麻帆良で生きた人   作:ARUM

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第八十話 夜を翔る・②

 

 

 

 うちはどないしたらええんやろか?

 

 どないなってしもたんやろか?

 

 ぐるぐるぐるぐる、頭の中でもやもやしたのがまわっとる。

 

 一葉さんの言うたことは、わかるけど、わからへん。

 

 理想の自分て、どんなんやろか?

 

 刀を振るう理由て、なんやろか?

 

 わからへん。ウチはただ刀を振るうてただけやから。

 

 それだけでよかったのに、ウチは変わってしもた。

 

 ウチは、変わりたかったんやろか?

 

 千草さんも、一葉さんも、先輩も……戦うことに、理由を持っとる。

 

 戦うことに、意味を持っとる。

 

 けど、ウチにはそれがない。

 

 それでも、ウチは変わってしもた。

 

 なんでやろか。

 

 ……うちはたぶん、もう今までみたいには戦えんような気がする。

 

 これも、理由がないからやろか?

 

 ああ、わからへん。

 

 

 

『なんや、なんぞ悩んどんのかい?』

 

 

 あ、刀久里さん……

 

 

『どらどら、禿げた爺にちょいと言うてみぃせんか? なんせ長生きだけはしとるさかいな。……おぅと! ただし恋の悩みは管轄外やぞ? そっちはひ孫に訊いたってくれや』

 

 

 ……ウチな、戦えんようになってしもたかもしれへん。

 

 

『うむん?』

 

 

 戦う理由があらへんから。今までは理由らのうても戦えればそれでよかったのに、一葉さんと話とったら自分のことがわからんようになってきてしもた……。

 

 

『ふむ。それで、どないしたいんや?』

 

 

 それもわからへん。うちはただ刀を振るえればよかったから。刀であればよかったから。理由なんか必要なかったから。

 

 なぁ、刀久里さん、ウチ、どないしたらええんやろか?

 

 

『……そうさなぁ。嬢ちゃんは、“刀”に意志はあると思うか?』

 

 

 刀、ですか? 九十九神とかやったら、あるんとちゃいますの?

 

 

『ああ、まあそれはそうやけど……儂の言いたいんはそれの前段階の話や。そこらのなまくら刀でもな、良かれ悪しかれ使い続けりゃ意志持つようになる。なぁ嬢ちゃん。儂が思うに、嬢ちゃんが悩むようになった理由は一葉の嬢ちゃんの話聞いたからやろ?』

 

 

 っ!! 知っとったんですか!?

 

 

『そら知っとるわ、これでも最高幹部やし、結構面倒みとったしな。長生きしとるさかいほかにも色々……まぁそれはええ。とにかく、理由云々の話やろ? とりあえず、一葉の嬢ちゃんの為に刀振るうてみたらどうや?』

 

 

 一葉さんの為に、ですか?

 

 

『嫌か?』

 

 

 そんなことありません! けど、ええんやろか?

 

 

『かまわんかまわん。とりあえず、や。嫌ならまた自分がこれと思う理由を探いたらええ。刀と違うて、嬢ちゃんは人や。ただ振るわれるだけの刀と違うて、自分の意志で力を振るえるんやから。今みたいに、よぉぉぉぉぉく悩んでから、な?』

 

 

 え……?

 

 

『かっかっか! 嬢ちゃんはなんで今みたいに悩むようになったんや? それに、何で千草の嬢ちゃんが儂らに覚えがええからてたかだか神鳴流の一剣士に過ぎん嬢ちゃんに裏の一端を話たんやと思う? 嬢ちゃんは……一葉の嬢ちゃんのために、なんかしたいと思たんちゃうか?』

 

 

 け、けど、ウチ刀も先輩に折られてしもたし……

 

 

『ほれ』

 

 

 へ? これ、刀ですかー?

 

 

『抜いてみい』

 

 

 ……綺麗。

 

 

『おおう、抜けたか。ほな問題あらへんやな。そいやるさかい大事にしんさい』

 

 

 え、ちょっ、待ってくださいな刀久里さん!

 

 

『神鳴流でも珍しい小太刀二刀の対の刀、初春と初空。古いが故に朧気ながらも意志を持ち、抜く者を選ぶ刀や。ちなみに儂は抜けんかった。目指すところが復讐じゃあ抜けんで当然やがな?』

 

『ああ、そや。最後に言うといたるわ、嬢ちゃん。ほんまは答え言うみたいで嫌なんやが、儂は明日の朝日もおがめるかわからん爺(じじい)から、まぁオマケっちゅうやつやな』

 

『一葉の嬢ちゃんの件は、嬢ちゃんにとってはきっかけにすぎんかもしれんが、答えにもなりうる。もしまだ完全に自覚できとらんなら、せめてその刀は誰かのために振るうとええ。失うてからやと何もかも遅いさかいに』

 

 

 ……行ってしもた。

 

 誰かのために、か。考えたこともあらへんかったな。

 

 千草さんに、一葉さん。あとコタローとか。おらんようになったら、どうなるんやろ?

 

 ……嫌やな。すごい嫌や。

 

 あ、こういうことなんやろか。戦う理由て。

 

 ほんなら、これで、ウチはまた――

 

 

 

  ◆

 

 

 

「ほわー……」

 

「これは……」

 

 

 刹那からあふれ出る霊力が、突風となって足元の水を吹き飛ばす。吹き飛ばされた水は巻き上げられて細かな霧となって一葉と月詠に降りかかった。

 

 そのせいで、この日の為に月詠が用意した二人の衣装が濡れて素肌に張り付き不快感をもたらすが、気にしてもいられない。

 

 霊力の乗った風。その中心にいる刹那の雰囲気が、がらりと変っていた。

 

 制服を突き破って現れた大きく真っ白な翼は夜風をはらんでふわりと広がり、日の落ちた夜にあってその“白”を二人に印象付けた。

 

 

 

 だが、それよりもなお二人を引き付けるのは、その翼を持つ刹那自身。

 

 がらりと変わってしまった雰囲気もそうだが、それ以上に強く感じる“存在感”。

 

 刹那の髪の色は、もともとは翼と同じ白だ。しかし白は忌み嫌われる禁忌の色であったが故に幼き頃から黒く染め、ごまかしていた。

 

 その髪もまた、偽りの黒が消え本来の白に戻っている。

 

 刹那からすれば己の内に隠していた翼を解き放っただけのつもりだったのだが、それと同時に霊力もまた解放された。それは彼女自身も知らなかったほどの力であり、二人からすれば戸惑っているようにも見える。髪の色が戻ったのもおそらくは霊力の影響だ。

 

 

 

 なぜ、剣士として修練を積んできた刹那にそれほどまでの霊力があったのか?

 

 古来、通常とは異なって白い物は信仰対象とされることが多々あった。神の使いとされたり、あるいは信仰対象そのものであったり。

 

 つまり、白と言うのは黒と並んで“尋常ならざる存在”として扱われたのだ。

 

 他と良く似た姿でありながら、他とは明らかに大きくことなる力。そこにあるのは他ではたどり着けない境地へ至る可能性。

 

 しかし、あるのはあくまで可能性。磨けば光る宝石の原石も磨かなければ所詮石。手間暇をかけて初めて宝石としての価値を持つのだ。才能も努力を積み、研鑽を重ねなければ一部理不尽な例外を除いて周りに埋もれて輝くことなどありはしない。

 

 刹那の場合、その力を周りから禁忌として疎まれ、目をそらしていたのだから自分で気付けるわけもない。

 

 だが、刹那は幸か不幸か己の生命としての限界に挑戦するような試練を強制的に受けたことがあった。

 

 曰く、悪名高き歴代賞金額一位と二位の規格外の人外二人を筆頭にした、世界最強クラスの化け物どもによるまる一週間の地獄の修行。

 

 常に濃い霊力が大気中に満たされた異空間の中で、休む間もなく身も心も限界を超えるまで、死に近づき、されど決して至らないギリギリまで負担をかけられた結果、刹那の中の力は封じられたまま粗く削られ進化し、今に至ったのである。

 

 

「一葉さん、なんか策でもありますかー?」

 

「正直、私達には荷が重いかもしれませんが……諦めるわけにもいきません」

 

 

 千草からの前情報にもなかったことに、二人は身構える。今までは刹那にも焦りや驕りのようなものがあったからこそ月詠一人でもさばけていた。

 

 だが、ここからはきっと厳しくなる。

 

 翼があるということは、無論空も飛べるということ。

 

 空を飛べるということは、自分たちでは届かない高空へと逃げることも可能というだけでなく、戦闘においても非常に有利に働く。

 

 月詠や一葉も空中にいる相手と戦う術がないわけではない。

 

 神鳴流には斬撃を飛ばす技もあるし、虚空瞬動などで宙を駆けることもできる。

 

 

 

 それでも、やはり翼を持つものにはかなわないのだ。

 

 

 

 速さも機動力も、空を翔ることのできる者に、翼を持たぬ者では決して追いつけない。

 

 そこに存在する、絶対の差。

 

 

 

 ――けれど、

 

 

 

「……行きなさい、百器夜光!」

 

 

 一葉が取り出したのは、式神達を呼び出す符。“百器”の名の通り、符一枚で一葉が地道に集めた中から百程の灯りを灯すことのできる九十九を召喚する。

 

 一葉が今用いた符は三枚、都合三百程が地上三~十五メートルの間で滞空し、一つ一つ順番に蒼い光が灯っていく。

 

 それらが水場の上の空をふさぐように広がっていき、一つの結界を構築する。

 

 

「……月詠、すいませんが、一人で時間を稼げますか? 少しだけでいいので」

 

 

 小さな薬瓶を取り出した一葉が月詠に言う。

 

 それに、刹那から目を離さぬまま月詠は背後の一葉にうなずいて見せる。

 

 

「もちろんですわー。ゆぅるりとやってもろてもかまいませんえ?」

 

 

 そう言って、月詠は振り返ることなく未だ自分の変化に戸惑った様子の刹那の不意を突く形で突貫していった。

 

 

 ――一葉がとりだした、見た目栄養剤の瓶の中身は、ある種の安定剤であり、調整剤だ。

 

 一葉は刹那と同じくハーフではあるが、生まれてすぐに受けた術具などの影響が今でも若干残っており、半妖体、あるいは獣化でもいいが、とにかくそれをすると精神的に少し不安定になる。それを押さえるために千草から渡されていた薬だった。

 

 不安定と言っても多少思考に乱れが出たりする程度なので、普段なら使わずとも大きな影響はなく、前線に出ることもないので問題はない。

 

 しかし、今は違う。わずかな隙もつぶしておきたい。もしここが突破されても、先に待つのは最高幹部。どうにかされるとは思わないが、最初からもし通られても大丈夫、などと言ったふざけた考えでここにいるわけではない。

 

 ここで、全てを止める。それだけの決意を持ってやっているのだ。

 

 

 

 一葉は、瓶のふたを開けてその中身を一息に飲み干した。

 

 そして、一葉にもまた刹那同様に変化が生じる。ただし、刹那ほど急激にではなくゆっくりと。

 

 黒の髪の先の方から、ゆっくりと色素が抜けていく。

 

 抜けた後は刹那のような白ではなく、月の光を反射して煌びやかに輝く白銀。

 

 やがて、銀色がつむじのあたりまで達すると、今度は一葉の姿に変化が生じる。

 

 頭頂部からは獣の耳が、そして、後ろからは髪と同じく銀に輝く二本の尾が。

 

 瞳の色もまた、黒から澄んだ蒼へと変わり、同じ色の霊力が身体からあふれ出す。

 

 

 

 狐と人の混じり物。姿をさらすことでなく、力を使うことが一葉なりの決意の証明。

 

 

 

 宙に漂う三百余の灯りの群れ。蒼い光を灯すそれらはこの瞬間一葉の手足となって、より明確な意思のもと行動を開始した。

 

 ただ浮いていただけの灯り達が複数集まって、幾つもの列や円、図形を構築し、結界をより高度な、強力な物へと構築し直していく。

 

 ある物は結界そのものの維持を、ある物は他の灯りを隠すために幻惑を、そしてある物はその身の内の蒼い炎をより蒼く、強く、高めていく。

 

 

 

 セイから術のいろはを学びながら世界を回った千草。そしてその千草から教えを受けた一葉。受け継がれたのは、空間を征する大いなる業、その一端。

 

 

 

 そして、世界は蒼に染まる。

 

 

 

  ◆

 

 

 

 辺りに響く金属音。それはつい先ほどまでのような耳障りな音とは違い、澄んだ鈴のような音をしていた。その音は緩急を付けつつも、重なりあっては消えて行く。

 

 様子見や力任せの戦いとは違う、技術と経験、そしてそこから導き出される一瞬の判断が生死を分ける、超高速戦闘。

 

 刹那も、月詠も、どちらも相手の剣を受け止めたりしない。振るわれた剣を受け流し、返す動作で刀を振るう。

 

 あらかじめ申し合わせておいた剣舞のように、延々とそれを繰り返す。

 

状況は逆転していた。月詠は、今までのような一刀で受け、一刀で牽制するという手法が使えなくなっていた。

 

 理由は、刹那の速さ。

 

 今の刹那は、今までの二倍近い速度で剣を振るっていた。月詠が一刀で受けたとしても、牽制のもう一刀を振るう前に夕凪が引き戻されて再び月詠に襲いかかる。

 

 だから、牽制よりも受け流すことに重きを置き、二刀両方を受け流すことにまわした。

 

 今の夕凪は気だけでなく霊力も乗せられて鋭いなどというレベルでもなくなってきていた。おそらく、月詠の刀が業物である初春、初空でなければ、受けただけで刀ごと斬られていると思える程に。

 

 だが、そんなことよりも。

 

 

「っ!! 先輩……!」

 

 

 横一文字に振るわれた夕凪の下をくぐり抜けるようにかわしつつ、月詠は言う。

 

 

「笑うとりますなぁっ……!」

 

 

 そう、“刹那”が笑っているのだ。月詠でなく、刹那が。

 

 月詠も笑っているには笑っているが、それはシネマ村での狂気じみた笑みでなく、追い詰められた時に浮かべるような引きつった笑みだ。

 

 もし自分が昨日のままだったなら、きっとそれはもう楽しく斬り合いができたろうに。そんなことも思ってしまう。

 

 だが、おそらく自分はもうそうなることはない……いや、なれないだろう。

 

 忘れたわけではない。

 

 刃に全てをゆだねる、あの感覚。

 

 血に酔い、死の恐怖に酔い、高揚していく自分自身に酔いしれる。

 

 

 

 あの、感覚。

 

 

 

 しかし、自分は変わってしまった。刀久里と話して、自覚してしまった。

 

 手に持つのは、野太刀主体の神鳴流の中で使われたという変わり種、小太刀。この刀を受け取った後で、刀久里は刀の元の持ち主に関してこんなことを言っていた。

 

 

『“野太刀では多くを斬りすぎる。多く斬れるから何でもできる気になって、身近な物を見失う。だから、小太刀くらいが丁度良い。誰かを傷つけるのでなく、護るだけなら、自分の手の届く範囲で充分だろう”っちゅうのが持ち主の言葉やの』

 

 

 護るだけなら。

 

 昨日までの自分なら、気にもとめなかった言葉。しかし、今ならその言葉の重さがよくわかる。

ただ斬り合うだけならば、負けてもそれは純然たる結果として受け止めた。自分が創り出してきた血河に、自分が沈むだけ。

 だが、護るとなれば沈むのは自分だけの話ではすまない。

 

 自分が、誰かの……多くの命を背負うことになるから。

 

 

「笑いもする! この力で、お嬢様を助けにいけるのだから!」

 

 

 ああ、その通りだろう。

 

 どうしてあんなに強かったのか。今ならよーくわかる。護りたい者がいたからだ。

 

 だが、今は自分だってそうだ。後ろには一葉が。そのずっと向こう、この先には千草もいる。

 

 ここから先は、弱さは敗北の言い訳にできない。

 

 抜けられたなら、刹那の勝ち。守りきれたなら、自分達の勝ち。

 

 拮抗していた実力は、今は圧倒的に向こうが上。

 

 しかも、新しい力に慣れていない今の状態で、だ。

 

 

「神鳴流……春嵐(はるあらし)っ!!」

 

「斬魔剣!!」

 

 

 ああ、やはりかなわない。拮抗すらできないのだから、超えられない。

 

 刀久里の力を借りて覚えた、刀が記憶していた神鳴流の奥義。百烈桜華斬の派生系。それでも自分が放つ物では、斬魔剣でまとめて切り捨てられた。

 

 

「空……裂星っ!!」

 

 

 ほら、これもかわされた。今に伝わる神鳴流の奥義の中には存在しない、忘れ去られた“突き”の奥義。

 

 

 これが差か。

 

 自分のために刀を振るい続けてきた者と、誰かのために振るい続けてきた者の差か。

 

 

「せやけどっ……!!」

 

 

 それでも、ここは通せない。自分の実力で倒すことがかなわずとも、いい。今勝利を得るのに必要なのは、倒すことではないのだから。

 

 通さないこと。歩みを止めさせ、ここより先を一歩たりとて踏ませないこと。

 

 そして、それを可能にする自分にあって、刹那にない現状唯一のアドバンテージ。

 

 

 

「一葉さんっ!!」

 

「任せなさい、術は“成りましたっ”!!」

 

 

 

 今の自分には、仲間がいる……!

 

 

 

「これは……!?」

 

 

 

 世界が、蒼に染まる。

 

 

 

  ◆

 

 

 

「ハァハァ……もう、刹那さんいないじゃないの!」

 

「おかしいですね……もうそろそろ合流できてもいいころなんですが……」

 

「兄貴、悩んでてもしょうがねぇですぜ。ここは木乃香の姉さんの救出を優先しやしょう!」

 

「……うん、そうだね! 急ごうわあっ!?」

 

「うおっ!?」

 

「ちょっ、ネギきゃあああ!?」

 

 

 

 ―――どぷん。

 

 

 

 ネギ達は気づかなかったが、誰もいない水場の宙にでは今も三百程の蒼い灯りが灯っていた。

 

 ただし、それら全ては同じ蒼の灯りの効果、人を惑わす力で見え無くされており、気づけないようにしてあったのだ。

 

 それでも、ネギ達はそこが異常な場所であると気づくことも可能ではあったのに。

 

 注意深く観察すれば、気づけたはずなのだ。

 

 流れのとても穏やかな、不自然なまでに波紋のたっていない広い水場。

 

 

 

 白く輝く月を映した、大きな大きな“水鏡”。その向こう側で、逆さ映しになった刹那が戦っていることに。

 

 

 

 





 ひとははきつねみみだったのだー

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