IS-Junk Collection-【再起動】   作:素品

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これはあとがきを書こうとして失敗したものです

メタとネタとキャラ崩壊に、悪ふざけと作者の趣味をぶっこんだようなものです

読まなくても本編に一切関係ありませんので読み飛ばしてください


幕外 外道と淑女の人情紙吹雪、犬耳ゆかなさんのコーナー

「なんなんですのこれはーー!?」

 

セシリアの絶叫が響いた。

 

何を隠そう、普段は英国貴族で紅茶をボールにベースボールして過ごすような典型的なイギリス貴族な彼女が、こんなゲテモノな格好をしていたら本人でも叫ぶ。

 

「やっぱ似合うな、犬耳メイド服」

 

「えぇ、しかも原作第五巻のような正統派清楚なエプロンドレスでなく、白のビキニにフリフリを着けたエプロンの要素なんて股間部の半円のみ、加えて首と胸元には赤いリボン、下はよく見ると横をヒモで結ぶタイプ、しかも頭には確りホワイトブリム(フリルのついたカチューシャみたいなやつ)に代わって、垂れ耳タイプのケモ耳をつけた所為で異様にエロス溢れるアレな仕様です」

 

「何を冷静に分析しつつ説明していますの!!」

 

現在セシリアは上記のような格好をして、数人の女子から360度くまなく観察され、写生されて写真に撮られたりしている。

 

それから必死に逃れようと手で隠そうとしているがDIO様バリの無駄無駄ラッシュな努力である。

 

「ていうか、貴女誰ですの!?」

 

「あぁ、申し遅れました。同人サークル《淑女と紳士のロアナプラ》IS学園支部の長を勤めます、百舌鳥 伊流華(もず いるか)と申します。以後、お見知り置きを」

 

「ホントに誰!?」

 

「口調、崩れてますよ。原作に忠実にしていただかないと困ります」

 

「いきなりメタい!?」

 

「ほら、今回は作者の趣味と性癖がスプラッシュする回なんだから、気にせず乱れてろよ雌犬」

 

「一夏さぁあん!?」

 

ということでセシリアがエロいことをする回です。

 

「しませんわよ!?」

 

「モノローグに突っ込みいれんなよ犬。ていうか、本当にエロいし違和感ないな」

 

「挿し絵がないのが勿体ないですね。元より原作屈指のエロい体してますし(作者の脳内では)、行き過ぎなくらいの格好がかえって嫌味にならないエロさを引き出してます。だから同人も多いんでしょうね」

 

ちなみに依然としてセシリアはパパラッチされてます。個人的には下の布地は後ろの食い込みがベストアングル。

 

「本当に何の話をしてますの?」

 

「セシリアがエロいって話(真顔)」

 

「えぇ、無理矢理されたり、催眠されたり、対複数したり、堕ちちゃったり、今作未登場のフランスに次いでやたらに汚れ的なシチュエーションが多く、一番救われないパターンの多いセシリアさんの話です(暗黒微笑)」

 

「この外道!!」

 

「「It's 褒め言葉」」

 

「キーーーーー!!!」

 

そんなこんなで幕外編、始まります。

 

「そもそも、何でこんな格好を!?」

 

「いやほら、今作の中じゃ半端なエロなんて期待できないじゃん? ていうか、何処まで行こうと俺のイケメンフェイスがキチガイばりに爆笑してるだけっていう、もう読者の皆様はヘキヘキしてると思うんだよ。猛省しないと死にます。マジで。そういうわけで淑女代表である、百舌鳥さんに協力を願ったのさ」

 

「ネタが戴けると聞いて」

 

サービスショットなんて欠片も存在しない、現在のラノベの真反対を爆走することを目指してます by作者

 

「まずもって、別に満更でもないだろ、セシリア」

 

「な、そ、そんなわけありませんわ!」

 

「顔を真っ赤にして否定しても、逃げるような動作がないのはなんででしょうねぇ」

 

「嫌じゃないんでしょう。原作ではそういう描写は有りませんでしたが、今作のセシリアさんにはそんな感じになりそうなアレがありますしね」

 

Mというのは普段から上に立たされれことを強要されるような、言ってしまえば肩肘張った人がなりやすい性癖です。つまり今作のセシリアさん。

 

文字数の制限がなければ、シャワー回で傷を指でなぞってエロい声出すセシリアさんを書くつもりでした。

 

「ちょっと! 二人で何をボソボソと―――」

 

「で、今回夏コミでのネタ合わせなんですが、どういう方向でいきますか?」

 

「やっぱHappy ENDだろ。その手の暗い系は食傷気味だしよ」

 

「ちょっ、人のはな―――」

 

「案は有るんですか?」

 

「扉は開いちゃうけど、あくまで開いただけで堕ちない感じに」

 

「どういった具合に?」

 

「じゃあ、やってみるか」

 

そういうと一夏は、"ぬるり"と緩慢な動きでセシリアへと動き出した。

 

「あっ、やっと人の話を聞く気になりましたのね? だったら、早くこんなこ―――」

 

またもやセシリアの台詞が途中で切れたが、理由はひどく単純だ。

 

一夏がセシリアを押し倒したからである。

 

「ガタガタ喚くじゃねぇよ犬が」

 

未だに状況がよく判らず呆けているセシリアに、一夏は言葉をぶつける。

 

両腕を頭の上で押さえつけ、空いた右手はセシリアの喉の辺り抑えて、完全にその自由を奪い去る。

 

「なっ、何をっ!?」

 

「だぁかぁら、喚くんじゃねぇよ」

 

再び騒ごうとするセシリアの喉に軽く力を加え、押し込むようにして無理矢理黙らせる。

 

そして、セシリアは見た。

 

真っ暗で、そのくせ獣ようにギラギラとした目に、犬歯を剥き出しにして笑うその姿を。

 

本能的なものが頭の中で警告音を鳴らす。この先に何をされるのかを想像し僅かに身が震えてしまう。

 

「ん? なんだ、びびってんのか?」

 

「そっ、そんなわけ・・・・・・」

 

「ははっ、じゃあセシリアさん。君は一体、こんな皆が見ている前で何をされると思っちゃったのかな?」

 

「えっ?」

 

そう言われて周りを見れば、自分を含む二人以外の人間全員が、今の自分たちを見ていた。

 

そんな中で、自分は何をされるのか。

 

ナニを・・・・・・

 

「という感じにやろうかと」

 

「ふぇっ?」

 

そう言うと一夏はさっさとセシリアから手を離し、百舌鳥の元へと歩み寄っていく。

 

「もう少しイケたんじゃないですか?」

 

「いや、あれが限界だわ。主に作者の心のブレーキがあそこで限界だわ。あれ以上は、たぶん18禁コーナーでやらにゃアカンことになる」

 

「でも、他の作家さんのでもこういう描写はありますよ?」

 

「大体は事後か、ダイジェストだろ。流石に腹を撫で回して喘がせた上に、首筋を舌でなぶってから犬みたいに鳴かせるとこまで書くわけにはイカンやろ」

 

本当ならやるつもりでしたが、理性が先立ちました by作者

 

「ということで、次はこれで行こう」

 

「そうですね。最後はベッドの上で今さらにきた恥ずかしさからツンツンしちゃうけど、なんだかんだ次もおねだりみたいなノリで?」

 

「グッド。流石は百舌鳥さん」

 

「いえいえ、貴方ほどでは」

 

「「ハハハハハハッ!」」

 

「ふふっ、うふふふふふふ」

 

「「!?」」

 

ハハハ、と笑いあう二人に同調するようにセシリアが笑う。

 

目は半眼に、その背から藍色の靄のようなものが立ち上ぼり、さながら世界で虚空な情報統制機構の一番偉い人みたいなテイストになっている。

 

「なんだろう、何か黒い獣と同じくらいの何かを感じるんだけど」

 

「これはアレですね。マスターユニットも武っ血伐りそうなアレですね。ということで任せます」

 

「いや待てよ。蒼の魔導書どころかギアスもデバイスも無い俺に勝てるわけないだろ」

 

「頑張れ頑張れ出来る出来るやれば出来るって頑張れよもっと頑張れお米たべろ!!!」

 

「それ言いたかっただけだろ」

 

「はい」

 

「 あ は は は は は は は !!!!」

 

「逃げるんだよぉ!」「スモーキーー!!」

 

《終幕》




何がしたかったんだろ

そして、何故投稿してんだろ

深夜テンション明けの虚無感がある

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