超人的な戦士たちを束ねる老人は、ある夜、廃墟で少年を拾った。何も持たなかった少年はいつしか彼を師と仰ぎ、老人は少年を生涯ただ一人の弟子として導くようになる。二人の頭上には常に一つの星座が輝いていた……。
これは聖戦が始まる前の、セージから見た悪ガキ・マニゴルドの成長と、蟹座師弟を見守る周辺のまなざしの物語。
予備知識が無くても読めるのでお気軽にどうぞ。なお、本作の内容はLC外伝とは整合性がとれていませんのでご了承下さい。※完結に伴い、今後のご感想へはすぐに返信できない場合があります。
これは聖戦が始まる前の、セージから見た悪ガキ・マニゴルドの成長と、蟹座師弟を見守る周辺のまなざしの物語。
予備知識が無くても読めるのでお気軽にどうぞ。なお、本作の内容はLC外伝とは整合性がとれていませんのでご了承下さい。※完結に伴い、今後のご感想へはすぐに返信できない場合があります。
導入部 | |
教皇と浮浪児 | |
後の世の人々について | |
祭壇座の見解 | |
聖なる砦 | |
大いなるあこがれについて | |
面白くない出来事 | |
獅子来たる | |
師匠と弟子 | |
ささやかな嘘の始末 | |
星と糸杉 | |
教皇宮の人々 | |
喜びと情熱について | |
子供の領分、大人の言い分 | |
ジャミールへ | |
聖衣の墓場 | |
約束の夜 | |
女神降臨せず | |
続・教皇宮の人々 | |
墓場の歌 | |
黄泉比良坂 | |
蟹座の愛する世界 | |
柔らかな日々の追憶 | |
壁の住人 | |
仮面たちの中の自画像 | |
第九の波濤 | |
ろうそくの火を消す少年 | |
積尸気冥界波 | |
聖域の人々 | |
科学について | |
入祭唱(イントロイトゥス)――アリの去就 | |
救憐唱(キリエ)――ハーミドの決心 | |
続唱(セクエンツィア)――セージの退位 | |
奉献唱(オッフェルトリウム)――マニゴルドの脱走 | |
三聖唱(サンクトゥス)――テオドシオスの誤算 | |
神羔唱(アニュス・デイ)――ヨルゴスの告白 | |
聖体拝領唱(コンムニオ)――ルゴニスの傍観 | |
赦祷文(レスポンソリウム)――シジフォスの困惑 | |
余話「百獣の王と花の王」 | |
病より癒えゆく者 | |
外は雪 | |
覆面の下の秘密 | |
面倒な友人 | |
兄弟 | |
山の牧神 | |
説教のあとの幻影 | |
白と黒の双子 | |
続・聖域の人々 | |
舞踏の歌 | |
無題、あるいは死 | |
修復師たち | |
大義と私情 | |
原石の憂鬱 | |
熱 | |
どん底 | |
海辺の僧侶 | |
葆光(包み隠された光) | |
余話「朝の宗教講義」 | |
さすらい人の夜の歌 | |
道 | |
愚か者の旅立ち | |
悔悛 | |
十二宮の人々 | |
荒野の会合 | |
放蕩息子の帰還 | |
夜明けの孤独 | |
かくして人は星に至る | |
補遺・余話 | |
年表・参考文献 | |
解題 | |
余話「少女と悪党」 | |
余話「夏の若者たち」 |