台 詞 で 創 作 1 0 0 の お 題   作:まかみつきと

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No.64の続き。
楽俊の運命やいかに。
長いです。


||68|| よくもまぁぬけぬけと。(大学連続き)

 

「では文張君、覚悟はよろしいかな」

 楽俊の正面で老師然として腕を組んだ曉遠は、その泰然振りが実に似合わないだけにかえって迫力が増している。

 無論、彼だけでなくほかのふたりも並々ならぬ興味と仕返しの意図をもって両脇に控えているから、逃げ出しようもない。

 それを上目遣いでみやりながら、楽俊は片手で額を押さえた。

「恨むぞ陽子……」

 本心ではないにしろ、恨みごとを言いたいのはたしかである。陽子がこの三人に会ってみたいと言ったときから覚悟はしていたものの、まさかひとりで矢面に立たされるとは思わなかった。

 もっとも、いくらこの三人でも、非公式とはいえいきなり一国の王の前で気の置けない話もできないだろう。陽子としてもそのあたりを気を使ってくれたのかもしれないが、その代償がこれとは思いきり貧乏籤を引かされた気分である。

「仮にも自分の仕える王に、その口のきき方はないんじゃないか?」

 満面の笑みでなおかつ怒りの形相、という世にも珍しい顔つきの鳴賢が、右側から卓越しにずいと肘を進めた。

「おまけに王を呼び捨てなんて、どういうことさ」

 圧されて身を引けば、反対から玄章が迫ってくる。

「……おまえら怖いって」

「ほー。誰のせいだと思ってるのかなあ?」

「張本人がよく言うぜ」

「いいからとっとと喋れ」

 三色の眼に睨まれて、さすがの楽俊も音を上げた。

「だから。巧で拾ったって、前に言わなかったか?」

「……聞いた」

 不本意そうな顔ながらも頷いたのは鳴賢である。

「だけど問題はそこだけじゃないからな。頭っから全部話せって言ってるんだ」

 凄まれて首をすくめる楽俊の前に、玄章が熱い茶の入った湯呑を置いた。いつのまに席を立ったのか、ほかのふたりにも湯呑を渡し、にこりと笑う。

「長くなりそうだからね。さて、話してもらおうか」

 彼らしい親切心かと思ったらそれだけでもないようで、楽俊はやれやれと首を振った。

「あいつが……景王が胎果だってのは知ってるよな? 先王である予王が禅譲なさり、台輔は新王を選定に入った。そんで、慶ではなく蓬莱に王を見つけたんだが、ほぼ同時期に予王の妹が偽王として立った。これも知ってるな」

 黒い目を向けられて、三人が頷く。

 安寧に遠い慶をさらに混乱させた偽王の乱。その鎮圧に際し延王が新王に手を貸したことは有名な話だ。

「ところが、景台輔が王を迎えに行ったのと時を同じくして、景王を弑するため蓬莱まで妖魔を送り込んだ者がいる。これが景主従の帰還を阻み、結果台輔は捕らえられ、はぐれた景王---陽子は巧に流れついたんだ」

「妖魔だと?!」

「台輔を捕らえたって……」

 予想外の展開に仰天する三人を、楽俊は軽く手を上げて押しとどめた。

「だから、容易に口にできることじゃねえんだ。ここから先は、慶でも雁でもほんの一部の方々しか知らねえ。おいらはおまえらが信じるに足る相手だと思うから喋るけど、もし黙っている自信がねえなら言ってくれ」

 真摯な目に、三人が顔を見合わせた。

「そりゃあ俺たちは口外するつもりなんかないけど……本当に聞いてもいい話なのか?」

 一転して心配そうな鳴賢に、楽俊がふきだした。

「話せって言ったのはおまえらだろ。心配すんな、聞かせて悪いことがあるなら、あとはご自由になんて放り出されやしねえよ」

「まあ、文張が怒られないならいいけどさ」

 屈託ない口調に、三人がもぞもぞと座りなおす。

「で、その景王を、おまえが見つけたってわけか?」

 こういうときにいち早く立ち直るのは曉遠である。うってかわって揶揄の色のない声に首を振った。

 楽俊としても陽子から聞いた程度しか知らないのだが、巧に流れ着いて捕まって、とあらましだけをかいつまんで話す。

「で、まあ色々あったらしいんだが、やみくもに逃げたものの行き倒れちまったんだな。それをおいらがたまたま拾ったんだ」

「それで、雁に?」

「ああ。巧にいたんじゃいずれみつかるかもしれねえし、陽子はむこうに帰りてえって言ってたからな。なら延王を頼れって言ったんだ。そんで、おいらが案内することにしたんだが、いくらもいかねえうちに妖魔に遭って、はぐれちまってなあ」

 情けねえ、ときまりわるく耳の後ろをかく楽俊に、曉遠が眉を寄せた。

「また妖魔か。そんな頃から巧は傾いてたのか?」

 いかにも夏官らしい問いに、一瞬躊躇う。それを曉遠がみすごすわけもなく、金の目が険しさを増した。

「文張、まさか」

 察しのいい同輩に、楽俊が頷く。

「---その、まさか、だ」

「なんだよ?」

 意味をはかれず二人を見比べる鳴賢たちに、曉遠が深い息をついた。

「妖魔は傾いた国に出る。だが、それだけじゃないだろう。妖魔を扱える者は、誰だ」

 一瞬息を呑んだ玄章が、驚愕の表情で楽俊を覗う。

「そんな」

「……陽子は、蓬莱でも巧に来てからも、ずっと妖魔に追われてた。行き倒れたのだって、衛士に追われてたからや食うや食わずだったせいだけじゃねえ。おいらが見つけたとき、あいつは傷だらけで半死半生だった。陽子は蓬莱で台輔と誓約を交わしていたんだ。事実上仙籍に入っているはずの人間が、幾日も高熱を出して意識が戻らないなんて普通はありえねえ。そんなになるほど、山野の妖魔が特定の誰かを狙うか? 蓬莱に妖魔が渡ることだって信じられねえだろ」

 絶句した三人を、楽俊は小さく苦笑して眺めた。

 陽子はいまだもって理解しきれていないようだが、この世界において、民にとって王とは神聖にして不可侵、雲上にある神である。

 神獣たる麒麟によって選び出された当代無二の存在は、髪一筋でさえ傷つけてはならない至高の身。それを妖魔に襲わせるなど、想像もできないことなのだ。

「景王を弑するため、と言ったな。それは---塙王か」

 囁くような曉遠の声に、楽俊は微かに顎を引くことで応えた。おいそれと口に出していいことではない。

「では景台輔を捕らえたのも?」

 これにも頷く。それを見て、曉遠が苦いものでも飲んだように顔を歪めた。

「なるほど。巧があれほど荒れたわけはなんだろうと思っていたが、仮にも他国の王を害しようとは、天が見過ごすわけもない。だが何故だ、それほどまでに景王を疎む理由がどこにある」

「ちょっとまった」

 官吏の顔で楽俊に迫った曉遠を、鳴賢が押しのけた。

「話がずれてるぞ。はぐれてどうした? 雁にはいっしょに来たんだろ」

 深刻な雰囲気が一気に崩れて、玄章が湯呑を握り締める。

「鳴賢……」

「だって、そういう上の方の話はあんまり踏み込まない方がいいじゃないか。それより俺はこいつの話の方が気になるの」

「そりゃまあそうか」

「そうだな」

 あっさりと納得した二人を引き連れた鳴賢が、にまりと笑う。

「あわよくばこれで逃げようとか思ってたろ。そうはさせないぜ」

「いや、そんなつもりはねえけども」

 逃げられたらいいなあとは思っていただけに、返す笑顔の引きつる楽俊である。

「けど、別にこれ以上話すようなことはねえぞ」

「それは俺たちが決める。で、妖魔に襲われてはぐれたのか? そんなの探すなりして追っかけりゃいいだろうに」

 ことこういう話は鳴賢が一番好きなようで、改めて手綱を取り直したのは彼だった。恨みがましく渋面を作っても、ほれ喋れとせっつかれるだけでどうにも逃げようがなくなって、やむなく話を続ける。

「……午寮の、街の門前だったんだけども。狙われてるのは陽子ひとりだったんだが、妖魔も人も数が多くて、そのどさくさでおいら気絶しちまったんだ。陽子は森に逃げて、そこから烏号まで別れ別れで辿りついた」

「気絶って」

「蠱雕に蹴られて、ちっと怪我してな」

 はは、と笑う楽俊に、玄章が額を押さえた。

「……よく生きてたね、文張」

「普通死ぬぞ」

 冷や汗をたらした鳴賢が溜息をつく。それから、ああと手を打った。

「それでか。あの背中の傷」

「まあな」

 楽俊がこともなげに頷くのを見て、わからんと呆れ顔で湯呑をすする。

「あんな大怪我して、まだその先追いかけたのか?」

「雁に行けって言ったのはおいらだからな。それに、おいらのへまではぐれたんだし、いっぺん助けたんなら最後まで面倒見なきゃな」

「だからってさあ……そりゃ美人だし、あんなになつかれちゃ放っとけないのもわかるけど」

 可愛い女の子には親切に、を信条としている鳴賢に、楽俊は声を上げて笑った。

「そりゃあ今の話だ。拾ったときは男のなりしてたし、陽子は陽子で当初はおいらのことも全然信用してなかったみてえだからな。今みてえになったのは烏号に着いてからだ」

 だって、と言ったのは玄章である。

「助けてくれた文張に?」

「十六かそこらの蓬莱生まれの女の子が、いきなりこんなところにひとりで放り出されたんだぞ。おまけに人にも化け物にも追われて、持ちなれない剣だけを頼りに山のなかを何十日も彷徨ったんだ。いったいなにを信用できる」

「そっか……」

「史上稀に見る登極のしかたかもな」

「それにつきあった文張もすごいけどな」

 呆れましたと顔に書いてある曉遠に苦笑う。

「おいらが同行したのはちっとだけだって」

「それで、延王に目通りを願い出たのか?」

「延王じゃなくて宰輔だけどな。最初はなんにも知らなかったから、普通に関弓を目指してたんだが、途中で陽子が台輔のことを思い出したんだ。なにせケイキって人をしらねえか、としか言わなかったから見当がつかなかったんだが、台輔でケイキったら景台輔だろ? 最初っから金の髪の、って言ってくれりゃあ、もっと話は早く済んだんだろうけども。でも、そうしたら庇護を求めたのは塙王だったろうし、その先はあんまり考えたくねえな」

「……まあな」

 卓を囲んだ四人がそれぞれの表情で口を噤む。

 自分の狙う王がわざわざ出向いてくるのだ、どうするかなど考えなくてもわかる。

「で?」

「まだ聞く気か? ……そんで、ようやく陽子が景王だって察しがついたから、役所を通じて延台輔に書状を差し上げたんだ。そしたら、延王がお忍びで迎えに来た」

「げぇ」

「嘘だろ?!」

 予想通りの反応に、楽俊は力なく笑う。

「なさるんだよ、あの方々は。偽王軍に気取られないよう御自らおでましになったそうだが、口実半分興味半分てとこだったんだろうなあ。そんで、玄英宮に招かれたわけだ。そこから先は知ってのとおりだ」

「延王が景王を助けて乱を平らげ、登極に手を貸した、ってやつか。おまえ、それをずっと近くで見てたわけだな?」

「まあそうなるな」

 軽く肩をすくめる楽俊に、三人は一様に大きな溜息をついた。

「なんだよなぁ。ただの新入生だと思ってたのに、そんなおおごとに首突っ込んでたのかよ」

「いや、首突っ込んだわけじゃあ……」

 空の湯呑を顎の下に置いてふくれつらの鳴賢に、楽俊が頭をかく。

「けど待てよ。じゃあ玄英宮に景王をつれて来た奴ってのはおまえなのか?」

 ふと曉遠が首をひねった。

「俺は、その人が宰輔と一緒に慶の各州候を説得してまわったんだって上司に聞いたぞ」

 え、とたじろぐ楽俊に、あとの二人が色めき立った。

「州候の説得?!」

「なんだよ、そんなことまでしたのか?!」

「だ、だって延台輔が手伝えって言ったし……ほら、麒麟は戦場には行けねえじゃねえか。だから」

「宰輔のことじゃねえ、おまえの話だ!」

「落ちつけ鳴賢」

 椅子を蹴立てた鳴賢の襟を、曉遠が後ろからぐいと引っ張った。その勢いの良さに、踏まれた蛙のような声を出してひっくりかえった鳴賢には目もくれず、玄章も身を乗り出す。

「で、なんでまたそんなことになったんだ?」

 小説を聞く子供のような二人に迫られて、さしもの楽俊ももはや諦め顔である。

「まずは偽王軍に捕まってる景台輔を取り戻そうってことになったんだが、陽子がそれに同行するってんでな。だったら、おいらだけ玄英宮に隠れてるわけにいかねえじゃねえか。けども陽子は危ないからやめろって言うし。行く、残ってくれ、でもめてたら、延台輔にそれならこっちを手伝えって言われたんだ。自分は戦場には行かれない。そのかわり真の王が立ったと州候を説得してまわるんだって」

「行くったって……こう言っちゃなんだけど、文張、武器なんか使えないだろ」

「まあそうなんだけどな」

 言い難そうな玄章に、楽俊も苦笑った。

 今から思えば、自分でも無茶を言ったと思う。弓のひとつ、剣のひとつ扱えない素人が王師に同行したとて、ただの足手まといにしかならないものを。

「けど、人に偉そうなこと言っといて、自分だけのほほんとはしてられねえ。陽子にだけ荷を負わせておいらは関係ねえなんて、そんなの無責任だろ」

「文張が? なんで?」

「陽子はこっちの生まれじゃねえからな。王様とか国とか言われたって、急に飲みこめるわけじゃねえ。それに、いきなりこっちに連れてこられて、親も友達も、むこうとのふんぎりがなんにもついてなかったんだ。ずっと帰りたいと言ってたものを、王様だから帰れねえなんて言われたってそうそう納得できるはずがねえ。けど、帰っちまったら、王の責務を果たさないとして台輔が失道する。そうしたら陽子もいずれ死ぬんだ。そんなん嫌じゃねえか。だから、選べないんなら、せめてやるべきことの方を取れって言ったんだ」

 あのとき、王様になったら帰れないね、と呟いた声があまりに儚くて胸が痛んだ。

 どんなに遠くても、同じ世界ならばいずれ帰ることもできよう。だが、たとえ王であっても虚海を越えることは容易ではない。

「陽子は景王としての道を選んだ。それは慶にとってはよかったかもしれねえけど、陽子自身には辛い道だ。帰れないってだけじゃねえ。王ってのは一国を負う者だ。あいつ一人がそんだけの重荷を背負うのに、知らん顔はできねえ。おいらなんかじゃあなんの役にも立てねえかもしれねえけど、それでもなにかしたかったんだ」

 自分が玉座をすすめたなどと思うのはおこがましいにも程があるが、あれほど帰りたがっていた彼女を泣かせて、放っておくことなどできなかった。

 王と半獣ではなく、同じ地面に立っている友人として、どんな些細なことでもいいから手を貸せればと思ったのだ。

「……ふーん」

 いつのまにか考え込んでいた楽俊の耳に、意味ありげな相槌が入った。我にかえって目を上げると、にまにまといやな笑みでこちらを見ている三つの顔がある。

「つまりあれだ。そのときから、あの子のことが好きだったわけだな?」

「な」

 これが総括といわんばかりの鳴賢に、息まで飲みこんで絶句する楽俊を見て、曉遠がおお残念と笑った。

「いま半獣姿だったら、全身の毛が逆立ってたところだな」

「尻尾もね。ちょっと見てみたかったなあ」

 玄章までが、悪気のさらさらない笑顔で楽俊を追い詰める。

「だもん、早く卒業したがるわけだよね。一年でも早く慶に行きたかったんだろ?」

「約束があるんだもんなあ」

 鳴賢が卒業前の一件まで持ち出して、意地の悪い笑い方をした。

「だっ、それは……!」

「いまさらなに言ったって遅ぇよ。あーもー、そこまで一人の女に入れこむなんざ、絵に書いたような一途だねぇ」

「曉遠!」

「心配すんな、誰がどうみても完璧な両思いだから」

「いらねえこと考えるな、鳴賢!」

「いいなあ文張。彼女美人だもんね」

「玄章まで言うか……」

 好き勝手な感想を口にする友人たちに、楽俊は頭を抱えるしかない。

 それでも、相手は王なのにだとか身分がどうとかなどとは誰も言わないことに、安堵もしていた。そんなことはどうでもいいといわんばかりのひやかしが、嬉しいような迷惑なような、複雑な気分である。

「よお、話終わったかぁ?」

 扉を叩きもせず、みはからったようににょんと首を出した延麒に、楽俊は眉をしかめた。

「延台輔、様子伺ってましたね?」

「え、いや、オレじゃなくて悧角ですけども」

 ははは、と乾いた声で笑い、金の髪の少年が手にした皿を堂室にもちこんだ。

「まあいいじゃんか、楽俊の考えてることなんてみんな知ってるし。それより飯にしようぜ」

「それで済まさないで下さい、って、みんなってなんですか!」

「オレとか尚隆とか朱衡とか。あとこいつらも陽子のこと自体は知ってたんだろ?」

 紫の視線を向けられた三人が、こくこくと頷く。さすがにいきなり宰輔と気楽な話はできないようだが、以前に顔を会わせたこともあり、このぶんではすぐに息投合するだろう。

「わたしがどうかした?」

 延麒同様、皿だの箸だのの載った盆を手に、陽子がきょとんと顔を出した。

「あのな……」

「なんでもねえって」

 調子よく喋り出そうとした延麒をさえぎって、無理矢理話を終わらせる。

「なんだよ楽俊」

「いいんです! ……おまえらもだぞ」

 口を尖らせる延麒とまたにやにやしている友人たちを睨んで立ちあがり、陽子の手から盆を受け取った。

「それより、なんでおまえや延台輔がこんなもん運んでるんだ?」

「ああ、六太君があとはいいからって人払いしたんだ。あ、延王もあとで来たいって言ってたけど、朱衡さんに捕まったから無理かも」

「……なるほどな」

 延麒はともかく、延王にまであおられてはたまらない。どうやら先廻って秋官長が捕獲してくれたようだが、なんにしろこれ以上話を大きくしそうな人物が加わらないのはいいことだ。

 やれやれと振りかえると、ちゃっかり楽俊の椅子に座った延麒も含め、四人が気味の悪いほど楽しそうな顔で笑っている。

「いやあ、お似合いで」

「延台輔!」

「六太君!」

 二人分の雷が雁の宰輔に落ちたのは、いうまでもない。

 

 玄英宮の夜は長くなりそうな気配である。  

 

 

初稿・2005.05.19




異様に長くてゴメンナサイ。
そしてまたオチに苦労してみたり・汗

会話にするとうるさいほど長いのは百も承知でしたが、説明文だけで終わらせるのはどうにも味気なくて楽俊に話してもらいました。
というより、楽俊目線で追っかけてもらいたかったので・笑
塙王の一件も喋っちゃいましたが、今後この三人は朱衡の手足になっていく予定なので(楽俊のかわりに・笑)まあ問題ないということで。
暗黙ですが陽子たちも了解の上で話してます。

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