どうやら俺はたくさんの世界に転生するらしい【完結】   作:夜紫希

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「前回は長かったから今日は休み」そんなことはありません。


続きをどうぞ。




地下倉庫で企てる者

事件は解決した。

 

あの後はイ・ウーのメンバーである理子、夾竹桃、ジャンヌは逮捕された。

 

だが、三人は司法取引をおこない釈放された。まぁそこまで悪い奴らじゃないからいいけどな。

 

しかし、三人はアリアの母親である神崎かなえさんの冤罪を証言してくれることになった。

 

そしてかなえさんは最高裁まで年単位で延ばすことに成功した。

 

 

 

 

 

「一体何なんだ、これは?」

 

 

 

 

 

そして、何故か俺の家でパーティーが行われていた。

 

 

 

 

 

俺、美琴、アリア、遠山が居るのはまだいい。

 

武藤、白雪、レキは……まぁ良しとしよう。だが、

 

 

 

 

 

理子、夾竹桃、ジャンヌは解せぬ。

 

 

 

 

 

「てか人多い!」

 

 

俺は大声で文句を言う。

 

 

「一体何のパーティーだよ!何でこんなに人が多いんだよ!何でイ・ウーのメンバーがいるんだよおおおおォォォォ!!!」

 

 

「お、落ち着きなさいよ」

 

 

苦笑いをした美琴が俺をなだめる。

 

 

「飛行機が無事に着陸できた祝いよ」

 

 

アリアが説明する。それだけの説明じゃ納得いかんぞ!

 

 

「だから理子たちも来たの!」

 

 

「あ、もういいです結構ですー」

 

 

原因作ったのお前だろ!

 

 

「てか飯は誰が作るんだよ」

 

 

俺の発言にみんながこちらを向く。って、

 

 

「多いわ!一人で出来るか!」

 

 

「大樹」

 

 

美琴が俺を呼ぶ。

 

 

 

 

 

「何でも言うこと聞くって言ったわよね?」

 

 

 

 

 

「一生懸命やらせていただきます!!」

 

 

バッ!

 

 

俺は自衛隊のように敬礼した。

 

________________________

 

 

 

「え?アドシアードには出ないのか?」

 

 

アドシアード

 

年に一度行われる武偵高の国際競技大会のことだ。

 

 

「ああ」

 

 

「何でだよ?」

 

 

俺と遠山は俺の作った飯を食いながら話をしていた。

 

 

「いやお前ら体育の時間の俺を見ただろ?」

 

 

「「ああ、あれか……」」

 

 

遠山と武藤は遠い目をする。お、死んだ魚の目だ。

 

 

「何をやったのだ?」

 

 

ジャンヌが尋ねる。

 

 

「ちょっと暴れただけだ」

 

 

~体育の授業~

 

野球

時速300kmを越える球を投げる投手。

 

バスケットボール

ボールを貰った一秒後にはダンクシュート。

 

アメリカンフットボール

はいはい、俺と言う名の特急列車が通りまーす。

 

テニス

避けろ!死人が出るぞ!

 

バレーボール

アタックしたらボールは破裂した。

 

100m走

測定不能を叩き出した俺を越えてみせろッ!

 

サッカー

イナ◯マイレブンの必殺技を約30%以上が再現可能。

 

 

うわぁ……こいつ人間か?あ、俺だった。

 

 

「と、とにかく出ねぇよ」

 

 

そして、もう一つ理由があるからな。

 

 

「私は見たかったわね」

 

 

夾竹桃が俺を見ながら言った。

 

 

「俺が戦うところか?」

 

 

「ええ、特に近接格闘とか」

 

 

「「やめろおおおォォ!!」」

 

 

うおッ!?いきなり声を出すなよ。

 

 

「あれは人間同士の戦いじゃない………!」

 

 

「戦闘機があっても無理だ………!」

 

 

二人は震えだす。おい、戦闘機は俺でも………無理かな?

 

 

「そういえば大樹ってまだ武器持ってないの?」

 

 

アリアが俺に質問する。

 

 

「まぁな」

 

 

「いい加減持てよ……」

 

 

遠山は呆れた顔をした。

 

 

「大樹は拳銃を持っても持たなくても変わらないわよ」

 

 

美琴様、言わないで!!

 

 

 

 

 

「だって射撃テストでEランクだったもの」

 

 

 

 

 

言いやがったよ……。

 

 

「「「「「え」」」」」

 

 

その場に居る全員が驚愕した。あ、レキは全く無反応です。

 

 

「あの時、銃を構えたのは脅しだったの?」

 

 

そうです、さすが夾竹桃姉さん。よくぞ見破った。

 

 

「えー、だいちゃんかっこ悪い」

 

 

ちょっと黙ろうか、理子。

 

 

「すごいのは身体能力だけか……。筋肉バカ?」

 

 

お前も黙ろうか、遠山。

 

 

「キンちゃんは私の中では全部すごいからね」

 

 

白雪は頬を赤く染めて言う。どう殺してやろうか、リア充の遠山よ。

 

 

「ちくしょう、轢いてやる……」

 

 

武藤は遠山達を見て呟く。あ、武藤と共犯しよう。そして、全ての罪を武藤に着せよう。

 

 

「銃を持つ気は?」

 

 

「あっても無くても変わらないから要らねぇ」

 

 

アリアの質問に首を横に振って答える。

 

 

「じゃあ刀とかは持たないのか?」

 

 

遠山は提案する。

 

 

 

 

 

「…………剣はもう持たない」

 

 

 

 

 

「え?」

 

 

「それより俺は狙撃する方がいいな」

 

 

俺はレキの方を振り向く。

 

 

「レキ、今度教えてくれないか?」

 

 

コクッとレキはうなずく。

 

 

「せっかくの身体能力がもったいないわね」

 

 

夾竹桃はバカを見るような目で見てくる。

 

 

「別にいいだろ。俺がどんな武器を使っても」

 

 

「困るわよ」

 

 

アリアが言う。

 

 

「あんたはあたしのパートナー。一緒に最前線で戦いなさい」

 

 

「お断りします」

 

 

「風穴」

 

 

「やらせてください」

 

 

アリア、銃を下げて。脅迫駄目だよ。

 

 

「言っておくが俺には銃なんか必要ない」

 

 

俺は銃を人差し指でクルクル回す。

 

 

「銃弾よりはやく走れるから」

 

 

「「「「「……………」」」」」

 

 

おい、そんな目で俺を見るな。

 

 

「もうこのことには触れないでおきましょ」

 

 

美琴の発言にみんながうなずいた。

 

 

「みんな嫌いだちくしょう!!」

 

 

俺は手元の近くにあったジュースをイッキ飲みした。ゲホッゲホッ!

 

 

________________________

 

 

「せいッ!やぁッ!たぁッ!!」

 

 

春が始まったばかりの3月下旬。綺麗な桜の木の下で一人の男の子が竹刀を持って素振りをしていた。

 

だが、普通の素振りではない。男の子は両手に二本の竹刀を持っていた。

 

彼は二刀流の練習をしていた。

 

 

「ふぅ、やっぱ疲れるな……」

 

 

少年は素振りをやめて息を整える。

 

 

「まだまだ先は長いなぁ……」

 

 

「何が長いの?」

 

 

「うわッ!?」

 

 

後ろから急に声をかけられ、びっくりする。

 

 

「ご、ごめんね!?」

 

 

「い、いや別に……!?」

 

 

男の子は驚愕した。

 

男の子に声を掛けてきたのは女の子だった。

 

しかし、女の子の友達は一杯いた。だから驚くことはあり得なかった。

 

でも、その女の子は違った。

 

 

女の子はとても綺麗だった。

 

 

可愛いと表現は正しいかもしれないが、可愛いよりも美しい方が似合う女の子だった。

黒髪のロングヘアーが風に揺られる。それだけで男の子は女の子に釘付けになる。

 

 

「え、えっと」

 

 

男の子は緊張していて上手く喋れない。

 

 

「ご、ごめんね。急に話しかけて」

 

 

「い、いや大丈夫だよ!そ、それでどうしたの?」

 

 

男の子は女の子を直視出来ない。

 

 

「えっとね、何が長いのか聞きたいの」

 

 

「え?ああ、そのことね」

 

 

男の子は両手に持った竹刀を見る。

 

 

「剣道を習っているんだ」

 

 

「え?」

 

 

女の子は竹刀を不思議そうに見る。

 

 

「剣道の試合って一本だけじゃないの?」

 

 

「うん、一本しか使えないよ」

 

 

「どうして二本も持っているの?」

 

 

男の子は二本の竹刀を持って構えを見せる。

 

 

「大人になったら二本使ってもいいんだよ」

 

 

女の子はハッとなる。

 

 

「だから長いのね、大人になるまで」

 

 

「そういうこと」

 

 

男の子は笑顔で肯定する。

 

 

「君はどうしてここに居るの?」

 

 

「私はこの近くの学校に通うことになったの」

 

 

「転入生?」

 

 

「うん」

 

 

「もしかして、多々羅(たたら)小学校?」

 

 

「え?知っているの?」

 

 

「知ってる。俺もそこに通っているから」

 

 

「ホントッ!?」

 

 

女の子は男の子の両手を握る。

 

 

「ッ!?」

 

 

男の子の顔が赤く染まる。

 

 

「何年生!?何組!?」

 

 

女の子は凄い勢いで聞いてくる。

 

 

「さ、三年一組だよ」

 

 

「同じよ!!」

 

 

「ぐぇッ!?」

 

 

今度は強く抱き締められた。

 

 

「ご、ごめんなさい!!」

 

 

「い、いや別にいいよ」

 

 

女の子は男の子から離れる。

 

 

「それじゃあよろしくな。………えっと名前は?」

 

「私は      」

 

 

「俺の名前は楢原 大樹。よろしくな     」

 

 

_________________________

 

 

 

「……………」

 

 

大樹は目を覚ました。時計は3:06。まだ夜中だ。

 

パーティーが終わり、美琴以外のみんなは帰った。

 

 

「……………何でこんな夢を」

 

 

絶対記憶能力が思い出させたのかもしれない。余計なお世話だ。

 

 

「………チッ」

 

 

大樹は舌打ちをして、再び二度寝をしようと横になる。

 

だが、結局朝まで眠ることは出来なかった。

 

 

________________________

 

 

 

アドシアード当日はあっという間に来た。パーティーが終わったあと何事も無く、平和だった。

 

そして、アドシアード当日だというのに大樹はまだ自分の部屋にいた。

 

 

「よし」

 

 

俺は拳銃に弾を入れる。

 

この銃はコルト・パイソン。回転式銃だ。

 

弾は6発しかなく、撃ったあとはリボルバーを自分で回さないと撃てないようになっている。

 

 

(でも俺が使うと最高に使える)

 

 

俺なら身体強化ですぐにリボルバーを回すことができる。そして装備科の連中に改造してもらい、とんでもない速さで撃つことができるようになった。

 

名付けるなら、ダイキフォルム!!うわッ気持ち悪そう!!………………自分で言うか普通?

 

 

ピピピピッ

 

 

「ッ!」

 

 

タブレットから何かを知らせるような音が流れる。

 

 

(やっぱり動きやがったが)

 

 

俺は拳銃を服の内側になおし、急いで部屋を出ていった。

 

 

________________________

 

 

 

東京武偵高には【3大危険地域】がある。

 

 

専門科目で一番危険な強襲科。

 

 

危険な教師の詰め所の教務科(マスターズ)

 

 

そして、地下倉庫(ジャンクシヨン)だ。

 

地下倉庫は本来の名前を柔らかく表現したもの。

 

 

 

 

 

地下倉庫とは【火薬庫】なのだ。

 

 

 

 

 

そんな場所に一人の男が訪れた。

 

男は奥に進んでいく。そして、火薬の置いてある棚の前まで行く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「何をしているのですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ッ!?」

 

 

声をかけられ男は驚愕する。声をかけた人物は

 

 

「…………楢原君ですか」

 

 

「ええ、そうですよ小夜鳴(さよなき)先生」

 

 

大樹だった。そして、男の正体は小夜鳴先生だった。

 

ブランドのスーツとネクタイを着込み、スラッとした細身で長髪の美青年。メガネのブリッジ部分を指で上にあげる。

 

 

「ここは立ち入り禁止ですよ?」

 

 

「すいません、その立ち入り禁止に怪しい人が入ったのかと思って、後をつけたんですよ」

 

 

「そうだったんですか。申し訳ない、誤解させてしまって」

 

 

「いえ、先生だと分かってよかったです」

 

 

大樹は棚を見る。

 

 

「先生は何をしていたんですか?こんな場所で」

 

 

「研究で少し火薬が必要でしたので取りに来たのです」

 

 

「そうだったんですか」

 

 

大樹は服の内側から、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「それで一体どこを爆発させる気だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カチャッ

 

 

大樹は拳銃コルト・パイソンを取り出した。拳銃の銃口を小夜鳴に向ける。

 

 

「な、何のことですか!?銃を下ろしなさい!!」

 

 

「とぼけんじゃねよ、小夜鳴。いや」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ブラド」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ッ!?」

 

 

小夜鳴は目を見開き、驚愕した。

 

 

「芝居はもうやめろ。全部バレてる」

 

 

「……………」

 

 

小夜鳴はしばらく黙っていた。だが、

 

 

「なるほど、さすがですね」

 

 

小夜鳴は参ったかのように両手を広げる。

 

 

「リュパン4世を倒しただけのことはあります」

 

 

「……………」

 

 

大樹は黙って小夜鳴の言葉を聞く。

 

 

「君の遺伝子が欲しくなりましたよ」

 

 

「ハッ、気持ち悪いこと言ってんじゃねぇよ」

 

 

大樹は鼻で笑い、睨み付ける。

 

 

「遺伝子がそんなに大切かよ、遺伝子中毒者が」

 

 

「大切に決まっているじゃないですか。有能な遺伝子を持てば持つほど優れた人材になるのですから」

 

 

小夜鳴は大樹の言葉に即答する。

 

 

「無能な遺伝子が集まったらその人間は無能になります。そう、リュパン4世のようにね」

 

 

ギリッ

 

 

大樹は歯に力を入れる。気に食わない。

 

 

「それ以上理子を悪く言うなよクソ野郎」

 

 

大樹は拳銃を小夜鳴の顔に標準を定める。

 

 

「今のお前は吸血鬼になれない。諦めろ」

 

 

「おや?何か勘違いしてませんか?」

 

 

「勘違いだと?」

 

 

大樹は小夜鳴の余裕の表情を見てイラつく。

 

 

「楢原君は御坂さんを知っていますかね?」

 

 

「ッ!?」

 

 

何故ここで美琴の名前が出るのか大樹には分からなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「彼女のDNAはとても素晴らしかったですよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「な、何言ってるんだ……」

 

 

大樹の手が震える。嫌なビジョンが頭をよぎっている。

 

小夜鳴はポケットから赤い液体の入った注射器をだした。

 

 

「この液体は彼をすぐに呼ぶことができるとても優れたものです。私が改良して開発しました」

 

 

小夜鳴は悪魔のような笑みをうかべて、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この液体は彼女の血が入っています」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なッ!?」

 

 

「彼女のおかげで私はいつでも彼を呼ぶことが可能になったんですよ」

 

 

小夜鳴は不気味に笑う。

 

 

(……………最悪だ)

 

 

大樹は【妹達】を思い出す。

 

 

(また………美琴は……………DNAを……………)

 

 

大樹は銃を持っていない左手を強く握る。

 

 

(こんなことに使われたのかよ………!!)

 

 

「彼女には感謝していますよ。健康診断とか嘘を言ってみたら、簡単に血をくれましたよ」

 

 

小夜鳴は首に注射器を打つ。

 

 

「さぁ彼の登場だ」

 

 

ビリビリッ

 

 

小夜鳴の着ていたスーツは破けていき、獣のような黒い毛が出てきた。みるみると体は大きくなっていき、

 

 

 

 

 

バケモノが現れた。

 

 

 

 

 

 

「よお、お前が楢原か」

 

 

身長は二、三メートルのある獣。ブラドは大樹を見る。上半身には3つの目玉模様がある。

 

「俺がブラドだ」

 

 

ブラドは後ろについた翼を広げる。

 

 

「お前のことは小夜鳴から聞いてる。なんでも4世を倒したそうじゃねぇか」

 

 

大樹は何も答えない。

 

 

「まぁあの欠陥品は使えないからな。だけどお前の遺伝子は使えそうだな?」

 

 

ブラドは持っていた注射器を横に投げ捨てる。

 

 

「お前の遺伝子を俺によこせ、楢原」

 

 

大樹は拳銃を服の内側になおす。

 

 

「なんだ?もしかして遺伝子をくれるのか?」

 

 

「ゆるさねぇ…………」

 

 

大樹は小さく呟く。

 

 

「あぁ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前は絶対に殺すッ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大樹は音速のスピードでブラドに飛びかかった。

 

 

 




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