コードギアス 反逆のルルーシュ Request C.C.   作:グリムゼン

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今日のところは前書きはなしでwww
では、本編です。


第五話 Is different, but the same myself

 

 

「ははは、そうか!そういう事だったのか!」

「さすが、私だ!理解がはやいな」

「当然だろう?私はC.C.だからな」

「違いない」

 

 

 

 

 

どうしてこうなったんだろう

それは、ちょっと前の事なんだ

C.C.と僕はC.C.を連れて、ほとぼりの冷めたシンジュクゲットーの倉庫に来たんだ

イレブンは、別のところにちりぢりになったし、家はたくさんあったしね

ただ・・・死んだ人とかいるところはさすがにまずいと思ったから、

レジスタンスが使っていたらしき倉庫に来たんだ

 

 

 

 

「離せ!!少なくとも逃げはしないから、拘束だけでも外してくれ」

「だめだ、私の性格上お前のそれを解くと、逃げるか何かするからな」

「自分の事をわかっているとはいえ、あそこまでするのは悪いんじゃないの?」

「悪いとは思っているがな」

「毛ほども思っていないだろう!お前」

「当然だ」

「・・・うわ、これはひどい」

 

 

 

 

拘束したC.C.をさらに縛って滑車に引っ掛けてるんだ・・・

おまけに、足がついてない状態だからきつそうなんだけど・・・

こっちのC.C.いわく

 

「死なないから心配するな」

 

と言われた でも、拷問の一歩手前だよね C.C.じゃなければ死んでるよ きっと

自分にここまでのSっ気を出せるのってすごいよね・・・

 

 

 

「さて、さっきも言ったようにお前に話しておきたいことがある」

「そんなことよりおろせ!」

「聞いたらおろしてやる」

「・・・」

「質問はその都度受け付けてやる。さて、さっき言った意味理解したか?」

「・・・Cの世界に繋がっていないという意味だろう」

「その通りだ」

「理解はした。だが、コードを持っているのにそんなことが可能なのか」

「可能だ、現に私がそうしている」

「信じられない」

「私と、ここにいるL.L.は世界が終った未来から来た」

「本当なら、そんな馬鹿げた話信じないんだが、な」

「許容は出来るが、本質的に理解したくないのか」

「・・・」

「図星か、まぁ気持ちは分かるがな」

「お前は、私だから分かる。だが、あいつは誰だ。コードは持っているのか」

「持っていない、私が、ギアスを与えた。発現したギアスは時空跳躍だ」

「!?シャルルでさえ、そのギアスを発現していないのに」

「あいつとは願いの本質が違う」

「だが、そいつはなぜL.Lと名乗っている。

人であることを捨てるのはコードの所有者だろう。」

「お前には・・・教えておいてやろう。ごにょごにょ」

「ふんふん・・・!!?」

「理解したか?」

「ははは、そうか!そういう事だったのか!」

「さすが、私だ!理解がはやいな」

「当然だろう?私はC.C.だからな」

「違いない」

 

 

 

 

 

突然意気投合し始めちゃったんだ

自分だから話題は合うとは思うんだけど、ここまで打ち解けるものかな?

だって、C.C. C.C.に会うまで少し嫌がってたんだよ?

二人とも笑ってるんだもん なんかうれしいよ

だけど、何話したんだろ?

 

 

 

 

「今後の未来の事は、私たちが少しずつ壊していく。だから、お前に頼みがある」

「頼み?」

「マリアンヌには、私とL.L.の事は黙っておいてくれないか?」

「ふん・・・確かにマリアンヌに教えるといろいろ不都合がありそうだな。

分かった、それについては黙っておく。だが一つ条件がある」

「なんだ?」

「せめて、つるすのだけはやめてくれ・・・」

「・・・分かったよ。L.L.降ろしてやってくれ」

「分かった。よっと」

 

 

 

 

C.C.を降ろすとき、C.C.がちょっと目を細めてたんだけど気のせいかな?

C.C.は辛そうな顔をようやくやめて、座ったんだけど・・・

 

 

 

 

「なぁ、お前はこれからどうするんだ?」

「ひとまずは、ルルーシュのところに行くさ。共犯者だからな」 

「そっか、じゃあこれを預けとくね」

「通信機?」

「ルルーシュとは連絡を取り合ったりしてるんだけど、C.C.には別に

渡しておこうと思って」

「どういう意味だ?」

「私たちの未来を、お前を通してなら、ルルーシュに教えてやってもいいと思っている」

「なに!?」

「だけど、それを話すのはC.C.次第ってことで」

「趣味が悪いな、私とも思えないが」

「お前とは違う契約をL.L.とはしている。私は殺されたくないんでな」

「・・・」

「C.C.それ、言って大丈夫だったの?」

「かまわない・・・決意の表れだ」

 

 

 

 

 

 

「クロヴィス殿下は、意識不明の重体である」

 

 

 

 

「?」「あっ」「ほう」

 

 

機能が生きていたテレビをつけていたら、ジェレミアか

少し、聞いてみるか・・・

 

 

 

「リー・・・L.L.音量あげてくれ」

「了解ー」

 

 

 

 

一瞬、リートと呼びそうになってしまった・・・

私も、存外警戒心が薄いな・・・

 

 

 

 

 

「イレブンとの戦いの中で、平和と正義のために立ち向かわれたのだ。

我々は、悲しみをおしてその意思を継がなければならない。

なお、クロヴィス殿下は、祖国ブリタニアの病院に入院されることとなった。

ブリタニアの民の方々よ、クロヴィス殿下のご無事を祈ってほしい」

 

 

 

 

 

「クロヴィスが重体?ルルーシュがやったのか?」

「いいや、私がやった」

「なんだと!?」

「話しておくけど、僕たちの過去だと、クロヴィスはルルーシュに殺されてるんだ」

「直接接触で眠ってもらっている。ショックイメージを見せているわけではないから、

安らかそうな寝顔だったがな」

「そうなのか・・・」

 

 

 

 

 

 

「たった今新しい情報が入りました。実行犯とみられる男が拘束されました。

発表によりますと、逮捕されたのは、名誉ブリタニア人です。

枢木スザク一等兵、容疑者は、元イレブン。名誉ブリタニア人の枢木スザクです」

 

 

 

 

 

 

 

「やっぱりね・・・」

「枢木のコイルガンがやはり証拠となって上がってきたか」

「おい、お前たちは知っているのか?」

「お前が撃たれた時には、ルルーシュが枢木のコイルガンを持っていた」

「なんだと!?」

「背中を撃たれたときに、運悪くルルーシュの足元に飛んだんだ」

「だが、あいつは、携帯が鳴った時に、それを使わなかったぞ」

「当たり前でしょ?もしそんなところでコイルガンを出してみなよ?

C.C.が盾になっても防ぎきれないくらいの弾幕が来てたんだよ」

「・・・私一人では、無理だったか・・・」

「ルルーシュも分かってたんでしょ、きっと」

「だが、お前はルルーシュがやったということにしておいてくれ」

「なぜだ?世界を壊すのなら、お前たちの方が都合が・・・」

「悪いんだよね、残念だけどさ。だから、ルルーシュにも有効活用してくれって言ってある」

「・・・」

「先を見ていろ、直にわかるさ」

 

 

 

 

ゼロとなるきっかけは、枢木が殺されるのを助けるため

そして、クロヴィスを殺したといったのもその為だろう

本当に、身内や友達には甘い男だと思う

だが、それでいいと私は思う

近い未来そうなることで、和解する権利を得るのだから

 

 

 

 

「ところで私はいつまでこの状態なんだ?」

「ん?L.L.が満足するまで」

「どういう意味!?」

「なんだ?気づいていなかったのか?じっくり見ていればいいものを」

「なんで!?というかC.C.そのネタどこまで引っ張るつもり!?」

「私は、からかったつもりはないんだが」

「君じゃないの!!こっちのC.C.!!」

「L.L.お前の趣味はなんとなく分かった。今度私も着てやるよ」

「そういう意味じゃない!!」

「L.L.お前の趣味はそれとなく分かった。このままでいてやろう」

「君まで同調しないで!?なに、僕今ここにいると自爆するの?」

「三人トリオでコントでもするか?」

「私たちは双子という設定か?」

「ふむ、それも悪くないな」

「十分悪い!!ツッコミつかれるのは僕の方だよ?」

「なに。お前は、拘束服を隣に見れるんだからいいじゃないか」

「コントする時でもこの格好!?」

「入場するときにはお姫様抱っことやらで頼むぞ、動けないからな」

「おい待て、それはさせんぞC.C.」

 

 

 

 

よ、ようやく解放された・・・

うん、分かってはいたんだ 二人が意気投合したらこうなるだろうって

楽しそうなのはいいんだけどさ・・・感情的に言ったとはいえ

あのネタまだ引っ張る? 勘弁してよ・・・

 

 

 

 

「まぁ、そろそろ解いてやるか」

「ん?どうしたいきなり」

「ここからルルーシュ達のところに行くのは結構時間がかかるだろう」

「地下道からだから行く道が分からん」

「行き当たりばったりでも着く。心配するな。L.L.拘束服をほどくぞ」

「わ、わかった~」

「どうした、そんなに疲れて」

「二人のせいだって気づいてるよね!?」

「まぁ、久しぶりに楽になれた。礼を言うぞL.L.」

「あ、うん・・・よし、解けたよ」

 

 

 

私は、本当に久しぶりに楽しめた

クロヴィスとバトレ―とか言ったか

あの二人にモルモットにされていたからな 娯楽などなかったんだ

私自身がいるなんて思いもしなかった それに未来から来たといった

あながち、嘘ではないんだろう 乗せられたナイトメア あれは

 

 

 

 

 

 

            異形すぎる

 

 

 

 

 

 

複座型は初めてみた それによく分からないが肩の部分が流体になっている

普通のナイトメアよりははるかに大きいものだろう

・・・世界を壊す力はもしかしたら持っているのかもしれんな

 

 

 

 

 

「なぁ、C.C.」

「なんだ?C.C.」

「あのL.L.の事なんだが・・・」

「やらん」

「・・・」

「お前の考えなど分かる。共犯者に決めたルルーシュに願いは叶えてもらえ」

「・・・バレていたか」

「当たり前だろう。お前は私の過去で私はお前の未来だ。気づくぞ」

「もう一つくらいギアスを・・・」

「認めん」

「・・・」

「あいつは時間跳躍のギアスを持っている。過去に試したことはないが

ギアスを二つ所有している人間など聞いたこともない。

したくもないな。それに、お前のギアスを受け取ったらどうなると思う」

「・・・」

「分からんお前でもない。あいつは契約二つに縛られ動きづらくなる。

それに、契約したとして発現するのは時間跳躍のギアスだ。無意味だ」

「しかたないか・・・」

「お前は、ルルーシュの方がいいぞ」

「しかし・・・」

「くどいぞ・・・何、また会える。その時にでもまたからかってやればいいさ」

「そうさせてもらうか」

「ん~二人とも、何の話?」

「いや、気にするほどの事でもない」

「そうだな。では、またいずれな。C.C. L.L.」

「ああ、また会おうC.C.」

「またねC.C.」

 

 

 

 

また地下道に降りて行った私

短い時間だったが、私と過ごした時間は楽しかった

アッシュフォード学園のイベント的に言えば

『L.L.をからかいましょう祭り』か?

三人とはいえ、やはり楽しかったな

 

 

 

 

「これから、どうするのC.C.」

「そうだな、ルルーシュがゼロになるのを高みの見物としゃれこもうじゃないか」

「え?ジェレミア卿は助けないの?」

「あのオレンジ君は、将来ギアスキャンセラーという強力な武器を持つ。

ここで助けたら、ただのナイトメア乗りだ。それは無理だな」

「そっか」

「それより、こんな殺風景な場所に泊まるのは私は嫌だぞ」

「うん、僕も」

「なら、どこか泊まれるところを探そう」

「でも、どこに?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――――――――――ふふ、ルルーシュの口座番号は知っている 少し遊ぼうじゃないか リート

 

 

 

 




どうやら、完全オリジナル話が苦手なようですww

ご感想などお願いします<m(__)m>

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