東方捨鴻天 【更新停止】   作:伝説のハロー

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立ち向かえ、小さな烏。天は観ている―――。
では、どうぞ。

※8/15に投稿したものに大幅な修正を入れ、改めて投稿しました。



第一章・第六羽「我が身に流れる血」

我が身に流れる血は、誕生から呪われていた。

 

この世には人間がいて、対抗するように妖怪達が跋扈する。久しい近年より、海を隔てた大陸から、伝来した外来物を多く垣間見るようになった今の世。

 

そんな世で、俺は本当に必要とされていなかった。

 

突如、飛来した噂。

其は―――人の形をした怪物。

其は―――発展する対妖の技術。

 

その脅威を退ける能力は、日増しに求められた。

群れが必要としたのは、ただ強固で頼もしい存続能力。数多の脅威を退け、目的を果たせる実行力。揺れ動くだろう未来を乗り越える術。

 

結局は強者がモノを言うのだ。

種の存続において、弱き者が置いて行かれる時代がそこにあった。

 

 

やっと、考える余裕が生まれて、酷く恨んだ。

 

 

孤独と叶わぬ夢が、苛立ちとなって腹の中に降り積もっていく。

 

第一の原因は、はやり血統だ。

常に厳しい父とそれに倣う母がいて、己よりも数段優れた弟がいた。凡愚と違って、酷く羨ましいくらい強く賢い者達。

だから、どうして場違い過ぎる俺は生まれて来たのだろうか、と思い悩む日々が多々あった。爪弾きに会う事が慣れてしまうほど、うんざりしてしまうほどに。

 

そんな時、あの日から変わった―――いや、確実に変わった。出会いは些細な事だったと記憶している。

 

近所付き合いというありふれた事で出会った、麗しい娘。

いつも自虐するばかりな己とは正反対に、笑顔を向ける()―――光躬。眩しいくらい大きい存在だった。

 

君の眼を見て。

君の声を聞いて。

気付くと救われていた事は数え切れない。

 

「―――私と友達になってくれる?」

 

幼さが齎す些細な思慕。

この一言がなければ、今頃己は壊れていたのかもしれない。

君はいつも、木皿儀劫戈という俺に救いを齎した。ただ嬉しかったのを覚えている。

 

数年が経つと、やはり凡愚は拭えないのが解ってきた。

羨ましかった、欲しかった、認めてもらいたかった。当たり前な妖怪らしい姿を。

どれほど、我が身を痛めつけるという度が過ぎた努力を繰り返したのだろう。周りが見えないくらいに、血眼になって鍛練した事だけは解る。

 

しかし、やはり凡愚には変わらない。

己のやっているのは将来実る事なのだろうか、凡愚は死ぬまで凡愚なのではないか。

 

君は笑ってくれるが、それは一時の安らぎに変わった。心のどこかで、諦めていたのかもしれない。君に甘えるようになった。

 

遣り方を違えたのか。どれほどの鍛練を繰り返したのか。思い出せない。

 

叱られ。

怒鳴られ。

嗤い罵られ。

目指す夢と諦観の間にある、深く暗い谷を往復する。

 

「―――この群れから出て行け」

 

父母、弟は冷たく見離した。

群れから勘当される事実を知ると、必死に撤回するよう求めた。

ここで追い出されたら、今までの努力を、夢を否定されてしまう気がしたからだ。

 

だけど―――本当は、光躬と離れたくなかったから、なのかもしれない。いや、多分そうなのだろう。

 

弱くて、小さくて、(あぶ)れた。故に、叫んだ。

 

 

助けてくれ。

 

 

醜く我を狂乱に委ね、涙した。

それに応えた君は俺を包み込んでくれた。君が許しても意味はない、と疑い罵倒しても尚、涙を流しながら離さなかった。

 

なんということだ。

醜い己とは正反対で、君は優しくて温かい。

 

「好きだよ、劫戈」

 

諦念の先に待っていたのは告白。

女独特の甘い情愛が伝わり、一時の合間に心へ染み渡っていく。

 

 

ああ、俺だって好きだとも。ああ、そうだとも。

 

 

だが、悲しいかな。

所詮は若者故の情動。それは全てを覆せる力に遠く及ばない。

俺は周知の凡愚、君は周知の天才。追放された俺と期待された君とでは、結局は叶わないのだから。

 

俺は木皿儀の子、凡愚の烏。

最初から、奴の息子として生まれて来なければ。

 

我が父よ、血肉を与えた日方よ。

こんな凡愚を救ってくれた白き狼の親族を殺した者よ。貴様の血縁者など、誰が望むものか。故に、俺は忌避する。

 

 

 

嗚呼、太陽。

 

すまない、我が陽よ。

 

生きる事を諦めてしまって。

約束を果たせそうになくて。

君に対面出来る気がしなくて。

 

君を想ってしまって、すまなかった。

 

悲しませて、泣かせて、後悔させたと思う。いっそ、俺なんか忘れて幸せになってくれると嬉しい。

 

 

呪われた我が身は、酷く使い物にならない。憤りが募るばかりで、実らせるどころか、花を咲かせるにも至らなかった。

 

もう君には―――。

 

 

 

振り返るのを止めて、眼を開けても、何処にも君がいない。

せめてもう一度、会って謝りたい。

 

 

 

◇◇◇

 

 

 

続いていた無言の圧力。

雪色の耳と尻尾が微動すらせず、持ち主の意志でただ佇んでいた。

 

「……で、話ってのは、なんだ?」

 

許可を出すように、仏頂面なまま問い掛ける茅。

物言わぬ木々が囲む開けた場所で、劫戈に話をしようと持ちかけられた彼は年下の小さな烏を見やった。

 

そんな茅を見据えた劫戈は、ただ静かに灰色の隻眼を一度瞑目―――そのまま跪き、頭を垂れた。

 

「謝罪させて欲しいんです」

「あぁ?」

「俺の父が、貴方達の親族を殺してしまった」

「お、おい―――」

「本当に……すみませんでした……!」

 

茅は茫然とした様子で劫戈を見ていた。

罪悪を自覚し、震えながら悔い改める劫戈は、どこか盲目的に己の咎を責めているようでもある。茅でも十分過ぎるほど、劫戈の怯える様を見受けた。

 

 

どうか、許してください。

 

 

吐き出すように、恐れるように己の事を打ち明ける劫戈の胸中は、それ一色に埋め尽くされていた。

 

「―――なにをやってる……」

「謝っても許されないのは解っています。だから……それでも、気が済まないなら、俺を―――」

「何やってんだ、お前はぁっ!!」

 

対し、憤りを感じた茅。堪らずといった風に叫ぶ。

 

「馬鹿がっ! 俺は、お前にそんな事をして欲しいんじゃねぇ!」

「……!」

 

片膝を付き、劫戈の両肩を掴んだ茅は、姿勢を元に戻そうとする。

が、若手でも明らかに強者の部類に入る茅でも、びくともしなかった。その有り様に驚く茅を余所に、彼は謝罪を止めようとはしない。

寧ろ、己の罪でないのにも拘らず、ただ何かに恐れ、許しを請うようであった。

 

「お前って奴は、なんて面倒な奴なんだ……!」

 

呆れて何も言えなくなって、天を仰ぐ茅。

 

「ったくよぉ……あぁもう、解ったから顔上げろ」

「…………」

 

漸く頭を上げた劫戈の顔は、酷く沈んだようなものだった。たった一つの瞳は不安に揺れ動いている。

今までの真面目な顔が見る影もない無様を晒す。それ故か、茅の呆れ顔に微かな引き攣りが入った。

 

「あー……取り敢えず、だ」

「……?」

 

一間置いて。

 

「―――歯ぁ食いしばれぇッ!!」

「ぶっ―――」

 

雪色が振り抜き、小さな烏は宙を舞った。

どさり、と身を横たえた烏を覗き込んで、弱々しい態度に口を尖らす。

 

「うぅ……っ!?」

「怯えんな、阿呆。そんな物腰じゃ、舐められて終いだぞ。俺が本気だったら今頃、死んでる。そんな態度で謝られても警戒されるだけだ」

「―――っ!」

「前の群れでもそうだったのか? ここは天狗とは違う! いいか、お前は迎えられた。まあ俺は、少なくとも今の内だけは反対だがな」

 

それは置いといて、と続ける茅。

挙動不審に震える烏に檄を飛ばし、活気付けようとする。

 

「―――遜らず言いに来いってんだよ。そんなだから気に入らねぇんだ」

「ぁ……っ! わ、わかりました……」

 

茅の深めに発した声が、情緒不安定だった彼の元に届く。

ようやく、本来の我に返る。精神に異常を来した劫戈は正気に戻った。

 

「よし、話せ。なにがお前をそうさせた?」

 

 

 

――――――

 

 

 

「やっぱり五百蔵爺さんの差し金か……」

 

嘆息し、天を仰ぐ。

座り込んで見上げた空はまだ青く、日も眩しいくらいに出ている。文字通り、晴天だ。

 

「……まったく」

「うぐっ……」

 

だというのにこれである。

隣には左頬を赤く腫らした小さな烏がいて、沈痛に耐えていた。いじめられたかのような酷い顔で、色々と台無しになっている。

 

どうしてこうなったのかを問い質され、劫戈は茅に理由を説明した。

 

五百蔵から気に留める事があると看破され、茅や榛らに対して自責の念があったという事を見抜かれたという。優しく接してくれた恩人達を、知らぬ間に苦しめてしまった事実を知って心が痛む思いだったらしい。

五百蔵が保護してくれたとは言え、いずれは殺されてしまうのではないか。

 

劫戈は、微かに抱いた。対する茅にはそんな気は毛頭なかったのだが。

 

「す、すみませんでした……」

「ああ……いいよ、構わねぇ。もう、手は出さないし、文句も言わないからよぉ」

 

茅は空気を払拭する勢いで無理矢理話を切り出す。

同時に、雪色の耳が力なく萎れていく様子が、とても彼に似合わなかった。

 

「で、だ……」

 

いい加減に向き合おうと、姿勢を正して劫戈に幼さを僅かに残した顔を向けた。そして、歯切れ悪く口を開いていく。

 

「あー……その、だな……。俺は最初、お前を疑っていたんだ。間者なんじゃないかってさ」

「それは……当然、だと思いますけど……」

 

活気溢れる兄ちゃんを思わせるいつもの茅は、ばつが悪そうに話し出した。いつもと裏腹な態度だが、彼の眼は劫戈から一切逸らさず真摯に向き合っている。

劫戈も対等に話すべく、姿勢を正しつつ抜け切らない敬語でそう返した。

 

「長が許したのが……姉さんが許したのが、どうしても信じられなくてな―――今じゃぁ情けないと思ってる」

「……無理も、ないですよ。家族が殺されたのに、簡単には……」

「許す気はねぇよ」

 

すぐさま返答された。

 

そう、許せる筈はない。

温情深い一族は、間違いなく家族を大切にする。一族なら、隣人でも知り合いであっても。

見当違いなのは両者ともに理解している。が、感情はそうかと言われれば、そうもいかないのが理性を持つ生き物の性である。

 

「です、よね……」

「それは後だ。なんで、あんな態度を取った?」

 

茅はある程度の予想が付いているも、敢えて吐かせようと問うてくる。

瞳を閉じた劫戈は、静かに俯いた。

 

「俺は……俺は、長や父から……虐待されて、いました。だからっ……!」

 

茅は黙って耳を傾ける。

その紅い瞳で見据えながら。

 

「だから……大事な人を奪ってしまった事が、怖かったんです……」

 

劫戈は絞り出すように吐露した。

そう、希ったものを持つ救いをくれた者達への幸を壊してしまった。幸をくれた者達に、不幸を与えるという皮肉。

 

己が生まれぬ間に父が殺した事で、間接的でなくとも血での繋がりがある。幼い彼は、それで咎められると思わざるを得なかった。

 

「別にお前が奪ったとは誰も言ってないだろ……」

「それは知ってます。でもっ!……俺も同じ木皿儀だから!」

「お、俺は……確かに同じとは言ったが、お前自身を責めた訳じゃ……―――あぁ、悪い。そう解釈したのか……」

 

茅は苦虫を潰した顔を晒した。

そんな彼らしくない滑稽な姿は、劫戈の視界では上手く映らなかった。

 

「…………?」

 

気が付くと、視界がぼやけていた。意識はしっかりしているというのに。

頬を伝うのは、温かい水のような何か。込み上げてくるのは、果たしてなんなのだろうか。

 

今の劫戈にはとても理解が及ばなかった。茅はそれに逸早く気付き、その根底を理解する。

 

「お前は……そうか。俺達の……」

「―――憧れたんです……温かい家族に……!」

 

続くように吐き出す劫戈。

自分にはないものを他者が持っている事に対する羨望。

でも、手にする事はなかった。壊れやすい割れ物を繊細に扱うように、見守る事しか出来ないから。

 

 

群れとまではいかなくとも、せめて家族が優しかったら。

 

 

助けてくれた五百蔵には、かつて一瞬で諦めた劫戈の理想を体現した家族がいた。見ず知らずの己を助けてくれた恩人から、羨望に勝る癒しの念が注ぎ込まれる感覚。劇的な変化をくれた思いを、数日経った今でも心に残っている。

 

だから、関与していなくても、深い傷を負わせてしまっている事に罪悪感を抱いたのだ。

 

「俺は、俺は……木皿儀日方の……!」

「もういい……寧ろ俺には、八つ当たりのようにお前を責めた非がある。―――劫戈、この前は責めてすまなかった」

「責められて、当然なん、です……おれも……ごめんなさい」

 

二人は頭を下げて謝った。

 

劫戈は瞼に溜め込んで。

溜め込み過ぎて。

 

「ごめん……なさ――――――ぅ、うぁぁあああああ……」

 

決壊した。

堰を突き破って泣き崩れる劫戈を、謝罪の意を示した茅はそっと優しく彼の肩に手を置いた。

 

「責められて当然、か……。変わった妖怪(やつ)だよ、お前は」

 

それ侮蔑ではなかった。ただ、感慨深く一つの個性を魅入る言辞。

若き千里眼の持ち主―――茅は悲しみ故に涙する弟を宥める気持ちで、小さな烏に接していた。

 

今まで苦しかったのか、と思う茅。

千里眼が開花し始めた茅は、劫戈の貧しい苦境故の心境を見抜く。

彼は五百蔵の曾孫であり、白き狼の群れを率いる太祖の血を継ぐ者。榛に次ぐ、直系だ。

物理的な距離や物事の起因をも見抜く千里眼は、彼にも遜色なく引き継がれている。まだ練度も浅い若い身でありながらも、今では断片的にならば見る事が可能だった。

 

故に、茅は僅かながらも、劫戈が抱く感情を読み取っていた。

劫戈の妖怪らしからぬ姿勢、利己的な面を持たない優しい心を。

 

そこで茅は不意に、何を思ってか口に出す。

 

「なぁ、泣き止んだら……約束して欲しんだがよ」

「なんっ……です……か?」

「いやぁ、なに……男なら、もう泣くんあじゃぁねぇよって言いたいのさ」

「……泣くなって、言われても……止まり、ませんよっ……どうしろ、って……言う……です?」

 

茅は息を吐き出した。隠さず呆れて。

 

「はあ、言うと思った。喜べ、そんな弱っちぃお前にはやって貰う事があるぜ」

「……?」

 

嗚咽が深過ぎたのか、深く息を落として返答する劫戈。

 

「―――俺と戦え、喧嘩しろ!」

「……は?」

 

それは、茅らしい考えだった。

その言葉に思わず頭を上げた劫戈。何を言い出すんだ、と言わんばかりに顔を驚愕に染める。御蔭で涙が引っ込んでしまった。

茅はそれを愉快そうに見て、劫戈を立つように促した。

 

「取り敢えず、力をぶつけて来なぁ! この場合は純粋な力じゃなくて意志を、だがな」

「俺の……意志……を?」

「そうだ。お前は前々から痛感してたんだろ、妖力の無さを。ならよぉ、妖力じゃなくてお前の意志の強さを見せてみろってんだ」

「え…………」

「負けない、勝ちたい、一泡吹かせる……! そんな感じでよ、なんでもいい。ほら、俺は妖力を一切使わねぇから……素手で来い」

 

さっ、と跳躍。

唖然と見ている劫戈から大きく離れ、拳を構える茅。

揺れた雪色の尻尾の毛先で器用に手前へ―――挑発として揺らされる。指の代わりとしては力がなく、とてもふわふわしていた。

 

「―――もう泣かないって俺に示せ!!」

 

物静かな尻尾とは裏腹に、茅本人は大きく吼え鼓舞する。

対して、劫火は。

 

「と、言われても……」

 

当然ながら動揺した。

相手に何か意図があってのものなのか、と探ろうとする。が、既に茅はやる気に満ちており、赤い瞳が力強く己を見据えている。どうにもならないのは明らかだった。

 

「大丈夫だ、嘘はつかねぇよ。何度も言うが、妖力は無し、ただの素手で遣り合うだけだ」

「…………」

 

簡単だろ、と笑んで見せる茅を無言で見る劫戈は、はっと短く息を吐き出した。

 

目の前にいる雪色の若い狼は、己を試そうとしている。ならば、応える他ないだろう。

相手は五百蔵の曾孫である。烏よりも思慮深いのは、既に見て話して感じていた。

 

 

五百蔵のように、茅もまた己を測ろうとしているのではなかろうか。

 

 

無言で考える。

茅も、言葉を発さず待っている。拳で語れ、と。

 

(そういうことなら……今は委ねます)

 

もう言葉は要らなかった。

 

「―――わかりました」

「へえ……良い眼出来んじゃないか……よし、来い!」

 

返答に至って、たった一つの灰色には、今まで見せなかった強い光が宿っていた。

 

邪魔にならぬよう小さな羽根を背に畳み、二つの拳を握って茅を真似る。陳腐で素人な構えだが、特別な技能など要らない。今はそれで良かった。

 

脚に力を入れ、沈ませ即弾く。人はそれを、地を蹴る、と言う。

 

「う、ぉぉぉおおおお……っ!!」

 

意を決した小さな烏は、飛び出した。

 

白い狼はただ笑む。これで良い、と。

遠くで眼を光らせる長を意に介さず、両者は対峙した。

 

 

 

それは劫戈にとって、初めて挑んだ異種との戦い。どんな形であれ、小さな烏を前へと踏み出させた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――これは後に、白い狼一族間に於ける“隻眼のはぐれ烏”の武勇伝として語り継がれる事となる。

 

 




次回は茅と劫戈が殴り合う話。

第三章の結末について

  • 取り返しのつかないバッドエンド
  • 痛み分けのノーマルエンド
  • 邪魔者を排斥出来たハッピーエンド
  • 作者におまかせ(ランダム選択)

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