IS使いの剣舞   作:剣舞士

6 / 32
またお気に入りと感想が増えました‼ありがとうございます!
感想の方でも、参考になるアドバイスありがとうございます!これを参考にもっと面白く書けるよう頑張りま~す!


第5話 最強の剣舞姫

決戦の時 試合の実況を務める女性の声が、スタジアム内に響いていた…ゆっくりとピットが開き、大歓声の渦の中に俺たちは飛び出した。

 

「レン・アッシュベル 、月光 、 行きます!」

 

高速で移動するカタパルトを抜け、空を駆け抜ける。大空の下 何千万人もの人の視線を集め、今13歳の少女が舞台に上がった。

 

「さ〜出て来ましたのは、今大会最年少の選手‼歴戦の国家代表たちにどんな試合を見せてくれるのか、とても期待できますね〜!無所属の選手!レン・アッシュベル選手です‼」

 

実況の言葉に鳴り響く観客の声、レン・アッシュベルの登場で観客のボルテージは最大にまで上がった。そして、その中には、彼女の容姿に驚き目を奪われる人たちもいた。

 

「これは驚きました‼彼女はあの“ブリュンヒルデ”の関係者なのでしょうか⁈容姿がとても似てますね!」

 

「確かに似ています!しかし、名前が違うのでやはり他人のそら似ではないでしょうか?」

 

それを聞いて、俺は内心“ギクリ”としながら苦笑していた。

 

(やっぱり似てるのかな?千冬姉に‥超~恥ずかしいよこれ///)

 

そうこうしている内に、対戦相手の選手がやって来た。

相手はどうやらイギリス代表の選手の様だ。

 

 

「続きまして、こちらはイギリス代表が誇る最強の選手!今大会の優勝候補にも上がっているイギリス代表!ヴェルサリア・イーヴァ・ファーレンガルト‼」

 

大歓声の中、中世ヨーロッパの時代に出て来そうな白銀の甲冑の騎士がおれの前に現れる。燦然と輝くブロンドの髪。透き通るようなアイスブルーの瞳は、氷の彫刻の様でとても綺麗だった。

 

そして、試合開始のカウントダウンが始まる!

 

5…4…3…

 

お互い武装を展開する。両肩からせり出す大型の主砲と背部の装甲から展開された迎撃ミサイルのパック。地上に君臨する難攻不落の要塞“サイレント・フォートレス”。

そして、それを迎え撃つ小さな手に握られた可憐な少女には、似つかわしくない禍々しいオーラを纏った漆黒の剣“ヴォーパル・ソード”

 

 

2…1…「試合開始‼」

 

開始直後、無数の砲弾とミサイルが“月光”に襲いかかる。少女のいた場所には無数の火柱があがり、誰しもが決着がついたと、そう思った。が、しかし爆煙が収った時そこに、少女の姿はなかった。

 

(ーー⁈)

 

誰しもが驚きを隠せないとき、突然金属音が立て続けに鳴り響いた。

 

「試合終了ー勝者、レン・アッシュベル‼」

 

おとずれる静寂。ーーーそして、事態に気づいた観客達の間からわれんばかりの喝采がスタジアム内を轟かせた。

開始わずか数秒で優勝候補の代表を無名の選手がたおしたのだ。今だ状況が理解出来ていないのか、ヴェルサリアは地面に座り込み自分を倒した少女に目を奪われれていた。

 

その後、少女は決勝戦にまで駒を進め見事優勝の栄冠に輝いた…全世界の民衆は、彼女の事を“最強の剣舞姫”と称し彼女の奏でる剣舞に酔いしれていた。が、しかしそれ以来彼女が公の舞台に上がる事はなかった………

 

 

 

 




どうも剣舞士です。
やっとレン・アッシュベル時代の一夏の活躍を書き終えました。って言うかほとんど剣舞の原作の所使ったので、IS戦闘の内容わかんなかったですよね?すみません、、、
今度はちゃんと書けるようにしときます。
ではまた次回。感想お待ちしております。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。