機動戦士ガンダムSEEDASTRAY X INFINITY   作:ichika

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第一章 X ASTRAY編
激動の始まり


noside

 

C.E.71年7月中旬、地球、

赤道直下に位置する島国、オーブ。

 

その本土から少し離れた孤島の浜辺に、黒髪の男性と、金髪の少年が向かい合う様にして佇んでいた。

 

「それでは、頼みましたよプレア。」

 

「はい、導師様、精一杯頑張ります。」

 

黒髪の男性、マルキオ導師は、目の前に立っている少年、プレアに対し、優しく言葉をかけていた。

 

それに応える様に、プレアもまた、彼に対して穏やかな声で返した。

 

「貴方がもたらしてくれるモノで、多くの命が救われます、

ジャンク屋組合の方々にはお話ししておきました、きっと貴方に力を御貸し下さる事でしょう。」

 

「はい・・・。」

 

導師の言葉の最中、プレアの声色が僅かに翳る。

 

「どうかしましたか?まさか体調が優れませんか?」

 

マルキオは盲目ではあるが、その分聴覚が鋭敏であり、僅かな声色の変化も聞き分ける事が出来る上、

プレアに隠されている真実も知るため、彼の身体の心配をしたのだろう。

 

「いえ・・・、身体は大丈夫です、ですが、僕なんかで務まるのでしょうか・・・。」

 

「人には其々課せられた使命と言うものがあります、

貴方がどれほどの宿命を課せられていようとも、出来る事が必ずあります、

ですから弱気になってはいけません、貴方は独りではないのですから。」

 

「はい!それじゃぁ、行ってきます!」

 

弱気になった所に掛けられた言葉に、彼は笑顔を取り戻し、

マルキオに頭を下げた後、走り去って行った。

 

「プレア・レヴェリー・・・、幼き身に背負うモノはあまりにも大きい・・・、

ですが、その宿命から逃げてはなりません、その命の輝きを、最後まで持ち続けなさい・・・。」

 

プレアの気配が消えた後、マルキオは空を見上げながらも呟いた。

 

盲目の瞳には、今の景色は見えぬだろう、だが、彼にだけ見える何かがあるのかもしれない、

それが何なのかは、彼以外に知る者はない・・・。

 

sideout

 

noside

 

「ロウ、所属不明機が接近しているぞ。」

 

メンデルでの仕事を終え、リ・ホームに帰還しようとしたロウに、

ジョージからの唐突な通信が入った。

 

「どうしよう、ここで戦闘になっちゃうのかな?」

 

「我々はジャンク屋としての安全が守られている筈ですが・・・。」

 

戦闘が起きるかもしれない事に不安を募らせる樹里に対し、

リーアムはジャンク屋の権利と立場を思い返し、不思議そうにつぶやいていた。

 

「ロウ、如何するの?僕が見てこようか?」

 

バスターに乗り、リ・ホームの周囲を飛んでいたシャルロットは、

レッドフレームに近づきつつ彼に尋ねた。

 

「いや、シャルロットはホームに着いて、港で待機してくれ、

もし戦闘になったらお前じゃ命がないぞ。」

 

「分かった、気を付けてね。」

 

彼の指示に頷きつつ、彼女はリ・ホームの方に機体を駆った。

 

それを見届けた後、彼は愛機を駆り、宇宙港から外へ飛び出した。

 

「あれか!」

 

その直後、遥か前方より、太陽光を浴びて鈍く輝く灰色の機体が見て取れた。

 

「連合でもザフトでもない・・・、何処の機体だ?」

 

彼の記憶の中に、向かってくる機体のシルエットに思い当たる機体はなかった。

 

個人所有の機体ではあるまい、いくら改造されていたとしても、

その基となった機体の面影は残る、だが、目の前の機体にはその様なモノは見受けられなかった。

 

だとすれば、どこかの軍隊が製造した新型機だと、ロウはすぐさま結論付けた。

 

その機体は、特徴的なフォルムを持ち、背面には一対のバインダーが装備されており、

極めつけは頭部のブレードアンテナと、ツインアイだった。

 

「こちらはジャンク屋組合の者だ!要件はなんだ!?」

 

すぐ目の前まで迫った機体に対し、彼はオープンチャンネルによる通信で呼びかけた。

 

「その機体、ガンダムだな・・・。」

 

「ガンダムだって!?」

 

スピーカーから聞こえてきた聞き覚えのない単語に驚くが、

考える事よりも先に、何時攻撃されるかわからない状況のため、警戒を続けていた。

 

「ならば知っているか?ガンダムに乗るパイロット、キラ・ヤマトの事を・・・?」

 

「・・・!?」

 

所属不明機が銃口を向けた事にではなく、そのパイロットの口から語られた人物の名に覚えがあったのだ。

 

「(キラ・・・、そうだ、あの連合のMSのパイロットの少年の事だ・・・!)」

 

数か月前、彼がマルキオ導師の住む島に出向いた際、その途中に出くわした戦闘に参加していた内の一機に乗っていた少年こそ、キラ・ヤマトだったのだ。

 

しかし、それよりもなによりも、何故目の前のパイロットは彼を探しているのかが分からないのだ。

 

一分か、それとも一時間か、撃たれるかもしれないという緊張が、

彼の時間感覚を狂わせていた。

 

「ふっ・・・、ジャンク屋如きが連合のエースを知っている訳がないか・・・、邪魔したなジャンク屋。」

 

暫くの後、質問に答えなかったロウに興味を失くしたのか、

所属不明機は銃口をレッドフレームから外し、反転して去って行こうとしていた。

 

「ふぅ・・・。」

 

緊張が解けたため、ロウは大きく息を吐いた。

 

「そうそう、この機体を見られたからには、このまま生かしておくわけにはいかんな!」

 

だが、その瞬間、所属不明機は振り向き様にマシンガンを発砲した。

 

「うおぁぁっ!」

 

それは寸分違わずレッドフレームに向かい、盛大な爆煙を巻き上げた。

 

「ビームサブマシンガン全弾命中、ガンダムは俺のハイぺリオンだけ存在すればいい。」

 

所属不明機、ハイぺリオンのパイロットはそう呟いた後、もう用はないと言う様に機体を反転させ、宙域より離脱していった。

 

sideout

 

sideシャルロット

 

「ロウ!大丈夫!?返事して!!」

 

港から出た僕の目に映ったのは、爆煙に包まれた機体の姿だった。

 

襲ってきた機体がどんな形だったかは確認できなかったけど、今はロウの無事が気がかりだ。

 

嫌な予感が僕の脳裏を過ぎるけど、それを振り払いながらも、

バスターを爆煙に近づかせ、機影を確認した。

 

「あぁ・・・、咄嗟にガーベラで受けたが、新しく打ち直したコイツじゃなかったら危なかったぜ・・・。」

 

通信が入ると同時に煙が晴れ、ガーベラストレートを構えたレッドフレームが姿を現した。

 

アンテナや装甲の一部に欠損が見受けられるけど、バイタルエリアへの直撃は無く、ロウも無事みたいだ。

 

「よかった・・・、今からホームまで引っ張るね。」

 

バスターを操作してレッドフレームの腕を掴み、少し離れた場所にいるリ・ホームまでゆっくりと牽引していく。

 

基本的な操作を練習しておいてよかったよ、何かあってもこうやって助けられないのって嫌だし。

 

「あれはビームサブマシンガン・・・、一体どこの機体なんだ・・・・。」

 

ロウが呟いた言葉に、僕の脳裏にはある機体の姿が浮かんできた。

 

もし、彼女が乗っていた機体に狙われたんだとしたら、今のバスターの装備じゃ対抗しようがない。

 

いや、今はロウを助ける事だけ考えよう、難しい事を考えるのはそれからだ。

 

「なんで、キラ・ヤマトを探しているんだ・・・。」

 

「キラ・・・?」

 

ロウが呟いた、聞いた事のある様な単語に、僕の意識は再び思考の海に引き戻された。

 

キラ・ヤマトと言う単語に覚えはある、でも、その言葉の意味が何だったのかまでは、思い出すことが出来なかった・・・。

 

sideout

 

noside

 

同じ頃、L1宙域に一筋の閃光が迸っていた。

 

当然、宇宙空間に雷が発生するはずもなく、人為的に発生した現象であると推測できる。

 

その光の発生源は、二機のMSによる鍔迫り合いだった。

 

その内の一機はビームサーベルを保持し、もう一機はシースナイフの様なモノを保持してぶつかり合っていた。

 

「くっ・・・!流石は伝説の傭兵と謳われるだけはありますわ・・・!

まだまだ、私如きでは遠く及びませんか・・・!!」

 

ビームサーベルを構える青い機体、デュエルに乗るセシリアは、

自身の攻撃が全て受け流され、逆に相手のペースに引き込まれつつある事に驚嘆しながらも、

彼女は目の前の機体、ブルーフレームセカンドGに向かって行く。

 

「(まだまだ粗い、だが、僅か数日でここまでMSの操縦を習得するなんてな・・・、

まさに才能、資質があったということか・・・。)」

 

シースナイフ〈アーマーシュナイダー〉を構えつつ、劾はポーカーフェイスの裏で冷や汗を流していた。

 

たった数日で基本的な操作をマスターし、尚且つ、ルーキーにしては申し分の無い実力に成長した彼女に、

いや、正しくはその秘められた力に戦慄したのだろう。

 

今だ、自分の機体を捉えそうになる攻撃は無いものの、何時の日にか、彼女は自分に匹敵する実力を持つことになる、彼は第6感的な感覚で感じ取っていた。

 

「(だが、まだ負けんよ、俺は。)」

 

その未来を楽しみに思いながらも、今は彼女の粗さを失くす、

それのみを見ている彼は、アーマーシュナイダーを構え、再度デュエルに向かって行った。

 

そんな時だった・・・・。

 

『劾、セシリア、例の依頼の標的が動いた、たった今、プラントを出たみたいだぜ。』

 

彼等の母艦で模擬戦の様子を見ていたリードから通信が入った。

 

「例の依頼・・・?」

 

その依頼を詳しく知らないセシリアは困惑気味に表情を歪めるが、

クライアントに直接会い、その詳細を知らされ、処遇についての決定権もゆだねられた劾は、

「分かった」とだけ返し、母艦に帰投した。

 

「(どんな依頼なのでしょうか?前の様にMSの鹵獲でしょうか?)」

 

母艦へ帰投しながらも、彼女は次のミッションの内容を自分なりに想像していた。

 

つい先日、彼女自身は参加していないながらも、サーペント・テールが行った計算されつくしたミッションを見学しており、そのミッションはザフトのMS、モビルジンのカスタム機の鹵獲であった。

 

敵パイロットを殺す事無く、機体だけを確保してミッションは大成功の内に終わった。

 

なお、ミッション終了後に『切り裂きエド』との遭遇戦はあったものの、

それ以外に損失らしきものは見受けられなかった。

 

「(敵にも味方にも死人を出さずとも、成し遂げられるモノがある・・・、

以前の世界では考えもしなかった事ですわね・・・。)」

 

彼女にとって、事を成し遂げるためには何かを犠牲にしなければならない、

例えそれが、自身にとって大切なモノであったとしても、それを差し出す必要があるならば失うことも致し方なし、そう考えていた。

 

今でもその考えは間違ってはいなかったと思っているが、

彼等と行動を共にしている内に、仲間と生きるために戦い、大切なモノを守る方法があるのではないかと思う様になっていた。

 

「(私は・・・、まだまだ、未熟者ですわね・・・。))」

 

嘗ての自分自身の早計さを自嘲するかの如く、彼女は苦笑を浮かべて首を横に振った、

まだまだ学ぶべき事が自分にはある、そう言っているかのように・・・。

 

sideout

 

noside

 

母艦に帰投した劾とセシリアは、ブリーフィングルームに足を運び、

今回のミッションプランの説明を受けた。

 

ブリーフィングルームには既にサーペント・テールのメンバー全員が集結しており、

既に準備完了と言う状態だった。

 

「今回のミッション内容だが、ジャンク屋組合所属の輸送艦に積まれてるMSのパーツの強奪だ、

協定違反は承知の上だが、クライアントきっての要望だ、やるしかねぇな。」

 

「そうね、今回はブルーフレームの装備はスナイパーパックでいいかしら?」

 

リードの片手間説明に頷きつつ、ロレッタは劾に今回のミッションで使用する装備の確認を行っていた。

 

「あぁ、セカンドLでは何かと被害を大きくしてしまうからな、

なるべく被害は少ないに越したことはない。」

 

彼女の問いに答えつつ、彼は何やら思案する様な表情を見せた。

 

そのサングラスの奥の瞳は、イライジャとその隣に立つセシリアとの間を行き来している様にも見えた。

 

そして、何かを決断したかの様に、その端正な顔を引き締めた。

 

「イライジャ、お前とセシリアで例のパーツを運べ、もうセシリアにも任せても大丈夫だろうしな。」

 

「わ、分かった、でも、セシリアはいいのか?」

 

劾の予想外の指示に驚いたのか、イライジャは了解しつつもセシリアの方に顔を向けた。

 

今だMSを扱い始めて数日ながらも類い稀なる能力を発揮し、

ルーキーとは思えない技量をもってはいるが、いきなり大きなミッションに参加させてもいいのだろうかと、彼は思っていた。

 

「大丈夫ですわ、戦闘がメインではないようですし、一通りの操縦の復習にもなります、

ぜひとも、参加させて下さいませ。」

 

彼の懸念を他所に当の本人は大丈夫だと言う様に微笑み、ミッションへの参加に意欲的だった。

 

「分かった、サーペント・テール、ミッションスタートだ。」

 

彼女の意志を酌んだ劾は、ミッション開始の号令をかけ、真っ先にブリーフィングルームを飛び出していった。

 

「風花さん、どうかされましたか?」

 

そんな中、一人思いつめた様な表情をしている風花に気が付いたセシリアは、

どうしたのかと思い、彼女に尋ねていた。

 

「今回のミッションで奪うパーツ・・・、本当にそうしなきゃダメなのかなって思うの。」

 

「どういうことですの?」

 

風花の返答の真意が分からなかったセシリアは怪訝そうな表情をし、

その真意を問うた。

 

「そのパーツで多くの人が救われるかもしれないの、だから、アタシはマルキオ導師にそのまま渡した方が良いんじゃないかなって思うの・・・。」

 

「セシリア、何してる?早く行くぞ。」

 

風花の言葉を遮る様に、イライジャが出入り口の方から顔を覗かせ、

セシリアの出撃を急かした。

 

それに気付いた彼女は、彼に返答しつつ、風花の方に向き直った。

 

「風花さん、私はミッションの目的を存じてはおりません、ですから、事の正誤を判断する事は出来ません、

ですから、戻って来た時に、その事を詳しく教えて下さいませんか?」

 

自分に出来る事はやるべき事をこなすだけだと言いつつ、風花の意見も必ず聞くと言い、

彼女に微笑みかけた後、セシリアは身を翻して格納庫の方に向かって行った。

 

「セシリア!またあとで!」

 

自身よりも年上である彼女の、自分に対する対応、同年代の人物を相手にしている様な接し方に喜び、風花は表情を綻ばせた。

 

彼女は幼いながらもサーペント・テールの一員であるというプライドを持っており、

そのために子供扱いされる事を嫌がっている。

 

だからこそ、セシリアの接し方は彼女にとっても喜ばしいモノであり、

自分を一人の人間として見てくれていると思えるのだろう。

 

故に望む、必ず生きて戻って来て欲しいと・・・。

 

sideout

 

sideセシリア

 

劾さんとイライジャさんに続いて格納庫に入った私は、

自分の愛機、デュエルに乗り込み、OSを立ち上げていきます。

 

しかし、まだMSに乗り始めてから数日も経っていませんのに、早速ミッションとは・・・。

 

ですが、任された以上、ミッションを完遂致して見せましょう、

それでこそ、拾って頂いた御恩をお返し出来るのですから。

 

「システムチェック・・・、OSパラメータ異常なし、エネルギー充填完了、デュエル、全システムオールグリーン。」

 

準隊員である私の出撃は劾さんとイライジャさんが発艦した後、つまりは一番最後という事になるのでしょう。

 

まぁ、最初に出て行くのは何かと気が引けますので、最後が気楽で良いのですがね。

 

『叢雲 劾、ブルーフレームセカンドG、出るぞ。』

 

『イライジャ・キール、ジン、行くぜ!』

 

劾さんとイライジャさんがまず先に発艦なされた後、私の乗るデュエルもカタパルトに入りました。

 

『進路クリアー、セシリア、何時でも行けるわよ。』

 

「畏まりましたわ。」

 

ロレッタさんからの通信を承り、ヘルメットのバイザーを下して、カタパルトの外側に広がる虚空に意識を向けます。

 

遠く、遥か彼方に瞬く星の光と、底知れぬ暗闇のコントラストが美しい景色に心奪われそうになりますが、

今はただ、目先にあるミッションに集中する事に致しましょう。

 

さぁ、共に参りましょうデュエル、この世界での初陣ですわ、

慎ましく働きましょうか。

 

「セシリア・オルコット、デュエル、参ります!」

 

出撃に際して、ISに乗っていた頃に似たGが身体に襲い掛かりますが、それは私を押し留める様なモノではありません、むしろ、立ち止まるなと言われている様にも思います。

 

発艦後、劾さんとイライジャさんに追いついた私は、二機の後ろに追従する様な形で機体を着けました。

 

そう言えば、標的は窺っておりますが、それがどの様なモノかは存じ上げませんわね。

 

風花さん曰く、その力で多くの命が救われるそうですが、

何故、MSのパーツが命を救うことになるのでしょうか?

 

考えてみても全く見当の付かないことでした。

 

外様である私如きが知らぬとも良い事なのでしょうか?

そうであるならば、私は何もお聞きしませんが、やはり気になる所ではありますわね。

 

「劾さん、今回の標的のパーツ、それがどんな意味を持つのですか?」

 

やはり、知らぬままでは何かと気になりますし、それで知らなくとも良いと言われれば大人しく引き下がればよいだけです。

 

「風花さんから少しお聞きしました、今回のターゲットが多くの命を救うと、

それを奪う事に彼女が若干の抵抗がある事も存じ上げております、正直に申し上げまして、私にはそのパーツの詳細というものが全く分かりません、無礼なのは承知しておりますが、お教え願えませんか?」

 

私は通信機に向けて、疑問に思っていたことを尋ねました。

 

これではぐらかされたり、聞くなと仰られた時は潔く諦めるとしましょう。

 

『あぁ、そういえばセシリアはいなかったんだよな、忘れてた。』

 

『すまない、説明したつもりでいた様だ、すまなかった。』

 

あら・・・、どうやら、説明しなかったのでは無く、説明するのを忘れていらしたようですわね・・・。

 

ですが、これで知る事が出来ますわね、今回のミッションの真の目的が・・・。

 

ですが、その先の言葉を、劾さんが語られた言葉に、私は絶句してしまいました・・・。

 

それは、存在するだけで善悪様々な事象を引き起こせる存在だったからです・・・。

 

「今回の真のターゲットは、Nジャマーキャンセラーだ。」

 

sideout

 

 




次回予告

激動のコズミック・イラ、その裏側では蠢く陰謀の存在があった・・・。

次回機動戦士ガンダムSEEDASTRAY X INFINITY

蠢く陰謀

お楽しみに。

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