境界線上の守り刀   作:陽紅

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感想板での返信が困難なため、こちらから失礼します。
皆様のご感想、本当にありがたいです。

では、入院二作目を……


九章 会談上の着飾り者  【録】

  右肩を回す。ゴキゴキバキッ、と鈍い音。

 

 左肩を回す。パキパキペキッ、と小気味の良い音。

 

 

 最後に首を上下左右に回すと……あまり鳴ってはいけない類いの音がした。――気のせいにしておこう。

 

 

「はぁ――……さて、と」

 

 

 ()()運動を終え、止水は苦笑を浮かべる。やっぱ自分は頭を使ったり言葉を重ねたりするよりも、こうして体を動かすことの方が性に合ってるるんだなぁ、と。

 

  ――そんなことを考えながら、止水は人気のない道を、会議の場へ向かって足を進める。

 

  その歩みがかなりゆっくりなのは、どうか、大目にみてやってもらいたい。

 

 

(……あれ、でも俺って戻る意味……ある、か?)

 

 

  最後の角を曲がろうか、と言うところでピコン! と、閃きが灯る。

  無理を言って参加した会議だが、止水の唯一の目的である『己の所在の在処』は、正純の言葉と止水自身の宣言で、これ以上ないほどに明言している。

 

  ……つまり、止水の役目は終わっていると言っても過言ではないわけで……。

 

 

 

  ――足は、完全に止まった。

 

  恐らくだが正純のことだ、話し合いは既に再開しているだろう。そこにわざわざ入って行けば、中座させてしまう可能性も十分にある。

 

 

(……扉の前で待ってりゃいいか)

 

 

 

  ……ここで『黙って武蔵に帰る』という考えが浮かんでこないのも……また止水の性分なのかもしれない。

 

  これからの行動をとりあえず定め、ややきつく締められている紫色の帯を少し緩めながら、角を曲がる。

 

 

「ククク……! Go♪」

 

「Jud.!! 逃がしませんよぉ!?」

 

 

  ……曲がったら、なにやら聞き慣れた声が聞こえた。それも二人分。

  そういえば、三人はまだこっちに残っていたんだっけか、と思いだしつつ振り返り。――はて、『逃がさない』とはどういうことか、と。

 

 

「止水さん! 覚、にょッ!?」

 

「何を……?」

 

 

  書くにょか、と。

 

  問おうとした止水の目の前に、きれいな淡い金色が広がった。

 

 

 

  それが、『アデーレの何気に頑強な頭頂部』だと理解したのは……残念ながら、止水の顔面に痛そうな音の頭突きが決まった後だった。

 

 

 

  ……慣れない服装、慣れない靴での全力疾走飛び付きは大変危険ですので、ここぞという場面以外ではお控えください。

 

 

 

「ふぬぉ……ッ、な、なんか自分、最近こういう頭ネタが多い気がしますよぉ……!?」

 

  呻き声をあげるアデーレだが、彼女の場合は十中八九、自己責任なのはこの際置いておこう。

 

  意地と根性と女の子のあれこれで、どうにか『ゴロゴロとのたうち回る』ことだけは回避したが、頭を抑えて蹲るドレス姿の少女という時点で色々と手遅れな感じである。

 

 

  ――止水も止水で地味に痛かったようで、顔の下半分を抑えて涙目だった。

 

 

「だっ、い……! 丈、ぶ……?」

 

「……うー、Jud.――響きましたぁ」

「まぁ――うん。平気」

 

 

  ――影からトコトコとやって来た鈴に被害者加害者ともに無事を知らせ……被害者は黒幕だろう喜美に非難の目を向けるが、彼女は未だに爆笑を堪えるのに忙しいらしい。壁バンしながら震えていた。

 

 

(……どうして戦い明けで、身内から頭突きされて、その上身内に爆笑されないといけないのだろう……)

 

  世の中不思議というか世知辛いというか。

  鈴に、俺なんか悪いことしたかな? ――と言葉にせずに視線で訴えてみるも、コテン、と首を傾げ返されるだけだった。

 

 

「……あー、おかしかった。アンタ意外と芸人気質よね!?」

 

「(……いらないよ、そんな気質……) はぁ……まあいいや。で? いきなりどうしたんだよ、三人揃って。――敵地ってまでは言わないけど、あんまり出歩かないほうがいいんじゃないのか?」

 

 

  ――見回りの一人もいないけど。

 

 

「あらやぁね、別に遊んでるわけじゃないわよ? ――ズドン巫女経由で来た貧乳政治家からの要請で動いてるんだから」

 

「正純から……?」

 

「Jud.『もしかしたら止水がこっそり帰るかも知れないから連行を~』って。ま、流石に帰りはしないだろうから、こうしてここで貧従士砲スタンバらせておいたのよ」

 

 

  正純もなかなかに鋭かったようだが一歩ほど足らず。そして……賢姉には止水の考えなどお見通しだったようだ。

 

  鈴がここにいるのも喜美の判断だろう。一人残すよりも、全員で行動した方が絶対安全だろうから。

 

 

  敵わねぇなぁ……と両手を軽く上げて降参と、そして苦笑を浮かべる止水に、おもむろに喜美は近付き、白羽織や黒衣装についた土ボコリやらを手ずから払っていく。

 

  ……一撃も受けていないとは言え、二万という大軍を相手取った大立回りをしてきたのだ。汚れや着崩れは、あって当然だろう。

  汚れをあらかた払い、そのまま袷や帯、細かい所の手直しを続ける。

 

 

「フフ……ホント、ウチの連中って服関係に無頓着なのが多いから手間がかかるわ。……他人事顔のここの大バ刀もよ? そろそろ自覚持ちなさい? アンタだって、もう武蔵の『顔の一つ』なのよ?」

 

「――あー、お手間をかけます」

 

 

  自分でどうにかしよう、とは思わなかったらしい。どうにかなるとは思えなかったのかもしれないが。

 

 

「しょうがないわね、ホント……(ま、丁度いい予行練習になるからいいけど)」

 

 

  ――ボソッと。本当に小さく呟かれたその言葉は、その小ささと、大きな音を立てて終わりを告げた手の平にかき消されて止水に届くことはなかった。

  だが、アワアワ慌てている至宝にはしっかりと聞こえていたようで。

 

 

「……? 喜美、今なんか言ったか……?」

 

「ククク……鈴見てから判断するなんてまだまだね? ……次はちゃんと、自力で察せるようにしときなさい」

 

「はぁ……それ、この前言ってた『女心』ってやつか……」

 

 

  前に喜美に、似たような注意をされたのを覚えていたのだろう。当然止水は今の今まで忘れていて、理解しよう、という努力など欠片もしていない。

 

 

  それに苦笑を交え――やっぱりわからん、と続けようとしたら、三人が一斉にバッと離れた。――鈴は両脇を二人に抱えられて。

 

 

「えっ……?」

 

 

(フ、フフフ……き、聞いた? ねぇ今の聞いた!?)

 

「おーい……」

 

(う、うん! 聞、いたっ!)

 

「鈴がそっちってなんか珍しいな……」

 

(歴史的快挙の瞬間ですよコレ……!)

 

「もしもーし……?」

 

 

  外野がなにやら手持ちぶさただが、それどころではない。

 

 

(あの、あ・のっ! 止水のお馬鹿の口から『女心』よ!? 大バ刀の口から!! 『ヲンナゴォクォルォ』!!!

 

  ……長かった……! 本当にっ……!)

 

 

「……よくわかんないけど、凄いバカにされてるのだけはとりあえずわかった」

 

 

  なにやら感動している(?)三人をよそに、やっぱりよくわからん……と、前途多難な『女心』という大敵に、止水は改めてため息をこぼすのであった。

 

 

  一応、敵地。

  ……そんな考えは、最初っからなかったようである。

 

 

 

 ***

 

 

 

  え~っと、初めましての方は初めまして。そうでない方は、はいどーも。

 

  武蔵アリアダスト教導院 三年梅組、出席番号かなり前の方! 浅間 智です。

  巷では " 母ちゃん巫女 " とか " ズドン巫女 " とか心無い誹謗中傷受けまくりですが! 真っ赤な言いがかりです。清廉潔白な武蔵巫女です。浅間神社の一人娘として、日夜周囲の外道メイトたちに禊連打してます。

 

 

  最近の悩みは、父が妙な若者スラングや語尾を使い出したこと。「薄いんだ……! お父さんだけなぜか薄いんだ……っ!」と、夜一人でなんか嘆いてました。お世辞抜きでまだ黒々ふさふさなんですけど……色々あるんでしょう。きっと。

 

 

  ……え? まだ聞いてくれるんですか? そうですかそうですか。じゃあちょっと聞いてくださいよホントチョットですから、ええ。

 

  ――私の幼馴染みに、えっと、Tーリ君っているんですが……最近コクり成功したせいか今まで以上に――(原稿用紙五枚超過のため省略)――で、その上、同じく幼馴染みでその人の姉のK美が……まあ、決める時は決めてくれるのに基本常時狂人っていう――(原稿用紙六枚超過のため省略)――って感じでして! もうホント、巫女にだって癒しは必要ですよね!

  ――しかも最近はS水君って幼馴染みまで無理するようになってきて……! いえ、泣いてないです。あれはゴミが目に入っただけです。でもまあ責任はありますよね? ありますね。今度何気に上手いマッサージでもしてもらいましょう。とりあえずの手打ちとして。

  大体卑怯なんですよ彼。いつもは――(五枚超過) ――って、えぇっと、あとは……あとは……!

 

 

「……どうかなさいましたか? 浅間様。さ、お早く……」

 

「あ、ちょっと待って下さいね? ホント、チョット……」

 

 

 

  あの……最後に聞いてくれますか? 最近も最近、『今まさに!』の悩みなんですけど……。

 

 

 

「Jud. ……はい、待ちました。では、お願いいたします」

 

 

  ――差し出された 『それ』は、見た目に反して意外と軽く……しかし、重量以外のなにかで、ズシリと重く――。

 

  黒と白。剣と砲の二面性を持つ、異形。

 

 

  非武装上等! な会議の場で、大量破壊兵器の対処を押し付けられました。

  後生ですから、この際誰でもいいですから……! 助けてくださいホントマジで……!

 

 

  ――大罪武装『悲嘆の怠惰』に他ならなかった。

 

 

 

  さて、巫女が兵器を受け取っている所で、一通りの流れを順を追って説明させていただきたい。

 

  まず守り刀、止水の退場。『一時』が付くか否かは別として、彼は己の役目――番外特務として、武蔵に向けられた二万の軍勢の掃討を優先し、そのまま出撃。

  『ちょっと買い物行ってくる』感じの軽い様子で行く止水に一同は唖然とし……期せずして宙に浮いた場の主導権を武蔵――正純がかっさらう。

 

  二国の乱入によって流れた『当初の武蔵側の要求』に、正純は最初から予定していた『大罪武装返却の礼として、武蔵をアルマダ海戦に航空戦力(・・・・)として提供する』という切り札の一枚を添えて、エリザベスへと叩きつけたのだ。

 

  これに、先にアルマダ海戦に傭兵として雇用されていた利家は当然異議を上げるのだが……異議を上げるのが、彼は圧倒的に遅すぎた。

 

 

  武蔵を牽制するため、そして見せつけるために喚び寄せた二万の軍勢は、一方的と言うしかない勢いで蹂躙されている最中……『脅し』のためだけに並べた二万は、止水という武蔵の戦力を測る丁度良い目安となってしまった。

  さらに利家に不幸が降りかかる。

 

  ……金だ。

 

  『喚んで並べて還す』だけなら、時間あたりの出費も大したことはない。だが、そこに『戦闘』が付いて、さらには『全滅』とまで付けば話は別だ。……おいくらほどになったのかは、おおよそ概算を出した利家が松共々真っ白になっていた様子で推して知るべきだろう。

  ――武蔵の守銭奴夫婦が、懐かしそうな目でそれを見ていたのは余談だ。

 

 

  武蔵のアルマダ海戦参戦の気配が強くなったところでベラスケス――三征西班牙(トレス・エスパニア)も声を上げる。

  本気の度合いこそあれ、武蔵に対して戦力協調を先にしていたのは彼らだ。その上、アルマダ海戦当事国ということもある。

 

  味方か、最悪でも口出しできないようにするはずが、気付いたら敵になろうとしている。それを黙って見ている訳にはいかない。

 

  しかし、なにやらのって来たエリザベスが、二度目の発言までは許していないとこれを退ける。そもそも二か国だったのにな、と苦笑をこぼしながら。

 

 

 

  ならば、と。ベラスケスは攻め口を変える。大罪武装返却の礼としてなら、先に武蔵に渡った『悲嘆の怠惰』はどうなるのか、と進言したところで。

 

 

「――悲嘆の怠惰(これ)がどうかしたのですか?」

 

 

  と……話題に上がったそれを手に抱え、淡々と……淡々……と。

 

 

(出してイイモンじゃねぇですって……!)

 

 

  これは何だろうか。新手の突発系試練とかその手の何かなのだろうか。だとしたらもう少しくらいタイミング見てくれたって良いじゃないですか畜生。

  ……あっ! いけません畜生とか! ……がっでむ! 神道がっでむ!

 

 

  ――以上が、浅間 智全力の現実逃避の内容である。

 

  肩先で浮いているハナミは、自分には無理だと涙目でプルプルと震えている。

  右手に一列で並んでいる仲間という名の外道連中は、先ほどから美しいまでの敬礼姿勢を崩そうとしない。

  前にいるホライゾンはそもそも元凶で、その隣の半裸は任せたその瞬間にゲームオーバーのちスタッフロールのコンボが確定する。

 

  正純に至ってはドエライ眼力で智に早急な適切対処を要求している。

 

 

  ――味方など、どこにもいなかった。

 

 

「え、えっ~っと、これはその、大罪武装に見えて実はそうじゃないんですよコレが!」

 

 

  ――行こう。覚悟は決まった。道は前にある。

 

  綱というかどうみても紐くらいの渡り幅しかないが、やるしかない。

 

 

「いや、巫女さんよ。アンタそれどっからどうみても……」

 

「大・罪・武・装! に見えますよね!? ところがどっこいそうじゃないんです! だ、第一、こんな国際会議の場にそんなもの持ち込むわけがないじゃないですか!

  ……ね!?」

 

「そっ、そうだな。うむ。話し合う場で武力など、ハハハ。……し、して? 大罪武装でないとしたらそれは一体なんだと……?」

 

 

 ―*―

 

 約全員『うっわ見事な墓穴……』

 

 あさま『だ、誰のせいですか!? 誰の!』

 

 ウキー『誰と言ってもな……元はホライゾンだとしても……』

 

 煙草女『だよな。流れは完璧にアサマチさね』

 

 丸べ屋『自滅するならこっちに被害ないようにしてね~?』

 

 

 あさま『味方ぁ!? どこかに私の味方いませんかぁ!?』

 

 約全員『…………』

 

 ―*―

 

 

  完全孤立無援が確定したところで、では何か、というエリザベスの至極真っ当な問いかけに、智は必死に想像を広げる。

 

  超巨大魚用の特製釣り針……却下。

  何をどうトチ狂えば会議場で釣り大会が開かれるのか。

 

  超巨大耳飾り――の片割れ……却下。揃えてこい。そしてネイティブ過ぎる。

 

 

(……あ!)

 

 

  ……ふと目についた、その形状。

  剣砲の剣……その白い部分。微妙に――本当に微妙にだが……蛇腹になっている。

 

 

 

 

「これは……『 ハ リ セ ン 』ですっ!」

 

 

 

 

  ――その瞬間、誰もが、時間の停止を錯覚した。

 

  次いで、己の身内と素早く視線を交わして自分たちのスタンスを決める。つまり静観か……勇者になるかだ。

 

 

「ほ、ほう。ハリセン……それは、うむ。確かに新しい、な」

 

(((女王陛下!?)))

 

 

  ……王賜剣の担い手は、名実ともに勇者であるらしい。

  あ、意外とノリがいい。という検討外れな感想のまま、絶賛『状態異常:混乱』のままの智は突っ走る。

 

  そろそろ誰か止めねぇとやばくね? という常識的な意見は、どこからも出なかった。

 

 

「でしょう!? も、もうあれです! 大罪武装で『なんでやねん!』って、良い音するんですヨ! ほ、ほら、こんな感じで……!

 

 

 

  ―― 会 い ま し た ぁ ! !」

 

 

 

  上段高く振り上げてから、笑顔で一気に振り下ろす。

  狙ったのか偶然か、それとも事故かはわからないが……目の前には正純がいた。

 

 

(な、なんで私だぁ!?)

 

 

  ハリセンなら葵だろ芸人なんだから! というツッコミ思考も空しく、悲嘆の怠惰(ハリセン)は正純の頭に直撃……誰がどう聞いても重低音にしか聞こえない音を響かせた。

 

 

(((((ほ、本当に殺りやがった……!?)))))

 

 

  その音か、それとも生々しい間接的衝撃に、やっと我に返った智。そのまま脳裏に『悲劇! 巫女が国家間会議にて自国副会長撲殺!?』の速報見出しが浮かび上がって……。

 

 

 

  ――ドサリ、と。

 

  重々しい何かが、倒れる音がした。しかし、見える範囲に重傷者はいない。そもそも音の場所が遠い。それこそ、会議場の外……扉の向こうから……。

 

 

  ――込み上げる何かを、上を向いて必死に抑える。

 

  正純の頭部。今まさに消えたその微かな炎は――緋色だった。

 

 

 

  そして恐らくそれが最大の山場だったのだろう。それを乗り切り……。

 

  『負傷者一名』をなぜか叩き出した会議は、全国で放送されている分には無事に、閉幕を迎えた。

 

 

【おまけ】

 

「――ああ、大将か? 俺だけどよ。とりあえず報告云々のまえに一個聞いてくれや」

 

「もしもしお館様? とりあえず後で色々話しますから、今は聞いてくださいよ」

 

 

 

「「……武蔵との外交はもう絶対いやだ。次は別の誰かを生け贄にして――」」

 

 

【おまけ2】

 

「――世界的に初めてじゃね? 『遠近両用』がつく巫女とか」

 

 

 

「…… 会 い ま し た ぁ !」

 

「「「ズ、ズドンが乱心したぁ!? 総員退ぃ――ぎゃあ!?」」

 

 

「ま、まて! 私を盾にするなぁ! これ以上止水にダメージが行ったら……! ってお前もなんで弓矢を会議場に持ち込んでるんだよ!?」

 

 

  ――会議、は。

 

  無事に、終わったのである。

 

 

 




読了ありがとうございました!

改行後の一字空けは、退院次第修正します。
見苦しくて申し訳ありませんが、ご容赦のほどを……。

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