フルメタルWパニック!!   作:K-15

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第46話 世界の改変

トゥアハー・デ・ダナンの中でテッサは焦って居た。

もう動けなくなったトゥアハー・デ・ダナンから脱出する船員、その先頭で彼女は指揮を取る。

申し訳程度に練習した小型拳銃を右手に握り、白兵戦の出来る隊員と共に最深部のTAROSを目指す。

クルーゾーとマデューカスも武器を装備してテッサを守りながら通路を進む。

 

「無人ASが配備されてる可能性も充分にある。警戒を緩めるな」

 

「艦長、何故アナタまで? 白兵戦は我々に任せて下さい」

 

マデューカスの言い分は最もである。

何もない廊下ですらつまずいて転ぶ彼女に死線を潜り抜ける事など不可能。

それでも彼女は自身でこの先へ進まなくてはならなかった。

 

(ゼロシステムが見せたビジョン。それが本当ならもう時間がない)

 

テッサは禁断の力に手を染めた。

ミラが提供したのは新型ASレーバテインだけではない。

サムの自立回路に組み込まれて居たゼロシステム、それも一緒に渡されて居た。

テッサはソレはヒイロに渡す前に自らが使用したのだ。

トゥアハー・デ・ダナンにも内蔵されて居るTAROSと自らのウィスパードの共振能力をも組み合わせて一方的にレナードの精神内を覗き見る。

レナードの精神内の情報からTAROSとゼロシステムが見せる未来。

それを頼りに相手よりも先回りして動こうとしたが今や貧弱なミスリルにそれだけの力はなかった。

防衛体制が整う前にメリダ島へ攻め込むつもりだったがアマルガムの方が動きが早く結局はこの様な形になってしまう。

けれどもレナードすら予測出来ないくらいに早くに攻め込む事が出来たので奇襲には成功して居る。

そのお陰で防衛部隊の数が充分に揃って居ない。

だが今のミスリルにはこれでも厳しい戦いになってしまう。

 

(かなめさんの意識は既にソフィアに取り込まれてしまった。後はメリダ島のTAROSを使ってオムニスフィアを集結させれば世界改変の為の準備は整う。だから部隊の展開もこちらの殲滅ではなく防衛に徹してる。時間を稼げれば向こうの勝ち。世界は変わってしまう)

 

数名のSRTとクルーゾー、マデューカスに半ば強引に腕を引っ張られながら走る先からは予想通り無人ASのアラストルが3機、姿を表した。

頭部のゴーグルから赤外線の光が点灯し侵入者をターゲットに設定する。

 

「マズイ!!」

 

太い腕から機関砲を展開させ、激しいマズルフラッシュの光がクルーゾー達を襲う。

 

「くっ!! 面倒なヤツが相手か」

 

(何としても止める。その為なら私の右目なんて安いモノ。だから行かないと。これまでの犠牲を無駄にしない為にも!!)

 

///

 

デモリッションガンを抱えながらレーバテインは島中央に向かって走る。

後方からはまだ2機のコダールがライフルを構えながら来て居た。

敵の動きはレーダーでしか確認する事は出来ないがAIのアルにはハッキリと視認する事が出来る。

 

『距離100。敵機を補足、グレネードを使用します』

 

「サブアームの動きは任せる」

 

『了解です』

 

胸部にある2本のサブアームが伸び腰部のグレネードを掴むと後ろから追い掛けるコダールに投擲する。

赤く光る1つ目は瞬時に回避動作に移りグレネードの爆破圏内から避けた。

地面に落ちるグレネード。

爆発と衝撃。

赤い炎がコダールの視界の邪魔になる。

それでもターゲットを逃す事はなく銃口をレーバテインの背中へ向けトリガーを引いた。

瞬間、爆破。

白いASを炎が遮る。

サブアームから投げられたグレネードが至近距離で爆発した。

状況確認の為に動きを止めるコダール。

だが足を止めたその時、1つ目に小型ダガーが突き刺さる。

内蔵された炸薬が起爆し頭部を吹き飛ばす。

力をなくしたコダールは背面から地面へ倒れる。

 

「残りは1機!!」

 

炎の中からレーバテインが飛び出す。

右膝の単分子カッターを展開させ勢い良くぶつかり合う2機。

姿勢を崩すコダールに宗介は切っ先を突き立てた。

頭部チェーンガンを発射し密着した状態で胸部装甲を穴だらけのズタズタにする。

 

『敵機反応ロスト』

 

「良し。急ぐぞ」

 

腹に突き刺さった単分子カッターは背中にまで届いて居た。

ソレを引き抜くレーバテインはコダールを後にして再び走り出す。

目標である中央部までは残りわずか。

そこに辿り着ければかなめも居る。

宗介が戦うのも全てはこの為だ。

 

(レナードを倒し、千鳥を取り戻す。絶対に!!)

 

『そんな簡単には行かせないよ』

 

外から聞こえて来る声、聞き間違える筈もない憎たらしいあの男の声。

 

「レナード!!」

 

『どれだけ足掻いてもても無駄なのによくここまで頑張ったね。でもそれもここまでだよ。新型に乗り換えたみたいだけど、如何なる機体だろうとベリアルに勝つ事はない』

 

宗介の目の前に地下に繋がるエレベーターから声の主が現れた。

黒光りする装甲、刺々しいフォルム。

左半身には複合合金で作られたマントを、右手にはボーガンのような武器が握られてた。

 

「貴様に用はない!! 千鳥は返して貰うぞ!!」

 

『ヤレヤレ、聞き飽きたセリフだ。なら試してごらんよ? 本当に僕を倒す事が出来るのか?』

 

それを聞いた瞬間、宗介は散弾砲を腰部から引き抜きトリガーを引いた。

後頭部から冷却材が噴出されラムダドライバが展開された状態での攻撃。

光弾は一直線にベリアルへ突き進むがレナードは避ける素振りすら見せない。

それどころかラムダドライバをも展開しなかった。

 

『ふっ、このくらいなら』

 

マントはレーバテインからの攻撃を防ぎきる。

それでもマントそのモノにはダメージは蓄積されており何発も耐えられる事はない。

 

「ラムダドライバの防壁がなくても打ち消したのか?」

 

『敵からラムダドライバが発動した形跡はありません。あのマントのせいでしょう』

 

攻撃が通用しないとわかっても宗介は素早く機体を動かす。

疾走しながら散弾砲のトリガーを立て続けに引いた。

 

『うん?』

 

散弾砲の攻撃を前にレナードは今度はラムダドライバを展開させた。

弾丸は装甲に触れる事もなくこの世から消滅させられる。

ダメージが通る事はなかったがお陰でマントの性能がどう言うモノなのかがわかった。

 

「ラムダドライバの攻撃は防げても通常攻撃は防げないのか」

 

『デモリッションガンを展開します』

 

散弾砲を投げ捨てサブアームからデモリッションガンを受け取る宗介。

ロングバレルを切り離したデモリッションガンをそのままベリアルへ向けた。

 

「行くぞ!!」

 

連続して3回、トリガーが引かれた。

空気すら突き破りながら進む3発の弾丸。

衝撃と轟音がレーバテインを襲うが後頭部から冷却材を噴出しながらそれを打ち消そうとするも完璧には相殺出来ない。

衝撃に地面をえぐりながら後方へズルズルと流される。

それでも着弾を確認せぬままデモリッションガンも捨てて前に走った。

ベリアルはレーバテインの攻撃を瞬時に反応する事が出来ず直撃を受ける。

大地を揺らす振動、業火の炎は黒い装甲と周囲を消し炭にせんと焼き払う。

機体全体を包み込む炎にレナードの視界は真っ赤に染まるがベリアルにダメージは通ってない。

それでも左半身を守って居たマントはズタズタに破壊されてしまい直ぐ様切り離す。

マニピュレーターに握らせた弓状の武器、アイザイアン・ボーン・ボウを構えながら現地点を脱出する。

照準の先には対戦車ダガーを握ったレーバテインの姿が。

 

『ふふふ、これで……終わりだ』

 

弓を引くベリアル。

右腕が限界まで引っ張り、指は離した瞬間、既に攻撃は終わって居る。

 

「何だっ!?」

 

『回避行動』

 

目に見えない攻撃が宗介を襲う。

AIのアルが機転を利かし前転したお陰で難を逃れる事は出来たが右足のつま先が失くなってしまった。

そして振り返る先には地面がゴッソリと消えてしまって居る。

ラムダドライバの力場を狙った場所へ発生させる事で相手に視覚すらさせずに仕留める。

見る事も、反応する事も出来ない攻撃にラムダドライバで防ぐ事も難しい。

これがアイザイアン・ボーン・ボウの性能。

 

「あの弓のような武器か?」

 

『ラムダドライバを使用してます。そう何度も回避出来る攻撃ではありません。妖精の羽の使用を』

 

「チャージは?」

 

『完了済みです』

 

ベリアルはもう1度弓を引く。

それを見て宗介もすぐに行動を始めるが未知の武器を使用する相手の方が明らかに優位。

両腕をクロスさせて真っ直ぐに進みながらラムダドライバで防御壁を生成するが、目に見えない攻撃に防御はそこまで強くない。

 

『落ちなよ!!』

 

「来るか!? ぐぅっ!!」

 

ベリアルとレーバテインのラムダドライバがぶつかり合う。

眩い閃光と生み出される衝撃波。

同じくラムダドライバを展開する宗介だが否応無く機体は後方へ吹き飛ばされてしまう。

歯を食いしばりながら機体を襲う振動と衝撃に耐えながら視線はベリアルから外さない。

背面から地面にぶつかるレーバテイン。

次の攻撃が来る前に立ち上り急いで走る。

 

『接近戦を仕掛ける気かい? 無駄だよ!!』

 

「アル、起動させろ!!」

 

『ラージャ』

 

レーバテインの両肩に装備された新型ユニット、妖精の羽が起動し装甲がスライドする。

内部機器があらわになると淡い光を放出し周囲に展開されて行く。

アイザイアン・ボーン・ボウから放たれる第3射は確実にレーバテインを捕らえて居たが、レナードの予想とは反して赤と白の機体がバラバラに破壊される様は見れない。

 

『妖精の羽、起動確認。行けます軍曹』

 

「仕留める!!」

 

『面白いモノを考えたね。でも――』

 

握る対戦車ダガーを胸部目掛けて突き刺すレーバテイン。

だがベリアルは流れるように半身を反らし右マニピュレーターで相手の腕を掴んだ。

 

『ラムダドライバがなくても僕って結構強いんだよね』

 

右手のアイザイアン・ボーン・ボウをレーバテインの頭部へ叩き付ける。

 

「ぐっ!! まだだ!!」

 

姿勢を崩して倒れ込むレーバテイン。

レナードはアイザイアン・ボーン・ボウを腰部へマウントさせ左腕の40ミリ機関銃を展開し宗介に向かって銃口を向ける。

激しい光。

レーバテインはベリアルへ組付き左右非対称の角がある頭部目掛けて頭突きした。

戦闘画面にノイズが走る。

互いのツインアイが睨みを効かせながらも攻防は続く。

 

『しぶといヤツ。この僕にこうまでして歯向かうか』

 

「当然だ!!」

 

対戦車ダガーを振り下ろそうとする宗介にレナードは意図も簡単に背負い投げの要領でレーバテインを投げた。

姿勢制御で脚部から着地する宗介。

左手の対戦車ダガーを投げる。

突き進むダガーは空いたマニピュレーターに軽く振り払われてしまう。

左膝から単分子カッターを引き抜き走る。

レナードも左腕の40ミリ機関砲を向けてトリガーを引く。

激しく光るマズルフラッシュ、発射される弾丸に宗介は握った単分子カッターを向け弾を受け流す。

切っ先が届く距離まで近づくと一閃。

 

『無理だよ。もう君たちは終わりだ』

 

「お前の言葉など聞く気はない!!」

 

機体の上半身を反らして単分子カッターを回避するベリアル。

繰り出される突き。

寸前の所で手首を掴み、またも単分子カッターの切っ先は装甲に触れる事すらない。

宗介は右足でペダルを踏み込む。

ベリアルの細身の足に目掛けて思い切りキックを叩き込んだ。

 

『フザケているのか!! こんなモノ!!』

 

「やれる事は何だってやってやる!! お前のようなお坊ちゃんとはガッツが違う!!」

 

『言ってくれるな』

 

頭部チェーンガンのトリガーを引く宗介。

だが密着した状態でレナードは空いた左手でレーバテインの頭部を鷲掴みにする事で強引に向きを変える。

それでもトリガーは全開にしたまま右膝の単分子カッターを展開、腹部に膝ごと叩き込もうとする。

 

『小賢しい真似を!!』

 

両手を開放したベリアルは攻撃を避ける為に1歩後退した。

腕の40ミリ機関砲をこれだけの接近戦で使うのは難しいと考え、鋭く伸びたマニピュレーターで頭部を貫こうとする。

横顔をかすめながらも避ける宗介は更に接近戦でパンチを繰り出す。

右腕から放たれる拳は黒い装甲を捕らえコクピットのパイロットに衝撃を伝える。

 

『ぐぬぅっ!! 相良宗介!!』

 

「レナァァァドォォォ!!」

 

姿勢を崩すベリアルの胸部に単分子カッターを突き刺そうとする。

けれどもまだ、レナードはこの程度で負けるような相手ではない。

機体をしゃがみ込ませる事で斬撃を避け、立ち上がると同時に手刀を腹部へ叩き込む。

 

『サブアーム展開』

 

アルが自発的に伸ばした左サブアームが寸前の所で相手の手刀を捕まえる。

何とか凌ぐ事は出来たが細いサブアームでいつまでも耐える事は出来ない。

ギシギシと関節パーツが悲鳴を上げ、引っ張られるようにしてサブアームは根本から引きちぎられた。

 

「アルッ!! このまま押し切る!!」

 

『そんな事が出来ると思うなっ!!』

 

左手の単分子カッターで斬り掛かりつつ右手でも膝の単分子カッターを引き抜く。

ベリアルは地面を蹴ると後方へ距離を離し、レーバテインの斬撃は空を切る。

腕の機関砲を展開させ一斉射撃。

木々をなぎ払い闇を突っ切る赤い火は宗介を襲う。

弾が数発、装甲に当たった。

けれども損害状況を確認する暇などなく距離を詰める為に機体を走らせる。

 

『弾は貫通しておりません。稼働に問題ナシ』

 

「であああぁぁぁ!!」

 

レーバテインも地面を蹴った。

跳躍するレーバテインに照準を向けるベリアルだが、空は燃え上がる煙と炎が邪魔をして上手く見えない。

勢いを付け左手の単分子カッターを投擲する。

鈍く光る切っ先は空気を切りながらベリアルに迫るがレナードの反応も早い。

 

『同じ事を何度も言わせるな。こんな小手先の技が通用するモノか!!』

 

迫る単分子カッターをマニピュレーターで払い除けると、着地態勢に入るレーバテインにまた手刀を叩き込まんとする。

弾かれた単分子カッターは地面へ突き刺さるが、宗介はソレを見逃さない。

左腕のワイヤーガンを投げ捨てられた単分子カッター目掛けて射出。

ワイヤーは狙い通りの位置へ向かいグリップ部分に巻き付くとモーターで巻き取られて行く。

ベリアルの移動よりもワイヤーの巻取りの方が早い。

着地したレーバテインに攻撃を叩き込もうとするベリアルだが後方からワイヤーに引っ張られた単分子カッターが迫る。

一瞬の判断。

 

『コイツは!?』

 

「避けられたか」

 

火花を飛ばし頭部の左右非対称に作られた角の片方に単分子カッターの刃先が触れる。

切っ先はベリアルの左角を切断するもこの程度では致命傷にはならない。

レーバテインの手元に戻ろうとするワイヤーを掴み上げるベリアルはそのまま力任せに引っ張り上げる。

引き戻すモーターにとてつもない過負荷が掛かり数秒と耐えられない。

左腕の装甲ごとワイヤーを引き抜かれてしまう。

バラバラと内部部品が飛び散りコクピットに警告音が響き渡る。

 

『左腕損傷過多。辛うじてマニピュレーターは使えます』

 

「それで充分だ!!」

 

宗介は諦めずにベリアルに対して接近戦を挑む。

引きぬいたワイヤーを手放し、レナードはレーバテインの両肩に装備された『妖精の羽』に目を付けた。

 

『そうか。ソイツがラムダドライバの発動を防いでるのか』

 

「アル、時間は?」

 

『最大出力での稼働は残り300秒が限界です』

 

「仕留めるしかない。やるんだ!!」

 

『やれると思うな!!』

 

残された左手の単分子カッターで横一閃。

反応するレナードは機体をしゃがみ込ませ単分子カッターの刀身が頭上を通り過ぎる。

立ち上がると同時にレーバテインの右腕を掴み上げ肩に装備された妖精の羽をマニピュレーターで掴み上げた。

 

「くっ!!」

 

『コレさえ失くなれば』

 

ベリアルを引き剥がそうと脚部に力を入れて地面を蹴るレーバテインだがそれは相手も同じ。

掴み上げた妖精の羽をパワー任せに握りつぶし、赤い装甲はひしゃげて淡い光も消えてしまう。

ナットやケーブルなどの細かなパーツを撒き散らしながら右肩の妖精の羽は奪い取られた。

 

『システムエラー、緊急停止』

 

一旦は距離を離す両者。

宗介は意地でもここでレナードを倒そうと更に接近戦を挑む。

ベリアルは右手に握った妖精の羽を投げ捨て武器1つで自らに挑む敵を見据えた。

 

『よく頑張ったね。でも――』

 

閃光。

ラムダドライバの光が互いの機体を眩しく照らす。

単分子カッターで胸部目かげて切っ先を突き刺すレーバテイン。

一方のベリアルは右手を前方へ突き出すだけ。

新型に生まれ変わったレーバテインでもベリアルの性能には追い付けない。

 

「ぐぬぅっ!! 行ける、まだ行ける!! この男をここで!!」

 

拮抗し合うかに見えた両者だら、レーバテインの握る単分子カッターが耐え切れず徐々に形状が変化する。

切っ先が少しずつ溶けて行く。

確実に近づいて来る相手のマニピュレーター。

掴まれたが最後、レーバテインは内部からバラバラに破壊されてしまう。

迫る指先は突き立てる単分子カッターの刀身へ微かに触れた。

 

「まだだぁ!!」

 

叫ぶ宗介。

後頭部から冷却材は噴出される。

その感情に押されてラムダドライバも出力を上げるが、レーバテインの動きはここまでだった。

 

『来たようだね。来るべき時が……』

 

力を失くしたレーバテインは地面へ膝を付き、前のめりになりながら地面へ倒れこんだ。

レナードはトドメを刺す訳でもなく、頭上に光る星を見上げる。

空には眩いばかりの流星が流れて居た。




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次回5月30日

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