ブラック・ブレット『漆黒の剣』   作:炎狼

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第十二話

 蓮太郎と影胤が戦っている街の方を凛と夏世が見ていると、後ろのほうでガストレアを次々に殺していた摩那が抗議の声を上げた。

 

「二人ともー!! 延珠ちゃんたちの方見てないでこっちも手伝ってよー!」

 

 軽く言っているものの、彼女は華麗に身を翻しながらガストレアからの攻撃を一切喰らわず駆逐している。

 

 凛と夏世はそれに頷くと、摩那の方へ駆ける。

 

「ごめんね摩那」

 

「まったくだよ! 東京に帰ったら美味しいもの食べさせてくれないと許さないんだからね!?」

 

「うん、わかった。……だったらこいつ等をさっさと倒さなくちゃね」

 

 凛は冥光を抜き放ち、迫り来る二体のガストレアをただの一振りで一気に斬殺する。しかし、それでもガストレア達はいまだ怯むことなく、先にやられた二体を押しのけるようにしながらまた数体のガストレアが凛と摩那に突進してきた。

 

「右は任せて!!」

 

 摩那は言うと同時に力を解放し、彼女の瞳が真紅に染まる。摩那は地を蹴ると、ほぼ一瞬ともいえる速さでガストレアに肉薄すると、そのまま装備しているクローで顎を切り上げ頭を吹き飛ばした。

 

 頭からどす黒い血液を噴出させながら絶命するガストレアであるが、摩那はそれに目もくれず次の標的へ狙いを定めた。

 

 ガストレアも彼女の姿を捉えようとするが、さすがチーターの因子を持っているというべきか、摩那は一撃ももらうことなく的確にガストレアを切り裂いていく。

 

「さて……僕もがんばらないと」

 

 凛は冥光を一度鞘に収めると、自身に向かってくる三体のガストレアを見据えそのまま瞬時にそれらの後ろに移動した。

 

 同時に、凛の背後では細切れにされたガストレアがボロボロと崩れ去る。凛はそれに見向きもせずに摩那と同じように次の標的を定めた。

 

 二人の戦いを見ていた夏世はただただ茫然自失と言った感じだ。

 

 ……なんて速さ。これが666位の実力? でも……。

 

「それ以上の力があるようにも見えるけど……」

 

 夏世は二人が繰り広げる戦場を見ながら誰にも聞こえない声で小さく呟いく。しかし、彼女も役に立つべきだとショットガンを構え、ガストレアを倒していく。

 

 

 

 

 凛が加わって五分ほどが経過しただろうか。街の方では蓮太郎と延珠が戦っている音が響いているが、凛達がいる場所では未だにガストレアのうめき声が聞こえていた。

 

「まだ来るのー? どんだけなの本当に……」

 

 呆れた様子で進行してくるガストレアを見据えている摩那の額には僅かに汗が滲んでいた。夏世も同様で、肩で息をするぐらい疲労が見られた。

 

 二人の様子を確認した凛は、一度小さく頷くと二人に命じた。

 

「二人とも、僕の背後に回って絶対に前に出ないように」

 

 夏世はそれに怪訝な表情をするものの、摩那はその意図を理解したのか夏世の手をとり、凛の後ろへと回った。

 

 凛はそれを軽く見やると、目の前から進行するガストレアを見据える。

 

「出来ればこの一撃でもう来ないで欲しいものなんだけど」

 

 凛は抜刀の姿勢を取り、光が灯っていない眼でガストレア達を睨む。ガストレアは凛を多方向から喰らうつもりなのか広く横に展開している。

 

 中にはステージⅢでありながら、ステージⅣクラスに匹敵しそうな大きさのガストレアもいる。恐らく進化直前なのだろう。

 

 しかし、凛はそんなことを気にも留めずに展開するガストレアを端から端まで見回した後、叫んだ。

 

「断風流、陸ノ型。切裂け――――八首龍(ヤマタノオロチ)ッ!!!!」

 

 声と共に冥光が抜き放たれ、その黒い刀身から八方に斬撃が放たれた。地面を蛇のよう駆ける剣閃は真っ直ぐにガストレアを捉え、その黒く醜悪な体躯を一気に両断していく。

 

 ほぼ一瞬で起こった出来事であるが、十数体ほどもいたガストレアがあっという間に切断され、その場には濃密な血の匂いが漂う。

 

 同時に、周囲からガストレアの唸り声は聞こえなくなり、異常な沈黙が訪れる。

 

 その沈黙の中、冥光を鞘に収めた凛は軽く息をつくと背後に退避していた摩那と夏世に声をかけた。

 

「もう出てきてもいいよ二人とも」

 

「はーい。……うひゃー、相変わらずすっごいねー」

 

 摩那は驚嘆の声を上げながらガストレアの死骸を呆れたように眺めていた。夏世のほうはまさに絶句と言った感じであり、凛を見たりガストレアを見たりしていた。

 

「とりあえず、これで少しは休めるかな。まだ来そうな感じはするけど」

 

 肩を竦める凛であるが、摩那と夏世は苦笑いを浮かべていた。

 

 するとその時、蓮太郎達が戦っている街の港に停泊している船が大きく揺れたかと思うと、巨大な水柱が発生した。

 

 その場にいた全員がそちらに目を向けると、凛の携帯が鳴った。

 

「もしもし?」

 

『凛さん。私です』

 

「聖天子様。どうしたんですか? まさか蓮太郎君が――」

 

『いいえ。里見さんは無事です。蛭子影胤を撃破しました』

 

 その報告を聞いた凛はホッと胸を撫で下ろすが、聖天子の声に未だに緊張があることに気が付く。すると聖天子は電話の向こうで一度大きく溜息をつくと凛に告げた。

 

『凛さん、よく聞いてください。ステージⅤ――ゾディアックガストレア・スコーピオンが姿を現しました』

 

「ゾディアック……」

 

 聖天子からその名を聞いた瞬間、凛の眉間に皺がより彼は苦い顔をした。

 

「それでは僕は東京に戻った方が?」

 

『いえ、凛さんはそこで待機をしてください。ちょうど凛さん達がいる位置から見えると思いますが、『天の梯子』を使用し里見さんにゾディアックを撃破していただきます』

 

 凛が周囲を見回すと、確かに視認できる位置にガストレア大戦の末期、完成したはいいものの結局使われることがなかった超巨大兵器、通称『天の梯子』が天に向かってその砲身を伸ばしていた。

 

 『天の梯子』――またの名を『線形超電磁投射装置』。全長1.5キロの二本のレールが雲を貫き、角度70度ほどの兵器のは直径八百ミリ以下の金属飛翔体を亜光速まで加速し打ち出すことの出来るレールガンモジュールである。

 

『これは天童社長の案ですが、恐らくこれを使えば凛さんに戻ってもらう必要もないかと……』

 

「なるほど。それで、蓮太郎くん達は?」

 

『既に天の梯子に向かっています。そして、凛さん達には彼等元へガストレアが向かわないようにそこでガストレアを食い止めて欲しいのです。今確認したところ、そちらにステージⅣのガストレアが三体向かっています。恐らく戦闘の音を聞いて来たのでしょう、頼めますか?』

 

 聖天子は落ち着いた声音で言っているものの、内心ではかなり焦っていることだろう。しかし、凛はそれに小さく笑みを浮かべると、彼女を安心させるような声で告げた。

 

「わかりました。ガストレアの方はお任せを。あと、蓮太郎くん達の方は心配しなくても大丈夫だと思いますよ。彼も決めるときは決めるでしょう」

 

『……そうですね。では、凛さん。お互いに生きていたらまた会いましょう』

 

 彼女はそういい残すと連絡を断った。凛も携帯をポケットにしまいこむと摩那と夏世に現在の状況を説明した。

 

 それを聞いた二人は驚いていたものの、取り乱すことはなくこれから向かってくるであろうステージⅣのガストレアを迎え撃つために準備を始めた。

 

 

 

 

 

 

 それから凡そ五分後、地響きを立てながら森の中から三体の巨大な化け物が現れた。

 

 一番右端にいるガストレアは四足歩行の生物を主体としており、顔は肉食獣であるライオンを彷彿とさせる。しかし、体の所々から植物のツルの様な触手が伸びている。

 

 左端もまた四足歩行であることには代わりがないが、背中には巨大な翼が生えており、神話のグリフォンを思わせる体躯だ。

 

 そして、極めつけが真ん中の猿のようなガストレアだ。他の二体とは明らかに大きさが群を抜いている。他の二体が四足で真ん中が二足立ちと言うのもあるのだろうが、端の二体が立ちあがったとしても確実に真ん中のガストレアのほうが大きいだろう。

 

「やれやれ、蓮太郎くんも大変だろうけど。こっちも骨が折れそうだねぇ」

 

「まっ、動きはとろそうだけどね」

 

 相対しただけで魂が抜かれてしまいそうな圧倒的な敵の登場にも臆したことなく、随分と軽いノリで凛と摩那は互いに肩を竦めた。

 

 夏世はそんな二人を見て、改めて彼等がどれだけ強いのか再認識していた。

 

 ……こんな大きなガストレア……将監さんなら一体は行けたかもしれないけれど、三体同時なんて。

 

 ただ驚嘆していた夏世であるが、そこで凛が夏世に振り向き彼女に優しく声をかけた。

 

「夏世ちゃんは此処で待っててくれていいからね。幸い他のガストレアは来てないみたいだから、此処でゆっくり休んでて」

 

 凛はそれだけ言うと、目の前で唸っているガストレアを睨みつける。

 

「じゃあ……行くよ!! 摩那!!」

 

「おっけい!!」

 

 摩那も瞳を赤く染め二人は一気に駆け出した。

 

 するとガストレアは二人を威圧するように凶暴な咆哮を上げる。大気を震わせるほどの咆哮に凛達は決して臆することはなくガストレアに立ち向かう。

 

「どっちからやる?」

 

「じゃあ右端、左端、真ん中の順で!!」

 

「凛ならそういうと思ったよ!」

 

 摩那は凛の前を走りながら小さく笑うと、右端のガストレアに向かう。ガストレアもそれを確認すると、触手を伸ばし二人を捕らえようとする。しかし、そんなものに捕まる二人ではなく、摩那は全てを避け、凛はそれを切裂いていく。

 

 ガストレアはそれに苛立ったのか、自身の前足を二人に叩き付けるが、摩那は犬歯をギラリと光らせ振り下ろされた脚をジャンプして避ける。そして、脚の上に着地した摩那はそのままクローをガストレアの身体に衝き立てると一気にガストレアの身体を駆け上がった。

 

「はああああああああああっ!!!!」

 

 咆哮と共に尻尾まで駆け抜けた摩那は次の標的である左端のガストレアに向かう。

 

 摩那につけられた傷が痛むのか、ガストレアは痛々しい悲鳴を上げる。しかし、次にその赤い瞳が捉えたものは自身の目の前で刀を抜き放ち、構えを取っていた凛だった。

 

「断風流、参ノ型。崩れろ――惨華(ザンカ)!!!!」

 

 その声と共に、ガストレアの後方に回った凛は摩那が向かった左端のガストレアに向かう。惨華を喰らったガストレアはまるでサイコロステーキのように細切れにされ、バラバラとその場に崩れていく。

 

 振り向きもせずに左のガストレアに向かう凛と摩那であるが途中、真ん中のガストレアが大木よりも太い腕を振り上げ、二人を攻撃するものの、凛はそれを冷静に対処し振り下ろされた腕を人間で言うところの肘の辺りから切り落とした。

 

「君は一番最後!!」

 

 切り落とした腕を足場にしながら凛は跳んだ。既に摩那は左端のガストレアの目を潰したのかガストレアは苦しげに暴れていた。

 

 凛はそれを確認すると、摩那がこちらを向いているのに気付いた。二人は互いに頷くと、摩那は真ん中のガストレアの真正面に回りこむ。凛は空中で冥光を納刀すると、次の瞬間、刹那の速さで抜き放った。

 

「天童式抜刀術、一の型一番――――滴水成氷ッ!!」

 

 技名と共に放たれた雷光のような斬撃がガストレアの頭部を抉り、その頭を切り落とした。ガストレアはその場に力なく倒れる。凛はただの骸となったガストレアの背中に着地すると摩那がいる所までかける。

 

「お疲れ様」

 

「摩那もね。さて、後は真ん中の彼だけだ」

 

 二人は真ん中の猿のようなガストレアを見据えると、腰を低くする。既に先程凛が切り落とした腕は再生しつつあり、基本構造の構築は終了しているようだ。

 

「流石にステージⅣともなると再生も早いね」

 

「だけど、再生される前に心臓か頭を吹き飛ばせばこっちの勝ちだ。今と同じように気を抜かずに行こう」

 

 摩那の感嘆の声に答えながらも凛は小さく笑った。しかし、その瞬間先程のガストレアとは比べ物にならないほどの凄まじい咆哮が聞こえた。否、聞こえたと言うのもそうだが、寧ろ体感したというほうが正しいかもしれない。

 

 天を割り、大地を砕き、海を裂くような強烈な咆哮を上げたのは恐らく東京湾に出現しているゾディアックガストレア、スコーピオンであろう。この世の全てを死に至らしめるような戦慄の咆哮は東京湾から50キロ離れているこの房総半島まで届くとは、さすが全てのガストレアの頂点に立つ十二体のうちの一体と言うべきか。

 

 すると、真ん中のガストレアはまるで嬉しさを体現するようにゴリラするようなドラミングを始めた。自分達の頂点の存在が近場まで来ている事が嬉しいのだろうか、それともただ、咆哮にあわせて自分も吠えているだけなのかはわからない。

 

 しかし、凛と摩那はそれをやかましそうに顔をしかめた。

 

「うっさいなぁ!」

 

「まぁこれだけ大きければしょうがないよね。向こうも相当やばそうだけど」

 

 凛は東京方面を見やりながらいまだ発射されないレールガンモジュールを見る。

 

 ……蓮太郎くんはまだなのか。

 

 内心で蓮太郎のことを案じつつも、凛は今目の前に立ちはだかるガストレアに目を向ける。

 

 ガストレアも既に腕が完全に修復され凛と摩那を憎悪するように睨んでいた。

 

 摩那はそれに答えるように態勢を低くしガストレアを睨むが、凛がそれを摩那の前に出るようにしながら制した。

 

「摩那、コイツは僕一人でやるよ。夏世ちゃんと一緒に後ろに下がってて」

 

「……わかった! 負けないでね!!」

 

「フフッ……わかってるよ!!」

 

 凛は頷くとただ真っ直ぐに駆ける。それに呼応するようにガストレアも凛に向かって走り出す。ガストレアが進むごとに大地が揺れるが、凛はそんなことはお構いなしだ。

 

 そして、凛とガストレアが肉薄した瞬間、ガストレアが凛に向かってその強靭な両腕を振り下ろした。

 

 しかし、圧倒的な質量の差を前にしても凛は怯まずその瞳に今までで一番鋭い眼光が灯った。

 

「僕が考えたオリジナルだけど……断風流壱ノ型、改!! 双撃ノ太刀(ソウゲキノタチ)!!!!」

 

 禍舞太刀と同じ構えから凛は二回冥光を振った。それと同時に剣閃がガストレアの腕を駆け上がり肩口まで一気に裂いた。

 

 ガストレアは痛みに顔をゆがめ悲鳴にも似た声を上げるが、凛は容赦はせずにガストレアの股下までもぐりこむと、ガストレアの股間の辺りを目掛け冥光を走らせた。

 

「今度は家の伝統の剣術だよ!! 断風流壱ノ型、禍舞太刀(カマイタチ)!!!!」

 

その声と共に刀が振り上げられ、猿のガストレアの股から脳天が切裂かれた。

 

 声を発するはずの喉さえも裂かれ、ガストレアは両断された身体を左右に倒れさせた。倒れたことにより、大地が揺れるが凛は溜息をつきながら摩那達の元へ戻った。

 

「おっつかれー!! これで任務達成?」

 

 摩那が一番に声をかけながら凛に抱きついてきた。凛はそれを受け止めると彼女の頭を撫でる。

 

「まぁ僕達の分はね、後は蓮太郎くん達がどうするか……」

 

 凛がそこまで言い天の梯子を見やった瞬間、その砲身から眩い光が発せられた。同時に、射出された弾丸がまるで箒星のように東京湾へと向かっていく。

 

 その場にいた凛と摩那、夏世がそれを心配そうに見送ると、数秒後東京湾がカッ!! と光を放った。

 

 どれくらいの時間がたったのだろう。恐らく時間にして数秒もたっていないのだろうが、凛達からすると、それが数十分にも数時間にも感じられた。

 

「……どうなったんでしょうか?」

 

「わからない。多分連絡が入るはずだと思うんだけど……」

 

 すると、夏世の心配げな声に答えるように凛の携帯が鳴った。凛は落ち着いた様子でそれを取ると連絡主に声をかけた。

 

「聖天子様?」

 

『はい。私です凛さん。……結論から申します。里見さんが放ったレールガンは見事スコーピオンに着弾。東京は救われました』

 

 落ち着いた様子で言っている聖天子であるが、声が若干震えていた。恐らく、彼女自身も嬉しさが抑えられないのだろう。しかし、皆の代表である自分が浮かれて入られないと我慢しているのだ。

 

 電話の向こうではお偉い方の興奮しきった声が聞こえており、本当に東京は救われたのだということを実感した。

 

「そうですか。じゃあこれで任務終了ですね」

 

『はい、任務終了です。迎えのヘリを向かわせています。里見さんと合流し東京へ帰還してください』

 

「了解です」

 

 凛は通話をきると、目の前で心配そうな顔をしている摩那と夏世に全てが終わったことを報告した。

 

 それを聞いた二人は抱き合って喜び、夏世の目尻には涙が見えた。凛はそれを見て苦笑すると摩那に問うた。

 

「摩那。周囲のガストレアの様子は?」

 

 凛に聞かれ摩那は数回周囲の匂いを嗅ぐと肩を竦め、笑みを浮かべながら告げた。

 

「ガストレアの血の匂いばっかでわかんない。けど、もう動いてないと思うよ」

 

「その根拠は?」

 

「うーん……女の勘ってやつかな!!」

 

 それを聞いた凛と夏世は互いにクスッと笑い。摩那もまた自分の言ったことが可笑しかったのか笑っていた。

 

 やがて、東京を救った英雄である蓮太郎と延珠がレールガンモジュールから凛達の元に合流し、それぞれ互いをたたえあった。

 

 そして十数分後、東京から派遣されたヘリが五人を迎えに来て、五人は無事東京へ帰還した。

 

 ヘリから見えた朝日は五人を祝福するようでとても暖かかった。




つ…強い!ほとばしるほど強い!(解説:SPW)

え? なんだって? ステージⅣのガストレアを同時に三体相手にしていてアルデバラン戦はあっさり終わってしまうんじゃないかって?
心配後無用! 今回登場させたステージⅣの内二体の四足歩行くん達はなりたての赤ん坊みたいなヤツなんでそんな強くないってわけですよ!! ほら、アルデバランとかプレヤデスとか結構特殊な能力持ってたし、今回出てきたやつ大していろいろ持ってないただ力が強い脳筋みたいなヤツですから……。
それにチートって言ってしまっていますしおすし!!

とりあえずはこれでガストレアとの戦闘はひとまず終了、次話は蓮太郎の序列アップ、夏世の処遇、後日談的な感じでお送りすることが出来ればと思っております。

では感想などありましたらよろしくお願いします。

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