クロードさん、
想星さん、
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走り高跳びさん、
蒼龍さん、
枝垂桜さん、
レイ・クロフォードさん、
久未美男さん、
光明さん、
EDGERさん、
火水 総さん、
感想ありがとうございました!
では、スタート!」
……学校の某所にて……
「お~、やってるやってる」
今現在、学校では二つの試召戦争が同時進行している。
一つは、Fクラス対Cクラス。
もう一つは、Bクラス対Aクラス。
そして、F-Cの戦争は僕の中ではもう勝負は着いている。
Cクラスの代表があのザマではFクラス相手に勝つ事は極めて困難だろう。
それより重要なのは、もう一つの戦争だ。
Aクラス代表、霧島翔子の腕輪の能力は『反射』
その反射の規模によっても消費点数が変わるようだが……正直チートも良い所だ。
だが、そこまでのぶっ壊れ性能なら、何かしらの弱点を抱えている可能性は無いだろうか?
この試験召喚システムは基本的にはフェアであると信じたい。
長所の分だけ短所もあってしかるべきだ。
一応、弱点の仮説はいくつか立ててみたが……合っているかどうかは実際にぶつかってみないと分からない。
「御空……お前は暴いたのか? それとも、これから暴くのか?」
せっかく出来た空白の時間だ。存分に有効活用させてもらおう。
「これでっ、止めっ!!」
フィールド:現代国語
Bクラス 御空零 612点 →389点
312点→89点
303点→4点
336点→Dead
325点→Dead
319点→73点
Aクラス 木下優子 382点→Dead
265点→Dead
298点→Dead
305点→Dead
272点→Dead
289点→Dead
やはり点数で優位に立つとかなり有利だ。
点数が攻撃力と耐久値を兼ねているから当然と言えば当然なんだけど。
……Fクラスはよくあそこまで勝てるわよねぇ……
「終わったか。戦死者は補習だ」
西村先生が音もなく現れる。
この人、どうやって戦死者を感知してるのかしら……?
「……はい、分かりました」
「ああそうそう、補習室はもういっぱいになりそうだから、補習室隣の空き部屋に移動しておいてくれ」
「え? はい、分かりました」
木下さんとその他Aクラス生、それに加えて
もちろん抵抗するような真似はしない。無駄だと分かりきってるし。
「それじゃ、一旦教室に戻るわよ。
必要なら補充試験を受けてね」
今回戦った私を含む6名は我がBクラスの現国成績のトップ6だ。(なお、代表は除く)
他の文系科目の成績も良いので2名も戦死したのはそこそこ痛い。
まぁ、それ以上に相手を削ってるから良いんだけども。
「不意打ちに気をつけて、撤収!」
「行けっ!!」
フィールド:現代国語
Aクラス 空凪光 413点→21点
Bクラス 256点→Dead
Bクラス 232点→Dead
Bクラス 266点→Dead
私たちAクラスは廊下で敵追撃部隊を捌きながら理系教師を探している最中だ。
幸いと言うべきか、最初に教室に突っ込んできた6名は正真正銘のトップクラスだったらしく、300点越えの姿は見られない。
だが、Aクラスの普通の生徒に匹敵する点数を持っているのは確かである。まともにぶつかったら消耗戦となる。
それに加え、私たちは拠点を放棄している。
補充試験を受けられる見込みが無い以上は相手をキッチリと戦死させないとどんどん劣勢になっていく。(1時間以内に戦争にケリを着ければ話は別だが、あまり現実的ではない)
なので無理な攻撃が増え、点数がどんどん減っていく。
「行け皆! そのまま空凪を討ち取ってしまえ!」
「愛子っ! バトンタッチっ!!」
「オーケー!
こんな所で死ぬわけにはいかない。
科目を変えればまだまだ戦えるのだ。
そんな事を考えながら奥の方に引っ込むと、代表が声をかけてきた。
「……お疲れ様。大丈夫?」
「ええ。なんとか」
ただ、私は戦死こそしてないが、このままではジリ貧だ。
……少し、策を凝らしてみましょうか。
「冒頭の人ってさぁ……」
「イッタイダレナンダー」
「白々しいわね」
「それはさておき、Aクラスがどんどん劣勢になってるな」
「なってるわね~」
「これならBクラスは楽勝だな♪」
「ええ! 勿論!!」
「よし、フラグが立った。Bクラス負けるな」
「ええっ!? 何その不意打ちは!?」
「それはさておき……例の件の続報だ。
昨日の深夜にはもう上げたんで、見てる人は居るかもしれないが。
『https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=104755&uid=39849』
興味があれば見てみるといい。運営様からの返答なんかも載せてあるしな」
「では、明日もお楽しみに!」