IS使いの剣舞   作:剣舞士

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第3話 出会い

『それじゃあ〜いっくんの専用機の説明をするね~』

 

そう言って、束さんは俺を専用機の前まで連れていってくれた。

 

『これこそ!いっくん専用機“月光”だよ。』

 

『これが“月光”』

 

そこには、一機のISが鎮座していた。漆黒の装甲が8割、その他の肩や脚の部分の装甲は白く、まるで黒いドレスの様な形だった。

 

『それじゃあ、いっくん。乗って乗って!さっそくフォーマットとフィッティングを始めようか!』

 

『はい。わかりました。』

 

そう言って、俺はその専用機を装着した。初めてISに触れた時とは、なんだか感覚が違う。とても落ち着く様な心地良い。

 

『どう?いっくん。いい感じでしょう?』

 

『えぇーまぁあ。』

 

そんな会話をしている時だった。

 

(あなたが一夏?やっと会えたわね。とても会いたかったわ。)

 

『ん⁇』

 

『おやおや?もうお話しできるなんて、いっくんが乗ったからかな?』

 

『束さん!いまのって、えっ?他に誰かいるんですか?』

 

このラボに来てから色々と探索したが、ここには俺と束さんしかいない筈なのだが。

 

『あぁ〜それはね~この子の事だよ。』

 

そう言って束さんは俺を指さす。

 

『え?もしかして、“月光”の事指してるんですか?』

 

『そうだよ~!この子は独立した思考と感情を持った唯一のコアなのだよ‼まいったか!』

 

本当にまいった。独立したコア?確かにコアには、個性や意識の様なものがあると、束さんは言っていたけど、これはそんなものじゃあない!意思と感情が表に出ているのだから最早人間とそう違いはないだろう。

 

『そしてそして、この子にもちゃんと名前があるのだよ。』

 

『名前が?君は誰?』

 

(私の名前は、“レスティア” 、“レスティア・アッシュドール”よ。これからよろしくね?一夏。)

 

『レスティア…とてもいい名前だね。よろしく!レスティア。』

 

『さぁさぁ自己紹介も終わった所でさっそく稼動実験いってみよつか?』

 

そんなこんなでお互いの事を話し会いこれから共に戦う相棒レスティアと俺は大空へと飛翔して行った。

 

 

『試しに何か技でもかけてみて〜!』

 

そう言う束さんだったので俺は密かに開発し、修得していた剣技の一つを使った。

 

『絶剣技 初ノ型 紫電‼』

 

ズバァンっと音を立て空を斬る。それを見ていた束さんが興奮したのか、飛び跳ねながら俺に質問してくる。

 

『わおぉ~凄いね~今の!今のなに?』

 

『俺が考えた剣技です。名は、絶剣技。』

 

『うーん凄いね~それ!月光にもいいデータが入ってきてるよー。』

 

そう言う束さんは歓喜に満ち溢れた顔で笑っていた。

 

(これなら、どんな奴にも負ける気がしない!改めてこれからよろしくな、レスティア。)

 

(えぇ、こちらこそ。よろしくね一夏。)

 

そうして、その後も色々とデータを取っていき、気が付けばもう日が暮れていた。




どうも、剣舞士です。
えー、第3話まで来ました!今回は一夏の専用機が登場しました。正直、あんまり専用機の設定考えてませんでした。
すいません。一応、これが自分の考えた専用機“月光”のスペックです。


機体名 月光
世代 第三世代
武装 黒い片刃直剣x1
短剣型ブレイドx6
特殊武装 [サンダー・クリスタル]
月光に内蔵された武装で雷を発生させ、剣に纏わせたり、前方あるいは周囲に撃ち出すことも可能。

単一機能能力(ワンオフ・アビリティー)
”雷火兵装“ (らいかへいそう)
サンダー・クリスタルから発っせられた雷をその身に纏い雷速の速さになるまで機動力を上げれる。


と、まぁ〜こんな感じです。雷火兵装は魔法先生ネギまのネギ先生の技を頂きました。黒い片刃直剣はもちろんヴォーパル・ソードです。

では、次回も頑張って更新します。

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