緋弾のアリア~理念の刃~   作:サカズキ

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テストが無事(?)に終わりましたー
いえーーい!どんどんパフパフー

…………無理にテンション上げました、すまません。

だってできなかったんだもん。

てなわけで本編どうぞ


切り裂きジャック事件・行動

後日・ホテルの自室

 

あれから悠は、警察と共に現場を調査していたが、 これと言って収穫が無かったため帰ってシャワーを浴び、すぐに寝た。

 

今は、一人で資料を読み返して、少しでも情報を集めようとしているが。

 

「ダメだ。この資料は役に立ちそうもない」

 

それもそうだ。あの怪物相手に、人間が犯人と推定 した資料など紙屑同然。実際、悠もあれに遭遇する までこの資料を頼りにしていたが、ここからは自分で何とかするしかない。

 

「武偵は自ら考え、自ら行動せよ……か。よしっ!」コンコン

 

座っていたソファーから立ち上がろうとすると、 ノックが聞こえてきた。

 

「ん?誰だ?」

 

扉を開けるとそこには可愛らしい、ツインテールの少女がいた。

 

「神崎さん、どうしたの?てかよくここにいるって解ったな」

 

「そんなことどうでもいいの。ほら行くわよ」

 

「行くってどこに?」

 

「決まってるじゃない。現場よ」

 

 

 

 

 

で、昨夜の現場に来たのだが………

 

「あいにくですが神崎さん?今朝渡された資料の通り、あまり手がかりはないようだし、他をあたった ほうが良いんじゃ………」

 

「犯罪に完璧なんてない。どこかに必ず手がかりが あるはず」

 

「さいですか…………」

 

それ以降、アリアは喋らず黙々と犯人へのヒントを探す。

 

飛び散った血痕や、やつが破壊した道。それどころかゴミ箱まで探す始末。

 

(けど、事件を解決するため頑張ってるのは事実か)

 

そう想いながら悠も捜索して、したばかり見ていて腰が痛くなり上を見上げると。

 

(そういえば奴は屋根をつたい逃げた。なら、一応上を探すか)

 

悠が雨どいを使いながら屋根にのぼる。所々に足跡がある。奴が逃げるさいに屋根を足で蹴ったせいだ ろう。

 

(これを追っても意味はなさそうだな。ん?)

 

違和感があった。 それほどのものでもない違和感。しかし、その些細 なものだからこそ引っ掛かる。

 

「ちょっとー!なにしてんの?」

 

だが、アリアに呼び戻されて思考の海から顔を出 す。 一度考えるとどうでもいいことまで考える。悠の悪い癖だ

 

 

 

そのあともいろいろと手がかりを探してみたものの、相変わらず進展なし。

だが、アリアの話では今夜も現れると言う。

 

「ま、どこに出るとかはわからないけれど、多分今夜もあの辺りよ」

 

こっちへ来て二日目被害者が増えたこと以外は未だに進展なし。

 

 

 

 

そして今夜も一人、殺された。

 

「くそ!やっちまった!」

 

悠が壁に拳を殴り付けながら叫ぶ。 二人が警戒したのは、あの現場から離れた場所だっ たが、奴はあそこから100メートル程度の位置で犯行を行った。

 

「完全に裏をかかれた。こうなるとどうすればいいのか」

 

(ん?裏をかく?そういえば奴は逃げるとき、俺らが突っ込んだのを利用した。てことは)

 

「奴は化け物じゃない。考え、策をめぐらせられる知能を持つ」

 

「なによ。てことは、あいつはあたし達が違う場所で張ってるて気づいてたの?」

 

「そう言うことだ」

 

「ふん!ただのウルフマンじゃないってことね。いいわ次こそ捕まえてやるんだから」

 

ある程度までなら賢い方が騙しやすい。

見てろ、次はこっちが裏をかく番だ。




どうでしょう。
かなり間をあけながら書いていたのでちぐはぐな部分があるかもしれませんが、楽しんでいただけたのなら幸いです。


さて、話しはかわり、皆さん「NOeSIS」というゲームがあるんですが、私的にはかなり面白かったです。
次回作は来年らしいですが今から楽しみです。

以上 作者の趣味の話でした。(どーでもよくてすみません)

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