夜天のウルトラマンゼロ   作:滝川剛

35 / 105
A's編
第32話 侵食-エンクラッチメント-


 

 

 その日第1世界『ミッドチルダ』辺境の砂漠地帯に、目も眩むばかりの光が降り立った。

 もしもその光を見ていた者が居たならば、目を見張った事であろう。光は徐々に巨大な人型を形成して行くではないか。

 人の形をした光が晴れると、一瞬だけ赤と銀色に金の縁取りをした巨人の姿が垣間見えたような気がしたが、幻のように消え失せてしまった。

 だがそれが幻では無い証拠に、砂漠に巨大な足跡らしきものが残っている。しかしその足跡は宙に舞ったか地に潜ったかのように、途中でパッタリ無くなっていた。

 良く見ると、消えた辺りから人間の足跡らしきものが点々と残っている。これは何を意味しているのだろうか?

 

『次元震』を観測したその地方の時空管理局員が調査に赴いたが、その時には既に何も発見出来ず、巨大な足跡も人間の足跡も既に砂漠の強風によってかき消されてしまっていた。

 この事件にもならなかった小さな出来事は、計測器の誤報として片付けられ、誰の記憶にも残らなかった……

 

 

 

 

**********************

 

 

 

 

 10月27日。その日は何時もと変わらない、晴れ渡った穏やかな日であった。

 今日ははやての定期診断の日であり、それに付き添ってゼロにシグナム、ヴィータにシャマルも海鳴大学病院に来ている所である。

 

「この検査退屈なんよ……時間は掛かるし……暇潰しに本も読めんし……」

 

 はやてはゼロに、検査室にまで車椅子を押してもらいながらため息を吐く。ゼロもヴィータも笑って、

 

「まあ、少しの辛抱だ。昼寝でもするつもりで行って来ればいい」

 

「はやて、待ってるから早く終わらせて帰ろっ」

 

「そうやねゼロ兄、ヴィータもいい子で待っとるんやで?」

 

 はやてはやれやれと言った顔で2人に返事を返すと、石田先生に連れられ大人しく検査室に入って行った。

 

 

ーーーーー

 

 

 定期検査も終わり、はやては解放感でニコニコ顔だ。早速まとわり付いて来たヴィータと楽しそうに喋っている。

 ゼロとシグナムにシャマルは、はやてとヴィータをロビーで待たせ、石田先生に検査結果を聞きに診察室に入っていた。

 

(先生……?)

 

 部屋に入ったゼロは、先生の表情が優れないのに気付く。得体の知れない不安感が湧き上がった。そして先生の口から出た報せは最悪のものであった。

 

「命の危険!? そんな……!」

 

 シグナムが思わず声を発していた。シャマルは顔色が真っ青になっている。ゼロは目の前が真っ暗になった気がした。たった今この耳で聞いた言葉が頭の中で銅鑼のように木霊す。

 残念ながら聞き違いでも夢でも無い。茫然とする3人に、石田先生は沈痛な面持ちで説明を続ける。

 

「……はやてちゃんの足は……原因不明の神経性麻痺とお伝えしましたが……この半年で麻痺が少しずつ上に進んでいるんです……この2ヶ月 は特に顕著で……」

 

 衝撃でゼロ達は二の句も告げられない。先生は付せ気味の顔を上げ、無念そうに残酷な事実を告げた。

 

「……このままでは……内臓機能の麻痺に発展する危険性があります……」

 

「そんな……」

 

 ゼロは呻くような声をようやく絞り出す。それははやてにとって死刑宣告に等しいものだった。

 ゼロは身体を震わせていた。心にのし掛かるもの、それは紛れもなく恐怖だった。

 現実は容赦ない。少年は以前にふと感じた漠然とした不安感が現実のものとなったのを知った……

 

 

 先生が病室を出た後も、3人は診察室で茫然としたままだった。ゼロの頭の中を、楽しげに笑っているはやての顔がよぎる。

 

 死ぬ……? はやてが……?

 

 そんな馬鹿な……

 

 そんな理不尽な事があっていいのか!?

 

 少女に降り掛かる理不尽を呪うゼロの横で、力の限り壁を叩く音が聴こえた。

 

「何故! 何故気付かなかった!?」

 

 シグナム怒りに震える声が虚しく診察室に響く。

 

「ごめんなさい……ごめんなさい……私……」

 

 シャマルの打ちひしがれた涙声が、壊れたトーキング人形のように謝罪を繰り返している。

 

「……お前にじゃない……自分に言っている……!」

 

 シグナムの低く深い自責の念が籠った声を、ゼロはぼんやりと聞いていた。それは俺も同じだと……

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 はやてとヴィータと共に自宅に戻ったゼロ達は、表面上は何事も無かったように振る舞った。とても本人に言える事では無い。

 普段通り食事を採り談笑して過ごす。この間ゼロはカラ元気を振り絞り、努めて明るく振る舞った。湧き上がる不安を必死で抑えながら……

 

 夜も更けたので、ゼロは入浴を済ませたはやてを部屋まで連れて行く。何時の間にかシグナム達の姿が見えない。

 きっとあの場に居なかったヴィータとザフィーラに、話を聞かせる為に外へ出たのだろう。 ゼロははやてを静かにベッドに寝かせ布団を掛けてやる。

 

「じゃあなはやて……お休み……」

 

「うん……ゼロ兄もお休み……」

 

 はやては検査の疲れも手伝って、もうウトウトし直ぐに寝入ってしまった。安心しきった寝顔だった。

 ゼロはその安らかな寝顔をじっと見詰めている内に、大声を出して泣きたくなる衝動に駆られた。

 

(……何でだ……? 何ではやてが……あんまりじゃねえかよ……こんな良い子が何で……? この子が何をしたって言うんだよ!?)

 

 両親を亡くし、障害を抱え孤独に生きて来た少女。そして今理不尽にも、最後に残った命すら奪われようとしている。何故この子だけがこんな目に遭わなければならないのか。

 

 ゼロは必死で込み上げるものを堪えると、慈しむようにはやての栗色の髪をそっと撫でた。少女の表情に、心なしか安らかな笑みが浮かぶ。

 

 小さな恩人……絶望と諦めと共にたった1人で生きて来た少女……

 実は寂しがり屋のクセに、その素振りさえ見せない危なっかしい強さと、包み込むような優しさを持った、ゼロ達全員にとって掛け替えの無い少女……

 

(ふざけるな! 俺は絶体に諦めねえし、絶体にはやてを死なせもしねえ!!)

 

 固く握り締められた少年の拳から血が滲んでいた。本棚の『闇の書』が、まるで自分を責めるように伏せている。 ゼロは何事か決心した顔をすると、静かに部屋を後にした。

 

 

 

 

「主はやてのお身体は病気では無い……『闇の書』の呪いだったのだ……」

 

 シグナムは重々しく、判った残酷な事実をヴォルケンリッター全員に伝えた。

 彼女達ははやてやゼロに気付かれないように、八神家より離れた海沿いの公園に集合している所であった。

 シグナムは話を続ける。はやてが産まれた時から共に在った『闇の書』は、彼女の身体と密接に繋がっていた。

 抑圧された強大な魔力は、魔力の源『リンカーコア』が未成熟なはやての身体を蝕み、健全な肉体活動どころか生命活動すら阻害していたのだ。

 衝撃的な話に、初めて聞くヴィータとザフィーラは息を呑んでいる。

 

「……そして……主が第一の覚醒を迎えた事でそれは加速した……それは私達4人の活動を維持する為、ごく僅かとはいえ主の魔力を使用している事も無関係ではあるまい……」

 

「むう……」

 

 シグナムの説明に思い当たった狼ザフィーラは顔を上げた。つまり自分達の存在そのものが、はやての命を削っている一因であるという残酷な事実を。

 

「助けなきゃ……」

 

 先程から無言で俯いたままだったヴィータの、呟くような声に全員が目を向ける。

 

「はやてを助けなきゃ!」

 

 顔を上げたヴィータの目から大粒の涙が溢れていた。ベンチに沈んだ様子で腰掛けているシャマルに詰め寄り、

 

「シャマルは治療系得意だろ!? そんな病気くらい治せよおっ!!」

 

「……ごめんなさい……私の力じゃどうにも……」

 

 シャマルは目を伏せ首を振るしか無い。 ヴィータは肩を震わせるがハッとして、

 

「そうだ……ゼロなら……ウルトラマンの力なら何とかならないのか!?」

 

 最後の希望にすがろうとするが、シグナムは重々しく首を横に振った。

 

「本来なら主の身体の麻痺は、もっと早く進行していてもおかしくはなかった……それが今まで保ったのは確かにゼロの力のお陰だろう……だがそれも限界だ…… 元々力の根本自体が違う……ゼロにもこれ以上主の病状を抑える事は不可能だ……」

 

 ヴィータは僅かな希望を打ち砕かれガックリとうなだれた。涙が止まらなかった。実の姉のように、いや母親のようにまで思っているはやてが居なくなる。

 

 造られた存在である彼女は母親を知らない。だがはやてのような存在がそうなのではと思っていたのだ。耐えられなかった。

 

 はやてが居なくなってしまうなら、自分は後を追ってそのまま消えた方が良かった。だがそれすらも許されない身……

 

「何でだ? 何でなんだよおおぉぉっ!!」

 

 ヴィータの嗚咽が暗い海に呑み込まれる。誰もが鉄槌の騎士と同じ気持ちだった。

 自分達ははやてに災いをもたらしている。胸が張り裂けそうだった。過去は呪いとなって、大事な存在に手を伸ばしたのだ。

 自分達に温かさを教えてくれた掛け替えの無い少女が、このままでは『闇の書』に蝕まれて死んでしまう。

 

「……シグナム……」

 

 狼ザフィーラは、拳を握り締め立ち尽くすシグナムを見上げた。将はその双眸(そうぼう)に悲壮なまでの決意の光を浮かべる。心は決まっていた。

 

「……我らに出来る事は……あまりにも少ない……」

 

 握り締めていた拳を開く。掌のペンダント状のレヴァンティンが鈍く街灯の光を反射した。 シグナムは愛剣をじっと見詰め口を開く。

 

「だが……」

 

「だが、どうする気だシグナム……?」

 

 不意に暗がりから声が響いた。ハッとするシグナム達。何時の間に近くまで来たのか、ゼロがすぐ傍に立っていた。

 

「ゼロ……聞いていたのか……?」

 

 シグナムは動揺を押し隠し顔を伏せる。ゼロにも知らせないでおこうと思っていたからだ。

 

「俺の耳がいいのは知ってるだろ? 悪いが話は聞かせてもらった……」

 

 ゼロは苦笑いを浮かべると、守護騎士達の中央に歩み寄り全員を見回した。

 

「結局……はやてを助ける為には『蒐集』が必要って訳か……やる気だな……?」

 

「止めても無駄だゼロ……我らにはそれしか道は残されていない……!」

 

 シグナムは苦渋に満ちた表情で、悲痛な言葉を吐いた。 ヴィータ、シャマル、ザフィーラも同じ顔をする。決意は皆固まっていた。それ程までに追い詰められていたのだ。

 するとゼロは守護騎士達の顔を見て、苛立ったよう に髪を乱暴にかき上げ、

 

「誰が止めるって言った? 水くせえって言ってんだよ……『蒐集』なら俺にも手伝わせろって言ってんだ!」

 

 守護騎士達はゼロの言い様に、しばし呆気に取られてしまった。それはそうだ。ウルトラマンにさせられる事では無い。

 『蒐集』それは通り魔のように、魔力を持った人間を無差別に襲う事なのだから。 シグナムは怒りを顕にしゼロを怒鳴った。

 

「自分が何を言っているか判っているのか!? 犯罪者になると言ってるのだぞ!!」

 

 だからシグナム達は、ゼロを巻き込みたくなかったのだ。『蒐集』は『リンカーコア』を 狙って、何の関係も罪も無い人間を襲わなくてはならない。

 

 ウルトラマンゼロにそんな事はさせられない。だから手を汚すのは自分達だけで引き受けるつもりだった。

 ゼロの命を守る為の決死の戦いを見て来た守護騎士達には、それを汚すような真似をさせたくなかったのだ。

 ゼロは皆のそんな想いも全て察した上で、やれやれと言った風に肩を竦め、

 

「まったくよ……前科持ちの俺に要らねえ気を回しやがって……そんな気を使われる程、ご立派なもんじゃねえぞ俺は……」

 

 自嘲気味に軽口を叩くが、不意に真剣な顔付きをすると、

 

「その代わり人を襲うのは無しだ! 『蒐集』 は魔導師で無くてもいいんだよな? 魔力を持った野生動物達からだけ集めると約束しろ、殺すのも無しだ!」

 

 ゼロの提案に、ヴォルケンリッター達は表情を曇らせる。シグナムは頭を振り、哀しげな目でゼロを見た。

 

「それではどれ程時間が掛かってしまうか…… 『闇の書』のページ数を1番稼げるのは魔導師の『リンカーコア』なのだ……!」

 

 血を吐くような否定の言葉だった。言葉尻が震えているのが判る。彼女達も人間を襲ったりはしたくはない。此処に来てから変わったのだ。

 

 胸が打ち震えるような、多くの人々を守る為に邪悪との戦いを経験した今、『蒐集』を行う事は拷問に等しい。

 それでもはやてに生きて欲しかった。彼女達はそれに気を取られているが、『蒐集』を行う事は主の命令に背く事でもある。

 

 守護騎士達は、初めて主の意思に背く決意をしたのだ。自分達に温もりと安らぎをくれた優しい少女を救う為に。皮肉であった。

 ヴォルケンリッターは、絶対に退く訳には行かないとゼロを見据える。するとゼロは不敵に笑って見せた。

 

「お前ら、ウルトラマンゼロを忘れてるんじゃねえか? 俺は怪獣専門だぜ。ヤバ過ぎて手を出せない奴だって居るんだろ? そんな奴とか、数を稼ぎまくればどうだ?」

 

「!」

 

 シグナムはハッとした。確かにウルトラマンの力を借りれば可能かもしれない。

 時間制限は有れど、あの圧倒的なパワーがあれば人間を1人も襲わずに『闇の書』を完成させられるので は。 守護騎士達の顔に僅かに希望の色が浮かぶ。

 ゼロはどうやら判って貰えたのを察すると、暗い海を背に全員を見渡し、

 

「いいか……? お前達ははやての騎士だ……前とはもう違うんだ! 絶体にはやては死なさねえし、お前らに人を襲わせたりも絶体にさせねえ!!」

 

 愚直なまでに真っ直ぐで、真摯な言葉であった。シグナムは一瞬嬉しそうな顔をするが、やはり不安は隠せないようで、少年の顔をまじまじと見詰め、

 

「……本当に出来るのか……? 綺麗事だけで本当に主を助けられるのか……?」

 

 信じたい気持ちと不安が入り乱れていた。ゼロはそんな将に頼もしく笑い掛けると、握り締めた拳を掲げて見せ、

 

「綺麗事を貫く分は全部俺が背負う! いや背負わせてくれ!!」

 

 不退転の決意を告げた。文字通り己の全てを、命を賭けた誓いであった。

 その言葉は染み入るように各自の胸に伝わった。ゼロに賭けてみると、全員の腹は決まった。頷くシグナムの顔に、ようやく笑みが浮かぶ。

 

「……恐らく……魔導師を襲わない分、ゼロに全てしわ寄せが来るぞ……?」

 

「望む所だ、みんなにこの間の借りを返してやるぜ!」

 

 ゼロの言葉に迷いは無い。必ずやり遂げると父『ウルトラセブン』に、別世界の戦友達と亡き友に心の中で誓う。

 

「ゼロ君……」

 

「済まん……ゼロ……」

 

 シャマルとザフィーラは、ウルトラマンの少年を見詰め深く感謝する。

 

「うわああぁぁっ、ゼロォッ!!」

 

 涙で顔をクシャクシャにしたヴィータは、感情のままにゼロにしがみ付いていた。

 

「ゼロ……はやてを……はやてを助けよう!」

 

「当たり前だ……」

 

 ゼロは泣きじゃくるヴィータの頭を、あやすように撫でてやる。闇夜に少女の嗚咽と波の音だけが静かに響いた。

 街の灯りに照らされながらも、5人を囲む夜の闇は更に深く濃くなって行くようであった……

 

 

 

****************

 

 

 

 翌日の深夜、ゼロ達ははやてが寝たのを見計らい、ビル街の一画に在る一際高い高層ビルの屋上に入り込んでいた。

 5人は屋上中央で向かい合う。各自の眼光は厳しい。一歩も退かない事を決めた者だけが持つものだ。 シグナムが愛剣『レヴァンティン』を掲げ全員を見渡した。

 

「主の身体を蝕むは『闇の書』の呪い……」

 

 その身体に白を基調にした騎士甲冑が装着され、燃え盛る炎が周囲を舞う。

 

「はやてちゃんが、マスターとして真の覚醒を遂げれば……」

 

 シャマルも緑色の騎士甲冑を纏い、『闇の書』をしっかりと抱えた。

 

「主の病は消える……少なくとも進みは止まる……」

 

 ザフィーラは狼の姿から人間形態をとり、蒼い騎士甲冑を纏う。ヴィータは『グラーフアイゼン』を掲げ、

 

「そしてアタシらは、誇り高き八神はやての騎士として殺しもせず、人を1人も襲わずに望みを果たしてやる!」

 

 スティックを降り下ろすと同時に、真紅の騎士甲冑が彼女の身体を被う。 シグナムは沈痛な面持ちで、今この場には居ない主に向かい、

 

「申し訳ありません我が主……貴女に恥じるような真似は決して致しませんので、ただ一度だけ主との誓いを破ります……お許し下さい!」

 

 シグナムの謝罪の言葉に、ゼロは決意を込めて頷き、

 

「済まねえはやて……心配するだろうから敢えて黙って『蒐集』をやる……これは俺達の勝手でする事だ、デュワッ!」

 

 両眼に『ウルトラゼロアイ』を装着すると、少年の身体が眩い光に包まれ、銀と赤と青の超人が姿を現す。

 

『行くぜえぇっ!!』

 

 ゼロの掛け声と共に、5つの光が流星の如く闇夜の中へと飛び立って行った。

 

 

 

 それを近くのビルの屋上で、じっと見ている影が居た事にゼロ達は気付いていなかった。

 影は嬉しくて堪らないと言った様子で、その身を歓喜に震わせる。待ちに待っていた時がようやく来たと、影は狂ったように嗤い声を上げた。

 

「さあ、儀式の始まりだ! ふははははははははっ!!」

 

 影のドス黒い嗤いが、闇に溶けぐねぐねと渦を巻く。それはまさに悪魔の嗤いだった。

 

 

 

つづく

 

 

 





はやてを救う為、異世界を駆けるウルトラマンゼロ。しかし意外な相手と、忍び寄る不穏な気配。そして……

次回『蒐集-コレクト-』

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。