カードファイト!!ヴァンガードGX   作:稲兵衛

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前回、ファイトを含む全体の描写がわかりづらいとのご指摘を受けたので、今回少しスタイルを変えています。ですが、まだ試行錯誤段階のため、おそらくまだまだだと思います。

また、第一話の三沢のファイトで、ダッドリーダンでリアガードをブーストした時に効果を発動していましたが、正確にはヴァンガードをブーストした時の効果なので、後ほど修正しておきます。
大変申し訳ありませんでした。


スタンドアップTHE入学試験

「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」

 

 

「くらうでぃあ。」

 

「進化転生 ミライオーなノーネ。先行は受験生からなノーネ。」

 

「行くぜ!俺のターン。」

 

「小さな賢者マロンにライド。くらうでぃあをマロンの後ろにに移動。

 ターン終了。」

 

「ワタクシのターン、ドロー。タフボーイにライド、ミライオーは移動。

 ミライオーのブースト、タフボーイでアタックするノーネ。」

 

「ノーガード。」

 

「ドライブトリガーチェック。ゲット、クリティカルトリガーなノーネ。

 効果はすべてヴァンガードに与えるノーネ。」

 

ドライブチェック シャイニングレディ  ☆

 

「ダメージチェック。」

 

ダメージチェック 沈黙の騎士ギャラティン

         閃光の盾イゾルデ

 

「ターンエンドでスーノ。」

 

「俺のターン、ドロー。沈黙の騎士ギャラティンにライド。

 くらうでぃあのブーストでギャラティンでアタック!!」

 

「ノーガード、なノーネ。」

 

「ドライブチェック。」

 

ドライブチェック 小さな賢者マロン

 

「ダメージチェック。」

 

ダメージチェック キングオブソード

 

「ターンエンドだ。」

 

「ワタクシのターン、スタンド&ドロー。

 そろそろあなたに世界の広さを教えてあげるノーネ。

 ジェノサイド・ジャックにライド!」

 

ジェノサイドジャック POWER11000

 

「G―2でパワー11000だと!?だが、パワー11000のユニットは大抵何か大きなデメリットを持っている筈だ!」

 

「ドロップアウトボーイの割には勘が鋭いノーネ。

 確かにジェノサイドジャックは拘束持ち、しかしCB1でその拘束を解き放つことができマスーノ。

 更にNGMプロトタイプ、ドグーメカニックをコール。

 ドグーメカニックはコール時にダメージゾーンのカードを一枚表にするノーネ。」

 

「何だと!?それじゃあ、ジェノサイドジャックのカウンターブラストを取り戻したってことか!?」

 

「そのとおりなノーネ。ここで一つ特別講義をしてあげるノーネ。

 ワタクシの使っているノヴァグラップラーはダメージコストの回復に非常に優れているクランなノーネ。よく、覚えておくことデース。」

 

「では、お遊びはここまで、なノーネ。ドグーメカニックのブースト、NGMプロトタイプでアタックスルーの。」

 

「ノーガードだ。」

 

「ミライオーのブーストしたジェノサイドジャックでアタックしマース。」

 

「ミライオーのパワーが4000でジェノサイドジャックのパワーが11000だから全部で15000か・・・。」

 

「ノンノンノン、甘い、ノーネ。ジェノサイドジャックはヴァンガードにいてノヴァグラップラーにブーストされたとき、そのパワーを+5000するノーネ。」

 

ジェノサイドジャック POWER20000

 

「パワー20000、序盤の攻撃力じゃねえ!?」

 

「ムフフフ。ドライブチェック。」

 

ドライブチェック バトルライザー 醒

 

「スタンドトリガー発動。

 NGMプロトタイプをスタンドし、パワー+5000。」

 

NGMプロトタイプ 13000

 

ダメージチェック 真理の騎士ゴードン

 

「プロトタイプでアタック!」

 

「幸運の運び手エポナでガード!」

 

「ターンエンド。」

 

「俺のターン!(来てくれたか!?相棒!!)

 来い!マイ・フェイバリットカード、ブラスター・ブレード!」

 

「ブラスター・ブレード・・・。なかなか珍しいカードを持ってるノーネ。」

 

「さらにミスリルの召喚術士をコール。ミスリルの召喚術士のスキル。

 このカードが場に出たとき山札の一番上を確認。そのカードがグレード1か2だったらスペリオルコールできる。

 引いたカードは小さな賢者マロン。マロンをミスリルの後ろにコール。さらにマロンをコール。」

 

「マロンでNGMプロトタイプにアタック!」

 

「ノーガード。」

 

「クラウディアのブースト、ブラスターブレードでアタック!」

 

「ドライブトリガーチェック。」

 

ドライブチェック 世界樹の巫女エレイン  治

 

「ゲット、ヒールトリガー。ダメージを一枚回復。そしてミスリルにパワー+5000。」

 

ミスリルの召喚術士 POWER12000

 

ダメージチェック 叫んで踊れる実況シャウト

 

「マロンのブーストしたミスリルでアタック。」

 

「バトルライザーでガード。」

 

「ターンエンド。」

 

「ワタクシのターン、ドロー。」

 

「あなたに私の切り札を見せてあげるノーネ。

 手札から、アシュラカイザーにライドなノーネ。」

 

「なんだ、このユニットは!?(スゲー強そう・・・。)」

 

---------------------------------------------------------------------------

 

「いよいよ出たな。クロノスはあのカードにライドして負けたことは未だかつてないそうだ。」

 

「可哀想に、あの子、クロノスのお気に召さなかったみたい。」

 

「だが、あの110番のおかげで拝めるぞ。アシュラカイザーを・・・。」

 

--------------------------------------------------------------------------

 

「フフフ・・・ハッハッハ、あの受験生、クロノスが相手するというからどんなものかと思えば、クロノス教諭はあのドロップアウトボーイを全力で叩き潰そうとしているだけだったか。」

 

--------------------------------------------------------------------------

 

「あれが伝説のレアカード、アシュラカイザーか・・・。あのカードはパワー11000というだけでなく、ドライブチェックでグレード3を引いたらリアガードをスタンドできる能力を持っている。」

 

「なんだって!?そんなの掟破りモンスターじゃないか!?」

 

「まあ、あいつが本当に一番なら何とかするだろうな・・・。」

 

「一番じゃなくて110番だけどね・・・。」

 

--------------------------------------------------------------------------

 

「(確かにあのカードは強そうだ・・・。でも、俺のデッキには仲間たちがたくさんいる!!)」

 

「さらにワタクシはジェノサイドジャック、Mrインビンシブル、そしてデスアーミーガイをコールなノーネ。」

 

「そしてCB1でジェノサイドジャックの拘束解除。

 覚悟しなさーい。ここはあなたのようなドロップアウトボーイが来るところでは無いということは思い知らせてやるノーネ!デスアーミーガイのブースト、ジェノサイドジャックでアタック!!」

 

「どうかな?ヴァンガードは最後の最後までわからないもんだぜ。エレインでガードだ!」

 

「まだまだ、なノーネ!ドグーのブーストしたインビンシブルでアタック。」

 

「小さな賢者マロンとまあるがるでガード!」

 

「だったら、ミライオーのブースト、アシュラカイザーでアタック!!」

 

「・・・ノーガードだ。」

 

「ヌフフフフ。ドライブチェック。」

 

ドライブチェック シャイニングレディ ☆

 

「クリティカルトリガー、クリティカルはヴァンガード、パワーはジェノサイドジャックに。」

 

「セカンドチェック。」

 

ドライブチェック アシュラカイザー

 

「助かったぜ。先生の引いたカードはグレード3。つまりトリガーは発動しない。

 リアガードに与えたパワーが無駄になっちまったな!!」

 

「これだからあなたは井の中のfrog、なノーネ。」

 

「どういうことだ?」

 

「アシュラカイザーは自身のドライブチェックでグレード3のノヴァグラップラーを引いたとき、リアガード一体をスタンドさせることができるノーネ。」

 

「なんだって!?それじゃあトリガーのパワーを加えられたジェノサイドジャックが起き上がって・・・。」

 

「それだけではありまセーン。リアガードのデスアーミーガイの効果、自分のノヴァグラップラーのヴァンガードのドライブチェックでグレード3が出たとき、このカードも一緒にスタンドすることができるノーネ。」

 

「ってことはつまり・・・。」

 

「デスアーミーガイのブースト、ジェノサイドジャックでもう一度、ドロップアウトボーイにアタックなノーネ!!(勝った!これでドロップアウトを学園に入れることなく排除できるノーネ。)」

 

----------------------------------------------------------------------------

 

「やっぱり110番なんかであんなカードに勝てっこなかったんだ・・・。」

 

「(一番くん、君の実力はそんなものなのか!?)」

 

 

「あの子、やっぱりダメみたいね。」

 

「もう少し楽しませてくれると思ったんだがな・・・。」

 

 

「やっぱり、あの受験生大したことありませんでしたね、万丈目さん!」

 

「当然だ、クロノス教諭はあれでもVFアカデミアの実技担当。そこらの受験生に負けてもらっては困る。」

 

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「さあ、試験は終わりなノーネ。とっととおうちに帰りなサーイ。」

 

 

Guardian Circle

 

幸運の運び手エポナ  孤高の騎士ガンスロッド 大いなる賢者バロン 

 

世界樹の巫女エレイン  湖の巫女リアン

 

「!?一体何が起きてるノーね!? ・・・・・・このカードは、まさか!?」

 

「さすが先生、わかったようだな!俺は、先生のジェノサイドジャックのアタックをコイツでガードした。」

 

召集の宝石騎士グロリア

 

「クインテット・ウォール!?」

 

-------------------------------------------------------------------------------

 

「馬鹿な!?ドロップアウトボーイがクインテット・ウォールだと!?」

 

 

「クインテット・ウォール?」

 

「クインテット・ウォールとは、山札の上から五枚を確認し、その中のカードでガードができるカードのことだ。普通ならパワー23000の攻撃は手札一枚で防ぐことはできない。

 だが、あのカードなら一枚で手札五枚分のガードをすることができる。」

 

 

「ほお・・・あんなカードを持っているとはな・・・。」

 

「やっぱり、ただの受験生じゃないみたいよ。」

 

------------------------------------------------------------------------------

 

「こ・・・こんなコトーが・・・。」

 

「だから言っただろ、先生。ヴァンガードは最後までわからないって!」

 

「し・・・シカーシ、私のダメージはまだたったの2。しかもあなたの手札は0な上、ヴァンガードのグレードは2。

 防ぎ切ることは難しくないノーネ。」

 

「(確かにそうだ・・・。このドローにこのファイトの全てがかかっている。

 俺のロイヤルパラディンたち、俺はお前らを信じるぜ!!)行くぜ、俺のターン!!」

 

「来た!!俺に力を、気高き誇りの白き翼!!ライド。孤高の騎士ガンスロッド!!!」

 

「そんなパワー9000のグレード3で何ができると言うのデスか?」

 

「確かにガンスロッドのパワーは低い。

 だが、仲間の力を得ることでその力はとても強力なものになる!!

 孤高の騎士ガンスロッドのCB(2)。

 ソウルにブラスター・ブレードがいるとき、コストを払うことでパワー+5000、そしてクリティカル+1!」

 

孤高の騎士ガンスロッド POWER14000

 

「そしてこの効果は起動能力、つまりコストがある限り何度でも効果を発動できる!!

 ガンスロッド、もう一度その力を解放しろ!」

 

孤高の騎士ガンスロッド POWER19000 ☆3

 

「くらうでぃあのブースト、ガンスロッドのアタック!!」

 

「それがどうしたのデス?

 シャイニングレディ、スリーミニッツでガード。そしてジェノサイドジャックでインターセプト。」

 

アシュラカイザー POWER31000

 

「ザンネーン。これであなたの儚い願いも潰えるノーネ。」

 

「・・・まだだ!俺は諦めない!絶対に!ツインドライブ、ファーストチェック。」

 

ドライブチェック まあるがる

 

「ドロートリガー発動。パワーはガンスロッドに、そして一枚ドロー。

 セカンドチェック。」

 

 

 

 

 

ドライブチェック 幸運の運び手エポナ

 

「GET!クリティカルトリガー!

 効果はすべてガンスロッドに!!」

 

「な・・・ナンデストー!?」

 

孤高の騎士ガンスロッド POWER33000 ☆4

 

「・・・ダメージチェック(まだ、ヒールトリガーが来ればわからないノーね。)

 ファーストチェック。」

 

ダメージチェック バトルライザー

 

「セカンドチェック」

 

ダメージチェック シャイニングレディ

 

「サードチェック」

 

ダメージチェック ラウンドガール クララ 治

 

「ヒールトリガー!!は、発動しないノーネ。」

 

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「ねえ、なんでヒールトリガーが発動しないの?」

 

「ヒールトリガーは、自分のダメージが相手のダメージと同じか、多い時にしか発動できない。

 今、一番くんのダメージは5、そして試験管のダメージは4。よって、ヒールトリガーは発動しない。」

 

「へぇ~、そうだったんだ。」

 

-------------------------------------------------------------------------

 

「(今じゃないノーネ!)フォースチェック・・・。」

 

ダメージチェック アシュラカイザー

 

「これで先生のダメージは6、俺の勝ちだな!」

 

「マンマ・ミーアァァァァァァァ!!」

 

 クロノス DAMAGE6

 

「ガッチャ!楽しいファイトだったぜ!!」

 

「ぐぬぬぬぬぬ・・・。」

 

-----------------------------------------------------------------------

 

「馬鹿な!?クロノス教諭が受験生に負けただと!?」

 

 

 

「あの子、なかなか面白そうね・・・。どこに行くの?」

 

「学園に帰る。」

 

 

 

 

「すごい・・・。ホントに勝っちゃった。110番なのに・・・。」

 

「成程、学園でも良いライバルになれそうだな・・・。」

 

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「よっしゃー!!待ってろよ!デュエルアカデミア!!」




2話目、いかがだったでしょうか?

今回、初めて主人公の十代がファイトしましたが、デッキの方は予想通り(?)ロイヤルパラディンです。
また、クロノスのデッキはアシュラカイザー軸のノヴァグラップラーにしました。

理由としましては、・リミットブレイク無しに派手なことができる
         ・機械っぽい
         ・クロスライド先がある 
         ・今後登場する他のキャラクターとの兼ね合い

等が主なものです。

予定としては、リミットブレイクはしばらくは登場しないかと思います。
なんせ十代のデッキが第一期環境の頃のロイヤルパラディンですから、その分、まあ多少は。

と、言っても多分セブンスターズ編までには登場すると思いますので楽しみにしていてください。

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