――男は生まれた時から、自分の終わりを知っていた。
――男は生まれた時から、自分が何を成すかを知っていた。
「東に国を建てる」
どんな過程を経ても、きっと自分はそれを成す。
その過程で、自分より先に生まれたとかいう兄たちが死ぬことは知っていた。
その過程で、自分に付き従う部下とかいうものが毒気で多く死ぬことは知っていた。
全部、決まっていたのだ。全てが分かっている生に、何の楽しみがある。
全て当然のこととして、全て必然のこととして、全て確定のこととして、彼は何もかもに無感動であり、興味もなく、成すべき神命だけを思っていた。
その姿は、まさしく高天原の神々が望んだ姿。天孫の国を建てるべく、忠実にして最強の雷神が、転生した
されど、人は視点が違うとすればそれまでであるが――神々は知らなかった。
心なるものは、初めから完全な姿で在るのではなく。
生きながらにして形作られ、大きく変貌を遂げるものであることを。
――つまらないな。
それが、男が常々思っていたことだった。魔導の家柄、そして跡継ぎとして生まれ家族にもその才能は優れていると認められていた。修行が嫌だと思ったことはなく、跡継ぎとなることも嫌だったわけではない。
しかし積極的というわけでもなく、やっておかねばならぬ義務だったがゆえにこなしていただけだ。
そんな男にも、趣味があった。何の変哲もない、野球やサッカー、ラグビー、ボクシングなどのスポーツ観戦だ。自分でプレーをしようという想いはかけらほどもなかったが、双方のチームや人が勝利を求めて戦う姿は見ごたえがあった。
テレビ越しではなく、実際にスタジアムや球場に足を運ぶことも多かった。
かつて、男はサッカー観戦を共にする知人からとあること聞かれた。
「お前はどこかひいきのサッカーチームとかないのか?」
男は首を振った。特にどこのチームだから見る、ということはしないからだ。
「そういえばお前、スポーツなら何でも見るよな。スポーツ観戦自体が好きってことか」
言われてみればそうかもしれないと、男は頷いた。だが、よく考えれば男はスポーツだけではなく、チェスや将棋の対戦も誰彼かまわず見ている。
改めて考えると、一体自分は何を求めて対戦を見ているのだろうかと、男にはわからなくなった。ただ面白いから、それだけでよいはずであり、正味「面白いから」で納得しておけばよかったのだろう。しかし、男は思考をやめることができなかった。
――もしかして自分は、戦いそのものを鑑賞することが好きなのか?
男はそこに思い至り、そして確証を得るべく飛行機へと乗り込んだ。戦いの最たるモノ――それは今も世界各地で行われる紛争だろう。その最前線へと、男は単騎向かったのだ。
そこで目撃した光景は、まさに悲惨そのものであった。国上層の意向に従うしかなく、まだ幼い少年兵に銃器を持たせ、ろくな調練も施さぬままに投入する。戦場に救いなどはなく、あるものは果てしのない悲惨と絶望だった。
しかしそれを目撃しても、男の心に何か響くものがあったかと言われれば嘘だった。人並みに悼みも悲しみもしたとは思うが、失望の念を隠せなかった。
求めていた答えは、これではなかったのだ。
紛争を
その差は、どこに。そうして思考の果てに、一つの答えにたどり着く。
――大事なものは、その欲望の有無である。
*
「さて、そろそろいいかしら……っと」
夜も更けた頃合い。白のコートをまとった金髪の女は、軽い足取りで春日教会への道を歩いていた。既に大西山におけるハルカの役割は終わっており、セイバーたちの戦いの顛末を見るまでもなく山を後にさせていた。
もっとも、キャスターの陣地結界の作用でキャスターが消滅するまで登山口以降先にでることは不可能だったため、結果的にキャスター消滅を確認してからハルカを脱出させていた。
そしてハルカを先に教会にやり、六画の令呪中四画を神父に明け渡させた。そして、一度彼には拠点に戻ってもらった。
しばらくしたらランサーも拠点に戻ってくるだろうから、ハルカにはそれの相手をさせねばならない。
ハルカから四画の令呪を受け取ったということは、都合神父が所持する令呪は七画ということになったはずだ。
「さて、例のド三流サーヴァントは何画の令呪を要求するのかしら」
白い息を弾ませて、彼女は春日教会の門の前にたどり着いた。教会には明かりはないが、人の気配を感じる。彼女はこれまでの足取りとは打って変わって、一歩一歩何かを確かめるように慎重に進んでいく。
扉に手をかけ、礼拝堂の中へと足を踏み入れた。室内は当然のごとく冷え切っている――先日修道女とハルカの戦闘により破壊された箇所が全く修復されていないために、外とつながっているようなものだったためだ。
整然と並んでいた長椅子は無造作に堂の端へ追いやられており、その何もなくなった中央に神父が一人、凄然と立っていた。足元には、彼の血で描かれたであろう魔法陣があった。女は物怖じすることなくまっすぐその魔法陣に近付くと、真面目な顔つきでそれを眺めた。
「長く魔導を離れていた割には、まともに描けているじゃない」
「記憶力には自信があってな」
さらりとそう告げる神父の右腕――袖が肘までまくり上げられた彼の腕には、今や七画もの令呪が浮かんでいた。三画は元々付与されたものだが、残りはキリエスフィールから奪った分をハルカを介して渡したものだ。
「――本当に聖杯戦争は一筋縄ではいかぬ。まさか最後にこの私をマスターに選ぶとは。その上、現界すらはたしていないサーヴァントにここまで混乱させられるとはな」
誰に聞かせるでもなく一人言ち、神父は魔法陣に向き直る。その直線上には神の子が磔刑にされた像がましましている。教会において、勝手に魔導を扱うなど不信心にもほどがある。
しかしこれから呼び出す英霊を考えれば、その不信心さも似つかわしい。
外に通じた穴から、烈しい風が吹き付けている。寒さに身を竦めることもなく、神父は右腕をかざした。
「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。 降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」
洗礼の福音にも似た響く声に応じ、魔法陣に沿って仄暗い光が躍る。最初にして最後のサーヴァント。
彼の英霊は何を思い、召喚を拒んだか。その疑問も全て、幽界へとつながる感覚に摩滅される。
「
女は手出しをせず神父を後ろから見つめている。同盟者を心配する目ではなく、その神秘を遍く見逃さず、己がモノとするために。
最初に呼ばれたサーヴァントは、召喚の途中で大聖杯の中に留まったまま。留まったまま現世で聖杯戦争は進み、同時に召喚を待っている。
大聖杯の魔力は聖杯戦争が進む――サーヴァントが消滅していく――につれて外に接触しようとする働きが強まる。
――サーヴァントごときに召喚を拒まれるなんて、贋作もいいところね。
そのことは神父とてわかっていよう。だが、彼にとってはそんなことは些細なことだった。
「――――――告げる。誓いを此処に。我は常世総ての善と成る者、 我は常世総ての悪を敷く者」
神父は目を開き、己の左甲を見る。七画の令呪。
「汝聖杯の寄る辺に逆らいし者。我は久遠より勅令を以って再び命ずる!我が命運、汝が剣に預けよう――」
令呪の三画が赤く光り輝く。同時に魔法陣から突き上げる様に暴風が吹き荒れる。女も神父もあまりの魔力風に目を瞑る。神々しいばかりの光が溢れ、月明かりさえもかき消す。その中で天を裂くような神父の詠唱が紡がれた。
「汝三大の言霊を纏う七天、 抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」
獰猛な風と切り裂くような轟音。神父の腕が激しく上下に揺れている。立っているのもやっとである魔力の嵐が吹きすさぶが、英霊が現れる気配はない。
「仕方がない―――」
言葉とは裏腹にその顔に笑みを刻んだ神父は、高らかに、さらに告げる。
「――重ねて勅令を以って命ずる!抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ――!」
残った四画のうち、三画の令呪が強い耀きを放った。そして一際大きな風が吹きあがった瞬間、あれほどの風がぴたりと止んだ。
しかし、安堵もつかの間。これまでの風が凪と思えるほどの突風が、神父を貫いた。
否、それは風などではなく――魔法陣から矢のごとく放たれた剣が、一直線に神父目掛けて飛んだがゆえの衝撃波であった。呼び出したモノの姿を確認すべくもなく、神父と女は思わず刹那、目を閉じた。
だが、己が首筋に当たる怜悧な温度を認識すると、神父はすぐさまその眼を開いた。
彼等の視線の先には、一人の男。磔刑像によりかかる彼を一言で言い表すならば、白。彼はどこまでも白かった。白い絹のように流れる髪を一つに結い、その肌も、身に着けた具足も全てが白一色でまとめられていた。ただ一つ、その眼だけは血を連想させる紅だった。
白は何物にも染まる色だと評されることが多いが、男の白は違った。全ての始まり、全てを白紙に戻す原初にして絶対の白。ここまで自己主張の強い白を目にするのは、女も神父も初めてだった。
ここは教会。その教義において神は唯一。だがこの男がいることにより、唯一であるはずの神が、八百万の神の一柱でしかないと思わせられる。
この男こそ、アインツベルンが本来召喚しようとした英霊に違いない。
磔刑像の十字架の上には、闇にまぎれて分かりにくいが一羽の烏が留まっていた。ここは教会、聖域ゆえに害鳥の類は寄り集まらない一種の簡単な結界が施されている。
ゆえに、あの烏はただの烏ではない。その佇まいは天から下界の者どもを睥睨するような不遜さを感じさせながら、それが似つかわしいと思わせる何かを持っていた。
その烏を従える英霊は、マスターの確認など興味がないと言わんばかりに、整い過ぎた口をゆっくりと開いた。
「――問おう、草。お前は何故
あてがわれた剣が、さらに冷やかに神父の首へ食い込む。神父にはわからないだろうが、後ろから見ている女には、その剣の形がよくわかる。その刀身は長方形をしており、人を斬るのに向いているとは思えない。
そして剣の腹には読めない文字――おそらくは神代文字でなにがしかが綴られていて、鍔は大きさの違う円が何重にも重なったような形状をしていた。
いや、それ以上に奇異だったのは、その剣は持ち手なく、その剣のみで宙に浮いて神父の首筋に刃を当てていることだった。
厳かにして絶対の声。この英霊は女を認識してはいるが、それより神父への問いを優先しているがゆえに無視している。完全なる傍観者として女は決して怖じはしなかったが――心の中で、アインツベルンを笑った。
他の国ならいざ知らず、この日本であなたたち、こんなのを使役しようとしていたの?と。
そして今問いを向けられている神父は、回答を間違えれば一秒で五回は死ぬに違いない。
「よもや、聖杯が欲しいというつまらん用ではあるまいな?」
しかし、刃を突き付けられている神父は動じない。
「かつて聖杯に用はなかった。だが、今は欲しいと思っている」
白の英霊は、重ねて問う。「その心は?」
「当初の願いは「正常なる聖杯戦争の完遂」だった。今も私はそれを願っている。だが、その上で聖杯を欲するわけは――」
神父は己が願いを口にする。おそらく普通には理解の範疇を超えた無意味な願いだ。されど、英霊はその彫刻めいた相好を崩して笑ったのだ。
「――なるほど。合点がいった。神父、お前の公に対する敬虔な態度には違和感があったのだが――お前はサーヴァントが出そろったことが嬉しいのだろう。最後のサーヴァントが公であったことを喜ぶのではなく、誰であろうと
「その通りだ」
英霊が笑う。それに合わせて神父も笑っている。サーヴァントなど誰でもいいという発言に気分を害した様子もなく、むしろ英霊はつきつけた剣を神父の首筋から離した。
剣はなめらかな動きで英霊の腰に収まった。
「――そこな草、名は」
「神内御雄」
「公のことはライダーとでも呼ぶがよい。さて御雄、どうやらすでにこの聖杯戦争とやらはなかなかの佳境に入っておるようだが、まさか最後の一騎になったところに公を呼んで殺させて聖杯を得る、というつまらぬことを考えてはいないだろうが」
そんなことを考える輩なら疾うに土に帰しているがな――言葉にせずとも、真紅の瞳がそう語る。だが、その問い自体が不愉快だとばかりに神父は堂々と胸を張り、返答する。
「召喚が遅れたことは事故だ。だが、本当に申し訳ないと思っている」
「申し訳ない、のではなく最初から呼ばれていたほうが、面白かったの間違いだろう――だが奇しくも、公が最初から呼ばれていたとしても大して状況は変わらなかったろう」
神父はそこで初めて眉を寄せた。ライダーは具足の音さえ立てずに歩き、そして神父の傍らに立つ。
「公は案山子だ。この国の雑草どもが戦い誰が勝とうとどうでもいい」
「――戦う気がないと?」
神父は初めて驚きを見せた。その驚きの理由を見透かし、白の英霊は鷹揚に笑った。神父からすれば、戦わないとはもっとも唾棄すべき事項であるのだ。
「そう逸るな。公が全力で草を刈り取り聖杯の使用権を得たとしても、公が面白くないと言う話だ。元々聖杯などというモノに願うことなどない」
「聖杯に興味がないから戦わないと。ならばお前は、この国を滅ぼすモノが聖杯を手にしてもよいというのか」
「極論すればその通りだ」
その言葉には神父だけではなく、女も驚いた。この国における開闢の
しかし当の本人は当たり前のごとく告げる。
「全ての生きとし生けるモノは生まれた瞬間に死を内包する。どんなものでも最後には死を迎える。それは国でも世界でも同じこと。辿る道筋は軽く一億通り以上あるが、結果としてこの豊かな自然に満ちた秋津島は、最後には鋼の大地と成り果てる。それが少々早まるだけの話だ。公が意固地になって止める必要はない」
確かに英霊の言うことは間違っていないどころか、物心ついたものなら誰でも理解できることだ。生まれた者はいずれ死ぬという、当たり前の話。
それでも、ライダーの発言はあまりにも気の長い話である。普通の人間であれば世界が終わる前に自分が死ぬのだから、そのスパンで「結果」――幸福を求めるのだ。
ゆえに、今度は神父が問うた。
「ならばお前は、何を望み、召喚に応じた?」
煤けたステンドガラスから差し込む
「――結果に意味はない。ならば意味があるのは過程だ。最後がいかなこの世の地獄となろうと、この世の極楽となろうがどうでもいい。それに至るまで、そこにいる者たちが何を思い何を選び何を捨てるのか。それこそが重要であり――」
静まり返る礼拝堂。白き古代の英霊は、呼び出した神父とそして魔術師を慈しむように、あくまで優しく声をかける。
その声音は本当に優しく、それだけで彼らが如何なる邪悪であろうと、存在することを許す色だった。
「それこそが、全てであろう」
ライダーはくるりと、再び神父と女に背を向けた。既にその背中には先ほどまでの――崖の淵に立たされているような錯覚を抱かせる殺意はなかった。そうして神父の値踏みを終えた英霊の視線は、ようやく女へと向かった。
「はてさて、御雄。そこな魔術師は何者だ?」
神父は何も答えない。靴音高く女は彼の前へと進み出て、その碧眼を細めた。
「初めまして、ライダー。私はそこのクソ神父の……何かしら?まあ、同盟者みたいなものと思ってくれればいいわ」
「――ほう、だが、貴様はこの場で最もこの戦争に関係のない者だろう。サーヴァントでもなく、マスターでもなく、監督をするものでもない完全なる部外者よ」
ライダーの言葉は真実だ。本来、女は聖杯戦争に関係がない。聖杯に選定されず、マスターでもない。だが、その程度のことはどうでもいい話だ。
「聖杯は狭量なのよ。そもそも魔術なんて排他的なものだけど。元々この儀式は御三家のもので、それ以外はみんな部外者というエサなんだから、言えばどいつもこいつも部外者よ――でも」
暴論を繰り広げる女は、紅い目をひるむことなく見返した。
「あなたはそういう部外者、顔を突っ込みたがる異邦人は嫌いかしら」
「女。名は」
吹き曝しになった壁から、寒い風が吹き入る。外から差し込む月光が、彼女の金糸を輝かせている。美貌を崩さず、彼女は堂々とその名を口にする。
「――シグマ・アスガード。魔術師の端くれよ。――経歴とかも必要かしら?」
「不要だ。お前の名が全てを語っている。それにしても、シグマ……総和と来たか――いやはや、屑のような聖杯だと思いきや巡りあわせだけは一人前な事よ」
神父は歩みを進める。静まり返った教会に坐す神に対して、恐れることもなく近づいていく。
「ライダー。お前は――人の欲望を食って成ったものなのだな」
「人の欲望なくして公はありえぬ。もしなかったのならば、公はいまだにつまらぬ神のままであったろう」
思い描く事柄の規模は、神父よりもライダーの方が遥かに遠大にして深刻で在り方に根差している。見渡す視界は、シグマよりもライダーの方が鳥瞰的であり、かつ多くを総和している。だが、間違いなく彼らは同類であり、同じ穴の貉であった。
人の欲望を愛で、それによって己を構成する、それなくしてはあまりに虚にすぎる伽藍の洞たち。
戦いはいまだ渦中。ここに最初にして最後のサーヴァントが召喚されたことを知る者は他になく、深い声だけが教会に響く。
「――その道楽、付き合おう。精々道中楽しもうではないか」
かつてこの国の神の一柱であった男は、清々しいほどの笑みをその顔に浮かべて、高らかに宣言する。
「さあ民草よ、聖杯戦争を続けるとしようか」
公→古代の中国語では個々に細かく分かれた「私」を包括した全体を意味する語である。「私」が合体して「公」になる。
【クラス】ライダー
【真名】
【性別】男性
【身長/体重】179CM/71KG
【属性】混沌・善
【クラス別スキル】
対魔力 :A
A以下の魔術はすべてキャンセル。事実上、現代の魔術師ではライダーに傷をつけられない。
騎乗:A
幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。
【固有スキル】
神性: A+
神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。最大の神霊適性を持つ。両親ともに神の系譜につらなり、かつ建御雷の転生体であるがゆえの最大神性。
啓示:A
"天からの声"を聞き、最適な行動をとる。『直感』は戦闘における第六感だが、啓示は目標の達成に関する事象全て(例えば旅の途中で最適の道を選ぶ)に適応する。だが根拠がない(と本人には思える)ため、他者にうまく説明できない。
カリスマ :A+(B)
軍団を指揮する天性の才能。団体戦闘において、自軍の能力を向上させる。 カリスマは稀有な才能で、一国の王としてはBランクで十分と言える。此度は日本での召喚の為、A+ランクになっている。
魔力放出(雷):A
武器ないし自身の肉体に魔力を帯びさせ、瞬間的に放出することによって能力を向上させる。ライダーの場合、白熱する雷が魔力となって武器ないし自身の肉体に宿る。
EXTRAだと聖者の数字みたいなのがあるに違いない
天敵はノッブあたりな気がするけど、それでも力こそパワーみたいな感じでいくのがいいんじゃないか