ヒロインの方はまぁ〜ぼちぼち考えます。
話し変わりますが、なんかISのキャラと剣舞のキャラって似てると思いませんか?
一夏ーカミト 唯一の男、剣を扱う、モテる、ヒロインズから攻撃される
箒ーエリス 武術嗜み、怒ると剣で襲いかかる、照れると妄 想世界へ、ツンデレ傾向
鈴ークレア ツンデレ傾向、ツインテール、褒めるとテンパる
セシリアーリンスレット 高飛車、金髪お嬢様、狙撃手
ラウラーエスト 銀髪ストレート、裸で添い寝する
シャルーフィオナ 時折大胆でも初心、思い切ると暴走
簪ーミラ 大人しい、照れると顔真っ赤慌てる
どーですかね?なんか、似てません?
決戦の日当日、凄まじい人の数。テレビ局も恐らくは全世界から来ているのだろう。一般人もスタジアムの全席に埋め尽くさんとしている。
(うわ~ヤバイ!人、人、人‼‼モンド・グロッソより大きな大会じゃあなかったの?この大会。)
(一夏、少しは落ち付きなさい。あまり取り乱すと甘く見られるわよ。)
『いや、そうは言っても!』
(大丈夫よ。あなたには私が付いているんだから。どんな奴にも負ける気がしないんでしょう?)
そうだ。俺にはレスティアが居てくれる。そう思うと、自然と緊張が解けていた。
(ほら、早くエントリーしないと。急いで。)
『うん!そうだね。』
そして、エントリーを終えて俺たちは選手控え室に向かった。しかし、エントリーの際出場制限がキツくないとはいえ、13歳の少女が試合に出る事に大会スタッフの人たちが驚いていたのは記憶に新しい。やはりとんでもない事態になった。
(国家代表じゃあない変わりに、有権者の後押しで出場って束さんも強引なんだから。)
そう、本来この様な公式戦では、主に国家代表選手を出場させる事になっているが、俺は素性を隠すため、束さんの名前と力で出場を認められたのだった。
そして、そうこうしてる内に控え室に入った俺はISの待機状態になった左の手首に巻かれたブレスに触れる。すると、おもむろにブレスが光り始め、ブレスが消え一人の少女へと変わっていく。
『ふぅう、やっと落ち着けるわね。ずっと閉じこもってたから体がだるいわ。』
そう言いながら、少女は地面に降り立った。艶やかな黒髪、闇色のドレスを纏い、背中から漆黒の翼をはやした美しい少女。それがレスティアの姿だった。
『ゴメンねレスティア。試合までまだ時間あるから少しゆっくりしよう?』
『そうね。じゃあ一夏の隣いい?』
『もちろん!いいよ座って!』
そう言って、レスティアは俺の隣に座り身を寄せてくる。
『もうすぐだね。レスティア、俺は勝つよ。誰にも負けない。君と一緒に何処までも高みに登り、共に翔びたい。』
『私もよ、一夏。あなたとなら何処までも行ける気がするわ。』
お互いに抱きしめ合い時間が過ぎるのを待った。そして、決戦の時が来た。
『そろそろ行きましょうか、一夏。時間だわ。』
『うん!そうだね。』
そう言って、“スゥー”、“ハァー”と、一回呼吸と整えていると、レスティアが近づき両手で俺の顔を触れた。
『大丈夫、あなたならきっと勝てるわ。チュ。』
そうしていると、レスティアは俺の唇を奪った。
『うふふ、ごめんなさい。びっくりした?』
『そ、それは あ、当たり前だろ!し、しかもは、初めてだったのに。』
そう、今のが俺のファースト・キスだったのだ。それを知って、レスティアは微笑み俯く俺にもう一度キスした。
『今のは、勝利の前祝いよ。さぁ、行きましょう一夏。』
そう言って、彼女はブレスに戻った。俺はと言うと、二度もキスされ、顔を真っ赤にし、自分の唇を指でなぞり、彼女の唇の感触を忘れられないでいた。
そして、決戦の火ぶたは、切って下ろされた。
どうも剣舞士です。
今回はとても大変でした。レスティアの人型何処で出そうか迷いました。
次回は、バトルになります。ちゃんと書けるか不安ですが、頑張ります。感想をお待ちしております。
ではまた次回!