ネタ短編集   作:龍牙

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自サイトで執筆中の推しの子×デジモンの小説の一ページです。期間限定で公開予定



推しの子×デジモン 試作品

「オタク達が持ち回りでアイに肝臓を捧げて、それを売れば……」

 

「お前の考えが世も末じゃねーか、核戦争で文明が滅んだ後の宗教観やめろ」

 

「ってか、肝臓捧げられても、保存も手間だし、売買のルートがねーよ。寧ろ、売ってその金を貢がせた方が楽だろ」

 

「お前も大概バイオレンスな思考してるな、クリス」

 

アクアに俺にまでツッコミを入れられる。可愛い顔でダークな雰囲気でドス黒い事を言うルビーならまだしも、俺は単に現実的な話をしただけだぞ? ……解せん。

 

だが、確かに子供は三人、まだまだ母さん達B小町と言うグループの活動だけでは俺達の進学費用とかが掛かる。三人ともなれば金がいくらあっても足りないだろう。

人気があるとは言えメンバーも多いのだ、母さん個人の仕事が増えなければ、小学校までは苦労させるだろうが、

 

「まあ、安心しろ、ルビー。今は母さんも悩んでるんだろうが、大丈夫だ」

 

「クリス?」

 

「今は大変でも。中学、高校に入ったら、俺も自由に動ける」

 

二人の視線が俺に集まる。金がないなら無駄に持ってる奴らのところから持ってくれば良い。簡単な話だ。

俺の前世で磨き、転生特典として得た力を、才能を役立てる時は、今を於いて他にない。

 

「俺が適当な足の付かなそうな所のパソコンから、銀行の口座データにハッキングして、金持ってても碌な事や、無駄な事にしか使わない連中から複数ルート使って母さんの口座に金を集める」

 

「そっか! 頑張ってる人がお金を持つべきよね、やっぱり」

 

「持ってても……主に、無駄に壊す高級車に金を注ぎ込む、金髪ゴリラの元にあるべきじゃないからな」

 

無駄に壊すだけなら安物の車で十分だろうがあの金髪ゴリラ。その癖、労いとか言って碌な物を奢らない。

本当に公安なんて組織は消えれば良い。少なくとも、金払いだけは違法捜査官と迷惑探偵の方がマシだった分、恨みは少ない。……誤差にしかならない範囲だが。

 

「だから、犯罪臭しかしない思考止めろ」

 

アクア兄さんのツッコミを聞き流しつつ、ガッチリ握手をしながら分かりあう俺とルビー。気が合うな、我が妹よ。

大抵友人の娘に注ぎ込む工藤家とか、高級車乗り回してその修理や新調に潜入してる犯罪組織からの給料を使ってそうな公安の金髪ゴリラとか、武器の密輸に使ってそうなFBIの違法捜査官共とか。心当たりは多いんだから、そんな奴らよりも母さんが持ってた方が正しく使えるだろう。

お前だって思うだろ、アクア兄さん!

 

「クリス、お前は本気でするなよ、犯罪とかは」

 

「……アクア兄さん、犯罪は……バレなきゃ良いんだよ」

 

おいおい、アクア兄さん、そんなドン引きした顔で見るなよ。これは自称探偵と公安警察と違法捜査のFBIがこの後に実際に何度もやってる事だぞ。いや、この先の未来だから、まだやってないか。道交法違反とか、銃刀法違反とかetc.etc.

ああ、場合によっては警察が揉み消してるか。

あと、道交法は存在してないんだろう、あの連中の頭の中には。FBIも大概だが、公安の金髪ゴリラに至っては捜査とか関係ないところで危険運転してたな。違法改造のスケボーで走り回る迷惑探偵も。

うん、アクア兄さん、本気でそいつらと関わりたくない? 同感だ。

 

「大体、自称正義の味方連中の常套の思考だぞ、極論「バレなきゃ犯罪じゃない」って」

 

「何か、今から俺達の未来の展望に、暗闇しか見えなくなって来たな」

 

「少なくとも、工藤家の長男が高校入ってからは、県警も本庁も無能と犯罪者思考が増えてくるな。ノーフューチャー、日本の治安、ノーフューチャー、だ」

 

主に目暮班から。際たる例は群馬県警か?

だからと言って、自分から警察に入ってなんとかしよう等とは思わない。何であんな3K通り過ぎてKが幾つつくか分からない職場に行かなきゃならん。

特別な憧れでもない限りはそんな仕事など、ごめんだ。そして、俺はそんな警察に向けている感情は侮蔑しかない。

……なら、ネットに不祥事ばら撒いてゴミの大掃除くらいか?

 

***

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが、俺達三人がライブに行く前の会話である。

 

現在は俺達三人……と言うよりもアクア兄さんとルビーのキレのいいオタ芸と、それを見てやりたいと思ったガンマモンにやらせてやる為に俺がぬいぐるみに踊らせてる様に見せている……俺達三人の動画が大バズりしていた。

赤ちゃん動画ってバズり易いのか? 側から見たら可愛いんだろうが。俺達三人って見た目は良いし。

……そのせいで、社長にミヤコさんが捕まっていたが、多少の問題でしかない。

……あれ、お説教だよな? 本当に、マジですみません、ミヤコさん。

 

そして、今回の一件で母さんも何か掴んだらしい。うん、母さんに喜んでもらえて何よりだ。

世間体と自分達のステータス程度しか考えてなかった前の奴らなどよりも、母さんからは愛を感じる。

知識程度しか残してないけど、前世で親の愛を知っていて、前で愛情の無い親を知っているから、なんだろうかな。

そんな親子関係の両方を経験するなんて、稀有な経験なんてまず無いし。

 

 

 

 

 

 

あと、それから一年ほどの時にリアルワールドに出現したデジモン相手にガンマモンが初進化しました。え? サラッと流しすぎ? いや、かなり強敵だったぞ。ベテルガンマモン、カウスガンマモン、ウェズンガンマモンの三形態に連続進化してようやく勝てたからな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてさて、そんなこんなで、それから一年後、俺とアクア兄さんがなんか、ドラマ出演する事になった。

出るのは、そう言うのが好きそうなルビーに押し付けたいし、目立つのは好きでは無いが、俺とアクアが出るのが、監督からの、母さんが映画に出演する条件らしい。

 

ちょい役とは言え、母さんの初ドラマ出演の時の事。その時の監督と同じ人なのだが、どうも母さんの出番がわずかしか無いのが気になったアクア兄さんが話を聞いた結果、らしい。

まあ、太陽の強い輝きの前に弱い星の輝きは消えるのなら、主役よりも目立つ母さんの出番が削られるのは仕方がないのかもしれないが。

 

アクア兄さんだけと思いきや、何故か俺まで出る事になってしまった。

 

その際に、散々ルビーが楽屋で騒いで同じ子役の子に揃って注意されてしまった。母さんへの言葉にはちょっとムッとしたが、そこはそこ騒いだこっちが悪い。態度は大きいが真剣に仕事には望んでいる様子だったし。

 

「いや、あの子も真剣なんだろうし、騒いだこっちが悪いしな」

 

俺がそう言うと母さんへの言葉には憤っていた強火ファン二人も「うっ」と言う顔になった。

まあ、あの子のスタッフへの態度が大きいのは、嫌われてそうだけどな。……名前なんだったかは忘れたけど。

 

我ながら、演技は観るもの、出るものでは無いと言う考えなのだ。……前の時に嫌って言うほど年単位で日常からしてたしな。

まあ、そこはそこ、母の為にやれるだけの事は十分にやろう。

案外こう言うのも後々良い思い出になるかも知れない。演じるのは好きでは無いが、呼吸するレベルで得意なのだ。

 

「随分と落ち着いてるんだな、クリス」

 

「騒いだこっちが悪いし、あの迷惑小学生その1〜5に比べればマシだ」

 

比べるのも失礼かもしれないが、通常少年探偵団と名乗る迷惑なガキ五人組。小さくなった迷惑探偵と存在そのものが迷惑な科学者を含む五人組。

迷惑度合いが低い科学者も存在そのものが世界大戦に繋がりかねないからな。

少年探偵団なんだぞとか叫んで、うな重奢れだの騒いでくる三人のガキも迷惑極まりないし。ディケイド版アポロガイストよ、アンタより迷惑かもしれないのはこの世界には多いぞ。

 

あー、アクア兄さんもルビーもドン引きしてるな。不健康な豚みたいなガキを含む4〜5人程度の子供集団を見かけたら目を合わせない方が良い。変に興味を持たれたら、集られるぞ。

 

え? 俺は前にはどうしたのか、って? 偶然職務怠慢な警官二人が近くにいたんで、報酬払わないにしても食事やおやつ程度は奢るのが人の道だと警官達の前で説得しただけだ。当人達が何度も、なんて証言してくれたからな(黒笑)

基本、そんな事を言い始めるのは職務怠慢な警官どもが楽を覚えて精神的に豚になってからだからな。ブラック労働が楽になったんだから頼りたくなるのは分かるけどな。

 

ルビー、うわーって顔でドン引きしてるな。アクア兄さん、覚えておいた方が良い、あの連中の餌代は毎回活用してる警官が払うべきだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一緒に出演する事になった…………確か…………重曹を舐める天才子役だっけ? その子と、監督お墨付きでそのままでも不気味となったアクア兄さんの三人。

俺もその系列なんだろう。アクア兄さんと同じく似た様な演技と言うか純度100%の自然体で俺も大丈夫だろうな。

 

だが、それでは記憶に残る、また使われると言う可能性も残る。変な所で工藤家とかの目に付きたくない。

アクア兄さんには悪いが、多少の演技も混ぜていこう。三人の中での三番手、二人の引き立て役になる程度、下手ではないが記憶に残らない程度、自然体で大人びて……気色の悪さを持った「江戸川コナン」の演じる時の奴の態とらしい個性のカケラもない無個性な子供を参考に。

序でに最後に化け物が本性を表した様な表情でも入れてみよう。俺が知る、気色の悪い不気味な餓鬼をね。

 

(……うん、迷惑探偵への嫌がらせって訳じゃないよ。同じだとアクア兄さんの印象が薄れるしな)

 

「カット! OKだ!」

 

監督の声が響き渡り、そこで時が動き出す。それにしても、何か気色の悪い怪物を見ている目で見られていたのはちょっとショックだな。

オッケーも貰った事で、これで良いんだろうし。そう思っていると、

 

「監督、撮り直して」

 

「ん? いや、問題なかったぞ」

 

「問題大ありよ!」

 

子役の女の子が監督の服の裾を握りしめる。溢れ出る涙が止まらない。

 

「今のかな、あの子より全然だめだった……!」

 

天才子役……有馬かな、だったか? 彼女を見る周りの大人達の視線が冷めている事に気付く。

 

「やだ! もっかい! お願いだから!! 次はもっと上手にやるから……! もいっかい! ねえ!」

 

周囲の大人達は、ただでさえ調子に乗って扱いにくい子役が、癇癪を起こして手が付けられなくなっているとでも、思っているのかもしれない。僅かな会合だが、そう言うところが見られた。

 

扱いに困る程度には下手に実績があって無碍にも出来ない。そして、相手は子供、今は話は通じない。仕方ないな。

 

「ほら、これ使って」

 

そう言って俺はハンカチを差し出す。そして、目元を拭う。

 

「可愛い顔が台無しだよ。泣くのは演技だけで十分でしょ?」

 

「泣いてない!」

 

「鼻声で言ってもな」

 

「……っ」

 

軽く笑いながらそう言うと、俺への怒りが悔しさを上回ったのだろう、差し出したハンカチを奪い取って背を向ける。

これ以上顔を誰にも見られたくなかったのか、森の中に走って行った。

 

「っ?」

 

ふと、彼女を追いかける黒い影が見えた。微かに見覚えがあるその影は……

 

(……デジモン?)

 

「ちょっと待って、そっちは」

 

嫌な予感がして森の中に入って行った彼女を追い掛ける。

 

後でスタッフの人達に怒られるな、と思いながらデジヴァイスを取り出す。

 

「ガンマモン、リアライズ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(何!? なんなの!?)

 

森に入ったかなは突然現れた怪物に口を塞がれ、憎しみの困った目で睨みつけられる。

 

「フヒヒヒッ! 俺がただでニュースを配信してやってるのにバカにしやがって!」

 

「フヒヒッ! だけど、増えてる…増えてる…読者爆増! 有名人狙ったの大正解〜! 有名人の不審死! 読者爆増間違いなし!」

 

黒い影に飲み込まれると、次に視界に飛び込んで来たのは広い青空。

 

「この高さからの転落死!」

 

今まで立っていた地面がなくなった浮遊感、彼女の恐怖を煽る様に怪物はゆっくりと手を離す。

 

「あっ……」

 

そして、手から解放された時、邪悪に笑う怪物の顔と浮遊感が襲う。

 

「うそ……」

 

落ちていく……

 

(やだやだやだやだやだ)

 

迫る死の感覚にまだ死にたく無い、思いが襲う。

 

 

 

「ガンマモン進化!」

 

 

 

 

そんな時だった。

 

 

 

 

 

「カウスガンマモン!」

 

 

 

 

 

 

「手を伸ばせ!」

 

「あっ……」

 

伸ばした手を掴み取られ、誰かに抱き止められて浮遊感から解放される。

 

「パブリモン!? でも、あいつにこんな風に移動させる力なんて有ったか?」

 

青い姿のカウスガンマモンの背に乗るクリスは彼女を抱き抱えている手を離す。

 

「怪我は無いか……重曹を舐める天才子役? えっと、名前なんだっけ?」

 

「10秒で泣ける天才子役! 有馬かなよ! 名前位覚えときなさいよ!」

 

「大丈夫そうだな、有馬。取り敢えず、今はまだ危ないから暴れないでくれ」

 

かなから返ってきた反応に苦笑してクリスはパブリモンを見上げ、睨み付けながら。

 

「ガンマモン! 戦いながら下へ降りてくれ! 俺達が飛び降りれる高さまでは無理に戦うな!」

 

「わかった!」

 

クリスの言葉にカウスガンマモンが答え翼を広げて下へと飛ぶ。かなはそこで初めて、自分の立っているのが、青いドラゴンの背中だと理解した。

 

クリスに合わせて屈むと背中の一対の突起がグリップとなり、それをクリスが掴むがかなはクリスの服を掴みながら胸に顔を埋める。片手でかなの体を抑えると、

 

「絶対に離すなよ」

 

そう言ってカウスガンマモンを飛翔させる。

 

「邪魔なデジモンめ……まっまっ良いけどね。僕の記事は絶対絶対、事実になるんですから……」

 

「何言ってやがる、お前のは記事なんかじゃなくて、単なる犯行予告だろうが!」

 

パブリモンの言葉にそう怒鳴り返すが、パブリモンは怒りを露わにし、

 

「五月蝿い! 五月蝿い! 五月蝿い! 五月蝿い! 僕は記者! 皆に『パブリニュース』で記事届ける! 邪魔ダメ! 絶対ダメ!」

 

パブリモンの周りに大量のウィンドが現れ、

 

「ジュークラック!」

 

それが紙飛行機の様になり、カウスガンマモンに乗るクリス達に襲いかかる。

 

「っ!」

 

カウスガンマモンは襲いかかる紙飛行機状のウィンドを左右に大きく動きながらウィンドを避け、地上へと向かう。

 

(……可笑しい)

 

撃ち落とそうとするウィンドを避けながら地上を目指すが暫く飛び続けていると、クリスは一つの違和感に気付く。

 

(さっきから下が見えてこない)

 

何故か未だに地面さえ見えないのだ。まるで一つの空間をループしている様に。

だが、考えてみるとかながパブリモンに襲われた時から考えて違和感がある。

 

(パブリモンにあんな力は無かった)

 

かなとバブリモンを飲み込んだ黒い影。

明らかにパブリモンとは違う力を持ったデジモンがもう一体存在している事が分かる。この無限ループの様な状態が、そのもう一体の仕業だと考えると……。

 

「さっさと潰れちまえよー!」

 

苛立ったパブリモンが両手を広げるとカウスガンマモンの左右を巨大なウインドが挟み込む。

 

「拙い……」

 

「デュアルプレッサー!」

 

パブリモンが両手を閉じると同時に巨大ウインドがカウスガンマモンを乗っているクリスとかな諸共押し潰さんと迫る。

 

「ガンマモン!」

 

「わかってる!」

 

戸惑うかなに答えてる暇はない。負担がない様な軌道で飛んでいたが、一直線に真下に降下する。

かなの悲鳴が響く中、振り落とされない様にグリップとかなを支える手に力を入れる。

 

「……ガンマモン、予定変更だ。どうも、こいつを倒しても逃げられなさそうだ」

 

「そうみたいだね」

 

パブリモンを見上げながらクリスの言葉に答えるカウスガンマモン。

 

「悪いけど、ちょっとジェットコースター気分を我慢してくれ」

 

「え? な、何? 今度は何!?」

 

「カウスガンマモン!」

 

「ああっ!」

 

二人が振り落とされない飛び方ながら、先程よりもスピードを上げてパブリモンへと向かって飛翔する。

 

紙飛行機状のウィンドや押し潰さんとする大型のウィンドの中をスピードを上げて飛翔する。

 

「このこのこのこの!」

 

中々攻撃が当たらない事に苛立ちながらカウスガンマモンを撃ち落とそうと紙飛行機状のウィンドを飛ばすが、擦り傷程度のダメージしか当たらない。

 

「このぉ……デュアル、プレッサー!」

 

再度カウスガンマモンを押しつぶさんとした時、

 

「何!?」

 

そのままカウスガンマモンはパブリモンの真横を飛び去る。遅れて発動してしまった大型のウィンドは無惨にも技を放った本人……パブリモンを押しつぶす。

 

「ぐぎゃー!」

 

クリスの視界に写るのは押し潰された自身の視界に写るパブリモンと、リンクしたカウスガンマモンの視界に写るパブリモン。

 

そして、グリップから手を離し、かなの体を抱えたまま後ろに飛ぶ。

 

「「ウルダインパルス!」」

 

カウスガンマモンとクリス、二人の声が重なった瞬間、発動する必殺技。

太腿にあるブースターの様な噴出口から風を放ち、加速を付けて光を纏った突撃がパブリモンを貫き、データの塵に返す。

消滅するパブリモンを背景に、カウスガンマモンは必殺技の勢いのままに後ろに飛んだクリスとかなを回収し、飛び去っていく。


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