ZMB48~少女たちは、ゾンビの徘徊する船上で戦い続ける~ 作:ドラ麦茶
若葉さんと美咲の1対1の勝負――戦闘力は美咲の方がはるかに上。負けるはずのない勝負だった。しかし、始まってみると、美咲は一方的に攻め込まれ、防戦一方だ。それもそのはず。なんと、それまで4万2千だった若葉さんの戦闘力が、7万を超えているのだ。ちはるさんを始め、全員の表情が驚愕で歪む。戦闘力7万。それは、ヴァルキリーズでぶっちぎりに強い2人、燈と亜夕美さんに次ぐ高さだ。戦闘力5万6千の美咲に勝ち目はない。若葉さん、何故あんな戦闘力に!?
「まさか若葉のヤツ、戦闘力をアップさせる能力を使ってるのか!?」愛子さんが叫ぶ。
戦闘力を数倍にする能力はいくつかある。しかし、若葉さんの能力は『夢見』のはずだ。もちろん確証は無いし、仮に『夢見』であったとしても、能力カードを使えば、戦闘力を上げることは可能だ。だけど、今、若葉さんがそんな手段を使うだろうか? これは、若葉さんと美咲の、正々堂々1対1の勝負。お互いの能力は戦闘向きじゃないし、能力カードも持っていないと、勝負の前に言っていた。この大事な勝負に、ウソで相手を油断させる、なんてセコイ手を使うとは思えない。今の戦闘力は、若葉さんのウソ偽りない戦闘力なのだ。
美咲は頭を振りながら立ち上がる。なんとか意識は保っているけど、ダメージは決して少なくないだろう。
若葉さんが動いた。再び面を狙う。内受けでかわす美咲。木刀は1度弾かれたけど、続けざまに横薙ぎに払われた。後ろへ飛んでかわす美咲。そこへ、再び木刀が襲い掛かる。美咲は完全に防戦一方だ。それが素手での攻撃ならまだしも、木刀ではダメージも蓄積していく。このままじゃジリ貧だ。なんとか反撃しないと。
――と、何度目の攻撃か。
若葉さんの面を左の内受けでかわした美咲は、その手で、若葉さんの頭を掴んだ。そして、大きく頭を後ろに下げる。おお! あれは、三島流喧嘩空手・必殺超ぱちき! 早い話が頭突きだ!! 剣道家の若葉さんには未知の技だろう。これがヒットすれば、形勢逆転だぞ!?
ガツン!! 見ているこっちの目から火花が出そうな勢いで、美咲の超ぱちきは見事に若葉さんのおでこに炸裂した。
しかし――。
その強烈な一撃を喰らっても、若葉さんの目は死んでいない。じっと、美咲を捉えたままだ。
そして。
若葉さんも左手で美咲の頭を掴み、大きく頭を振りかぶった。まさか、ぱちき合戦をするつもりか!?
ガッツーン!!
若葉さんの頭突きは、美咲の額ではなく、顔面にヒットした!!
鼻血をまき散らしながら、再び背中から倒れる美咲。
「マズイな。完全に若葉のペースじゃないか」愛子さんの顔に焦りの色が浮かぶ。「まさか若葉が、こんな、実戦的な戦い方ができるなんてな。完全に舐めてたぜ」
そうなのだ。今のぱちき返しもそうだし、その前のひざ蹴りや足払い、下段からの斬りつけもそうだ。今の若葉さんの動きは、完全に剣道の動きではない。何でもありの、実戦レベルの技だ。あの優しい若葉さんが、こんな荒々しい戦い方をするなんて。
美咲を見る。大の字になって倒れている。気を失ってはいないけど、ダメージはかなり大きいだろう。胸が小刻みに揺れ、涙と鼻水を垂らし、嗚咽を上げている。
――え? まさか美咲、泣いてる?
確かに泣いていた。ヤバイ。美咲は空手の達人だけど、子供っぽいところがあり、意外と泣き虫だ。若葉さんに怒られて泣くのは、ワリとしょっちゅうなのだ。まあ、泣いたら負けというルールは無いけど、それでもやっぱりマズイぞ。それとも、子供っぽい美咲のこと。泣いたら強くなるという伏線か? いや、戦闘力は変わらず5万6千のままだ。じゃあ、やっぱりただ泣いてるだけか?
と、それまで厳しかった若葉さんの表情が緩み、いつもの優しいお姉さんに戻った。「ゴメン美咲! 痛かった!?」
美咲は、がばっ! と起き上る。「いえ! ぢがいまず! いだいんじゃないでず。いえ、いだいでずげど、いだぐでないでるんじゃありまぜん!!」
「……ゴメン、ちょっと何言ってるか分からない」
美咲は涙と鼻水を拭った。「あたし……若葉先輩のこと……誤解してました。若葉先輩のことは……すっごく、尊敬しています。でも、武術に関しては……たぶん、あたしの方が強いだろう、って、心の中で思ってました。若葉先輩の剣道の試合は何度も見ましたし、完全に見切っていたつもりでした。でも、若葉先輩、今までは、全然本気じゃなかったんですね」
「…………」
「少し前、テレビの深夜番組の収録の時、若葉先輩、言ってましたよね? 『仲間とは本気で戦えない。でも、美咲だったら本気で戦える気がする』って。あれ、冗談じゃなかたんですね。でもそれは、あたしが仲間じゃない、ってことじゃなかった……あたしが……若葉先輩にとって特別な存在だから! あたしが! 若葉先輩にとって、一番カワイイ後輩だから! だから、本気で戦えるんですよね!?」
「フフ、そりゃ、そうでしょ」若葉さん、嬉しそうな声。「カスミも、遥も、真理も、ヴァルキリーズのメンバーはみんな、あたしの可愛い後輩だよ。でも、やっぱりあなただけは、特別だよね。ヴァルキリーズには、いろんな娘がいる。絶対的なエースの深雪。そのライバルの亜夕美。完全無欠のキャプテンの由香里、お嬢様キャラと見せかけて実はとんでもない腹黒女のエリ、最強忍者の燈――あの娘たちに比べたら、あたしなんて、ホント、何にも無いよ。でも、そんなあたしを、慕って、目標にしてくれる娘がいる。カワイイに決まってるでしょ!! だからあたしは、全力で戦う! あなたはあたしを超えると宣言した。それはすごく嬉しい。でも! いくら可愛い後輩だからって、あたしはわざと負けたりはしないよ! あたしはあなたの壁になる。それが、あなたに対する、あたしの最大限の愛情だからね!」
美咲の顔は、また涙と鼻水でぐちゃぐちゃになった。
「そでが……ものずごぐ……うれじいだげでず!!」
よく聞き取れなかったけど、どうやら痛くて泣いてるんじゃないようだな。
若葉さんは再び木刀を構え、真剣な表情になった。「さあ! かかってきなさい!! あなたが挑んでくる限り、あたしは全力で戦うよ! あなたがあたしを超えるまで、たとえこの先10年20年経とうとも、あたしはヴァルキリーズに居続けて、あなたの壁になってやるんだから!!」
美咲は涙を拭った。「それはダメです。ヴァルキリーズは恋愛禁止。ヴァルキリーズに居たんじゃ、若葉先輩、いつまでたってもお嫁さんに行けません。それに、三十路四十路になってもアイドルを続ける若葉先輩なんて、見苦しくて見たくないです。分かりました。あたしも、久しぶりに本気を出します」
そう言うと、美咲は胴着を脱ぎ捨てた。上半身は胸にさらしを巻いただけ。ファンは大喜びだろうな。
美咲は顔の前で両腕をクロスさせると、大きく息を吐き出しながら、ゆっくりと腕を開いた。そして左拳を前に突きだし、右拳は脇の下に引いて構えた。
あたしも一応空手を習っていたから分かる。あれは、正拳突きの構えだ。
「へぇ?」と、感心したような若葉さん。「まともな空手の構えもできるんだ? いつもの、三島流喧嘩空手はどうしたの?」
「へへ。あんなゲームの技、本気の若葉先輩相手に使っちゃ、失礼ですからね」
……ゲームの技だったのかよ。どうりで、ムダに派手な技ばかりだと思った。
まあ、それはいいとして。
正拳突き――空手では基本中の基本技だ。多くの空手家が、恐らく一番最初に習う技である。
しかし、脇の下から繰り出すパンチは、意外と威力は低い。ボクシングスタイルのパンチの方が、威力も高く、実戦向きだ。
しかし。
この正拳突きこそが、空手最強の技だという専門家は多い。威力が低いのは、それだけ極めるのが難しい技だから、というのだ。
まさか、美咲は正拳突きを極めている自信があるのだろうか? 分からないけど、勝負に出たということは、それなりに勝算があるのだろう。そう思いたい。ここまでの戦い、美咲は若葉さんに攻められっぱなしだった。かなりダメージを受けているはず。ここから逆転するには、一撃必殺の技が必要かもしれない。
一撃必殺――それは、空手の理念だ。
若葉さんの表情が再び険しくなった。木刀を構える。
美咲は動かない。正拳突きの構えを崩さない。
「美咲のヤツ、大丈夫か?」ちはるさんが心配げに言う。「頭がスキだらけだぞ? 面を打って来い、って、言ってるようなもんだ」
「だな――」愛子さんが同意する。「でも、あまりにもあからさま過ぎて、若葉もためらってるな」
「誘ってる、ってのか?」
「分からん」
2人とも武術の達人だ。あたしみたいな素人には分からないことを感じ取ることができるのだろう。はたしてアレは、誘いか、それとも、攻めに集中して、本当に油断しているのか。誘いなら、若葉さんの面を受け止め、あるいはかわし、反撃の正拳突きだ。美咲が真の達人ならば、それは一撃必殺。この勝負は美咲の勝ちだ。しかし、アレが誘いではなく油断だった場合、美咲にはもう、若葉さんの攻撃に耐える力は残ってないだろう。若葉さんの勝ちである。
勝負は、次の一撃で決まる――誰もがそう感じ取り、息を飲んだ。
長い沈黙が流れ。
先に動いたのは――若葉さんだ。
一気に踏み込み、美咲の頭部を狙う。
美咲の構えを油断と見たのか、あるいは誘いと見たのかは分からない。とにかく、これまでの、どの攻撃よりも速く、鋭い一撃だ。その戦闘力は、なんと8万5千に達している。最初の戦闘力の倍以上だ!
対する美咲は――。
――――。
5万6千のままだ! ダメだ! このままじゃやられる!!
そして、思った通り――。
ガツン!! 若葉さんの鋭い一撃は、見事に、美咲の脳天を捉えていた。
勝利を確信する若葉さん。そして、由香里さんたち。
美咲の額から、一筋の血が流れ落ち、そして――
――――。
美咲の目は、死んでいない。
その表情が、勝利を確信したものに変わる。
その時、美咲の戦闘力を表す数値が急激に上昇し、次の瞬間――。
ボン! 数値が小さく爆発。
何だ!? 計測不能で壊れたのか!? それとも、能力の効果時間が切れたのか!?
いや、そんなことはどうでもいい。
美咲は――。
「――はぁ!!」
一気に息を吐き、若葉さんの胸に、正拳突きを叩き込んだ!!
それは、今までのどんな攻撃よりも、強烈な一撃!
美咲の正拳突きは、若葉さんを身体ごと吹き飛ばす。
5メートルほど飛び、若葉さんは、背中を地面に強く打ち付け、倒れた。
その、胸は。
バスケットボールくらいの大きさに、大きく陥没いた。
――あれが、美咲の正拳突きの威力。
若葉さんの面攻撃に耐え、カウンターで繰り出した、美咲の正拳突きだ!!
「――あたしに、面は効きませんよ」美咲は表情を崩さずに言う。「今まで、若葉先輩には何度もゲンコツされましたからね。あれに比べたら、木刀の面なんて、蚊に刺されたようなもんです」
若葉さんが、なんとか首だけ起こした。「……威張って言うようなことじゃないでしょうが」
……確かにな。それだけ、美咲が若葉さんに怒られてるってことなんだから。
が、過程はどうあれ、結果は結果だ!
若葉さんは、力尽き。
ボン! 小さな爆発とともに、青い炎と能力カードになった。
「よし!!」
チーム全員でガッツポーズをする。一時はどうなるかと思ったけど、結果は予想通り、美咲の勝利だ! 美咲! 良くやった!!
みんなで駆け寄ろうとする。
しかし、思わずその足が止まる。
美咲は、真剣な表情で、若葉さんの魂を見つめていた。
そして、その魂の前に正座する。
「――若葉先輩」
美咲は両手を地面に八の字に着き、深く、深く、頭を下げた。
「ありがとうございました!!」
座礼――武道において、相手を最大限の敬意を払う礼法だ。
ぱち、ぱち、ぱち、と。
勝者を祝福する、拍手。
由香里さんだった。涙を流しながら、美咲に、拍手を贈っている。
そして、亜夕美さんが手を叩き、他のメンバーも、手を叩く。
そして、あたしたちのチームメンバーも、美咲を心から祝福する。
美咲は今、心から尊敬し、目標としていた若葉さんを、倒した。
もちろん――。
これが、若葉さんを超えたことにはならない。
美咲が若葉さんを尊敬している所は、武道だけではない。
アイドルとしての、若葉さんを尊敬しているのだ。
だから、美咲が本当に若葉さんを超えたかどうかは、来年春の、アイドル・ヴァルキリーズ第6回ランキングまで待たなければならない。
今年の春の第5回ランキング。若葉さんは4位。美咲は7位だった。
三期生である美咲がランキングに参加するのは2回目。それで7位というのは、二期生の推されメンバー、最強忍者の燈や、武術もできる白衣の天使エリさえも超える快挙である。このままの勢いで行けば、来年、若葉さんのランクを超えることも、十分可能だ。
もちろん、若葉さんには、ヴァルキリーズ一期生として、最年長として、ここまでグループを支えてきた誇りがある。簡単には超えられないだろう。
それでも、美咲ならきっと――。
『デュエル』の能力が解除される。同時に、若葉さんの魂も消えた。『デュエル』で敗れたプレイヤーは、その時点でゲームオーバーだ。若葉さんは、現実の世界に戻ったのだ。
それでも美咲は、深く、深く、頭を下げ続けていた――。
☆
プルプル。TAが鳴った。開くと。
『第5フェイズ終了。
根岸香奈
黒川麻央
遠野若葉
以上3名がゲームより離脱。残り、30名』
麻央がゲームオーバーか。確か、『復活』の能力の使い手だって、瑞姫さんが言ってたな。死亡しても20分後に生き返る能力だ。この能力と、舞さんの『スティール』の能力があれば、ほぼ無限に能力を増やすことができた。このゲームの必勝法とも言える技だ。まあ、すでに舞さんが離脱し、『スティール』の能力は無いから、麻央が離脱しても気にする必要はないだろう。
……あれ?
あたしは、TAに表示された根岸香奈の文字を見る。
香奈が死んだのって、このフェイズだっけ?
根岸香奈。ノートに名前と能力を書き、合っていれば、そのプレイヤーは心臓麻痺で死ぬ、という能力、『キル・ノート』の使い手だ。あの娘が死んだのって、ひとつ前のフェイズだったような気がするけど? そう言えば、前フェイズの離脱者通知の中に、香奈の名前は無かったな。あの時は『ジーニアス』能力をTAにまとめるのに忙しくて、気づかなかった。
……と、いうことは、香奈は生き返ったのか? そのワリには、さっきの第5フェイズ、何も仕掛けてこなかったな。あの娘の性格からしたら、何か根暗な仕返しをしてきそうだけど。
…………。
まあ、香奈のことだ。きっと、仕返ししようと誰かの名前と能力を書いたけど、それが間違っててまた死んだ、とかいうオチだろう。別に気にすることは無いか。何があったにしても、もう離脱してるんだからな。
「――で? どうするの?」亜夕美さんが由香里さんに向かって言った。「若葉と美咲の対決は終わった。あの娘の言う通り、ヴァルキリーズの今後のことを考えれば、これで良かったのかもしれない。でも、あたしたちのチームにとっては、若葉と七海を失ったのは、痛すぎるんじゃないの?」
由香里さんは涙を拭う。「そうだね。なんとかしないと」
「とりあえず――」由香里さんの視線がこちらを向いた。「あいつら何人か殺って、バランス取ろうか?」
ちはるさんが挑発的な笑みを返す。「はん。やれるもんならやってみな!」
亜夕美さんも挑発する。「あれ? 今回は逃げないんだ? あ、そうか。真穂の『非戦闘地帯』の能力があるもんね。だからそんなに強気でいられるんだね」
「……調子に乗りやがって」
ちはるさんが殺気立つ。
「ちはるさん、落ち着いてください」リーダーの遥が止める。「今回の目的は、若葉さんを倒すことです。目的は達しました。これ以上の戦闘は無用です。美咲もダメージを受けてますし、ここは一旦引いて、新たな作戦を立てましょう」
「フン。やっぱり逃げるんだ」鼻で笑う亜夕美さん。「勝ちたいのは分かるけどさ。そんな消極的な戦法で勝ち残っても、ファンは喜ばないよ? これはエンターテイメントなんだから、盛り上げないと」
さらに殺気立つちはるさんを、遥が止める。「――ちはるさん。挑発に乗ってはダメですよ」
「分かってるさ。だが、亜夕美の言うことも一理あるぞ?」
……確かに、それは言える。ゲームが始まって五時間経つけど、ゲームオーバーになったのはまだ18名。メンバーの6割以上がまだ生き残っていることになる。このペースで行くと、優勝が決まるのはいつになることやら。よほどコアなヴァルキリーズファンじゃない限り、会場にいる人は飽きて帰ったり、テレビを見てる人はチャンネルを変えるか寝るかするんじゃないか? そろそろ大きな手を打って、ゲームを動かした方がいいかもしれない。
と、再びTAが鳴った。開くと。
『特殊ミッション発動。
現在、橘由香里率いるチームと、篠崎遥率いるチームが交戦中。
これより、この2チームを対象にした特殊ミッション“キャプチャー・ザ・フラッグ”を行う。
この2チームに属しているメンバーは、1分後、強制的にミッション会場に転送される。
このミッションに敗北したチームのメンバーは、ゲームから追放される』
特殊ミッションキター!! 大きな手を打ってきたのは運営の方だったか。そうだよな。運営が、このスローテンポな展開を黙って見てるはずがない。今度のミッションは、恐らくチーム戦だろう。キャプチャー・ザ・フラッグ……Capture The Flag……直訳すると、“旗を取れ”という意味だ。
つまり、2チームに分かれての旗取りゲームと見た!
メンバーみんなで視線を交わし、無言で頷く。やってやる! という意思表示。このまま戦い続けても、お互い牽制し合い、ムダに長引くだけだ。特殊ミッションは望むところである。
由香里さんのチームも、大きく頷き合っていた。
そして、1分後、
両チームのメンバーは、ミッション会場に転送された――。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆
TIPS 19:『チーム・カトル(仮)』メンバー募集のお知らせ
■『チーム・カトル(仮)』メンバー募集のお知らせ
アイドル・ヴァルキリーズのプロデューサーが手掛けるアイドル・プロジェクト第2弾!!
その名も『チーム・カトル(仮)』
アイドル・ヴァルキリーズの姉妹ユニットとして、実績あるスタッフが全面バックアップ!
なんと日本武闘館でのデビューコンサートを企画中!!
さらに、すでにレコード会社との仮契約を終え、CDデビューはほぼ決定!
このチャンスを逃すな!!
▼ 日程 ▼
2011年07月:書類選考
2011年08月:オーディション審査・面接
2011年09月:合格者発表(24名)
2011年10月:レッスン開始
2012年02月:日本武闘館にてデビューコンサート
2012年04月:1stCDシングル発売
(都合により、日程・予定に変更が生じる場合があります)
(2011年4月12日、アイドル・ヴァルキリーズ所属事務所のホームページ、大手ニュースサイト、新聞記事、その他、各メディアの記事より抜粋)