ZMB48~少女たちは、ゾンビの徘徊する船上で戦い続ける~   作:ドラ麦茶

14 / 119
Day 3 #01

 気が付くと、そこは何もない世界だった。

 

 見渡す限り、白い世界が続いている。

 

 前も、後ろも、右も、左も、上下さえも、全て、白一色。天地の区別さえない。まさに、無の世界だった。

 

 しかし、そのことに疑問は沸かない。ここは、こういう世界なのだ。以前にも来たことがある。それがいつだったかは思い出せないけれど。

 

 あたしは、何もない世界をあてもなく歩く。

 

 すると。

 

「いったい、どうしてくれんのよ!!」

 

 怒声が響き渡った。何だ? 辺りを見回す。何もない白一色だった世界に、人影が浮かび上がった。ひとつ、ふたつ、と、増えていき、20人くらいの人だかりになった。

 

 ……あれは……ヴァルキリーズのメンバー?

 

 そう思った。美咲やカスミなど、みんな、見覚えのある背中だ。

 

 そうだ。ここは確か……武闘館だ。

 

 思い出した瞬間。

 

 白い世界は消え、木の板がむき出しになったセットの裏側と、冷たい石の床と壁、そして、たくさんの小道具が並んだ場所にいた。ステージの裏側のようだ。そう、ここは武闘館。今、コンサートの真っ最中だ。

 

 いつものように、アイドル・ヴァルキリーズデビュー曲の「胸奥の試練」から始まった今日のコンサートは、2曲目に「ダイアモンドの夜」、3曲目に「才加のハート」と続け、ここで一旦、メンバー全員での歌は終わり、その後は、神崎深雪、白川睦美、滝沢絵美の3人の派生ユニット「エンパイア」が、2曲披露することになっている。舞台はエンパイアの三人とキャプテンでMCの橘由香里を残し、残りのメンバーは舞台裏に下がったところだった。

 

 突然舞台裏に響き渡った怒声に、みんな、一気に静まり返った。何かあったようだ。人だかりの方へ行ってみる。メンバーをかき分け、輪の中に無理矢理入った。四期生の朝比奈真理が、イスに座っている吉岡紗代に頭を下げていた。

 

「本当に、本当に、スミマセン!!」直角を越えて頭を下げている真理。そのまま土下座でもしそうな勢いだ。

 

「スミマセンで済む問題じゃないんだよ! どうするのか訊いてるの!!」

 

 怒声の主は紗代だった。あたしと同じ一期生。普段は温厚で優しい性格だけど、学生時代は結構な不良だったらしく、そのせいか、時々こんな風にキレることがある。キックボクシングを習っていることもあり、後輩からは恐れられている娘だ。

 

 紗代の容赦ない怒声を浴び、真理の目には涙が浮かんでいた。

 

 朝比奈真理はヴァルキリーズに入ってまだ半年も経ってない新人の娘だ。歳は14歳と、ヴァルキリーズの中でもかなり若い。おとなしい性格で、武道も週2回の剣道実習以外は特にやっていない。同じヴァルキリーズのメンバーでも紗代とは対極に位置すると言っていい娘だ。2人の今の姿は、クラス1目立たない女生徒が不良に因縁をつけられているかのようだった。見ていられないので、あたしは2人の間に割って入った

 

「どうしたの? 何があったの?」真理をかばうように立ち、紗代に訊く。紗代は大きく息を吐き出し、プイ、と、そっぽを向いた。「あんたには関係ないでしょ?」と言わんばかりの態度だ。しょうがないので真理の方を見る。まだ頭を下げていた。溜まった涙はすでに溢れ出し、嗚咽に変わっていた。話ができるような状態ではなさそうだ。誰か事情を知ってる娘はいないのか? 周りを見回すと、エリが輪の中に入ってきた。武術もできる白衣の天使。手には救急箱を持っている。

 

「――2曲目の、『ダイアモンドの夜』のとき、真理が、紗代さんにぶつかってしまったそうです。その時、紗代さんが足を捻ったみたいで」

 

 エリはしゃがみ、紗代の右のブーツを脱がせた。みんなが息を飲む。紗代の足首は、まるでリンゴでも実ったかのように、赤く大きく膨れ上がっていた。コンサートはまだ始まったばかりなのに、あの足ではとても続けられそうにない。

 

「ごめんなさい……あたしの……せい……なんです……。あたしが……ステップ……間違えたから……」しゃくりあげながら言う真理。

 

「ダイアモンドの夜」は動きが激しいダンスナンバーだ。特にサビの部分は、少しでもステップを間違えれば、メンバー同士が接触してしまう可能性が高い。デビュー間もない真理には、ちょっと難しい曲だったかもしれない。

 

「泣いて済む問題じゃないんだよ! この後のことをどうするのか訊いてんだよ!!」怒りが収まらない紗代。そんなに怒ることはないだろう、と、思ったけど、すぐに気が付いた。

 

 そうか。この後紗代は、キックボクシングの公開スパーリングがあるんだ。

 

 本格的な武術の使い手が多いアイドル・ヴァルキリーズのコンサートでは、歌やトークの他にも、演武や殺陣など、格闘技のデモンストレーションを行うことが多い。今日のコンサートでは、ステージ上にリングが用意され、紗代がキックボクシングの公開スパーリングを行う予定になっている。しかも、そのための相手として、先日世界フェザー級チャンピオンのベルトを奪取し、一躍時の人となった、河合ひろか選手を呼んであるのだ。

 

「現役チャンピオンを呼んで、リングまで準備してあるのに、『ケガしたから中止します』じゃあすまないんだよ! どうするの!?」

 

 叫ぶ紗代に対して、泣くことしかできない真理。

 

 真理は可哀想だけど、紗代が怒る気持ちも分かる。確かに、どうするか考えなければいけない。ステージ上では、すでに深雪たちの歌が始まっている。2曲なんてあっという間だ。

 

 紗代の足にコールドスプレーを吹き付け、湿布を貼り、手早く包帯を巻きつけていくエリ。

 

「――骨折はしてないでしょうけど、一応、お医者さんに診てもらった方がいいですね。もちろん、スパーリングなんて無理です」淡々とした口調。

 

 それを聞いて紗代は、「クソッ!」と、拳をイスに叩きつけた。真理が怯える。

 

「ちょっとちょっと、さっきから何騒いでんのよ?」

 

 そう言って輪の中に入ってきたのは本郷亜夕美だった。アイドル・ヴァルキリーズランキング3年連続2位のロスヴァイセだ。

 

「ちょっと! 真理、泣いてんじゃん!」真理に駆け寄る亜夕美。心配そうに真理の顔を覗き込んだ後、きっ、と、紗代を睨んだ。紗代は「何よ?」というような視線を返す。

 

 まずい雰囲気だな。あたしは亜夕美に、真理が振り付けを間違えて紗代とぶつかり、足を捻ったことを説明した。

 

「あらら。そりゃ大変だ」

 

 大して大変とも思ってないような口調で、亜夕美は言った。

 

 真理がまた嗚咽を洩らす。「本当に……ごめんなさい……あたしのせいで……こんな……」

 

「泣きなさんなって。真理は悪くないよ。悪いのは紗代なんだから」亜夕美が真理に向かって言った。

 

 紗代が、鋭い目で亜夕美を睨む。「はぁ? なんであたしが悪いのよ!?」

 

「だってそうでしょ? 動きの激しい『ダイアモンドの夜』を、デビュー間もない四期生がすぐ隣で歌ってるんだよ? 一期生のあんたの方が気を付けるのが当然でしょ? 何年この歌をうたってんのよ?」

 

「……あ、あたしだって、気をつけてたわよ! でも、ぶつかったんだからしょうがないでしょ!?」

 

「しょうがない、って……もっとマシな言い訳は無いの? 大体ね、こんなか弱い14歳の女の子とぶつかって、何であんたの方が転んでケガしてんのよ? 何の為にキックボクシンやってんの? その上後輩に八つ当たりして、ホント、みっともないわね」

 

 がたん! と、イスを倒し、紗代が立ち上がる。怒りに満ちた表情だったけれど、すぐに苦痛に歪んだ。右足首を抑えてうずくまる。

 

「やれやれ。情けないね、まったく」ため息とともに見下ろす亜夕美。

 

 紗代は、憎々しげな眼で見上げた。

 

 あたしは2人の間に割って入った。「ちょっと、ケンカしてる場合じゃないでしょ? これからどうするのか、早く決めないと」

 

 ステージ上では、深雪たちのユニット、エンパイアの2曲目が始まっている。これが終われば、リングの準備ができ次第、公開スパーリングだ。

 

「……ま、しょうがないわね」亜夕美が両手を腰に当てた。「紗代。コスチューム借りるわよ。ロッカーの中?」

 

「借りるって、どうする気?」と、紗代。

 

「決まってるでしょ? あんたの代わりにあたしが出るのよ」

 

 亜夕美の言葉に、みんなが一斉にざわめいた。

 

 亜夕美が紗代の代わりに出る? キックボクシングのスパーリングだぞ? 大丈夫か?

 

 亜夕美は幼いころから薙刀を習っており、高校時代に全国大会で優勝したほどの腕前だ。体育会系が集うアイドル・ヴァルキリーズの象徴ともいえる娘だけど、さすがにキックボクシングは畑違いすぎるのではないだろうか?

 

 みんなが心配そうに見つめるけれど、亜夕美は平然とした表情だ。

 

「……もしかして亜夕美、キックボクシングの経験、あるの?」あたしは訊いてみた。

 

「あるわけないでしょ」当然のように答える。「ま、でも、なんとかなるわよ。あたしに任せなさい」

 

 ドン、と、胸を叩く亜夕美。自信満々の表情だけど、その自信がどこから出てくるのか分からない。不安は倍増する。

 

 と、ステージ上の音楽の曲調が変わった。エンパイアの2曲目のアウトロ部分だ。もうすぐ曲が終わる。

 

「やば! 早く準備しないと! 紗代、ロッカー勝手に開けるよ!」

 

 亜夕美はロッカールームに走って行った。ホントにやる気だ。

 

《はい! エンパイアでしたー!!》

 

《みんな! ありがとう!!》

 

 ステージ上に由香里と深雪の声が響いた。エンパイアの歌が終わったのだ。この後2人がトークをしている間に、ステージ上にリングの設置することになっている。もう時間は無い。亜夕美に任せるしかない。

 

「だれか、このこと、由香里と河合さんに伝えてきて!」

 

 あたしがそう言うと、美咲とカスミが頷き、走って行った。

 

「くそっ!」紗代がもう1度イスを殴りつけた。怯える真理。

 

 紗代は立ち上がり、足を引きずりながら、ロッカールームとは反対の方へ歩いて行く。誰とも目を合わさなかった。

 

「……何あれ……」

 

「……なんか、感じ悪いよね……」

 

「……あんなに怒らなくてもいいのにね……」

 

 真理と同じ四期生を中心に、みんながひそひそと話す。泣き続ける真理を抱き、慰めながら、ロッカールームへ入った。

 

 あたしはずっと、足を引きずる紗代の背中を見つめていた。

 

 

 

 

 

 

 その後、亜夕美は本当に紗代のコスチュームを着て、リングに上がった。

 

 もちろん、ド素人の亜夕美が現役チャンピオンとのスパーリングなんて危険なので、結局、リング上で河合さんのキックボクシング講座みたいな形になった。

 

 しかし、亜夕美のキックやパンチは素人とは思えないほど形になっていて、河合さんが「ホントに初めてですか?」と、何度も確認するほどだった。最終的には、「3年間みっちりトレーニングすれば、ベルトが狙えますよ」とまで言われ、観客は大いに盛り上がった。

 

 その後のステージは、紗代を欠いたものの問題なく進み、コンサートは大盛況のうちに幕を下ろした。

 

 

 

 

 

 

「いやー、紗代がケガしたって聞いたときはどうなるかと思ったけど、さすがは亜夕美! 頼りになるねぇ! もう、神様、仏様、亜夕美様だよ!」由香里、亜夕美を強烈にヨイショする。

 

「まあ、そんな大したことじゃないけどね。でも、あたし、3年でチャンピオンになれるって言われちゃったよ。どうしよう? やってみようかな? あはは!」すごくうれしそうな亜夕美。

 

 コンサートが終わり、控室でエリの特製ドリンクを飲みながら、みんなでコンサートの出来を話し合う。今日の主役はやっぱり亜夕美だ。

 

 キックボクシング講座は20分ほど行われた。相当な運動量のはずだけど、亜夕美はその直後に行われた、称号持ちメンバーだけの歌のプログラムにも予定通り参加し、さらにその後のメンバー全員の歌、そして、アンコールにもきっちりと出て、その凄まじい体力をみんなに見せつけたのだった。

 

 控室をぐるりと見回す。みんな満足のいくパフォーマンスができたようで、うれしそうに話し合っていた。紗代に怒鳴られ泣いていた真理の顔にも笑顔が浮かんでいる。

 

 紗代の姿だけが、そこに無かった。

 

 病院に行ったわけではない。あの後、リング上で河合さんとキックボクシングをする亜夕美の姿を、紗代は舞台袖でじっと見ていた。その後のステージも、紗代はずっと舞台袖から見ていたのを、あたしは知っている。

 

 そして、アンコールが終わってみんなが舞台裏に下がった後、紗代は1人、足を引きずりながらステージに出て行き、お客さんに向かって、ケガをして公開スパーリングができなかったこと、その後の歌に参加できなかったことを詫び、深々と頭を下げたのだった。

 

 紗代はどこにいるのだろうか? 帰ってはいないと思う。あたしは盛り上がるみんなを残し、そっと、控室を出た。ロッカールームに向かう。奥のイスに、紗代は1人で座っていた。じっと、天井を見上げている。

 

「お疲れ、紗代」隣に座る。

 

 紗代は「うん」と言っただけで、後は何も言わなかった。

 

「今日は、災難だったね。ケガした上に、なんか、悪者みたいになっちゃって。亜夕美も、あんな言い方しなくてもいいのにね」慰めの言葉を掛ける。

 

「まあ、仕方ないよ」紗代は天井を見上げたまま、ゆっくりと言った。「亜夕美の言う通り、真理とぶつかったくらいで転んでケガするあたしの方が悪いよ」

 

「そんなことは無いと思うけど」

 

「ううん、そうなの」

 

 紗代は自嘲気味に笑った。何と言っていいか分からず、あたしは黙っていた。

 

 あの時、真理に向かって、「どうするの!?」と、怒鳴ってしまった紗代。泣いてしまった真理をかばうために、亜夕美は紗代を責めた。まあ、紗代にも非がある。いくらなんでもまだ14歳の真理に向かって、あの言い方は無いだろう。

 

 でも、あたしは紗代が怒鳴ってしまった気持ちも、分からなくはないのだ。

 

 2人がぶつかったのは、ステップを間違えた真理が原因だ。それについて亜夕美は、「真理はデビューしてまだ半年の四期生。一期生の紗代の方が気を付けるべき。か弱い14歳の女の子とぶつかったくらいで転んでケガする方が悪い」と言ったけれど。

 

 それは、断じて違う。

 

 プロのアイドルとしてステージに上がる以上、四期生だとか、デビューまだ半年だとか、14歳だとか、そんなことは関係ないのだ。ステップを間違えたことの言い訳にはならない。

 

 そして、どんなに紗代がキックボクシングで鍛えていようとも、激しいダンスで体勢が不安定な所にぶつかれば簡単に転ぶし、転べばケガもする。紗代が悪いと言うのは、あまりにも極論過ぎるだろう。

 

 もちろん、それは亜夕美にも分かっているはずだ。ただ亜夕美は、泣いている真理をかわいそうに思い、かばったのだろう。その結果、紗代は一方的に悪者みたいになってしまった。あの状況ではそれは仕方が無かったのかもしれないけれど、もしあの場に由香里がいたら、誰も悪者にならない、もっとベストな方法で騒ぎを収めてくれたんじゃないか、と思ってしまう。亜夕美のやり方は、ちょっといただけないかな……と、しゃしゃり出て行った割には何の役にも立てなかったあたしにそんなことを言う資格は無いけど。

 

 まあ、それはいいとして。

 

 紗代が思わず真理を怒鳴ってしまった最大の理由は――悔しかったからだ。

 

 こんな大事な舞台でケガをしてしまったことが、悔しくて仕方なかったのだ。

 

 紗代はデビュー当時、美少女キックボクサーというキャッチコピーで人気となり、第1回のランキングでは7位にランクインし、見事、称号ヴァルトラウテを獲得した。しかし、その後は目立った活躍ができず、ずるずるとランクを落とし、半年前の第4回ランキングでは18位と、かなり低迷している。

 

 しかし、河合さんが世界チャンプの座に就いた今年、世間では女子キックボクシング人気が爆発。体力づくりやダイエットに最適、と、特に若い女性を中心にブームになっている。その人気にあやかり、今回のコンサート中の公開スパーリングが企画されたのだ。紗代にとっては願っても無いチャンスであり、かなり張り切っていたのだけれど、それが、こんな形でダメになってしまった。今日のコンサートには、紗代のファンもたくさん来てくれていたはずだ。紗代にとって、コンサートでは久しぶりのソロのイベントだ。楽しみにしていたファンも多い。それを、こんな形で裏切ってしまった。代わりに亜夕美がリングに上がり、みんな盛り上がってくれたとは言え、紗代の登場を心待ちにしていたファンを裏切ってしまったことは否定できない。それが申し訳なくて、悔しくて、紗代は思わず、真理を怒鳴ってしまったのだ。

 

 またとないチャンスをふいにしてしまい、ファンを裏切ってしまった紗代。何と声をかけていいか分からず、あたしは黙っている。紗代も喋らない。2人でしばらく、天井を見上げていた。

 

 やがて。

 

「さて、と」紗代が右足をかばいながら立ち上がった。

 

「どこ行くの?」

 

「真理に謝って来るよ。あの娘には、ホントに悪いことしたから」

 

「そう……それがいいね」

 

「うん」

 

 紗代は足を引きずりながら歩く。

 

 しかし、数歩進んだところで、バランスを崩した。

 

「危ない!」

 

 あたしが手を貸し、何とか紗代は転ばずに済んだ。

 

「……ありがと。借りができたね」紗代が笑う。

 

「何言ってんの。こんなの、借りでも何でもないでしょ。仲間なんだから」あたしは紗代に肩を貸した。

 

「ううん。借りはちゃんと返すがあたしの主義だから。仲間なら、なおさらね」

 

「そう? じゃあ、期待せずに待ってるよ」

 

 そして、あたしたちはお互い笑い合った。

 

 

 

 

 

 

 ――そこであたしは、目を覚ました。

 

 

 

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。