IS学園特命係   作:ミッツ

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今回の話は作者がこの作品を書き始めた当初からどうしても書きたかったものです。
設定に関して色々と無理をしているのは承知ですが、どうかそういうものだと思って読んでやって下さい。


親心、子知らず

 織斑一夏とセシリア・オルコットの戦闘について、ここではあまり語る事はない。結果から言えば一夏は敗北した。それも、相手に少しもダメージを与えることが出来ず、完封されたといってもよい内容であった。

 勿論、一夏は一夏なりに最大限努力していたし、実質的に相手をあと一歩のところまで追いつめていた。だが結果として残るのは一夏が大敗北したという事実のみ。現在彼は織斑教官のもと、反省会という名の説教を受けている最中である。

 そして、一方のセシリアはというと…

 

 

 

 

 模擬戦後、軽い検査を受け特に異常なしと診断されたセシリアはそのまま寮へ返された。自室に戻ったセシリアはすぐに服を脱ぐと汗を流すべくシャワーを浴びる。

 

「…………」

 

 全身を温水で濡らしながら、セシリアは織斑一夏について考える。

 

 織斑一夏

 

 第一印象は無知で無学で無礼で凡庸な人間。運よくISを動かせただけの男性であった。その次に思ったのは無謀にも代表候補生の自分に挑みかかってきた身の程知らずの愚か者というものである。

 セシリアは世の男性は女性よりも劣るという女性至上主義に近い考えの持ち主である。彼女の周りの男性と言えば、優秀な母の後ろをついていくしか能がなく、周りから陰口を叩かれながらも反発しようとしない父と、両親の死後、おべっかと甘言を駆使し自分を取り込み財産をかすめ取ろうとした伯父くらいしかいなかった。男性に良い印象を持てと言う方が無理であろう。男など女に取り入る事しか能のない、愚かで小賢しい存在という考えがセシリアの根底にあった。

 

 そんなセシリアの考えを織斑一夏は今日の模擬戦で木っ端微塵に打ち砕いた。彼女が凡庸だと評した少年、織斑一夏はセシリアに勝つために全力で反抗してきた。もしあの時、タイミングよく一夏のエネルギーがゼロになっていなければ敗北者はセシリアの方であっただろう。その事実がセシリアにとって大きな衝撃となって彼女の胸を貫いた。

 媚びへつらわず、自身の誇りのため、そして家族を守るために自分に勝つと宣言した一夏の雄姿がセシリアの脳裏に焼き付いて離れなかった。早い話、セシリアは十数年の人生で初めて見るカッコいい男子の姿に、完全に参ってしまっていたのだ。今も一夏の姿を想像すると胸が熱く早鐘を打つ。

 

 ああきっと、これが恋なのだろう。

 

 シャワー室から出たセシリアは薄着のままベットに倒れこんだ。しかし、溢れ出す思いが体を火照らせ、とてもではないがすぐには眠れない心持であった。彼女の胸中は織斑一夏で占められ、脳内に思い浮かぶのは愛しの彼の事ばかりである。

 

 そんな彼女の想像を中断するが如く、部屋の扉をノックする音が聞こえた。

 

「…はい、どちら様でしょうか?」

 

 せっかく一夏の事を考えていたのにそれを中断させられたセシリアは、いっその事このまま居留守を使ってやろうかとも考えた。しかし、相手が誰かわからない以上きちんと対応しておいた方がよいと考えなおし、扉の向こうの人物に声をかけた。

 

「お休みのところ申し訳ありません。学園事務の杉下と申しますがセシリア・オルコットさんはいらっしゃいますか?」

 

 聞こえてきたのは少し高い調子の男性の声であった。セシリアは上着を羽織るとチェーンを掛けたまま部屋の扉を開いた。

 

「セシリア・オルコットは私ですけども、事務の方がいったい何の御用でしょうか?」

 

 扉の隙間からセシリアは杉下という男を観察する。眼鏡をかけた小柄な中年男性だ。その容姿は事務員というよりもアカデミーの教授と言った方がしっくりと来る様な気がする。

 

「はじめまして…というのはこの場合少し違いますねえ。僕とあなたは以前お会いしたことがありますから。ですが、それも10年以上前の事ですので実質これが初対面と言ってもよいでしょう。」

 

 そう言って杉下は柔らかな笑みを浮かべる。

 

「少しお話しさせていただいてもよろしいですか?あなたのご両親についてです。」

 

 

 

 

 

 

 5分後、杉下とセシリアの二人は寮にある談話室へと移動していた。流石に女子生徒の部屋に男性を入れるわけにはいかず、セシリアは手早く準備を済ませ話が出来る場所に移動したのだ。幸いにして、談話室に他の生徒の姿は見えない。

 杉下はセシリアに飲み物が必要かと聞きセシリアがそれを否定すると、セシリアの対面の席に座りゆっくりと口を開いた。

 

「20年ほど前、僕は仕事の関係で3年間ロンドンに住んでいました。その際、身の回りのサポートをしてくれたのが当時外務省とスコットランドヤードに強いパイプを持っていたオルコット家の当主、セシリアさんのおじいさんに当たる人です。当時大学生だったあなたのご両親、ジェームスさんとダイアナさんと出会ったのもその時です。僕にとって、あなたのご両親は掛け替えのない友人でした。お二人とも非常に良くしてくれたものです。お二人はその時には既にお付き合いしていたそうですよ。」

 

「待ってください。私の両親が付き合ってったというと、二人は恋愛結婚でしたの!?」

 

「ええ、僕の知る限り、そのようでしたよ。」

 

「…ずっと家同士が決めた結婚だと思ってました。」

 

「確かに、オルコット家はイギリスでも有数の名家ですので政略結婚を疑ってしまうのも仕方ないでしょう。お二人の結婚は周囲からかなり反対されたそうですよ。それでも、お二人は反対を押し切り夫婦になる事を誓った。」

 

 セシリアにとってそれは知られざる真実であった。両親から二人の馴れ初めを聞いたことはなかったし、物心がつく頃には祖父母はすでに亡くなっていたからだ。

 

「自分たちの意思を貫き通し結婚したお二人でしたが、外野は二人の事を盛んに話のタネにしました。ダイアナさんの方はご自身の実力で周囲を認めさせましたが、ジェームズさんへの陰口は無くならなかったそうですね。腰巾着、寄生虫、無能、周囲の人間はそのようにジェームスさんを嘲笑しました。」

 

 杉下の話を聞いてるうちにセシリアは拳を固く握りしめていた。彼女自身、父の事は尊敬していない。むしろ、軽蔑していたといってもよい。それでも、他人から身内を愚弄されて良い気持ちはしない。杉下を見る目もきついものになっていた。

 

「しかしながら、僕の知るジェームスさんはただの無能な人間ではありませんでした。経営的なセンスはダイアナさんに遠く及ばなかったものの、気が強いために周囲と衝突しがちであったダイアナさんのフォローを自ら買って出ていたそうです。彼のおかげで破談にならずに済んだ取引や研究プロジェクトもあったそうですよ。ただ、ジェームズさんのそうした姿勢が余計に周囲の人間からは弱気な婿養子という風に見えたのでしょう。」

 

「で、ですが、そんな話は一度も…」

 

「ジェームスさん自身、自分の功績についてはあまり語りたがる人ではありませんでした。会社の利益は妻とそれを支える社員の手柄。極近しい人にだけジェームスさんはそう語っています。」

 

 杉下の話を聞き、セシリアは激しく動揺していた。今まで父の事を悪く言う人はいても、誉める人はいなかった。だがもし、杉下の言うことが本当だったとすると、父がしきりに周囲の人間の顔色を窺っていたのも会社の人間関係に気を配っていたからではないか?だとすると、母が父と離婚しなかったのは…

 

「母は父がそのような役目を担っているのを知っていたのでしょうか?」

 

「おそらく、知っていたでしょう。ダイアナさんは詰まらない世間体を気にする人ではありませんでしたので、ただ周りの機嫌を伺うだけの人間を何時までも傍に置いておくことはしないと思います。そして何より、恋愛結婚をしたお二人です。お互いに愛し合っていたからこそ別れようとは思わなかったのでしょう。」

 

「そんな…私は両親が愛し合ってる瞬間など一度も…」

 

 セシリアは両親がお互いに愛を囁いている場面など一度もみたことがない。キスはもちろん、お互いのファーストネームを呼ぶことさえなかった二人だ。今更両親が愛し合っていたなど、信じられなかった。

 

「愛情の表現の仕方は人それぞれです。僕はこの一週間、ロンドンであなたのご両親が愛し合っていた証拠を探していました。そして、その証拠は見つかりました。これを御覧なさい。」

 

 杉下は一枚の紙面をセシリアに差し出す。怪訝な表情でセシリアがそれを受け取り、そこに書かれた内容を読むと目を見開いた。それはセシリアの両親が死亡した、3年前の列車脱線事故の報告書であった。

 

「そこに書かれてあるのは現場で生存者の捜索をしていたレスキュー隊員が記したものです。それには、あなたのご両親が発見された時の状況も書かれています。ジェームスさんが発見された時、彼は妻のダイアナさんを守るようにしっかりと抱きしめていました。ダイアナさんも同様にジェームスさんを抱きしめていたようです。セシリアさん、あなたのご両親は亡くなる間際まで大切な人を命がけで守ろうとしていました。」

 

 その言葉を聞いた瞬間、セシリアは自分の足元が崩れ落ちるような感覚に陥った。

 

 

 

 

 

 

 杉下との話を終え、セシリアは再び自室のベッドに倒れこんでいた。ほんの数十分前とはまた違った理由で彼女は眠れそうにない。別れ際、杉下はセシリアに対してこう言った。

 

『あなたには初対面の僕の話は信じられないかもしれません。ですが今一度、あなた自身の真実の目でご両親の事を見返してください。僕が望むのはそれだけです。』

 

 確かに杉下の話は俄かには信じられないものだった。長年の間、父は無能で両親の間に愛情など無いと信じて来たから無理はない。しかし、杉下のくれた報告書には真実が書かれていた。両親が命がけでお互いの事を守ろうとしたという真実が…

 いてもたってもいられなくなり、セシリアは携帯を取り電話を掛ける。相手は母国にいる幼馴染だ。

 

『…はい、チェルシーです。何か御座いましたか、お嬢様?』

 

「チェルシー?あなたにどうしても聞きたいことがあるの。あなたから見て、私のお父様とお母様の関係はどんな風に見えてました?」

 

『旦那様と奥様の関係ですか?あの…お嬢様、話がよく見えないのですが…』

 

「お願い、教えて。チェルシーには二人はどう見えてましたの?」

 

 最後の方は声が震えていた。セシリアは相手からの返答を期待する一方で、それを聞くことへの恐ろしさを感じていた。もし、電話口の彼女が自分と同じような目で両親の事を見ていたら…そう思うとセシリアはすぐにでも電話を切ってしまいたかった。

 電話の無情で、相手が息を呑んだ様な音が聞こえる。そして、数瞬の間があった後、チェルシーは静かに語りだす。

 

『…私の目から見て、旦那様と奥様は決して理想の夫婦には見えませんでした。あれほど世間からの評価に差がある夫婦というのも中々無いでしょう。私自身、お二人が親しげに話されている様子を見たことはありませんでしたから…』

 

「……………」

 

『ですが一度だけ、奥様が匿名で送られてきた花束を手に取り、嬉しそうに笑っていたのを私は見たことがあります。普段は厳しい奥様があれほど穏やかな表情をしているのを見たのは後にも先にもそれきりです。先日奥様の遺品を整理していた際、お二人の結婚式の時の写真が出てきました。その写真の中で奥様が手に持っているブーケにあしらわれた花と、匿名で送られてきた花束の花は同じものでした。』

 

「まさかッ!?」

 

『ええ、確認したところ、花束が贈られてきた日は旦那様と奥様の結婚記念日でした。おそらく、花束は旦那様からの贈り物だと思います。』

 

 セシリアは言葉が発せなくなっていた。それどころか茫然自失となり、どのような会話をしたのか分らないまま通話を切っていた。そのまま毛布を頭からかぶると、これまでに知った真実が激流となって彼女の心を責めたてた。

 

 父は母の事を守ろうとしていた。いや、愛していた。そして、母もまた…

 

 数日前には考えもしなかった真実がセシリアを混乱させる。そんな中、セシリアの脳裏に、ふと幼き日の記憶が蘇った。

 あれはセシリアが5つか6つの頃だろうか。あの日、故郷の屋敷を嵐が襲った。その頃にはセシリアには一人部屋が与えられ、夜は一人で寝るようにさせられていたのだが、その時ばかりはなかなか寝付けなかった。窓をを叩く雨の音が、風にあおられ大きくしなる木々が、幼いセシリアにはまるで怪物が外で暴れているように感じられたのだ。それでも、幼いなりに自尊心が育ちつつあったセシリアは両親を頼らず、一人で嵐の夜を乗り越えようとしていた。今と同じように頭から毛布を被って…

 その時、部屋のドアが開かれ光が差し込んできた。恐る恐る毛布から顔を出し様子を伺うと、父が部屋の前に立っていた。

 

『眠れないのかい?セシリア…』

 

 父はそう言ってベットに歩み寄ってきた。幼いセシリアが何と答えたのか、今では全く思い出せない。覚えているのは父がベットに腰を掛けて優しく微笑みかけてくれたこと。

 

『安心をし、セシリア。私が傍にいて、セシリアの事を守ってあげるから。』

 

 そう言って父は静かにセシリアの頭に手を置き、いたわるように撫で始めた。それから暫くするとセシリアは眠ってしまい、嵐も朝になると過ぎ去ってしまっていた。

 

 

 

「………お父様。」

 

 小さく、囁くようにセシリアはそう呟いた。すると彼女の瞳から一滴の雫が零れ落ち、シーツの上に小さな染みを作る。

 

「……お父様…お父様。」

 

 名前を呼ぶ度に後悔と悲しみが涙に姿を変え、心から溢れ返ってくる。遂に耐え切れなくなり、セシリアは顔を枕に埋めると嗚咽を漏らし始めた。

 なんでもっと早く、生きている内に気づけなかったのだろう。父は弱い人などでは無かった。命を散らすその時まで、母を、自分を、守り愛してくれていた。

 なのに自分は周囲の人間の言葉を鵜呑みにし、父を情けない人だと軽蔑していたのだ。出来うることなら、今すぐ故郷に帰り、両親の墓前で懺悔したい。それが出来ない今のわが身が悔しくて、疎ましくて、情けなかった。

 その晩、セシリア・オルコットは一晩中涙を流し続けた。三年前、両親が死んだときに二度と流さないと誓った涙を…

 

 

 

 

 

 

 

 

 模擬戦の翌日、杉下は普段よりも早く職場に出勤していた。当然そこには亀山の姿はまだない。杉下は上着を椅子に掛けると、ポットに水を張りお湯を沸かし始めた。お湯が沸くまでの間、仕事の準備を並行して行う。日誌をチェックし今日の予定を確認すると、必要な書類を整理し消耗品の補充も済ませる。そうした作業が終えると丁度良くお湯が沸いたことを知らせるアラームが鳴った。杉下は手早く朝の紅茶の準備を済ませると、そこにお湯を注いだ。と、その時、部屋の扉がノックされた。

 

「…どうぞ、お入りください。」

 

「失礼します。」

 

 扉を開き部屋に入ってきたのはセシリアであった。彼女の目の下には大きな隈が出来ており、目は赤く充血している。傍目からも寝不足だと分かる様相ではあったが、彼女の周囲からは昨日まであった張りつめたような雰囲気が消えていた。

 

「おはようございますセシリアさん。あまり眠れていないようですが大丈夫ですか?」

 

「ええ、いろいろあって寝付けなかったもので。でも、今は大丈夫ですわ。」

 

「そうですか。この場所は誰か先生から聞いたのですか?」

 

「はい。織斑先生から聞きました。どうしても、杉下さんにお礼が言いたくて。」

 

 そう言うとセシリは腰を曲げ、深く礼をした。

 

「本当にありがとうございます。あなたのおかげで、私は父の真の姿を知ることが出来ました。」

 

「あなたがお父様の真実に触れることが出来たのは、あなた自身が真実を思い出そうとしたからです。僕はその手助けをしたにすぎません。」

 

「けれども、あなたがいなければ私は父の事を知ろうともしなかったでしょう。だからお礼だけは言わせてください、杉下さん。」

  

 そう言ってはにかむセシリアの姿は杉下に古い友人の姿を思い出させた。気が強く、誰に対しても物おじせず、不器用で、料理が苦手で、誇り高くも優しい心を持ったブロンド髪の友人と…

 

「しかし、澄み切った青い瞳は紛れもなくジェームズさんの物ですねえ。」

 

「え?」

 

「いえいえ、単なる独り言ですのでお気になさらず。」

 

「はあ。あ、それと杉下さん、一つお願いがあるのですけれども…」

 

「僕に出来る事でしたら何なりと。」

 

「ありがとうございます。実は、私の両親について教えていただきたいんです。」

 

「ダイアナさんとジェームスさんについてですか?」

 

「ええ。今回の事で私がどれだけ両親について知らないかがよくわかりました。ですので教えて頂きたいんです。両親がどんな人だったのかを…」

 

 セシリアは真剣な面持ちで杉下を見つめる。それを受け、杉下は嬉しそうに顔をほころばせた。

 

「わかりました。僕の話せる限りのことをあなたにお伝えしましょう。と、その前に。」

 

 杉下はティーカップが入れられている棚から新たに一つカップを取り出すと、それに紅茶を注いでセシリアの前に差し出した。

 

「せっかくですので、これでも飲みながらのんびりとお話しすることにしましょう。ちょうどいい具合に出来上がっていますよ。お口に合うといいのですが…」

 

「…いただきます。」

 

 その日、特命係を訪れる生徒に新たな常連が出来た。その翌日には紅茶セットが入れられた棚にティーカップが一つ増えていた。白い花束が描かれたティーカップが…

 

 

 

 episode5 end.                         




生まれた頃から受け続け、当たり前になっている分、親の愛情には中々気づけない。

本編ではビターエンドばかりであまりハッピーとは言えない展開ばかりを書いていた分、今回はハッピーエンドに曲振りしてみました。

実際問題、IS本編で誰が一番右京さんと仲良くなれるかを考えたとき、セシリアが真っ先に思い付きました。そうすると、セシリアの親の設定とかとも絡んできて色々と想像できました。

一応言っときますが、セシリアと右京さんの間にフラグは立ってません。本作品でもセシリアは一夏loveです。
セシリアと右京さんの関係は、ハリーポッターにおけるハリーとルーピン先生との関係に近いものだと考えて下さい。


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