旅の始まり
~死亡診断書~
名前:** ***
年齢:21才
性別:男
死因:コンドルがケツにくいこんだことによる肛門裂傷
「コンドルがケツにくいコンドルってかwwwってやかましいわwww」
一人ツッコミしているどうやら死んだらしい男が空にふわふわ浮いていた。
なんか半透明だし幽霊なんかな?
「・・・っ!!……っっ!!」
そして、必死で笑いをこらえている神(仮)が一名
自分の不手際なのに、この扱いは誠に遺憾である。ぷんぷん
「そろそろ秘伝のシャイニングウィザードを叩き込んでもよろしいか?」
「すっ、すいまっ、ヒヒッすいませっ・・・・・・んっ!んんっ!!」
「・・・・・・(気合いを溜めている)」
「わっわかりました!!すみません!すみません!だからシャイニングウィザードの構えを解いて下さぁい!」
ちっ、仕方ないな。まぁ実際シャイニングウィザードなんて出来ないんだけども
「コホン・・・・・・えぇ~この度は私のうっかりミスにより、あなたの命を奪ってしまい大変申し訳ありませんでした」
どんなふうにうっかりすればこんな死に方が出来るんだよ。
ちくしょう、神の見た目が幼女だから怒るに怒れないじゃないか
ちっちゃい子には優しくしないとね
チガウヨ?ボクロリコンジャナイヨ?
「つきましては、蘇らせていただきたいのですが・・・・・・」
とここで神(幼女)は言葉を切った。
何?なんかあんの?
「二つプランがありまして
一つは、財力、顔、学力全てをワンランク上げて、さらに特殊能力を付与して今いる世界に蘇ります」
「もう一つは?」
「年齢が若干若返りますがそれ以外何もなしで別世界に転生させて頂きます」
「一つ目のプランで」
「即答ですね!?」
「出来ればワンランクと言わずスリーランクぐらい上げてくれ」
「更に強欲ですね!?」
当然だろう、人生イージーモードを楽しむのだ。ヒャッハー!こっからは俺の、俺だけの喧嘩だ!
「ただその場合、一つ条件がありまして……」
「え?」
既に、大学に潜入したテロリストを特殊能力で撃退し学年のマドンナとフラグを立てるところまで妄想してた俺は次の言葉で絶望にたたき落とされる事になる。
「死亡した状態そのままになります」
ヱ……?ということは
「ケツに刺さったままってこと?
「はい、しかもずっと抜けません」
「あれが?」
「あれがです」
若干、表情が崩れる幼女(神)
想像して笑いそうになっただろ?
って今はそんなことどうでもいいわい!
となると・・・・・・
~以下妄想~
世紀末テロリスト「ヒャッハー!!金を出しなぁっ!さもなきゃ皆殺しだぁ!」
マドンナ「きゃあ~~~助けてぇ!」
DQN「マジヤベェwww」
???「待てぃ!」
世紀末テロリ(以下略「ひゃは!?」
俺「貴様らの非道ここまでだ!」(ケツにコンドルが刺さっています)
世紀末(以下略)「誰だぁ!?」
俺「外道に名乗る名などない!」(ケツにコンドルが刺さっています)
俺「はぁぁぁっ!ヘブンズカタストロフィ!!」(ケツにコンドルが刺さっています)
ドカァァァン!!
世紀末「ぐあぁぁぁっ!!」
DQN「パネェwwwパネぐへっ!」
俺「ふっ、他愛ない」(ケツにコンドルが刺さっています)
マドンナ「素敵……」
俺「大丈夫ですかマドモアゼル」(ケツにコンドルが刺さっています)
~以下見るに堪えないので省略~
いかん・・・・・・っ!24時間365日コンドルが刺さってるとか完全にギャグじゃないか。
これじゃなにやっても全然決まらないっ!!
「ていうかそんな気持ち悪い妄想してたんですか、DQNさんさり気に巻き込んでるし」
ナチュラルに人の思考を読まないでいただきたい。
「で?どうします?」
「ぬ?」
「いや、ぬ?じゃなくて、コンドルかトリップか選んでください」
「・・・・・・」
「残念ながらあまり時間がないので早急に決めていただけるとありがたいんですが」
え、えぇぇぇぇぇぇ・・・・・・・・・・・・
こ、これは・・・・・・っ
「どうします?」
「ぬぬぬ~~~~っ」
コンドルか?トリップか?
「さぁ、早く決めて下さい!ハリーハリー!」
「ぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぅ~~~~~っ」
コンドルか?トリップか?
コンドルトリップコンドルトリップコンドルトリップコンドルトリップコンドルトリップコンドルトリップコンドルトリップコンドルトリップコンドルトリップコンドルトリップコンドルトリップコンドルトリップコンドルトリップコンドルトリップコンドルトリップコンドルトリップコンドルトリップコンドルトリップコンドルトリップ・・・・・・
「と、聞くも涙、語るも涙な話がありまして」
「・・・・・・っ!ごほっ!ごほっ!」
「奥様が・・・・・・っ笑っておられる・・・・・・っ」
どっかの幼女神と同じように必死で笑いをこらえてらっしゃる貴婦人さんと創造主の笑顔を見た最古の4人みたいに感激している老執事さん
屈辱の極みである(まる
あ、因みに貴婦人さんは四葉真夜さんといい執事さんは葉山さんという人らしいです。
こんな異世界1日目でふ
こんな感じでだらだらやっていきたいと思います。