夜天のウルトラマンゼロ   作:滝川剛

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お正月番外編です。ネタまみれでギャグです。


幕間
番外編 ウルトラゼロ正月ファイト


 

 

 守護騎士達がやって来る数ヵ月前。年の瀬である。ウルトラマンゼロことモロボシ・ゼロが、並行世界の地球にやって来てから半年が経った頃だ。

 

「すげえ賑やかだな……」

 

 大掃除を終え、はやてとお正月の買い出しに街に出たゼロは、年の瀬特有の忙しない喧騒に目を丸くした。

 地球日本の年末年始は初めてである。何時もの数倍以上の人出に、お店の方もセールやらで活気付いている。

 人混みの中をゼロは、はやての車椅子を押しながらセール品の確保に努めていた。

 

「ふう……」

 

 熾烈なおばちゃん達との歳末バーゲン品争奪戦を終えたゼロは、ぷはあ~っと大きく深呼吸した。

 歳末大バーゲンとは、おばちゃん達の戦闘能力が著しくアップするらしいと実感するゼロである。その事をはやてに言ったら大ウケされた。

 

「おばちゃん達は大掛かりなバーゲンやと、通常の3倍のスピードで動けるんよ、トランザムやね」

 

「恐るべし、おばちゃん!」

 

 したり顔の本気とも冗談ともつかないはやての説明に、感心するゼロであった。妙にトランザムの言葉に反応してしまうのは何故だろうと思う。

 それはともかく、おばちゃんの戦闘力アップはあながち出鱈目でも無いのが怖い所である。

 まあ……それはともかく、大量の戦利品を担いで家に戻ったゼロは、買った物を広げてみて首を捻った。あまり見た事が無い物ばかりである。

 

 テーブルの上に広げられているのは、年越しや正月に使う物などである。玄関に飾る正月飾りや鏡餅セット、年越し蕎麦に切り餅、お節料理の材料などだ。

 普段目にしない物ばかりである。地球に来てまだ半年の、宇宙人な少年にはどれも珍しい。

 

「想像してたのと違うな……」

 

「ゼロ兄のイメージだと、日本のお正月はどないやったの?」

 

 興味深そうに正月飾りを弄るゼロに、はやては気になって聞いてみる。するとゼロは真面目くさった顔で腕組みし、

 

「地球の正月と言えば『暴君怪獣タイラント』 とか『臼(うす)怪獣モチロン』とか『獅子舞い超獣シシゴラン』季節は少し先だが、目出度い繋がりで『酔っぱらい怪獣ベロン』とかが暴れるみたいなイメージだな……」

 

「……そないなお正月嫌やなあ……って、暴君怪獣はまだそれっぽいけど、臼怪獣とか獅子舞いとか、酔っぱらい怪獣?」

 

 はやてはツッコミを入れておく。冗談のような怪獣だが、全て実際に向こうの地球に現れた連中である。口では嫌とは言ったものの、愉快そうな怪獣なのでいっぺん見てみたくなった。

 

 何故かモチロンは、再来年辺りに会えるような気がしないでもない。暴君怪獣は怖そうなのでパスである。

 

「まあ……此方には怪獣は居らんから、のんびり過ごすのが日本の年末年始や」

 

「ふむ……」

 

 それもそうかとゼロは、日本の年末年始を満喫する事にした。だがその前に、まずは準備である。

 お正月飾りを玄関に飾り鏡餅を飾って、掃除したはやての両親の仏壇にお供え物を添える。

 一通りの準備が整った所で本格的に年末年始を開始だ。手始めはやはり年越し蕎麦である。

 

「おうっ、美味いなあ!」

 

 ゼロは年越し蕎麦を啜って感嘆する。ちゃんとした手打ち蕎麦を頼んであったので本格的だ。出汁は勿論はやて手作り。関西風の薄い色のこだわりの出汁である。

 そして出来上がった年越し蕎麦は、海老天などの色々な天ぷらや、セリを入れた食いでがある蕎麦だ。軽く夕食は食べたのだが、ゼロは美味い美味いと何杯もお代わりしまくりである。

 

 食べながらテレビは絶対に〇ってはいけないシリーズというものを観せられた。

 文化に疎いので一部何の事か解らないネタもあったが、出演している芸人さん達のリアクションが面白かったのでゼロも楽しめた。

 何故か途中チャンネルを変えられ、紅〇歌合戦なる番組で一部の女性歌手の歌だけを聴く。何故と聞くと、

 

「お察し下さいや……ゼロ兄も何か見なアカンような気がせえへんか? 犬日和的に」

 

「成る程! いい加減メタ発言だが、言われてみれば、そんな気がする……」

 

 何故か納得してしまうのは何故だろうと、不思議に思うゼロであった。

 

 〇ってはいけないも終盤という所で、ゴーンゴーンと遠くから除夜の鐘の音がする。蕎麦を食べ終わり、ジュースを飲みながらお菓子を詰まむゼロは澄まし顔で、

 

「年越しに聴く鐘の音は、何とも言えない風情があるな……」

 

「ゼロ兄、意味判っとる……?」

 

 悪戯っぽく笑うはやてにゼロは苦笑を浮かべ、

 

「テレビの受け売りだから何となくだが……でも妙に懐かしい気がするんだよな……」

 

 母方の日本人の血のせいだろうか、とても落ち着くような気がする。まったりというのはこういう事だろうかと思うゼロは、また一つ日本文化を理解出来たようだ。

 ちょっと妙な味のジュースを飲みながらぼんやりしていると眠気が襲って来た。うつらうつらしてしまう。

 起きていようと頑張っていたが、瞼が耐えきれない程重くなってきた。満腹のせいもありゼロは抗えず、コテンと眠りに落ちていた。

 

 

 

******

 

 

 

「明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします」

 

「あっ……明けましておめでとうございます……今年もよろしくお願いします……」

 

 次の日、元日である。見よう見まねで新年の挨拶をしたゼロは、お雑煮をたらふく食べた後、はやてを連れて初詣に出掛けていた。

 

 お雑煮を食べ過ぎてゼロがしばらく動けなかったので、結局家を出たのが昼近くになってしまった。寒がりなので、はやてに作って貰ったマフラーや手袋を着け、重ね着しまくりである。

 

 はやての車椅子を押して歩きながら、ゼロは不思議な雰囲気だなと思う。それなりに街の喧騒はあるのだが、静かな気がするのだ。

 

「これが正月ってヤツか……」

 

 しみじみするゼロを、可笑しそうに見上げるはやてであった。

 

 しばらく歩いていると、道端に人が2人倒れていた。獅子舞を踊る人達らしい。助け起こしてみると、

 

「し……獅子舞の化け物が……」

 

 と言い残しグースカ寝てしまった。酒臭い。只の飲み過ぎに見えた。

 何だ酔っ払いかと叩き起こしてから先に進むと、今度は餅つき大会の会場があった。近付いてみると会場が滅茶苦茶で、参加者がポカンと空を見上げている。

 

「どないしたんですか?」

 

 はやてが聞いてみると、おばちゃんが引きつった顔で、

 

「大変なのよ! 臼(うす)のお化けが、お餅を全部食べてったのよ!」

 

「はあ……?」

 

 訳が解らない。おばちゃんも酔っているのだろうか。気にせず先を進むと、今度は鏡開きをやっている会場があった。見ると今度は置いてある樽酒が全部空になっている。

 

「どうかしたんすか……?」

 

 ゼロが茫然と立ち尽くすおっちゃんに聞いてみると、

 

「変な怪物が出て来て、酒を全部飲まれてしまったんだよ!」

 

 またしても変な事を言う。まあ、この世界には怪獣は居ないので、見間違いだろうと先に進み神社に着いた。

 人出が多い。海鳴市では一番大きい神社なので、昼間を過ぎても参拝者が沢山居る。早速御詣りしようと境内に入ろうとすると、 突然もの凄い轟音と地響きが辺りを揺らした。

 

「なっ、何や!?」

 

 びっくりしたはやては、何事かと音のした方向を見てみる。すると高台の神社を覗き込むように、ニョッキリと巨大な顔が数個現れた。喧しい吠え声が響く。

 

 何故か怪獣が出現したのだ。怖いと一瞬思ったはやてだが、怪獣達の姿を見て怖いなんて思いは吹っ飛んでしまった。

 何故なら彼らの姿は、冗談としか思えなかったからである。

 餅つきのデカイ臼に獅子舞そのまんまの奴、大きな瓢箪(ひょうたん)に入れた酒をらっぱ飲みする、顔が間抜けな程に長い奴まで居た。全く怖くないどころか笑える。

 

「あれは、獅子舞超獣シシゴラン! 臼怪獣モチロン! 酔っぱらい怪獣ベロン!!」

 

「昨日聞いた、お正月怪獣勢揃い!?」

 

 もうツッコミ所が多すぎて、ツッコミきれないはやてである。

 周りの人達は潮が引くようにサアアッと逃げてしまい、境内にはゼロとはやてだけになってしまった。 すると今度は空から、巨大な何かが降って来るではないか。

 

「今度は何やぁっ!?」

 

 それはドスンッと怪獣達の中央に落下し、大地を踏み締めてそびえ立つ。

 見上げたはやての目に映ったのは、両手が鎌と鉄球で棘やら色々くっ付いているゴツイ怪獣であった。

 

「おうっ! あれは暴君怪獣タイラント! 倒された怪獣達の怨念が集合した大怪獣だ!!」

 

「知っているのか雷で……ゼロ兄?」

 

 ゼロが某塾の物識り拳法使いのように、したり顔で解説してくれたので、はやてもつい乗ってしまう。

 それはともかく、タイラントは他の怪獣達の中央にふんぞり返り、ゼロを大鎌の手で指差した。リーダーらしい。

 

「ガカオッ、カガガアッ!」(訳・ウルトラマンゼロよ! 我ら正月四天王、貴様と正月を賭けて勝負しに来た! 尋常に勝負だ!!)

 

「字幕付き? 親切やなあ……お正月を賭けるって何や……?」

 

 はやてはツッコミつつ感心してしまった。親切設計である。ゼロは腕捲りして『ウルトラゼロアイ』を取り出すと、巨大変身して正月四天王の前にデンッとそびえ立つ。

 

『目出度え名前しやがって、面白え! その勝負乗った!!』

 

 腕をブンブン振り回してノリノリだ。ウルトラゼロファイトの、オープニングのノリである。 タイラントはガハハッとばかりに高笑いし、

 

「ガカオッ、カガガアッ!」(訳・行くぞ! 一番手モチロンよ、行けえいっ!!)

 

 だがモチロンの反応が無い。見ると後ろで苦しそうにお腹を押さえ、ひっくり返って唸っている。

 

「カガガアッ!?」(訳・どうしたモチロ ン!?)

 

「……大将……餅食い過ぎて動けねえだ……ゲ フッ……」

 

 戦闘不能であった。欲張り過ぎたらしい。はやては車椅子からズリ落ちそうになったが、取り合えずゼロを指して、

 

「一番勝負、ゼロ兄の勝ち!」

 

『ハハハッ、食い意地張り過ぎなんだよ!』

 

 高笑いするゼロだが、今朝お雑煮を食べ過ぎてしばらく動けなくなった人が言っても、説得力はゼロである。

 

「カガガアッ、ガアッ!」(訳・ええい、二番手シシゴランよ行けえい!!)

 

「キシャアッ!」(訳・任せて下さい大将!)

 

 やる気満々でシシゴランはズイッと前に出た。ほとんど只の獅子舞のデカイ奴である。 神社の広場に肘を着くとカモン! と首を捻る。腕相撲対決らしい。シシゴランは50万馬力の腕力が自慢なのだ。

 

『面白えっ!』

 

 ゼロも肘を着き、シシゴランの手をガシッと掴む。はやてが合図を送った。流れで審判をやらされている。

 

「はっけよーい、のこった!」

 

 ガッと両名は腕に力を込めた。凄まじいパワーが籠るが……シシゴラン50万馬力<ウルトラマンゼロ数百万馬力。

 

 ポキィッ

 

 枯れ木がへし折れるような音がした。

 

「アキョオオオオオッ!?」

 

 シシゴランが絶叫を上げピョンと飛び上がった。腕が変な方向に曲がってプランプランしている。 痛くてクスンクスン泣いているシシゴランを見て、はやては可愛そうになったが取り合えず、

 

「二番勝負、ゼロ兄の勝ち!」

 

『何か悪いな……』

 

 そこまでやる気は無かったので、済まなそうに頭を掻くゼロである。すると今度は瓢箪を抱えた酔っ払い怪獣ベロンが前に千鳥足で歩み出た。

 

「ウイ~ッ、ヒックッ……」(訳・次は俺だ…… これで勝負だ……ヒックッ……)

 

 段々字幕も手抜きくさくなって来たなあ…… と思うはやてである。 ベロンは持っていた特大瓢箪を前にドンッと 置いて胡座をかいた。酒飲み勝負らしい。

 

『や……やってやろうじゃねえか!』

 

 ゼロもドスンと胡座をかいて座る。少々声が上擦っているようだ。はやてはそれを見て、

 

(あれ……? ゼロ兄って確か人間に置き換えると、まだ高校生くらいな筈やけど……)

 

 はやての心配を他所に酒飲み勝負が始まった。ベロンが瓢箪の酒を一気飲みするとゼロに手渡す。

 ゼロは少々躊躇していたが、ヤケクソとばかりに酒をあおった。何処から飲んでいるのだろうか? 何か目の光がチカチカ点滅している。

 ベロンはニヤリと笑い、受け取った酒を一気飲みするとまたゼロに手渡す。ゼロも受け取り酒をあおる。そんな地味なやり取りが繰り返された。

 

「ウイ~ッ、ヒックッ……」(訳・フフフ……小 僧……もう怪しくなって来たぞ?)

 

『う……煩せえ……何のこれしき……』

 

 強がりを言うゼロだが、もうヤバそうである。ベロンは容赦なく酒をあおり勧める。ゼロの目の光が更に怪しくなって来た。頭をぐるぐる回し始めている。

 

 だが飲み比べだけでは終わらない。ベロンは酒を飲みつつ、軽やかに踊り始めたではないか。しかもEXILEの激しいダンスである。 ベロンはその時代の、流行りのものを踊らなければならない決まりがあるのだ。

 

「ウイ~ッ、ヒックッ!」(訳・さあウルトラマンゼロよ! 酒飲み勝負は更に躍りをプラスせねばならんのだ、踊れえぃっ!)

 

『まあ~負けるかあ~……』

 

 ヘロヘロながらゼロも果敢にダンスに挑戦する。ベロンは何気に鮮やかな身のこなしで激しく踊っている。すごく上手い。

 

 一方明らかに酔いが回っているゼロは悲惨である。ダンスと言うより阿波踊りに見えた。怪獣と踊るウルトラマンはすごくシュールである。

 

 常習的酔っ払いと酒を飲んだ事の無い少年とでは、勝負は明らかであった。

 躍りに加え一気飲みで酒が回る回る。遂にゼロは大地にドド~ンとひっくり返ってしまった。カラータイマーが違う意味で、うにょんうにょん真っ赤に光っている。

 ウルトラマンゼロ、酔っ払い怪獣の前に敗北す!

 

 あ~、やっぱりなとはやては思い、ベロンの勝ち名乗りを上げようとすると、今度はベロンもパッタリ倒れてしまった。グースカ高いびきで寝ている。それを見たタイラントはゴツイ肩を竦め、

 

「ガアッ! ガカオッ!」(訳・だからあれ程飲み過ぎるなと言っておいただろうが!!)

 

 此方も既に飲み過ぎで出来上がっていたようである。そんな状態であんなに激しく踊ったのだ。阿呆である。はやてはため息を吐いて両手を挙げ、

 

「両者ノックアウト……引き分け!」

 

 それはいいのだが、まだ正月四天王の頭タイラントが残っている。ゼロは酔い潰れてピクリとも動かない。はやてが呼び掛けると、

 

『ハイ……ゼロお兄さんですよ……狂気のマッドな俺が俺達が新世界の神で、先立つものは金で……ムニャムニャ……』

 

「アカン、飲み過ぎて、只の宮野さんになっと る!?」

 

 またしてもメタな発言をするはやてである。それはともかく、地球のお正月はどうなってしまうのであろう?

 

「ガアッ! ガカオッ!!」(訳・ガハハ ハッ! ウルトラマンゼロ敗れたり! これで地球のお正月は我らのものだ!!)

 

 勝利の高笑いをするタイラントである。するとはやてがタイラントに近寄り、その大きな顔を見上げ、

 

「タイラントさん、タイラントさん、ちょう聞きたい事があるんやけど……?」

 

「ガカオッ、カガガアッ?」(訳・何だ小娘?)

 

 律儀に聞いてくれる。意外と親切な怪獣なのかもしれない。はやてはタイラントの顔をジッと見上げ、

 

「タイラントさんは、倒された怪獣達の怨念が集まって出来たんやろ……?」

 

「カガガアッ?」(訳・それがどうした?)

 

「いや……タイラントさんの顔のシーゴラス、倒されてへんやろ……? 角折られて逃げただけやん、最初のも怪しい再生も、なのに何でシーゴラスの顔がくっ付いとるん? あっ、背中のハンザギランなんて元に戻っただけやよね?」

 

 それを聞いたタイラントの顔色が見る見る内に青くなった。

 

「カガガアッ!? カガガアッ!!」(訳・おおお前、言ってはならん事を、クソオォォッ! 覚えてろおっ!!)

 

 何か泣きながら、他の怪獣達を担いで空に飛び上がって逃げて行った。どうやら触れてはならない事だったらしい。

 こうして地球のお正月は、八神はやての手によって守られたのであった。

 

 

 

 

 

「……と言う初夢をみてな……しっかし何でか、起きてから頭が痛えんだが……」

 

 元日の朝、ゼロは痛む頭を押さえながら、初夢をはやてに語っていた。

 

「まあ……そうやないかとは思っとったけど……」

 

 メタな事を言って苦笑したはやてはふと、昨晩ゼロが飲んでいたジュースの缶が目に付いた。

 アルコール分8%と書いてある。ジュースでは無くチューハイを間違って買って来て飲んでしまったのだ。

 

「二日酔いやね……」

 

 はやては仕方無いなあと苦笑を浮かべるのであった。

 お雑煮の仕度をしつつ、ゼロの酔い醒ましにミルクを温めながら、はやては晴れた空を見上げ、

 

(今年もずっとこうしていられますように……)

 

 心の中でそっと呟く。ふと今年も何かとても良い事があるような気がした。

 

 

つづく

 

 




 戦いを終えた八神家は穏やかな日常を過ごしていた。お察し下さいな警備隊時代のゼロとは?
 管理世界に現れるおぞましき異形の怪物群。そして遂に出現する銀色の超人。
次回幕間1『第97管理外世界で出会った奇跡や』



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