正直に言うと繋ぎの話なのでそこまで長くないし
その上書いてる間に下痢に悩まされまして………
少々ちぐはぐですが、本編どうぞ
最近は朝起きるとまず歯を磨くことにしている。
中には食事後と言うひともいるかもしれないが、ここ最近はある理由のために起きたら顔を洗い、その後に歯磨きと言う流れだ。
いつもの通りに髪を結い終えた私は部屋を出る。
廊下へ出てすぐにあの人と会った。その人とは、最近伊・Uに連れてこられた、天川悠と言う男。
彼のことは始めて彼のことを聞いたときに、どんな軟弱なやつかと思った。
どんなことがあっても仲間を絶対守るなどと言う夢見がちなことを、と言うと聞き。
だが彼と直接対峙して剣を交えて、彼の意思が本物であり、強いものだとわかった。
それから彼のことを考えることが多くなり、いつしか変に意識するようになっていた。
悠と挨拶を交わして肩を並べて朝食に向かう。ここ最近の日課と言うかなんと言うか……そうただ何となく彼のそばにいたいのだ。だがそれを邪魔するものがいる。
彼が後ろから抱きついてきた『物体』のせいでよろけてしまった。
彼に大丈夫かと声をかけ、その物体に対して私は。
「なにをしている理子?」
「ジャンヌこそなにやってんの?ゆーくんと仲良さそうに」
「良さそうではない。良いのだ実際に」
「こないだまでこんなやつ認めん!。とか言ってたのに~?」
「そ、それは今関係ないだろ?!」
「関係ある!」
「いいやない!」
こんなやり取りもここ数日の間では当たり前のようになっていた。その後も食事の間までずっといい争いをしていて、それが ピークに達し互いに武器を抜いたときに悠が止めにはいる。
それでしぶしぶお互いに引くが睨み合いは続いて、悠がいつも頭を抱えてため息をついている。本当はこのような争いはしたくないのだが。
食事の後は、唯一悠と二人っきりになれる剣の稽古だ。
理子がいたら巻き込みかねないと言うことで悠が理子を追い出したのだが、その時の彼女の顔といったら、今思い出しても笑えそうだ。
そうは言っても、やはり稽古そのものは真剣にやらねば。
なのだが…悠は時折私に対して、手加減するような気がある。
先日問いただすと女性だからと言うらしいが(まぁ女としてみられるのも嬉しくはあるが)しかし!
そんなものではよくないので、軽くいや重々と稽古に対して真剣に取り組むようにと言っておいた。 べ!別に稽古でそんなことされると、私が軽く見られるようで嫌だとかそんなのではないからな!!
そして稽古を午前午後を通して行うときには、悠がなんと得意と言う中華料理を弁当にして持ってきてくれる。 彼が作るものはどれも美味しく、とても有意義な時間だ。 食後も時々だがゴマ団子や、杏仁豆腐といった甘味も作ってきてくれて、それを食べながら談笑と言うこれまた夢のようだ。
はなしの内容はほとんどが稽古もので、あれはこうだ、あそこはこうすればと言ったような事だか、頷けるようなことばかりでとても参考になる。 それに今までには一回しかなかったが、彼の………家族の話を聞いたことがある。
そのはなしの後は重い空気になってしまい、私が口を開こうとしたら、彼は笑ってもう昔のことだといったが、あの時のあの顔は無理して笑っているようだった。
さて先にいった通り、悠が昼食を用意してくれる日は一日を通しての稽古なので邪魔も入らず、午後の部も集中できる。
そして今日こそ悠に本気での相手を頼みたい。
「いやだがなジャンヌ……」
「私はいいと言っている。さぁ構えろ」
「………本気の本気でいいんだな?」
「くどい!」
「………………はぁ~分かった」
彼は深呼吸すると、途端に彼の纏う雰囲気がガラリと変わる。 そのまま刀をかまえる彼だが、何だろうかこの寒気は、この私が感じるほどの寒気はいったい?
「……行くぞジャンヌ」
「っ?!」
彼がそう言った刹那。彼の姿が消えた………訳ではない。その速さに目で追えないほどの動きで、斬りかかってきたが、なんとか一瞬で反応し防いだがそれでもギリギリなもの。
「これがお前の本気?!」
「…………まだだ。俺の本気はまだこんなものじゃない」
「な?!」
剣をはじかれたあと、体勢を立て直して彼を視界にとらえようとしたが、そこにすでに彼の姿はない。その代わりに私の視界 の右に彼が使っていた刀が見える。 つまりあの一瞬で私よりも速く体勢を立て直し、さらには後ろに回り込み首をとると言う人間離れを成し遂げた。
「これが……悠の……本気、なのか?」
「あぁ……速さが俺の武器のひとつだからな」
速かった。 最初の一撃はなんとか防ぎ、これならなんとか持つだろうとしたその時、ただひとつの煌めきのみ。そして、勝敗が決したときに私は悟った。
あぁなんということか、私の憧れる彼はまだまだ先にいる。私がそこに追い付くのには、どれくらいの月日が必要だろうかと。 それはある意味での絶望であるが、でも……
(私は悠、貴方を………貴方を慕うこの気持ちは変わらない)
彼との距離を痛感しつつも、私自身の気持ちに揺るぎがないことを確信して、今日の稽古は終了とした。そしてその夜
「なにジャンヌ話って?」
「すまない理子。どうしてもお前に、言っておくことがあってな」
「うん」
「私は………お前に負けるつもりはない、絶対!」
「ふーんそっか。ジャンヌもゆーくんのこと、本気になったんだ?」
「あぁ。この気持ちに嘘偽りはない。私の本当の思いだ!」
私はそういいながら、自分自身の胸の前に力強く拳をつくり、それをそのまま理子に突き出したようにする。
「私だって、ゆーくんのこと盗られるわけには行かないよ?私も本気だから」
理子は私の目を見ながらそう言って、去って行く。私も同じように理子に背を向けて、その場をあとにした。私はもうじきに 悠が、ここから出ていくとは知らずに………
最後の読み返しの時に、こんなにぐだぐたでいいのだろうかと思った。
こんなんだったら少女漫画も読んどけばよかったとか思う。
一応私は男ですがね。
言い訳ではないですが、下痢ってやっぱり辛いな~。
ジョニーの気持ちがよくわかるよ。
今のジョニー&下痢=MGSって分かったひといる?
私事ですが、メタルギアライジングやっぱりほしいな~
??今思ったけど、ジョニーと雷電。ジョニー・ライデン。真紅の稲妻!!
すみませんどうでもいいですね。はい
気を取り直して、次回は『多分』武偵校に帰ります。では次回に