽ばたかせ空中へと飛び上がった。そして弧を描くと、首をだらりと下げ、リオレウスの様に滑空しながら喰らいつこうと首を伸ばした。素早い攻撃だが、なんとか転がって回避。しかし小生に攻撃のタイミングを与えない為か、広い場所での戦い方なのか再び空中へ飛び上がり、滑空攻撃を仕掛けてきた。試しに岩を背にしてギリギリで横へ避けるも、掠めた岩が轟音を立て崩れるだけで、流石に岩で傷つく程のやわな身体ではなかった。
「ならば来い!小生がリオレウスに戦い慣れている事を教えてやる!」
小生の言葉に応えるかの様に、モンスターは再び舞い上がり、小生目掛けて滑空してきた。それに対して狩龍を正眼の構えで間近に迫るのをじっと待つ。
「シャァッ!」
「真っ直ぐにならば!相手の軌道に合わせ!斬る!!」
迫り来るノコギリの様な身体へ向けて狩龍を振り落とした。だが小生渾身の一撃は見事に弾かれ、後方へ狩龍は弾き跳ばされ、体勢が崩れた所に尻尾の翼が打ち付けられた。
「シャァア!」
「ク…ッ。」
「おいおい、なんだ…セリフだけか~?」
「や、やかましい!」
思った以上に重い一撃。回復薬G1個程のダメージよりも、弾かれた事がショックだった。腕は痺れるが問題はない。後ろへ振り返り、数mも跳ばされた狩龍を確認した。頬を手で叩いて気合いを入れ直し、狩龍へ向かって走る。途中で何度もモンスターの滑空攻撃にさらされながらも、狩龍のもとへ行くと刀身を確認し砥石で研いだ。
「また傲った自分が居たな、未熟者め。だからこんな傷を作ったと言うのにな。」
痛みで疼く額の傷痕を指でなぞりながら狩龍を握り締め、そして再び高らかに叫んだ。
「弥生!もっと激しい曲にしろ!」
「リクエストか?いいだろう。では次の曲はーー!
『Gory Hunting』!!!!!!」
♪ジャァン!ギュアァァアアァアン!
耳鳴りがする様な激しい音が辺りを包み込んだ。異常に心が高揚してくるのに、なぜか背中に寒気が走る。悪霊の加護と、弥生の演奏中特有の陰うつな“何か”の意思の様なモノを感じつつも、力が溢れる感覚は止められない。
>悪霊の加護、攻撃力UP・小、全耐性-10発動
相変わらず嫌なスキルも発動する。それでも音楽のせいか不安は一切無くなる。もう一度、もう一度やってやろうと気合いが高まる。気合いの高まる小生を狙い、モンスターは空中から凄まじい勢いで迫る。体当たりかと予想して、右へ跳び身構えると、身体を回転させ、勢いをつけた尾が不意を突かれた小生の脇腹を襲った。
(うッ…!当たり所が悪い!効いた…。)
悪霊の加護のせいもあるのか、先程の翼で打たれた時よりダメージが重くて大きい。そして追撃にと、モンスターは再び力一杯に空中へ飛び上がり、口を開けて勢いよく迫る。
「シャァア!」
「ここだァーーーっ!!!」
ギリギリまでモンスターの滑空噛みつき攻撃を引き付け、左へ転がって回避。そして狩龍を持った右手を伸ばすと、振り下ろされたモンスターの左翼の膜を切り裂いた。すると飛行バランスを崩したモンスターは轟音を立てながら地面へと落下した。その隙は逃さんと、走って尻尾、腹、喉を斬りつけながら頭へ向かった。モンスターはまだ息があるも、攻撃のチャンス。小生は両手で狩龍を振り上げた。
「終わらせるッ!」
そして首を斬り落とそうと狩龍を振り下ろす。刃が間近に迫った時、モンスターは金色の眼光と共に、凄まじい風圧を撒き散らしながら飛び上がった。
「シャァア…!」
「むッ!?」
フラフラになりながらも空中で身体を震わせると、みるみる内に刀傷が塞がり始める。…攻撃が届かない空中での回復はなす術がない。気が滅入る小生を嘲笑うかの様に、モンスターの傷は尻尾以外、以前と同じ姿へと戻った。
「このままじゃ、じり貧だな。」
「ハハハ!後退でもするか?」
「…嫌々な。」
弥生は一言「良いだろう。」とだけ言う。今来た崖とは反対の岩場の下へ視線を移すと、更に密林が広がっているのを確認。小生はけむり玉を、弥生はこやし玉を地面に投げつけた。そして白と土色の煙が辺りを包むと、一斉に木々が生い茂る崖下の密林へ飛び込んだ。幸いにも、モンスターからの追撃はなく、辛うじて枝に掴まって事なきを得た。だが見上げると、数mはある崖を昇るには骨が折れそうだ。
「モンタナ。」
「おう、大丈夫だったか。」
既に下へ降りていた弥生。小生も用心して降りると、「お前は煙を見たか?」と言ってきた。落下中、枝をつかもうと必死だった小生に、そんな余裕は無かった。それをなんとなく理解したのか、「付いてこい。」とだけ言うと弥生は歩き始めた。
立ち上る煙へ向かって用心深く辺りを探りながら進んだ。もうそろそろ日も暮れる。人がいるなら心強いと思いながら茂みを進むと、そこには3人の男性ハンターが焚き火を囲んで、焼いた肉や何処から手に入れたか不明な酒を飲んでいた。こんな普通の場所で安全なのか疑問に思ったが、焚き火へ時折投げ込まれた草がこやし玉の様な臭いを広げていた。
そういえばビルの手帳に『香草によるモンスター避け』をしている砂漠の部族についての記述があった。おそらくそれと似た様な物なのだろう。
何となく気配でリーダーと思われる色黒でツリ目のキザミ装備、双剣使い。スキンヘッド、糸目で筋骨隆々なボーン装備、武器はアイアンストライクのハンマー使い。そして痩せ細った顔をしたディアブロス装備、武器はカブレライト改の大剣使い。攻撃特化の組合せのハンターか。リーダーは金・銀竜の素材を使ったゲキリュウノツガイを持っている所を見ると、かなり実力のあるハンターらしい。
「よーぉ。またハンターが来たか。」
「今度のは美人を連れてるな?」
話し掛けようと近づいた小生達に、リーダー格の男が哀れんだ様な目を小生に向けた。「また?」と聞き返すと、ニヤニヤ笑いながら答える。
「ここはあのモンスターの餌場さ。挑みに行ったハンターは誰1人帰って来てないのさ。」
「フン、それでも私らは帰るつもりだ。」
「帰りてぇっとよ!」
何が面白いのか、筋骨隆々のハンターは爆笑し、隣のディアブロス装備のハンターも「キシシシシ」と、品の無い笑い声が一々気に障った。
「帰りたくても岩壁を登らなきゃならねぇ。登ったとしても、あのモンスターに襲われるしな?」
「あのモンスターは何なんだ?」
「分かるかよぉ。だぁがあの異常な回復力は古龍系列じゃなきゃ説明がつかねぇな。」
泥酔しているのか、呂律が回らない喋り方が更に神経を逆撫でる。
それにしても古龍、か。やはり厄介な相手だ。大抵の古龍は体力を大きく減らし角を破壊出来れば、特有の能力を無くす事が出来る。だがあのモンスターに角は無かった。
「な?相手にするだけ無駄だろ?俺様はハンターじゃ大事な人間だから迎えに来るし、ここは食糧に関しては問題無い。だから俺達と今夜付き合えよ。俺の名前はアゼルってんだ。美人な姉ちゃん、どうだ?ついでに連れのヤローも荷物持ちで助けてやってもいいんだぜ?」
「フン、生肉でも抱いてろ。」
その場を後にする弥生に続き、小生もその場を後にした。アイツらは「いつでも来いよー。」、「姉ちゃんとなら当分仲良く出来そうだ。」と下卑だ笑い声混じりに弥生を呼び続けた。
よくアイツらを三枚おろしにしなかったと、小生は自分を誉めたくなる。いや殺ると、愛しい狩龍やツクヨミが汚い血で穢れるのは勘弁してほしかったかな。
小生達は普通のハンター達とは悪い意味で違うと思うが、あんな連中とだけは一緒にくくってもらいたくない。
「さて、必要な情報は手に入れた。ビルの手帳に書いてある『もしもの時の寝床確保の手順』を参考にして寝よう。」
先程の事は気にしていないのか、弥生はいつも通りのマイペース。見渡しがある程度良い岩場の洞穴を寝床とし、『少々臭うが辺りの草木にモンスターのふんを塗りつけておくべし。』と書いてあるアドバイスを参考に辺りに撒いた。幸いにもモンスターのふんの採取には困らなかった。
「交代交代で休むとしよう。まず小生が見張る。」
「ああ、わかった。
…気が立っているのか?」
「…少し、いや、かなり。」
正直に心境を話すと、弥生は「ま、似たような気分さ。」と答えた。
「言っておくが…女性のハンターってのは多かれ少なかれ、あんな風な扱いを受ける物だ。ましてや酔った奴らじゃ、な。」
「え?」
「女性ハンターの防具のデザインを考えろ。全員が全員とも良い性格なんて事はないんだから。」
確かに露出が多い防具も多々ある。フリューゲルの買う週刊誌の企画で『何装備派?』なんてアンケートがあるくらいだ。そう考えると弥生にも悩みと言うか、コンプレックスと言うべきか、そんなのがあるんだと思ってしまった。
「あ、じゃあ厚着なデザインの男性用フルフル亜種の防具を使ってんのって…?」
「五月蝿い、黙れ。
…余計な事を話し過ぎた。」
動揺でもしたのか、早口で会話を切り上げられた。本当はもう少し深く掘り下げたいところだが、背中を向けて寝る弥生を見ると、止めておいた方が良さそうだ。この長い付き合いで初めて「女性だなー。」と思わされたのは黙っておこう。
「モンタナ、十分休むんだな。明日は狩りに行ってもらう。」
「お?やっぱ行くか。」
「他に帰る手が無いからな。あの“不死龍”にはな。」
「不死龍?良い名前だな?」
「そうだろう?明日は楽しくなりそうだな?モンタナ。」
「ああ。ビルも一緒にやり合いたかったな。」
「フフッ、そうかもな。」
まさかトレジャーでこんな事態になるとは思いもしなかった。だがビルには悪いが、アイテムや発掘をするよりは楽しい。やはり小生と弥生は根っからのハンターらしい。(弥生はミュージシャンだ!と言い張りそうだが…。)
「腕の良いハンターが、せめてもう1人欲しかったな。」
「ま、戦力不足は知っているさ。」
「何か考えがあるのか?どうせロクでもない考えな気がするがな。」
「なんだ。私の事をよく分かっているじゃないか。」
「まぁな。」
「フフフ。では先に休ませてもらう。」
「ああ、おやすみ。」
───???───
久しぶりの痛みに身体を震わせていた。
「フシュゥゥウ!」
ビギッ!!
そして震えた身体はビギビギと音を立てて、新しい肉体が古い肉体の皮を裂いて露となる。
「シュシュシュ…!」
昼間の2体の獲物を思い出すと呼吸が荒くなった。久し振りに狩りがいのあるヤツが現れた。
「クシャァアア!」
尻尾へ激痛が走り、闇の中で叫ぶ。あの黒衣の人間は必ず喰らう、と誓った。
ズリュ…ッ!
新しく生えた尻尾を眺めながら、噛み砕くか丸呑みか、それとも切り裂いてから喰らうか考えながら眠りに着いた。
あの眼の人間は必ず来る。明日か?今日か?それとも今か?
早く、早く…、早く─…早く──…
次回で決着です。けれどビル君の近況が先になるかもしれません。
不死龍。とあるゲームで無茶苦茶強かったボスから取ってきたネタです。決着回に色々書きますね。
弥生「古龍は4脚てのは良いのか?まぁ投稿してからモンタナのモデルに言われてから気づいたんだがな。」
・・・ま、まぁ二次作品でオリジナル要素って事で大目に見てやってください。