ハイスクールD×D ~自堕落主と相談屋~   作:タロー☆マギカ

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前回頑張って書きすぎたせいかなかなか辛かった。結構な駄文になっていると思いますが、最後まで読んでくれるとありがたいです。



アーシア捜します!

 『いいことイッセー。今後あのシスターとは関わりを持ってはいけないわ。聖と魔は互いに相反する存在。本来交わる事のない者同士が深い関係を持てば周りからは軽蔑され、最悪上層部の奴らがこの事を口実に拮抗状態だった三竦みの関係を壊しに来るかもしれない。そうなれば戦争。文字通り命懸けの戦いになるわ。そうならないためにもここは我慢してちょうだい。分かったわねイッセー?』

 

 それが今日の朝、通学路で偶然顔を合わせたリアス先輩から言われた忠告。

 

 理屈は分かった。言いたいことは理解した。リアス先輩の心中を感じ取れた。だけどーーーー

 

 

 

 解せねぇ。こればっかりは引き下がれない。

 

 

 

 惚れた女の子をあんな危険な奴らの側にこれ以上いさせる訳にはいかない。誰が立ちふさがろうとねじ伏せる。誰に何と言われようと止まらない。俺のやりたい事は最後まで完遂する。

 

 「間違ってませんよね?摩耶さん……」

 

 自分以外しか存在しない相談部部室に、俺の呟きが虚しく響く。そんな気がするほど静まり返っていた。

 

 あの一件以来、摩耶さんは俺達の前に姿を現していない。

 

 あの一件、と言っても昨日の出来事ーーーーフリードと呼ばれる神父と遭遇し、摩耶さんがたった一人でその場に残り、戦闘を継続ーーーーなので今日帰ってきても可笑しくはないのである。

 

 何故ならあの人は、今日には絶対帰ると言ったから。あの人の台詞には何故かその気にさせられる不思議な力がある。だからきっとあの人は帰ってくる。その時にまた落ち込んでたりでもしたら、あの人にキレられる。それだけは避けたい。

 

 カッコよく言ってるけど、キレられるのはマジで避けたい。だって怖いもん。あの人怒ったら。

 

 「と、とにかくだ。この場でうじうじしてても始まらないし、今日は授業すっぽかしてアーシア捜索といこう。うん、それがいい」

 

 鬼となった摩耶さんの恐ろしいイメージを頭の片隅に追いやるために、アーシア捜索をわざわざ声に出して決断した。

 

 決めちまったからにはしっかりやりきらねえとな。あの人にキレられる。

 

 そんな事を考えてしまったせいか、再び浮かんでくる摩耶さんの鬼となった姿……。

 

 「ーーーーッ!!さ、さっさと行こう!そうしよう!行動の速い男は好感が持てるしな!!」 

 

 冷や汗を掻きながら相談部部室の扉に手を掛け、早足で意中の女の子の安否を確かめに行った。

 

 因みに焦りすぎて、ソファーから立ち上がる時に足がもつれて転けてしまったのは秘密だ。

 

 我ながらなんと情けない事か……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ーーーーとりあえず意気込んで部室を出たものの、どっから捜すかな~」

 

 場所は変わって住宅街。アーシア捜索の為に部室を出たのはいいが、如何せん当てがない。正直言っていきなり八方塞がりの状況なのである。

 

 なので現在、何も考えず適当に歩き回っているのだ。生憎今の俺にはこれぐらいしか出来ることが無く、悪魔の力を使えば簡単に見つかるかもしれないが、悪魔になってから日が浅い為上手く力を使う自信がない。

 

 うっかり人前で人外の姿を見せてしまえば問題になることは目に見えてる。そうならないように、足を運んで成果を出すしかないのだ。

 

 「とはいえ、このままだとやっぱりヤバいよな」

 

 次第に焦燥感が沸き立ち始め、その感情が俺の行動をより一層速める。

 

 早足で歩き回っていたが、段々と駆け足へと変わっていき、激しい呼吸を繰り返しながら意中の少女の姿を捜す。

 

 会いたい……もう一度会いたい。

 

 俺の行動は、信号でしか止める事が出来ない程の勢いで街中を駆け回った。もう一度アーシアに会うために。ただそれだけの為に。

 

 直視すれば光の反射で目をやられそうになる程輝いている金髪。宝石のようなグリーンの瞳。外国人女優が持っているような端麗とした容姿。

 

 日本人には備わっていない魅力的なパーツ一つ一つの事を鮮明に思い出せる程、俺は彼女の虜となっていた。

 

 曲がり角がすぐそこだというのに一切スピードを緩めず、最高速を維持したまま角を曲がった。

 

 「キャ!!」

 

 「え?あ、ああ!!スンマセン!急いでたものでつい!!」

 

 曲がった角の少し先にいた女性を突き飛ばしてしまった罪悪感が俺の足を止める。

 

 女性の手を取って立ち上がらせようとした所で、俺は一瞬硬直した。その女性が一際美しかったからだ。

 

 直視すれば光の反射で目をやられそうになる程輝いている金髪。宝石のようなグリーンの瞳。外国人女優が持っているような容姿ーーーーん?

 

 

 

 「いたたた……あっ、イッセーさん!?」

 

 

 

 「ア、アーシア!?」

 

 会えたーーーーーーーーーーーーーーーー!!まさかというタイミングでのエンカウント!!角で女の子とぶつかるとか、どこの恋愛マンガだよ!しかも自分の好きな人て!

 

 「ほ、本当にイッセーさんなんですか!?」

 

 「あ、ああ。俺だよ、アーシア」

 

 いきなり目的の女の子と会えたことに、少し戸惑いながらも話し掛ける。

 

 だってもっと時間かかると思ってたんだもん!かなりしんどい作業になるかもしれないけれど、アーシアにもう一度会えるならいくらでも時間を潰してやる!って意気込んでたのにいきなり会えたんだもん!そりゃちょっと驚くわ!!

 

 だがそんな驚きも、彼女の声を聞く度にだんだんと喜びに変わっていく。 

 

 何故なら眼前に、自分の意中の女の子がいるのだ。しかも俺にその感情を抱かせる決定打になった笑顔を浮かべながら。

 

 「本当に……本当にイッセーさんなんですね!」

 

 「ああ。また会えたな……!」

 

 アーシアの涙をためている双眸を覗きながら歓喜の声をあげる。向こうも同じ気持ちだったのかな……だとしたら気が狂いそうになる程喜んじまうぜ!

 

 その後何度も『イッセーさん!イッセーさん!』と叫びまくるアーシアを立ち上がらせ、力を入れすぎると壊れてしまうのでは、と思わされる程華奢な手をとってその場を後にした。

 

 俺も会えて嬉しいけど、あんなに叫ばれたら周りから変な目で見られちまうよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「そういえばイッセーさん。イッセーさんはガッコウという所に行ってないんですか?その格好、見るからにガッコウの制服ですよね?」

 

 「え゛!?あ、いや……その……」

 

 再び場所は変わって公園。ここに来るまで、俺達はいたる所を歩き回った。

 

 女の子を何時までも地べたに座らせる訳にもいかず、あのまま住宅街で足を止めるべきではなかったからだ。あのままあそこにいたら、周りからは女の子を泣かしている性悪な男として見られていたかもしれない。そんな有りもしない悪評が広まるのを避けるために、一目散に逃げ出した。あの時はマジ焦った……。

 

 だがもう一つ、アーシアとの二人きりでの行動には理由があった。

 

 それは彼女にもっと色んな事を知ってほしかったから。だから俺が一方的に連れ回したのだ。

 

 ペットショップ、ゲーセン、ジャンクフード店。その他にも色々な所を二人で訪れた。周りからは『シスターが何でこんな所に?』とか『もしかしてコスプレ?』などと聞こえたが、敢えて聞こえないフリをした。ナンテイッテタノカボクニハワカリマセン。

 

 そして今に至る訳だが、アーシアの方からすれば、学生である俺が何故こんな所で時間を費やしているのか、と疑問を感じて当然だ。だが本心をそのまま伝えるというのも恥じらいを感じる。だって……!

 

 「おまえに会いたかったからだ」

 

 なんて言えるかーーーーーーーー!!こっぱずかしいわーーーーーーーー!!そんな男前な台詞、本人の目の前で告げられる程俺は人間出来てません!まだまだ未熟です!

 

 「じ、実は今日学校休みでさ!何もする事無いからとりあえず家から出て何かしようと思ってたんだ!」

 

 「え?……制服でですか?」

 

 ミスった!選択を誤ってしまった!そりゃそうだよね!わざわざ休みの日に制服で彷徨く奴なんてそうそういないよね!ど、どうしよう……。

 

 「もしかして……お休みしたんですか?」

 

 「へ!?な、何言ってんだよアーシア。今日は休みだって言ったじゃないか。学校自体が休みなんだからサボった訳じゃないよ」

 

 「でもイッセーさんと同じ制服を着てる人を見ましたよ。……サボったんですか?」

 

 墓穴掘ったぁぁぁぁぁああああああ!!もう駄目だこれは。言い逃れ出来ない!本当の事を言うしかないのか?いや、でも、その…………。

 

 くそったれ!こうなったら腹くくってやる!!

 

 「本当はさ……お前に会いたかったから、学校抜け出してまで捜し回ってたんだ」

 

 「…………え?」

 

 隣にいる大好きな女の子から、間の抜けた声が発せられた。口はポカンと開いており、目を丸くして俺の方に視線を向けた。彼女の驚きようから、そんな返答が帰ってくるとは予期していなかった、というように思えた。

 

 つーかヤバイ、ハズい!勢いで言ったけどやっぱり恥ずかしい!だが今更止める訳にはいかない!ここまで来たら最後まで言っちまえ!

 

 「……最初にお前に会ったときから、ずっとお前の事を考えてた。今どこで何してるのか。少しだけでもいいから、もう一度お前に会いたいと思ったりもした」

 

 「……どうして、そんな事を……?」

 

 アーシアが少しずつ俺に詰め寄ってき、彼女の端整な美貌が目と鼻の先にまで迫ってきた。両頬は気のせいか、少し赤く染まっているように見えた。

 

 妖艶としたその魅力の前に、しばしの間呼吸をするのを忘れてしまう。このままだと、この先言おうとしていた台詞まで忘れちまいそうだ。

 

 ……違う!そうやって理由を作って逃げようとするな!ここまで来たら言うしかないんだ。さっき決意したはずなのに、出来なかったら俺はもう男じゃねえ!

 

 「ーーーーアーシア!!」

 

 「ひゃい!?」

 

 突如大きな声で自分の名前を叫ばれたせいか、

普段なら言わないであろう言語を発し、肩をすくめていた。俺はその両肩を掴み、

 

 「俺……俺は、アーシアの事がーーーー」  

 

 

 

 「あらぁ、私みたいな美女にフられたからって今度はアーシアちゃんにまで手を出すのぉ?フフフ、あなたって意外と欲張りなのねぇ」

 

 

 

 一世一代の告白をするつもりが、上空から掛けられた言葉で遮断される。

 

 ……なんで、なんであの子の声がするんだよ?あの子が今、ここにいるってのか?

 

 俺は恐る恐る視線を斜め上に向ける。すると視界には、あの日以来会うことはなかったカラスのような羽根を生やした美女が浮いていた。

 

 

 

 「ーーーー夕摩、ちゃん……?」

 

 

 

 「久しぶり~イッセー君。殺したと思ってたけど、生きてたんだぁ~。案外しぶといねぇ~」

 

 眼前には不敵な笑みをこぼしている俺の元カノ、天野夕摩ちゃんの姿があった。

 

 格好は俺とデートしたときのような清楚な洋服に身を包んでおらず、露出度が極めて高めのボンテージを着込んでいた。

 

 普段の俺なら喜びの絶叫をあげながら、彼女の身体の隅から隅まで見渡していただろうが、生憎そんな気分にはなれなかった。

 

 何故ならあの服装は、俺を殺したときと同じ服装だったのだから。俺は現在歓喜ではなく、恐怖に体を支配されていた。

 

 「……レイナーレ様」

 

 隣にいたアーシアが彼女のもう一つの名前であろう単語を呟いた。レイナーレ……それが夕摩ちゃんの本当の名前か。

 

 「アーシアちゃん、こんな所で何をしているの?約束の時間までには教会に戻ってくるように言ってあったのに、全然来ないからコッチから出向いちゃったわよ」

 

 言葉の節々には夕摩ちゃんの時だったような可愛らしさは無く、気を悪くさせられる雰囲気がにじみ出ていた。怒りではなく、恐怖という方向で。

 

 くそっ、足が震えて言うこと聞かねぇ。フリードと戦ってた時は動いてたのに、今はその時の面影が全く無い。はっきり言って微動だにしない自信があった。誉められる事じゃねえけど。

 

 「申し訳ありません。……ですが、もう少しだけお時間を寄越してはくれませんでしょうか?」

 

 「はぁ?何言ってんの?あんたみたいなクソシスターに何でそんな事してやらなくちゃならないのよ。はっきり言うけど面倒くさいのよ」

 

 その台詞に俺は少しイラつきを覚えた。アーシアを……クソだと?アイツは何を言っていやがる?

 

 「おい……レイナーレ」

 

 「……クソ野郎が私の名前を気安く呼ぶんじゃないわよ!!」

 

 夕摩ちゃんーーーーレイナーレが恫喝をあげると同時に、彼女の両手に光の槍が生成された。俺は一度……あれに刺されて死んじまったんだ。

 

 恐怖で足が竦んでいるのにも関わらず、レイナーレはその槍を問答無用で俺に投擲してくる。

 

 俺は近くにいたアーシアを弾き飛ばし、危険が及ばない範囲に避難される。しかし、俺がアーシアに気を取られている中、光の槍は俺の命を刈り取りに向かっていた。

 

 「くそっ!」

 

 すんでの所で回避行動を取り、致命傷は負わなかったものの、爆風で吹き飛ばされてしまった。

 

 「イッセーさん!!」

 

 「へぇ……あれをかわすなんてねぇ。身体能力が人間の比じゃないわねぇ。もしかして悪魔になったの?だから生きてたりするのねぇ。ハハハハ!」

 

 心を癒されるようなアーシアの声をかき消すように、レイナーレのふてぶてしい笑い声が公園中に木霊する。

 

 「アーシア、早くこっちにいらっしゃい。そうじゃないと、あの坊やを殺すわよ?」

 

 アーシアの双眸が大きく見開かれ、レイナーレを見た後に俺の方に視線を移した。そしてその目

を力強く瞑って、

 

 「……分かりました。今すぐ戻ります」

 

 「アーシア!?駄目だ、行くな!」

 

 「クソ悪魔は引っ込んでろ!」

 

 レイナーレはそう言うと再び俺に向かって必殺の槍を向けてくる。さっきのダメージが蓄積していたせいか、再び完璧には避けられず、爆風で身を踊らせることになってしまった。

 

 情けねぇ!槍は直撃してなかったじゃねえか!なのになんで避けらんねえんだよ!

 

 「イッセーさん!レイナーレ様、もうやめてください!私は直ぐそちらに戻りますから!!」

 

 「あ~ら、いい子ね~アーシアちゃん。それなら速くこっちに来なさいな」

 

 レイナーレに手招きをされながらアーシアは言葉を掛けられ、それに応じた証拠としてレイナーレの方へ歩いていった。

 

 「アーシア……行くな!アーシア!!」

 

 「イッセーさん……」

 

 アーシアはレイナーレの所までたどり着くと、踵を返してこちらの方に顔を向けてきた。

 

 その表情は笑顔になっているものの、緑色の双眸からはかなりの涙が溢れていた。

 

 違う……俺が見たかった笑顔はそんな物じゃない!

 

 「私、短い間でしたけど、イッセーさんと色んな所に回れて楽しかったです。もう思い残す事はありません」

 

 「何言ってんだよアーシア!俺ら友達じゃねえか!もっと色んな所行こうぜ!きっとたのしいから!」

 

 アーシアは胸の前で両手を強く握り、俺に目を合かせないように俯いた。

 

 「友達、ですか。そう思ってくれていたのを知れただけで、私はもう大満足です。私もイッセーさんの事は友達だと思っています」

 

 「……アーシア」

 

 俺は唇を噛み締め、自分の力のなさに劣等感を感じていた。時々鉄の味がするが、そんな事は気にしてられなかった。

 

 「ねぇ~、もう終わった~?だったらさっさと帰りましょうよ。いいかげんこの茶番にも飽きたし」

 

 「…………分かりました」

 

 それだけ言うとアーシアは俺に背を向け、二人の足下に魔法陣が発現した。その背はどこが哀愁が漂っているように感じた。

 

 「アーシア!!」

 

 もう何度目か分からない叫び声を上げると、アーシアは顔だけを俺に向けてきた。

 

 「イッセーさん。私、今日の事は絶対に忘れません。これほど楽しい日々を過ごした事なんて無かったんですから。……場違いかもしれませんが、私……イッセーさんの事がーーーーーーーー」

 

 

 

 そこから先は聞き取ることが出来なかった。魔法陣の光が強くなり、効果を発揮したのだ。つまり、アーシアはレイナーレと共に教会へ……。

 

 

 

 

 「ーーーーくそっ!くそっ!クソォォォォォオオオオオ!!」

 

 俺はこれでもか、というくらい腹の底から声を絞り出し、両手を地面に向かって打ち込んだ。

 

 俺は……惚れた女の子一人護ることが出来ないのか!!

 

 地面に膝と頭をつけ、両拳は頭の少し上の方に叩きつけるように置く。

 

 ーーーーケジメつけるんだろ?ーーーー

 

 「全然つけれてねえじゃねぇかよ……俺……!」

 

 とっさに摩耶さんの言葉が脳裏に浮かび、自分の口から出た言葉を遂行出来なかった自分を恨めしく思う。

 

 俺は……弱い……。その事を改めて痛感させられた。

 

 

 

 




リ「チェックメイトよ、裕斗」

木「お手上げです。……やっぱり部長はチェスが強いですね」

リ「私なんかより、ソーナの方がもっと強いわよ」

朱「うふふ、確かにそうですわね~」

小「……会長は強すぎます」

 相談部のようには暴れず、平和に過ごすオカ研メンバー。

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