コードギアス 反逆のルルーシュ Request C.C.   作:グリムゼン

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台詞は長くなります
影響を受けた小説がト書きや台詞がまぁ、多い小説でございましたのでww


あと、一つ前の回ですが、一番最後を修正しております。
お読みでなければ、一度見てから見ていただけるとわかりやすいかと思います


では、本編です。


第五十二話 The worlds Spokesman

 

 

 

 

 

C.C.が何でか分からないけどセラフィナさんにお前は誰だって・・・

えっ、あ、でも確かにシャルルを向こうにやってから

雰囲気がかわってるような・・・

 

「セラフィナさん?」

「しばし、寝ていてくれ。私は、それを望む」

 

セラフィナらしき人物がリートに手をかざすと、

リートは座っていたソファーにもたれかかった

 

「リート!!」

「安心を、眠りについただけだ」

「お前っ!」

「ふふっ、愛する者の目をしている。濁っていない、なら私が見えるはず」

 

セラフィナの輪郭が変わり、私とほとんど同じ背丈になった

服やチョーカーにギアスの紋章をいくつもあしらった女がそこに立っていた

髪は私以上に長い、色も真っ赤だ

 

「お前は・・・」

「さきほども、言った。私に名はない。いうなれば、世界の代弁者だ」

「Cの世界のか」

「違う、あれは、裏切った世界。私たちは、あなたたちに協力したい」

「世界の代弁者が、世界が、私たちに協力だと?」

 

理解ができない 到底理解しがたいものだ

世界は、私たちの敵だったはず

なら、なぜこのタイミングで私たちに干渉してくる

 

「なら聞こう。なぜ、私たちが過去に来た今、お前は姿を現した」

「明確に過去をかえる機会ができたからに他ならない。

セラフィナ・ジ・ブリタニアは、前回の過去では死ぬ者。

今回の過去で、その出来事自体なかったことになった。

世界が干渉しやすかった。それだけのこと」

「なるほどな、私たちが今でいう未来を変えたとしても、

そこまで影響はない。だが、文字通り変わったことに関しては、

お前たち世界は、それに介入できるということか」

「おおむねその見解で合っている。私たちはシャーリー・フェネット、マオという少年、

他にも協力者と呼べる存在ををあなたたちに増やした」

「まて、シャーリーや、マオもお前たちの干渉を受けているというのか」

「世界が介入できる、そしてあなたたちに近い存在。該当するのがあの現在

その二人だけだった」

「マオはわかる。あいつもギアスを持っている。そして以前の過去では、

マオはギアスに覚醒することなく私が命を終わらせた。理由としてはまぁ理解できる

だが、シャーリーはなぜだ。あれは、ナイトメアの操縦法すらしらなかった。一般人だぞ」

「あの時点で、ギアスに一切関わっておらず、あなたたちが恩を作りやすかった。

我々世界が、Cの世界と対抗できる存在になる可能性を含んだものでもあった」

「・・・お前の言っているCの世界と、私の知っているCの世界は違うように感じるぞ」

「おおむねその見解であっている、あなたたちが認識しているCの世界は、

そうであってそうでない」」

「・・・詳しく話せ」

 

 

「Cの世界は、世界を裏切った世界だ。記憶、心、集合の無意識だけの世界ではない

ギアスという禁断の果実を我等世界から奪い去り、そして、自分たちの望む世界を

人間によって作らせた。ギアスが公になっていないのは、我々世界が意図的に押さえ込んでいるからだ」

 

 

「待て、お前のその話だと、Cの世界に関わってなおコードを持っている私は・・・」

「あなたは、Cの世界の接続を切っている。つまりは、Cの世界の初めての離反者。

我々の協力者になりうる。Cの世界のコードはある意味Cの世界の鎖から逃れられる」

「コードホルダー、ならびにギアスの覚醒者はCの世界からの干渉を受けない」

「一部違う、コードを持っていてもCの世界に干渉を意図的に受けるものもいる。

その場合、コードから自身へと侵食し、飲み込まれていくことになる」

「・・・今日はいったいどれくらい驚けば気が済む。過去には飛んだ。シャルルに会った。

世界の代弁者に朗々と世界の理を聞かされる。今日は、私の厄日か?

それで、お前たちは私たちに何を望んでる?」

「協力を受け入れてくれると?」

「私たちがいくら拒んだところで、お前たちはそれをやる。

それこそ私たちを敵に回そうと世界を改変してくるだろう?」

「肯定する。だが、協力すればその・・・」

「ん?」

「そ、その限りではない」

「まぁ、それでお前はどこまで・・・聞くだけ無駄か、すべてを知っているんだろう?」

「私は、過去も、今も、未来も共有している。ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアが

枢木スザクに殺された世界のことも私は知っている」

「せ・か・いだからだな。だが、そこまでして過去を変えて世界も元通りに救いたい

理由は何だ?」

「やさしい世界を、壊す」

「・・・・・・・・・言いたいことはわかった。認めていないのか、世界は」

「あなたたちのいう、ハッピーエンドというものは、現実に存在し得ない。

だが、限りなくそれに近いものにすることはできる。前の過去は、いうなればバットエンドよりの

ハッピーエンドなのだろう」

「だろうな。少なくとも、誰もが笑って終わったわけではない」

「あなたの気持ちは知っている。利用したのは認める、謝罪をさせてほしい」

 

わざわざ頭をこの女に下げさせるのは、世界がそれほどまで、自責の念のようなものを

感じていたからなんだろう

ルルーシュも覚醒こそしたが、あのアーカーシャの剣の内部で覚醒したんだ

Cの世界の干渉がないとはとても言い切れない

つまり、『世界』は、『』を殺してほしいということだ

 

「頭を上げろ。リートが見たらいの一番にやめてとかいいそうだ」

「受け入れてもらえた用でうれしい。C.C.」

「その名で呼ぶのか?私の名前を知っているんだろうに」

「認めたもの以外に、呼ばせたくないのは知っている」

「そうだったな。まぁ、その名前でいいさ」

 

 

 

 

――――――――そして、リートルルース・ディ・ブリタニアの事だが

――――――――・・・お、い、待て・・・いま何ていった・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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