落ちこぼれの拳士最強と魔弾の姫君   作:柳之助@電撃銀賞5月10日発売予定

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第17拳「このお人よしどもが」

 

「あるじ様ぁー! どこですかー! いい加減出て来てくださぁーい!」

 

 声を張り上げる青年がいた。長髪を背中で一括りし、蒼の着流しと袴に身を包んだ男。腰に矢筒、背中に弓を背負った男だ。黙っていれば女と見間違えそうなほどに整った顔立ち。だが今は汗を流し、キョロキョロと周囲を探し回っていた。

 

「あるじ様ー? あるじ様ぁー! そろそろ行きましょうー! だから出て来てくださーい!」

 

 森の中の開けた場所だった。そこで彼は声を張りあげて誰かの名前を呼ぶ。

 

「あるじさまぁー! ……まったくどこに行ったのやら」

 

「主殿の神出鬼没はいつものことだろう」

 

「……あなたか」

 

 いつの間にか青年の背後に男がいた。

 大きな男だった。青年よりも頭二つ分は背が高く、見るからに筋肉も多い。背に巨大な長刀を背負い、黒の長髪をぼさぼさで、同色の衣に身を包んでいた。

 

「ははは、そう落胆するな。私も主殿を探すのを手伝おうというのに」

 

「……すいません、そんなつもりではなかったのですが」

 

 男は笑い、青年は少しだけ居心地を悪そうに返す。

 男は周囲の森を見渡し、

 

「さてはて、主殿は何処にいるのやら」

 

「あなたでも解らぬのですか?」

 

「あぁ、どうにも主殿は掴めぬよ。困ったお方だ」

 

「困りましたね」

 

 男は変わらず笑って、青年も変わらず困ったように頭をかく。

 

「あまり時間がないというのだがな……星伽の社まではまだまだあるというのに」

 

「……あなたは、そこまでしか付いてこないのですか」

 

「あぁ、そうだ。大陸は千年くらい前に色々やらかしたからな、もう百年は千年くらいは行くつもりはない」

 

「なにをしたんですか……」

 

「仕えていた主があまりのも理不尽すぎて反逆したのだよ、その後の主も色々頭おかしかったから叛意抱いたら殺されかけた」

 

「……まぁあなたの場合はもう驚きませんよ」

 

「いやぁ僕は驚くな」

 

「そうですか……ってあるじ様!?」

 

「おお、探しましたぞ」

 

「ははは、悪いな二人とも」

 

 いつの間にか二人の間に少年がいた。腰までもある長い真っ青な髪、同じ色の目、簡素な着流し。背はそれほど高くないが青年に負けず劣らず整った顔立ちだった。

 

「それで? 何の話だった?」

 

「いや、あるじさま。まだまだ星伽まで遠いのですから、野営地の度に姿を消されては困りまする」

 

「それはまぁわかった。そうではなくて、大陸に行ってからの話だったのだろう? だったらその話をしよう」

 

 青年の苦言を飄々と少年は躱しながら男の話へとつなぐ。その様子に男は笑みを、青年は諦め交じりのため息を吐く。二人としても自分たちの主がどういう性格であるかを理解していたからだ。

 

「いえ、前も言った通りに私は大陸にはついていくつもりはないという話ですよ」

 

「なんだそんなことか、別にいいんじゃない?」

 

笑みは変わらず、しかし淡白な物言いだった。

 

「僕たちはすでに死人だ。衣川で、伏見で。僕たちはすでに死んだことになっている。兄上だって僕が死んだと思っているだろう。だったら生前の誓いも死後を縛ることはないさ。僕だって、兄上の覇道の邪魔となるからこそ名を変えて大陸へと渡るのだから」

 

 少年はわずかに悲しみと切なさを載せながら、しかし笑って言う。彼と兄と呼ぶ存在とは、死人となった身でも消せぬ思いがあるのだろう。そしてそれは従僕たる男と青年も承知していた。だから余計なことは言わない。兄弟の間だけにしか理解できぬ思いもあるのだから。

 

「ま、だからどうするつもりだろうと気にすることはない。好きにやればいい。僕についてこなくてもね。ただ、いいかい? これだけは忘れないでくれよ」

 

「聞きましょう」

 

「はい」

 

「たとえこの先どうなろうと、もう一回死んだって、主従関係が消え去っても、生まれ変わっても――僕たちは戦友であることには変わりない……それだけは忘れないでくれよ」

 

 照れくさそうにはにかむ少年に、

 

「心に刻みましょう」

 

「委細承知」

 

 青年も男も確と頷く。そして、三人は笑みを浮かべ、他愛のない、どうでもいい、当たり前のような会話を交わしながらその場から立ち去っていく。

今は昔。遠い昔。ずっとずっと昔。今は昔の遠いずっとずっと昔のお話。歴史に記されぬ、誰も知らない出来事。共に目指す場所へ。それぞれが目指す場所へ。三人が三人とものちにまったく違う生き方と死に方をし、まったく違う世界で生きていくし、次に別れがそのまま一生の別れであっても。

 この時、そして彼は間違いなく生きていて、間違いなく絆で結ばれていて、間違いなく友であったのも――やはり間違いがないのだろう。

 

 

 

 

 

 

 雪は水分が増えて雨だか雪だか霙だかよくわからない天気になっていた。よくわからない天気であるが降ってくる水分はどうしようもなく冷たい。傘をささずに、降り注ぐ水氷に晒されたままで当然ながら纏う衣はずぶ濡れだ。体を切り裂くような寒さがある。一歩踏み出すだけで冷たい水を吸った衣服は重く体にまとわりついてくる。

 身にまとっていたのは武偵高の制服ではない。

 蒼の着流しに袴。肘から指先にかけて巻かれたバンテージ代わりの包帯。武偵高に入る前、修行時代の戦装束。

唯一違うのは――首にかけられたヘッドフォン。

 

「……」

 

 しかし歩みは止めない。止まらない。

 周囲には人の気配はなく、あるのは雨の音だけ。俺の自身の微かな息は自然の騒音によってかき消されていく。

寒い。どうでもいい。どうすればいい。解らない。

痛い。どうでもいい。どうすればいい。解らない。

重い。どうでもいい。どうすればいい。解らない。

肉体は今の自分に対する状況への最適を無意識で行い、しかし思考はすべてに対して不理解で考えても考えてもどうしようもなく、

 

「くだらねぇ……」

 

そんな言葉しかでない。

 

――人間になって、貴方に恋をしたいです。

 

そう言った彼女には何も言えなかったのに。そんなことを言ってくれた彼女に何も言うことができなかったのに。あの言葉を最後に意識を失った彼女はすでに病院へと運ばれていた。彼女が意識を失うのとほぼ同時に救急車が寮へとたどり着いていたのだ。遠山が、手配していてくれたらしい。俺が立ち去った後にすぐに救急車を向かわせたそうだ。

レキを救急車に乗せた時に聞いたのだが、今現在浮遊島、つまり武偵高全域に非常事態宣言がなされているそうだ。理由は言うまでもない。

握拳裂。

単なる犯罪者ではなく『拳士最強』である。教務科(マスターズ)から選抜された生徒以外は避難。選抜生徒と教師陣が主となってすでにチームが組まれているらしい。

らしい。

知らない。

解らない。

どうでもいい。

ただ今は幽鬼の如く。

ただひたすらに足を動かして、武偵高へと向かっていた。歩けば三十分程度。そした今は大体半分程度。

 そしてそこまで来て、

 

「待て、那須」

 

 足が止まる。

 視界に存在するのは制服に真っ赤なシルクハットにマフラー。傘をささずに俺と同じように雨に打たれている男。見覚えがあった。つい先日、わけのわからんイベントで相対した三年の先輩だ。天香真蔵とかいう異常。

 いや彼だけではなく。

 銃剣を持った安藤潤也も明日宮某先輩も南雲某先輩も見城某先輩も。見覚えがある奴もない奴も。知っている奴も知らない奴も。ほとんど三年で、少し二年、一年では見る限り解らないけど。

 ざっと見積もって百人以上。二百人はいないだろうが、しかし選抜されたとかいう生徒の全員が今目の前にいた。

 

「……」

 

 そして一番手前に天香先輩がいて、口を開き、

 

「那須よ、とま」

 

「どけ」

 

 顔面に拳を叩き込み吹き飛ばした。土下座すれば無敵を誇る異常。だったら土下座させる前に戦闘不能にすればいい。

 

「――!」

 

全体に緊張が走る。誰かが静止の声を叫ぶ。

止まれと言う。やめろと叫ぶ。動くなと吠える。ここで無理をしても、勝手なことをしても意味がないと誰かが諭す。

それでも、

 

「うるせぇ黙れ」

 

 前に出る。

 何もかも解らないし、理解していることはないけれど。それでも体は動く。

 

「このっ!」

 

銃剣が突き出された。それはわずかでも傷を受ければ鋏で切り開かれたように傷口が広がり激痛をもたらす異常。くだらねぇ。だったら傷を受ける前に刃を破壊する。殴る。前に出る。

 さらに来る。

異常も過負荷も超能力も。刃も銃弾も銃撃も斬撃も打撃も迫撃も。ありとあらゆるものが行く手を阻み、動きを止めようとする。叫びながら俺を止めようとする。

それでも止まらない。

それでも止まれない。

一歩踏み出すごとに誰かを殴る。前身はすなわち他者への破壊だ。自らの肉体を顧みない強化は莫大な破壊をもたらす。

そんなこともどうでもいい。

くだらない。

めんどうだ。

そんな考えのままに拳撃を百と少し繰り返したら。

 

「……」

 

 気づけば立っているのは俺一人だった。背後には体のどこかを破壊されて、動けなくなった奴らばかり。致命傷とまではいかないけれど当分は先頭不能であることは間違いない。

 死屍累々と横たわる彼らへほんのわずかだけ振り返って、

 

「悪いとは思う」

 

 思うけど。

 正しいのはあんた達なのだけど。

悪いのは俺なのだけど。

 

「それでも、行かなきゃならないんだ」

 

 自分勝手の自己満足だとしても。

 彼らが倒れ伏して、満身創痍で。しかし俺のことを慮って止めようとしてくれるような、先輩としてはきっとこれ以上なく、彼らの後輩であることを誇れるくらいに素晴らしい人たちなのだろうけど。

 置いていく。

 全て無視して、振り払って。

 

 

 

 

 

 

 そして終に校門にたどり着く。屋上だろうか、そこからあの人の覇気が伝わってくる。

 雨氷の中にたたずむ校舎はまるで陸の孤島のように不気味だ。しかし今の俺にはそんなことへの感想を湧くこともできず。

 

「来たか、那須」

 

 校門の前に立ち塞がる教師陣へと意識を向けざるをえなかった。

 強襲科の蘭豹。探偵科の高天原。尋問科の綴。狙撃科の南郷。諜報科のチャン。救護科の矢常呂。

 そして――校長緑松武尊。

 東京武偵高校において生徒は隔絶した強さを誇る教師陣、その中でも屈指の強度を誇る実力者たち。姿を見せることがないチャンを入れても七人。

 

「……」

 

 彼らと対峙しながらしかし無言を通す俺に、しびれを切らしたように蘭豹が言う。

 

「帰れ、那須。今ならお前が殴り倒した連中全員への土下座で済ましてやるわ」

 

「……」

 

 答えは言うまでもない。

 そんなことができるというならば、ここに戦装束まで纏っていない。

 無言で返答する俺に、気だるげに綴は火のついていないタバコを加えながら

 

「ちょっと前さぁー、君の師匠だかがこの学園占領視してくれたんだよねぇー。ご丁寧に私たちに避難促してさぁ。んで、今校舎から生徒追い出して私たち教員でそれぞれ逮捕に向かっているってわけぇー。罪状なんか傷害罪やら公務執行妨害とかいくらでもあるしねぇ」

 

 だから、

 

「帰りなよ、那須ぅ。帰ってお姫様の相手でもしてなよ」

 

 突き放すように、実際蘭豹綴は俺を拒絶する。そしてそれが教師たち全員の意思だった。この雨氷の舞台に那須蒼一は必要ないと言外に告げている。そしてそれはあるいは正しい。たとえ『拳士最強』だとしても、それぞれがかなりの強度を持つ武偵高の教師陣を同時に相手すれば勝機はないこともない。

 しかしそれでも、

 

「どけ……どいてください」

 

 往かなければならない。

 あの人が待っているから。

 彼女を置いてきたから。

 

「……那須君」

 

 聞く耳持たずと拳を構える俺に対し、高天原は悲しげに俺の名を呟く。

 そして。

 この至近距離からですら。その風貌を認識すらできない、かろうじて、そういう存在であるとしか理解させてくれない校長は言う。

 

「言っておくが、武偵の不殺は絶対だがね、私たち教師陣は後々に明確な理由を上に提出できるのなら、ついでに相手が学校への明確な()であるなら不殺解除が下りるのだよ」

 

「それで?」

 

「我々は殺す気で君を止める――そういうことだ」

 

 気づけば蘭豹が目の前にいた。その名の通り、猛獣じみた初速。早い。そしてもちろんそれだけではなく。いつのまにか背後の綴の気配。黒の手袋に包まれた手を俺の手首へと伸ばす。おそらくは関節技。

 前門の虎、後門の狼。

 そんな諺を思い出さずにはいられない絶妙のコンビ―ネーション。普通だったら正面の蘭豹に気を取られ、綴に拘束されて終わっていただろう。

 だから対処すべきなのは綴だ。背後から手を掴まれそう――だから背後へと速度重視の肘打ちを叩き込む。

 

「ガッ!」

 

 息の塊が短い悲鳴とともに吐き出され、背中で密着したまま綴のジャケットの襟首を掴み――正面の蘭豹へと投げつける。

 

「ぬおっ――」

 

 そして二人が重なった一瞬の停滞に即座に叩き込む蒼の一撃第三番『勇蒼邁進』!

 外堀を破壊しながらぶっ飛び、そしてその直後。

 

「――」

 

 首に感じるチリチリとした気配。姿は見えない。しかし気配はある。つまりそれは完全に視界から消えることを常とするチャン。さらにカラフルな、見るからに人体に悪影響であろう薬品が入った注射器を投擲する矢常呂。この至近距離でありながら精密機械如くに関節部を狙撃しようとする南郷。

 三方向からの同時攻撃。チャンは姿が見えないのだから、警戒する範囲は広すぎる。どれか一つを対応していればほかのどれかに行動不能にさせられる。

 だからこそ。迷いなく放ったのは、蘭豹と綴りを蹴り飛ばした足をそのまま使った蒼の一撃第五番『支蒼滅裂』!

 

「――!」

 

 全方位へと放たれる衝撃波――!

 三者三様、三人が三人とも悲鳴を上げて吹き飛び、

 

「っああああああああああ!」

 

 絶叫とともにとびかかってくる高天原。足場となるコンクリートを跳躍の勢いで粉砕し、五指を振り下ろしてくる。余波だけで雨氷が飛沫を上げ、絶叫が大気を揺るがす。瞳は血のように真っ赤に染まり、白目の部分は黒く反転している。

 血塗れゆとり(ブラッディー・ユトリー)

 そんな頭の悪い字に違わない狂いぶり。

 だがしかし、狂っているのは何も彼女だけではない。

 この俺も、那須蒼一も。同じように――狂っている

 今の俺のどこを普通といえよう。徹頭徹尾、頭の先から足の指先までその身を狂気に費やし――終わりかけていた。

 だから、だからこそ。

 狂化した高天原の狂った流れに乗り、合わせて、俺の狂気に乗せることで放つ蒼の一撃第十三番『明鏡止蒼』!

 

「ふっ、ぐぅ!」

 

 右ひじが高天原の腹部に突き刺さり弾き飛ばし。

 

「……やれやれ困ったものだ」

 

 そんなとぼけたことを言いながら苦笑する校長の顔面へと飛び出し、加速の勢いを余すことなく乗せた蒼の一撃第一番『乾坤一蒼』を叩き込んで――終わりだ。

 七人が七人とも瞬殺。一人一秒程度しかかかっていない。

 それは当然ながら武偵高教師陣が弱いというわけではなく、今の那須蒼一が圧倒的に強かった――わけではない。

 

「なにが……なにが不殺解除だ……ふざけやがって……!」

 

 誰一人(・・・)として(・・・)殺す気(・・・)どころ(・・・)か全力(・・・)ではな(・・・)かった(・・・)

 蘭豹も綴も南郷もチェンも矢常呂も高天原も緑松も。最初にあんなことを言っておきながら誰一人として殺す気ではなく、殺気も欠片も出すことなく俺と相対していたのだ。

 そんなので止まるわけがないだろう。

 なのに、

 

「なんで……」

 

「……阿呆。いつか言ったろうが」

 

 校門のコンクリに背中から激突していた蘭豹が答えた。自分の上にいた綴を雑に文句を言われて、そのことに文句を言われながらも、

 

「お前はウチの生徒やろうが……」

 

 勢いの止まぬ雨天を見上げ嘆息しながら、

 

「自分の生徒殺すわけがないやろ」

 

「っ……そんな、理由で」

 

「十分やろ」

 

 教師は生徒を守るのが仕事だから、殺すなんてことは絶対にしないなんて。そんなことを言う。それは蘭豹だけではなくて、まだ動ける癖に動こうとしない。

 

「……なんだよそれ」

 

 いつもあんなにふざけて、むちゃくちゃで、理不尽なのに。こんな時だけ教師のような真似をするのはやめてほしい。あぁ、わかってるさ。この人たちは掛け値なしに素晴らしい。教師として一番大事なことを、俺なんかには全然解っていないことをよく理解している。模範とすべき大人たちだ。

 でも、でも、それでも。

 

「俺は――」

 

「那須君」

 

 大の字に倒れたまま口を開いたのは校長だった。

 

「私は君を止めるべきなのだろう。この先に待っている相手や君自身のことを考えたのならば。しかし、これだけは忘れないでくれたまえ。――私たちは君を信じている」

 

「っ――」

 

 その言葉が鋭い刃となって胸に突き刺さる。たまらずに背を向けた。既に日はほとんど落ちていた。行かなくてはならない。

 そして、倒れたまま動かない人たち向けて一言。

 

「……このお人よしどもが」

 

 




ちょっと駆け足だったかなとか。
次話決戦開幕

アンケ結果はここ以外でもアンケ行ったりして11:5でマジ恋でした。
川神トーナメントにぶち込むかんじで。
ちなみに冒頭の三人の一人は自分の別の作品の『地雷に転生しました』という作品にでてますよ!(宣伝

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