奇談モンスターハンター   作:だん

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後書きに代えて〜だんの脳内座談会(ドス)〜

ケヌガワ県カバサキ市テメ区某所にある酔楽場(すいらくば)は、修羅場と……否、狩猟場と化していた。

 

 

フィオール「無双三段(ドライ・ヴィンダー)!!!」

 

だん「おんぎゃぁぁぁぁっっっ!!??」

 

ミハエル「翔ぶが如く(ジャイロ)!!!」

 

だん「どぅるぐぁぁぁぁっっっ!!??」

 

エレン「必殺、眼球スナイプ!」

 

だん「むすかっっ!!??」

 

ディーン「乱れ雪月花!!!」

 

だん「いのっっっ!!??

しかっっっ!!??

ちょおおあっっっっっっ!!??」

 

 

 

……ちーん。

 

 

 

一同「「「「此処まで読んでいただいた皆様。遅くなって申し訳ありませんでした!!!」」」」

 

 

リコリス「あ、あはは〜……」

 

 

電灯を極力おとした、それでいて薄暗さを感じさせないそのお店の、カウンターの側にあるテーブルにいつもの四人と一匹と冴えない男、そして今回はもう一人の麗しい少女の姿があった。

 

ディーン「はい!どうせ面倒になるんだから、こっからは戯曲形式で!」

 

フィオール「まぁ、もう突っ込まんが」

 

エレン「皆様、大変お待たせして申し訳ありませんでした。4年間の放置から、やっと此処に、第2章の完結です」

 

ミハエル「長かったねー」

 

ネコチュウ「んにゃんにゃ」

 

エレン「そして今回は、リコリスさんにも座談会に参加していただきます!」

 

リコリス「どうも〜、初めましてみなさん」

 

ミハエル「本編お疲れ様でした」

 

ディーン「お疲れ様!今回は大変だったな!」

 

リコリス「う、うん。そうっちゃそうだけど……だんくん、大丈夫なの?」

 

フィオール「気にしないで構わんでしょう」

 

リコリス「や、だってエレンが、目ん玉射抜いてたし……」

 

ディーン「自業自得だぜ」

 

ネコチュウ「んにゃんにゃ」

 

だん「お、お前らなぁ」

 

リコリス「あ、生きてた!」

 

ミハエル「まぁ、殺さない程度に手加減したしね」

 

リコリス「本当にっ!?」

 

 

・・・

・・

 

 

ディーン「まっ、何はともあれ、ようやく第3章に突入だな!」

 

だん「ああ。第3章は俺が一番描きたかったエピソードなんで、今から楽しみだよ」

 

エレン「また4年間放置とか、しないでくださいね?」

 

だん「がんばりまーす」

 

ミハエル「それにしても、ビックリしたね。急展開って感じだよ」

 

ディーン「で、結局あの女の人誰なんよ?フィーちゃん」

 

フィオール「フィーちゃん言うな」

 

リコリス「フィオールさんもそうだけど、エレンの事も知ってるって感じだしね。呼び方も違ってたし」

 

ネコチュウ「んにゃんにゃ」

 

だん「まぁ、そこら辺は、第3章ですぐに解るから!」

 

ディーン「ホントだろうな?」

 

だん「ホントです!」

 

ミハエル「嘘ついたら、今度は眼球だけじゃ済まさないからね(にっこり)」

 

だん「お、おうヨ」

 

エレン「第3章はどんなお話なんですか?」

 

だん「あんましネタバレはしないようにしないとだから、言える範囲で言うと、ディーン専用武器のお話でエレンの正体とか、フィオールのお家の事とか、色々出てくる予定」

 

ディーン「お!」

 

エレン「まあ!」

 

だん「タイトルは『()を断つ刀刃(つるぎ)虚位(いないはず)の姫君』」

 

フィオール「また大層なサブタイトルだな」

 

ミハエル「新キャラも沢山出てくるんでしょ?大丈夫?」

 

だん「頑張る!」

 

リコリス「頼むよっ!せっかく登場してレギュラーキャラ入りしたんだし、活躍させてよね!」

 

だん「あいよ!」

 

ディーン「んじゃ、まずは乾杯と行こうぜ!タロさ〜ん!」

 

 

タロさん「は〜い!」

 

 

・・・

・・

 

 

だん「それでは、第2章の終了と、第3章の執筆スタートを記念して、かんぱーい!」

 

 

一同「「「かんぱーい!!」」」

 

 

ディーン「そう言えば、新キャラで思い出したんだけど、イルゼ姉さんの事も、話とかなきゃだろ?」

 

だん「そうだった!」

 

フィオール「イルゼさんは、奇談にイラストを描いてくださった、つんばらじり子さんの作ったキャラクターで、お前のお願いを快く引き受けてくれたつんばさんが、コラボとして提供してくれたのだったな」

 

だん「つんばさん。いつも本当にありがとうございます。この場を借りて、感謝を!」

 

エレン「いつも素敵なイラストをありがとうございます!」

 

ディーン「第3章も楽しみにしててくれよな!」

 

ミハエル「そして、此処まで奇談を読んでくださった皆様にも、改めてお礼を申し上げます」

 

リコリス「ありがとうございますっ」

 

ネコチュウ「んにゃんにゃ」

 

ミハエル「イルゼさんも勿論だけど、今回はリコリス、イルゼさん、レオさんにルークさんと、新キャラ多かったね」

 

リコリス「あと、最後に登場したコルナリーナさん、だっけ?」

 

フィオール「第3章ではもっと登場するんだったか」

 

だん「うん。ラストサバイバーズのメンバーとかね」

 

ディーン「どんな奴らか、楽しみだな!」

 

エレン「それじゃあ今日は、美味しいものを食べて英気を養ってくださいね」

 

リコリス「だんくんには、頑張ってもらわないとね!」

 

だん「頑張る!」

 

ディーン「だが、4年間放置のペナルティーは受けてもらう」

 

だん「な、なんだよ?それってさっきのリンチで終わりじゃないのかよ?」

 

ディーン「ふっふっふ〜……。

 

エレン!今日は“お腹いっぱい”食べていいぞ!」

 

だん「なっ!?」

 

エレン「本当ですか(キラキラ)!?」

 

ディーン「しかも、今日はだんの奢りで、だ!」

 

だん「ちょっ!?」

 

エレン「ありがとうございます(キラキラ)!」

 

だん「お、おう」

 

フィオール「哀れな」

 

ミハエル「今日イチの笑顔だったね〜」

 

リコリス「アレには抗えないね〜」

 

ネコチュウ「んにゃんにゃ」

 

ディーン「そんじゃあみんな!」

 

一同「「「また次章でお会いしましょう!」」」

 

だん「勝手に締めんじゃねぇぇぇぇえ〜〜!!!」

 

 

賑やかな夜は、今宵もまた過ぎていくのであった。

 

To be Next Quest……!




どうも、改めまして。
だんです。


ようやく、奇談第2章を描き終えました。

お待たせした皆様、本当にすみませんでした。
楽しんでいただけたなら幸いです。


これから、第3章の執筆に入ります。

いつも書いてますが、僕の原動力は読んでくれる方のコメントです。
少しでも楽しんでいただけたら、是非感想をいただけたら幸いです。


それでは、次章『()を断つ刀刃(つるぎ)虚位(いないはず)の姫君』でまたお会いしましょう!

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