Fate/beyond【日本史fate】   作:たたこ

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Fate/beyond material Ⅳ:用語集 あ行~さ行

【ア行】

 

 

アーチャー(サーヴァント)

サーヴァント・アーチャー欄参照

 

青森日向(あおもり ひなた)(その他人物)

明の大学の友人。経済学部で明と同じゼミに入っている。真面目で物事をきっぱりという、やや男勝りの女性。がさつというわけではなく、お菓子作りも好きなど女の子っぽい趣味ももつ。社会人の彼氏がいる。ちなみに写真サークルで、よくカメラをぶら下げて海浜公園などの自然の多い場所に出没する。実は歴女で史学科に行きたかったが、親の意向で諦めたそう。

 

アサシン(サーヴァント)

サーヴァント・アサシン欄参照

 

アスガルド(魔術)

碓氷の大本。神代からの降霊術を受け継いできた北欧魔術の大家。俗世と魔術世界とは交流をしていなかったが、五百年前に魔術協会の門戸を叩いてそれ以来確固とした地位を保っている(貴族派)。しかし三百年前の家の内紛で、アスガルド家は五つに分裂し、所持していた礼装などもそれぞれに分かれてしまった。現在のアスガルド家はその分裂時の第一位となった女魔術師……ウネルマ=アンヌッカ=アスガルド(Unelma Annukka Asgard)の流れである。その分裂後のアスガルド家は、魔術世界において権力を保つためには統合が必要と考え、謀略と武力によって残り四家の再統合を開始した。四家中二家は早々に再統合できたが、残り二家は今だ統合を果たしていない。そしてアスガルド家は全統合――三百年前の完全な形に立ち戻ることを諦めていない。

その統合過程において生まれた「神代回帰の巫女」の最高傑作がシグマ・アスガルドであり、アスガルド家としても予想だにしなかった「魔術刻印回収」の力で、今代中の全家統合を目論んでいる。封印指定のシグマを影から支援し魔術協会から逃れさせているが、彼ら自身もシグマをコントロールできていない。

北欧の大家だけあって主な魔術はルーン魔術だが、最たるものは降霊術のセイド。セイド自体が巫女のなす魔術の為(男でもできるが)、基本的に当主は代々女性。

碓氷の一代目は分裂時第三位……カイ=オーフヤーネン=アスガルド(Kai Ohutjäänen Asgard)。ちなみに男性。

オーフヤーネンは「小さき薄氷」の意で、日本に移住した際におおよそ同じ意味の「碓氷」を名字とした。

 

熱田神宮(あつたじんぐう)(場所)

愛知県の名古屋にある由緒正しいお宮。草薙剣をご神体とし、主祭神は熱田大神こと天照大御神。相殿神は素戔嗚尊、日本武尊、美夜受媛命、建稲種命(ミヤズの兄)。明はここの草薙剣を触媒にセイバー・日本武尊を召喚した。本来召喚は大聖杯設置場所である春日市内でなければならないが、御三家特権によりどこでも召喚が可能になっている。

 

全て呑込みし氾濫の神剣(あまのむらくも)(宝具)

サーヴァント・セイバー欄参照

 

八雲封印・光裁神剣(あまのむらくも)(宝具)

サーヴァント・セイバー欄参照

 

天地渡る岩鳥船の神(あめのとりふね)(宝具)

サーヴァント・ライダー欄参照

 

混沌大極へ分かつ雷槍(あめのぬぼこ)(???)

イザナギとイザナミに振るわれて混沌をかき混ぜ、オノゴロ島を生み出した権能の矛。正確には矛ではなく、混沌を大極へと二分した雷の具現であり、その影。建御雷の本体。

 

五瀬命(いつせのみこと)(その他人物)

本編で名前だけチラっと出てきた、生前のライダーの兄。東征の過程においてナガスネヒコの軍との戦いの最中、矢に穿たれて死亡。ライダーも含め同腹の弟が三人いる長男坊のせいか、弟たちと比べて性格がマイルドかつ鷹揚。生前のライダーの人格を変えた(カムヤマトイワレヒコを生んだ)切っ掛けの人物。ただライダーが今の人格に近くなるのは晩年のため、もし五瀬命が今のライダーを見たら「!? 誰だキミは!?」となること請け合い。神武天皇には遠く及ばない神性ながら、東征に出れば、(何時かまではわからないものの)必ず死ぬことは知っていた。

 

想像明(イマジナリ明)(魔術)

イマジナリ・ドライブにより生み出された「もう一人の明」。身体的特徴はオリジナルの明と同じ。ただオリジナル明は肩につく程度の髪の長さだが想像明は背中の中ほどまであり、かつリボンでハーフアップにしている。また身体つきも僅かながらオリジナル明よりも成長して、ちょっとだけ胸が大きくてくびれている。

生み出される際にイメージされた人格は明の姉である碓氷茜がベース、魔術としては今明が習得しようとしているものを完璧に熟せること。よって魔術の練度ではオリジナル明よりずっと上で、虚数空間を介した限定的空間転移、(作中で書けなかったけど)ノタリコンを自在に使えるようになっている。性格的には明が記憶している茜に近く、積極的でお姉さん風、やや意地っ張り。

現在の明の力による偽造の魂では、精々持って三か月。想像明は短い間でも生きていることを望んだが、シグマ・アスガード打倒の為にその命を使った。最初からオリジナル明が彼女を殺して利用するために想像明を呼んでいたとしても、彼女がいたことを誰かが憶えている限り、想像明が何かを恨んだまま消えることはない。

また本編最終局面において、シグマを虚数空間へと引きずり込んだ想像明は最初に生み出された想像明とはまた別人。想像明によって生み出された、さらに虚数の魔術を極めた想像明βである。

 

イマジナリ・ドライブ(魔術)

碓氷明が本編で使用した魔術。別名魂の偽造、架空疾走・虚数の魂など。虚数空間において、自分の魂・肉体の情報のコピーを作る術。虚数物質を用いて行うため、術者の想像力如何で好きに魂と肉体を改造できる。大事なのはイメージ力であり、いかに微に入り細を穿つ想像ができるがか重要となる。明は今まできちんと「自分の未来」を想像したことがなかったため、急場では「最も自分が憧れた人=姉」の人格をモデルに、さらに今自分が習得しようとしている魔術が可能になった未来の自分、の想像に留まっている。

虚数空間でくみ上げた「もう一人の自分」を物質界に引き連れてくることは可能(というか、それができないと現状意味がない)だが、「もうひとりの自分」は体も魂も虚数で作られている為、それだけでは物質界に存在できない。

よって、もともとの術者の魔力で存在を維持する必要がある(偽造の魂と肉体は物質界において座標を定め存在を固定するために虚数使いの魔力が必要。想像明は酸素チューブを繋がれている海の底のダイバーに近い)。本編では明はセイバーにも魔力を供給しているので、大体サーヴァント二騎分の魔力を使っている。

また「もう一人の自分」の魂はあくまで偽造であるため、本来の魂よりも寿命が極端に短く(魔術の腕を上げれば延長も可能だろうが、現時点での明では無理だった)、早くに腐って人格を変えてしまう。

元々は明の魔術師としての修行用に明の父・影景が考案した魔術。稀な素質の架空元素は修行が難しく碓氷の家でも虚数使いが過去にいなかったため、どうやって修行をするかがネックだった。そこで虚数世界で「想像上の自分(虚数の魔術を高レベルで習得した自分)」を仮定し一時的に物質界に作り出すことで、その自分から手ほどきを受けて修行し、その先への次元へと到達できる。

つまり自分自身を教師・対戦相手にしてレベルを上げていくための魔術で、元々戦闘用に考えられたものではない。

また、偽造とはいえ同一の魂を持つ存在を作り出せる明は碓氷の家宝『破滅呼ぶ勝利の剣』を、ノーリスクで使用できるようになるという絶大なメリットがある。

 

飲水の病(いんすいのやまい)(スキル)

生前の病からくる呪い。いわゆる糖尿病。視覚に影響を及ぼしており、索敵能力が低下している。逆に視覚から影響を及ぼす魔術に対する抵抗力は向上する。

所持サーヴァント……アーチャー(D)

 

ウェルフェア(場所)

春日にあるショッピングモール。二階建て、屋上には駐車場がある。駅から少々離れている為、地元民がメイン客。一階はスーパーとフードコートがあり、他キッチン用品や寝具などの販売を行っている。二階は洋服屋や本屋、美容室やリラクゼーションサロン、レストランが入っている。かつて屋上には子供向けのミニ遊園地のようなものがあったが、子供の転落事故があって以来いつの間にか潰されて、全面駐車場化している。

こういうちょっとベッドタウン的なものが少し駅から離れたところにある辺り、まだ春日再開発は途上である感じ。

 

請井将(うけい しょう)(マスター)

アサシンのマスター。触媒はアサシンが豊臣秀吉を殺そうとした時に音をたて、危ういところから秀吉を救った香炉。ぶっちゃけ五右衛門を呼びたかったのではなく、秀吉を呼びたかった。サーヴァントを道具扱いする典型的噛ませ犬系マスターだが、そこに五右衛門が来たのがさらにまずかった(アサシンは基本的に偉そうな人間は嫌い)。喧嘩をし、アサシンを離していた隙に女装したセイバーに捻りつぶされて死亡した。

 

碓氷(うすい)(魔術)

三百年前、北欧の大家が分裂した際に分かれた一派。分裂時第三位カイを祖とする。碓氷の名字はカイのミドルネーム「オーフヤーネン(小さき薄氷)」から。分割された領地が狭かったことと、アスガルド家の圧迫、いっそ新天地で自由にやりたいとのことから二代目ヴィルヘルムの時に日本への移住を決めた。

ヴィルヘルムが日本にやってきたとき、当時日本は幕末という過渡期にあった。港町でもあり霊地でもあった春日に居を選び、先に居ついていた土着の陰陽師を追い払い管理者となった。

碓氷の魔術特性は「分解」。破壊ではなく分解、要素に分けていき解析へといたるイメージ。北欧の魔術師でありルーン魔術・セイド・ガンドは家の全員が習得しているが、それ以外は特性に合わせて決める(ちなみに明はルーンがあまり得意ではない)。

また祖であるカイの体質を引き継ぎ、碓氷の魔術師は通常の魔術師に比べて魔術干渉に対する高い抵抗力を持つ。自分より高度な魔術師の魔術でも、まず洗脳暗示の類にはかからない。代わりに治癒や強化など、プラスの効果を及ぼす魔術も効かない。ただし血の近い魔術師は例外。

現在の当主は六代目・碓氷影景。祖父までは純スウェーデン人だったが、それ以降は日本の家との婚姻も始め彼はクォーター。明は八分の一スウェーデン人。

ちなみにカイは大家の跡継ぎではなかったため、自分の代から源流魔術刻印を作ったがその核はティルフィングの柄の黄金。

躊躇いなくこれを選んで使うあたり呪われている感と魔術師感ハンパない。

当主は男と限られているわけではないが、男系の家系らしく女児が生まれても男児の方が碓氷の魔術に適した体質のことが多かった。女当主は明が初。魔術的因果関係はいまだ不明だが、ノーブル属性や多重属性など希少な属性持ちが生まれやすい家。

 

碓氷茜(うすい あかね)(その他人物)

碓氷明の実姉。歳の差は一つ。属性は火。明とは打って変わって勝気な性格でプライドも高い。黒髪のポニーテール娘。

生まれた時は体が弱かったため、もしもの時に備えた予備として妹の明が生まれた。だが明の方が突出した素質を持っていた為、最終的に碓氷の家督は明に譲られることになった。前述の碓氷の体質のため、他の家に養子に出してもその家の魔術に馴染みにくいため受け入れ先がなかった。ただ大人しくしているなら明の予備として甘んじて生きる道もあったが、明に大怪我をさせてしまったことにより一緒にしておくことはできないと見做した父により魔術回路を潰し記憶を書き換えた上で一般の家に養子に出された。

魔術回路を潰した影響で車いすの生活を余儀なくされているが、養父母と共に平和に暮らしている。

 

碓氷明(うすい あきら)(マスター)

マスター・碓氷明欄参照

 

碓氷影景(うすい えいけい)(その他人物)

碓氷明の実父。御年四十五。現春日の管理者であり碓氷の六代目。作中には登場しない。名前の由来は「根源の景色を見ろ、無理でもその影は掴め」という父(明にとっては祖父)の言葉から。性格は一言で言えば陽気なマッドサイエンティストで、土御門一成をもっとドギツクして良識を放り出した感じ。「魔術の家に生まれなかったら絶対科学者になってた」とは明の言。魔術師の割には引きこもる型ではなく、明が幼少のころから家にいないことの方が多かった。

色々な魔術呪術に首をつっこんでいるが、全ては自分の魔術を鍛え上げる為という生粋の魔術師。二人の娘を愛していたが、それは勿論魔術師として愛するという意味である。基本的に人の人間性に興味なく、それは娘に対しても同様である。しかし興味はないくせに「わかっている」のがまた厄介なところ。碓氷の魔術特性「分解」から「分析」に通じ「解析」し「再構成」へと至った熟練にして稀有の魔術師。ちなみに妖精眼持ち。

はてさて、彼がこの聖杯戦争を全面的に娘に任せた真意は如何に。

そして本当に彼は「春日の聖杯戦争」について、始まるまで全く気付かなかったのか。

 

碓氷邸(うすいてい)(場所)

春日駅から南東に徒歩三十分(私鉄の南春日駅からは五分)の碓氷の屋敷。三百坪の大きな御屋敷。かつては家政婦を雇って掃除や洗濯などの家事をまかせていたが、とある事件が起きてから明の一存で家政婦を雇わなくなった。庭だけは月一で庭師がやってきて手入れするが、屋敷内部は明が魔術で掃除している。結界もきちんと張ってあり、某遠坂邸と異なり幽霊屋敷の評判はない。影景があまり家にいないため、全てのやりくりは明が一手に行っている。

 

埋火高校(うすみびこうこう)(場所)

土御門一成の通う私立高校。偏差値は六十~六十五の間でやや進学校であり、生徒の殆どが大学に進学する。中学時代の一成の成績では手の届かない学校だったが、学力試験が全てマークシートである為奇跡が起きたらしい。全国高校名鑑では学食の美味しい高校ベスト三位に食い込んでおり、一成が惹かれたのはその一点(余談だが、土御門の家から遠ざけたがった両親により選択肢は遠方の学校のみ、かつ嘉昭が許可を出した地域のみ)。

一学年平均三百人前後、全校生徒千人と規模はやや大きめ。二年進学時に文理でクラス分けされる。部活動は入部するもしないも自由。生徒会活動が活発で、体育祭・文化祭などのイベントごとの裁量は生徒会を主体とした委員会に大きく与えられている。

ちなみに生徒会長は一成の天敵。

 

黄金律(おうごんりつ)(スキル)

人生においてどれほどお金が付いて回るかという宿命を指す。

所持サーヴァント……アーチャー(B)

Bランクの場合、「一生金に困らないが、出費も多い」。「上に立つものがケチケチしてはいかん。入ってくる分部下にも振舞ってやらねばならぬ」(byアーチャー)

 

小碓命(おうすのみこと)(その他人物)

故郷に在りて、何もかもが失われていなかった時の少年の名。

遠く西の宴の夜に、彼は全く別の何かに変質した。

小碓命という少年がいなくなっても、一人の女だけはその名を呼び続けていた―彼女が身を投げる、直前まで。

 

 

大碓命(おおうすのみこと)(その他人物)

本編に出てこない人物。セイバー日本武尊の双子の兄。当然双子なので同じ顔。弟が文武共に優秀かつ真面目に鍛錬するのに対し、どうにか楽できないか怠けられないかと考えている残念な兄。反面楽しい事面白いことが大好きで、人懐っこいため周囲に人が絶えない。周囲も内心天皇となる器ではないなとは思っていたが、決して邪険にされていたわけではなく、また本人にも天皇となる野心はなかった。事あるごとに弟小碓に対し「お前は父帝にできがいいって褒められていいよな~」と常に劣等感と羨望丸出しだったが、同時に「優秀な弟がいるから俺が兄でも天皇にならなくてもよさそ~」とも思っており、なんやかや弟のことは好きだった。

バカだが身の程は弁えている、そんな感じ。

 

大江山百鬼夜行(おおえやまにようまよゆけ)(宝具)

サーヴァント・キャスター欄参照

 

大西山(おおにしやま)(場所)

春日駅から車で一時間ほど東へ向かった場所にある山。周囲は森に囲まれており、山の半分は春日市からはみ出ている。春日市における一番の霊地であり、キャスターの根城(碓氷邸は第二の霊地)。碓氷がここに居を定めなかったのは、強すぎる土地の魔力は特に幼い時に影響が強すぎるため。

 

弟橘媛(おとたちばなひめ)(その他人物)

セイバー生前のリアル俺の嫁その一。キュートかセクシーで言えばキュート。あほの子?本編ではあまり人柄がわかる部分がないが、東征軍においてムードメーカーな紅一点(pixivに上げたマンガ「人の外装を纏う神の剣」)。走水の海にて神の怒りを鎮めるために入水する。セイバーの背中を押した人。崖っぷちから的な意味で。

ちなみに当SSにおいてはかつて巫女さんであり、セイバーとの間に子もいたけど大和に置いてきた設定(身分ある人の子だから母が直接育てることはそもそもないんだけど)。当然コミュ障なセイバーは彼女が何を思って旅についてきて、何を思って海に身を投げたのかわかっちゃいないのである。

そして彼女が何を想い、身を投げたのかは今や彼女にしかわからない。

 

陰陽道(おんみょうどう)(魔術)

中国の陰陽五行説を元に、道教や神道を取り入れ日本独自の変化をとげた魔術。その性質は呪術に近く、サーヴァントの対魔力を貫通する。主な魔術は式神(使い魔)、結界術、呪詛。当SSにおける使い手は土御門一成、キリエスフィール・フォン・アインツベルン、神内御雄、シグマ・アスガード。

 

 

 

【カ行】

 

 

春日市(かすがし)(場所)

関東某所に位置する地方都市。地方都市だが、数駅移動した場所に新幹線停車駅もあり、かつここ数年で再開発が進んでいる為栄えつつある。監理者は碓氷。

 

春日総合病院(かすがそうごうびょういん)(場所)

春日駅近くに位置する総合病院。春日の中では最大の病院で三棟の病棟からなっている。真凍咲が入院していたが、バーサーカーを召喚した彼女が魔術で少しずつ患者を死に至らしめていた。そして最後には病院の一棟全体に人払いをかけてバーサーカーを大暴れさせ、一棟まるまる皆殺しにする暴挙に出た。世間的には不審死に引き続き原因のわからない大事故により、現在は閉鎖されている。

 

カスミハイツ(場所)

山内悟、現在の住まい。築三十年の和室一部屋。春日駅から徒歩三十分のぼろアパート。実体化したアサシンと悟が一緒にいると実に狭い。

 

金襴褞袍(かぶきのいしょう)(宝具)

サーヴァント・アサシン欄参照

 

カリスマ(スキル)

軍団の指揮能力、カリスマ性の高さを示す能力。団体戦闘に置いて自軍の能力を向上させる稀有な才能。

所持サーヴァント……アサシン(D)、バーサーカー(E-)、ライダー(A+)

※ライダーは日本召喚による補正がかかっている為、外国であればBランクになる。

Bランクであれば国を率いるに十分な度量。A+ランクともなれば魔術・呪いの領域。

 

騎乗(きじょう)(スキル)

「剣士」「騎兵」のクラス特性。

乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。また、英霊の生前には存在しなかった乗り物(例えば古い時代の英雄にとっては見たことも無いはずの、機械仕掛けの車両、果ては飛行機)すらも直感によって乗りこなすことが可能。

所持サーヴァント……セイバー(なし)、ライダー(A)

セイバーは「飛行」スキルの代償に失っている。ライダーのAランクではすべての乗り物を乗りこなすことが出来る(天鳥船に乗っている時点で神霊を乗りこなしているに等しい)。

 

偽装(ぎそう)(スキル)

偽装による認識操作。

所持サーヴァント……セイバー(C)

Cランクでは、己、またはマスターを偽装・隠ぺいする場合にのみ有効。

女装の場合成功率が上がる。

 

キャスター(サーヴァント)

サーヴァント・キャスター欄参照

 

虚数魔術(きょすうまじゅつ)(魔術)

架空元素・虚数という稀有な体質を持つ魔術師が行使しうる非常に珍しい魔術。碓氷明の得意とする魔術。目に見えぬ不確定を以て対象を拘束し、平面世界へと呑み込む影の海を生み出す。この世ならざる者(幽霊・悪霊の類)に最も効果を発揮する魔術であり、サーヴァントにも有効(※ただし対魔力持ちのサーヴァントはその限りではない)。

作中では明がキャスターの四天王中二人を平面送りにし、最期には想像明が命を引き換えにシグマを送った。術者の暗黒面を剥き出しにして刃とする禁呪であり、未熟な術者の場合自分の暗黒に呑み込まれる危険を孕む。

また平面世界(虚数空間)は物質界から時間・空間共に切り離された場所であり、虚数の属性持ちの魔術師でなければ干渉できない。

 

キリエスフィール・フォン・アインツベルン(マスター)

マスター・キリエスフィール・フォン・アインツベルン欄参照

 

全て翻し焔の剣(くさなぎのつるぎ)(宝具)

サーヴァント・セイバー欄参照

 

偽・神霊憑依『終末の黄金華』(グルウェイグ)(魔術)

シグマ・アスガードの魔術。アスガルド家が代々心血を費やして巫女を改造してきた傑作だからこそ可能な降霊術。その名の通り神霊を体に落す業だが、無論現代に真エーテルが存在しない事などの制限により完全なる神霊の降霊は不可能――その現代において限界まで神霊を降ろすことを追及した結果がシグマである。

彼女が降ろすものは北欧神話の女神・グルウェイグ。黄金の擬人化といわれ、彼女が現れる前、神々は黄金に興味を持たなかったが、彼女の出現で黄金への欲望を掻きたてられヴァン神族とアース神族の争いが始まったといわれる。また神々に何度殺されても決して死ぬことがなかった。

シグマが使えるのは、このグルヴェイグの権能の一端。具体的に言えば原初のルーンに魅了EX、不死の力。一時的に虹の魔眼を得て使う魅了は魅了の域を超え、意思を持たぬ物質さえ引き付け操る(サーヴァントであっても対魔力EX持ちでないと防げない。明が無事だったのは『破滅呼ぶ勝利の剣』のため)。明との最終決戦では空間自体で明を潰しにかかった。また神話の不死はそのまま、いかなる方法でも彼女を殺すことができない。そもそも、憑依空間において「神」である彼女が死を迎えるのはそのまま一つの世界の終わりでもあり、シグマが死ぬと同時に同空間にいるものも世界もろとも死ぬことになる。

最終的にイマジナリ・ドライブ無限展開の想像明最終形態によって虚数空間送りにされて、生死不明。

一応この魔術を発動させるためには下準備(工房作成)が必要で、シグマは第二章終了以降、ほとんど大空洞に籠っていた。また燃費も良くはないのだが、それはこれまで蓄えつづけた回路と地下空洞に渦巻く魔力を利用している。

 

景行天皇(けいこうてんのう)(その他人物)

第十二代天皇、和風諡号は大足彦忍代別天皇(おおたらしひこおしろわけのすめらみこと)。セイバーこと日本武尊の実父だが、神の血はヤマタケの十分の一以下(ヤマタケが異常)。子供が八十人以上いるため、ヤマタケひとりにかけられる時間が多くなかったことがあらゆる悲劇を生んだともいえる。景行天皇本人も熊襲征伐に出たこともあり武勇もある。ヤマタケを遠ざけたのは自分の身に危険を感じたことと、「これを大和の国の中において置いては災いを呼ぶ」と危惧したから。

余談だがもしヤマタケが大碓を殺さなかった場合、景行天皇はヤマタケを信頼するがその腕を買われて結局ヤマタケは東征に行くことになる(御付の軍ももっとたくさんもらえるのでだいぶ東征軍の雰囲気は明るくなる。IF日本書紀ルート)。

 

啓示(けいじ)(スキル)

"天からの声"を聞き、最適な行動をとる。『直感』は戦闘における第六感だが、啓示は目標の達成に関する事象全て(例えば旅の途中で最適の道を選ぶ)に適応する。

だが根拠がない(と本人には思える)ため、他者にうまく説明できない。

所持サーヴァント……ライダー(A)

ライダーの場合、天というよりは「天津神々」の意志を聞く。というかこいつは建御雷。

 

気配遮断(けはいしゃだん)(スキル)

「暗殺者」のクラス特性。

自身の気配を消す能力。完全に気配を断てばほぼ発見は不可能となるが、攻撃態勢に移るとランクが大きく下がる。

所持サーヴァント……アサシン(A+)

あくまで盗賊であるアサシンは、トンズラをこくときにこそ真価を発揮するので逃走時に+分が発動する。逃げ足ならサーヴァント随一。

 

黒刃影像(こくじんえいぞう)(魔術)

明の魔術礼装。明の影の分体。簡単に言えば思うように飛ぶ刃。ただし操り方は視覚に頼っているから、複雑な挙動は視界の良い場所でないと難しい。単に手元に戻すだけなら視界がなくても可能。

動力源は明の魔力の為、ためられた魔力が尽きればただのナイフに戻る。碓氷は宝石魔術のような力の流動を特性とせず、むしろ分解の特性であるために魔力は貯められて精々一時間程度。魔力がある間は影の分体でもあるため、ナイフから魔術を放つこともできる。最終戦で一成に貸していたが、使い手が一成なのでそのときはただのナイフ。

 

言上げの弓(ことあげのゆみ)(スキル)

アーチャーの放つ弓に幸運補正をかける。

敵とアーチャーの幸運値に開きがあればあるほど、弓は必殺となる。

所持サーヴァント……アーチャー(A)

 

約束された栄華の月(このよはわがよ)

サーヴァント・アーチャー欄参照

 

 

【サ行】

 

 

相楽麻貴(さがら まき)(その他人物)

明の学友。同じ経済学部。実は明と同じ中学校出身だったが、中学当時、麻貴は明を知って居たが明は麻貴を知らなかった。過去に魔術師がいたのか、霊感を持っておりセイバーを人間ではないと見破っており、明とセイバーが何か危険な事をしているのもわかっている。純粋に友として、明の性質と在り方を心配してセイバーに託す。

 

シグマ・アスガード(マスター)

マスターと書いたがマスターではない。マスター・シグマ・アスガード欄参照

 

宝石近接格闘術(ジュエル・サイレント・キリング)(魔術)

ハルカ・エーデルフェルト独自の戦闘術。エーデルフェルト家伝来のレスリング格闘術はもちろん、時計塔で学ぶに当たり、他家の格闘術を吸収し自ら改良(改造)した独自の格闘術。こだわりなくつかえそうな部分を取り込んだ末の混合格闘術のため、ハルカ自身は「時計塔流」と呼んでいるが、時計塔独自の格闘術というわけではない。なんやかんや脳みそ筋肉傭兵エーデルフェルトである。

 

心眼(真)(しんがん・しん)(スキル)

修行・鍛錬によって培った洞察力。

窮地において自身の状況と敵の能力を冷静に把握し、その場で残された活路を導き出す戦闘論理。

所持サーヴァント……ランサー(A)

 

神象宝具(しんしょうほうぐ・神象兵装)(魔術)

当SSでは主にライダーの宝具全て。神造兵装が「人の望みによって造られながら、人の意思に影響されず生まれるもの」であれば、こちらは「神の望みと神の意志によって生まれた、神のために生まれたもの」。

神象兵装にまつわる人の幻想は、神象兵装にまつわる神話とともに育まれる。

 

神性(しんせい)(スキル)

神霊適性を持つかどうか。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。

「粛清防御」と呼ばれる特殊な防御値をランク分だけ削減する効果がある。また、「菩提樹の悟り」「信仰の加護」といったスキルを打ち破る。

所持サーヴァント……セイバー(BまたはD)、ライダー(A+)

セイバーの素の神性はBだが、彼にその自覚が薄い事と神嫌いによってDまでランクが落ちている。しかし神剣所持時は加護によりBまで戻されている。

ライダーはいわずもがな、国津神と天津神の両親を持ちかつ建御雷の別人格であるため。

 

神内御雄(じんない おゆう)(マスター)

マスター・神内御雄欄参照

 

神内美琴(じんない みこと)(その他人物)

マスター・神内美琴欄参照

 

酒呑童子四天王(しゅてんどうじしてんのう)(その他人物)

茨木童子・星熊童子・虎熊童子・熊童子・鐘童子の四人。五人じゃねえかとつっこんではいけない。茨木を副首領としてそれ以外を四天王としよう(適当)。

茨木童子は主に狩衣姿の青年で、副首領として大暴れしがちな他メンバーを仕切る役回り。酒呑童子と他の四天王が暴れる方が好きで呪術の勘所を忘れがちな分、最も呪術に長けている。酒呑童子とは男女の関係は全くない。もし金時が人間側でなく鬼側について、酒呑童子と恋人になっても酒呑童子が幸せならば茨木童子は気にしない。同族にも拘わらず酒呑童子を謀って殺したという点で、金時大嫌い。

星熊童子は人間の姿であるものの、赤っぽい肌に虎柄の腰巻に金棒が武器という最も鬼っぽい姿をしている。脳みそ筋肉マンのため、四天王の中でも鉄砲玉的存在。比較的クールな虎熊童子とコンビになっていることが多い。

虎熊童子は黒髪ポニテに二刀流の美女。スレンダーでくのいち風。四天王の中でも比較的冷静で頭脳ポジションであるが、その割に喧嘩っ早いから結局相棒の星熊童子と得物争いをしていることも多い。

熊童子・鐘童子は瓜二つの少年姿。水干を着た美少年で、一目ではどちらがどちらか判断することができない(酒呑童子、四天王ズは見分けられるらしい)。喋るときもほぼハモってる状態。寡黙な方で馬鹿騒ぎで中心になるより、隅っこで酒を飲みながら眺めているタイプ。

首領の酒呑童子と同じく決まった姿かたちは存在せず、自由に変化で変わることができる。上記の姿で出てくることが多いのは、単にその姿が気に入っているから。

全員酒呑童子大好きファンクラブ。酒呑童子は鬼サーの首領(ドン)。

 

真凍咲(しんとう さき)(マスター)

マスター・真凍咲欄参照

 

神の方便鬼の毒酒(しんべんきどくしゅ)(宝具)

サーヴァント・キャスター欄参照

 

素戔嗚命(すさのおのみこと)(その他人物)

直接本編に関係のない神霊。海原を干上がらせたり、高天原にウンチをぶちまけたり、馬の皮を剥いでぶん投げ、マザコンのうえシスコンであり、女装して詐術を弄しヤマタノオロチをぶっとばして最後はカワイコちゃんとくっつく日本神話の最強DQNドラゴンスレイヤー。そういえば親バカでもあった。

嵐の化身であり天叢雲剣の本来の持ち主。百パーセントの神剣解放ができるが、本人はそれよりも荒れ狂う嵐のままに剣を振るうほうが性に合っている(ヤマタケ式解放)。

セイバーは素戔嗚のアルターエゴではないが、性格的にはかなり近い。感情を放出するタイプか、内にためこんでいくタイプかの違い。

姉の天照筆頭に神々が葦原国の邪神討伐計画には興味がないため、姉たちが何をやってたのかよくわかっていない。ヤマトタケルが自分をモデルに製造されたことも後で知った。高天原追放神話があるため、神格落しで春日聖杯戦争に召喚されることもありえた(クラスはセイバー・ライダー・バーサーカー)。当SSでは草薙=天叢雲のため、熱田神宮の剣で呼ぶこともできるが今回はヤマタケの世界契約があったため出てくることはなかった。天叢雲剣は標準装備。

蘇民将来説話で牛頭天王と同一視されているため、疫病神の親玉でもある。本人も根の国住まいのため、極東における嵐の神霊(ワイルドハント)

アライメント混沌・中庸。

明はヤマタケセイバーではなくスサノオセイバーを呼んでいたら、ヤマタケ明のめんどくさいいざこざはなくあっさりと解決する。ただしメチャクチャセクハラされる。

 

 

セイバー(サーヴァント)

剣の英霊。剣士の英霊。「三騎士」の一角で、バランスが取れた能力から「最優」と称される。サーヴァント・セイバー参照

 

戦闘続行(せんとうぞっこう)(スキル)

名称通り戦闘を続行する為の能力。決定的な致命傷を受けない限り生き延び、瀕死の傷を負ってなお戦闘可能。

所持サーヴァント……キャスター(A)

逸話では首を切られた後も、首だけで頼光四天王に襲い掛かり食い殺そうとしたという。

 

千里天眼通・蒼(せんりてんがんつう・あお)(魔術)

安倍晴明が幼い時に救った蛇が縁となり、竜王から送られた「青眼」による能力。これにより晴明は鳥獣の言葉を解し、人の過去と未来を見通すようになったという。

その実は五感から得た情報を入力として五行(根源)にアクセスし、望んだ情報を出力として受容する能力である。部分的に根源と接触する極めて高度な魔術。目はあくまで送受信を行う装置であり、送信する情報を選択し、返信を受け取り理解するのは脳のため魔眼ではない。

具体的に可能な事柄は、未来視・過去視、それにまつわる技能の取得。

未来視は、入力を元に五行から「もっとも可能性の高い」未来の選択肢を映像として取得する。「可能性の高い」未来を取得するだけなので、測定ではなく予測の未来で改変可能。また高次の術者であれば「強固な望んだ未来」の幻想(イメージ)をインプットとして、測定の未来視もできるようになる。しかし現在の一成にできることは行き当たりばったりに未来を見るだけで、どこそこのいつをみたい、と制御ができていない。

過去視は未来視と同様に入力を元に五行から過去にまつわる情報を持ってくる。たとえば目の前に一つの箱があったとして、それを入力として過去その箱がどこにあったか、誰の所有物であったかなどの情報を取得できる。情報として得るだけなので、記憶の追体験をするわけではないために壮絶な過去を体験することで精神をやられる可能性はない。サイコメトリーみたいなもの。勿論物体だけでなく人間の過去も覗くことができる。その副産物として、覗いた人物の技能を一時的に取得することも可能。しかし技能と方法は身につくが、あくまで使用するのは術者の体である為、体力等がおっつかずに大本と同様のことができるかは術者のスペック次第。

一成は対アーチャー戦にて安倍晴明直系の子孫である自分自身の体をインプットとし、安倍晴明の術儀を一時的に取得していた。最後の対御雄戦ではご神体である超占事略決写本も加え、さらにその精度を上げて戦った。

また、過去を覗きどんどん遡っていけば、この人間の過去は、この人間を生んだ親の過去は、この親の過去は、国の過去は、地球の過去は、宇宙の過去は、……と際限なく遡ってしまい最後には「根源」そのものに至ってしまい、破滅する。

ちなみに本編において一成は最後まで「検索」を完璧にできていない。

 

晴明の血を受け継ぐ土御門の家系には、この体質(機能)を持った子が十代に一人前後の割合で排出されている。しかしこの「機能」を覚醒させるためには多量の魔力が必要とされ、魔力が足りなければ覚醒せず、この「機能」があることさえも気づけない。

しかし気づかずとも「機能」は確固として魔術師の体内にあり、かつ何をおいてもこの力を真っ先に覚醒させようとする性質を持つ。ゆえに他の魔術を行使する術式を組み実行したとしても、「機能」を覚醒させようとする性質が相剋し、結果成そうとした魔術は大抵失敗する。

つまりこの「機能」を持ち得たとしても、それに見合うだけの「魔術回路=魔力」を精製できなければ、むしろ、「不出来な魔術師(陰陽師)」の烙印を押されて生涯をすごす羽目になる。現にそれでこの稀有な機能を持ち得ながら、「不出来」として不遇をかこった土御門の術者は多い。というか、この「機能」を覚醒させられる時点でかなりの魔力と才覚を有していることを意味し、そういった人物は仮に千里天眼通がなくても土御門に名を遺す。

ちなみに一成がかろうじて治癒や防壁の術を行使できていたのは、起源「保護」があるため「機能覚醒」の相剋に押し勝てていたから。

しかし聖杯戦争参加で、「聖杯から魔力が送られていたこと」「アーチャーによって重傷を負った生命の危機」がスイッチになり、かつ「大西山という魔力塊の中で戦闘を行った」ことにより、千里天眼通が覚醒する。ただキャスター戦後は魔力不足に陥り、キリエの魔力供給を受けるまでは使用不可になっていた。

魔術回路は枯渇寸前だが、元来一成の資質は「保護」の「一点特化」で優れている。もし千里天眼通の機能を受けずに生まれれば稀代の結界師となり、土御門最後の精華となっていた(素質はあるが、魔術回路が枯れかけているのはどうしようもない)。やっぱり呪詛の類は苦手。

また一成の祖父嘉昭が一成のこの体質を看過してしまっていたのは、最後に天眼通を発現させたものが戦国時代であることに加え、関白秀吉の時分に陰陽師は迫害の憂き目にあい、その際多くの研究書が焼かれてしまったことによる。

 

 


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