コードギアス 反逆のルルーシュ Request C.C.   作:グリムゼン

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最低でも月一はやってやるぞぉ・・・・忘れたころにやってくるグリムゼンです。

リアルが忙しくて嬉しかったり辛かったり・・・・

休みはほどほど・・・

もう四月だよ、がんばらないとぉ・・・バタリ

まだ2回目のアンケートを活動報告の方にて掲載中です
もしよろしければぜひよろしくお願いします。

今回忙しさのせいもあってか短めです。

では、本編です。


第四十四話 Stepping stone to the future

 

 

 

カレンと一緒にホールへ帰ってみると、ミレイ会長とシャーリーが近づいてきた

なんでも、アッシュフォード学園をあげて、僕を紹介したいという

それは、普通の身分であるならすんごい嬉しい事なんだけど、

今回はそうもいかない そういう未来もあればいいなとは思うんだけどね

だから、シャーリーを説得しつつやんわり断った

 

「え~いいじゃない。ルルーシュの友達ならこういうところも弁えなさいって」

「こういうところって?」

「い・じ・ら・れ・や・く」

「それは勘弁してもらいたいなぁ、一応」

「生徒会では、私は皇帝陛下よりえらいのよ♪」

「会長・・・それ下手したら国家反逆罪・・・」

「固い事いわないのシャーリー」

「じゃあ、ミレイ会長は全校集会とかの時に出ないってことですか?」

「え?なんでカレン?」

「だって、皇帝の演説をきかなくていい・・・」

「ストーップ!それ以上言ったら本当に連れて行かれそうだから、やめてぇ!」

「は、はぁ・・・」

「あはは、カレンでもそういうジョーク言うんだね」

「シャーリーも少しはそういう事言わない?」

「それでどういうことエイス君」

「あ、そういえば、カレンってエイスともう知り合ったの?」

「え!ええ、さっきハンカチ拾ってもらって、その時に」

「ごめんね、ミレイ会長。せっかく機会を用意してもらうつもりだったのに」

「ホント、エイスはいつの間にか輪の中に入るんだから。お姉さんびっくり」

「びっくりするならびっくりした顔してくださいよ」

 

こういうほんわかした雰囲気もいいよね

がやがやしたところはマオと違ってそれほど苦じゃないけど

やっぱり変なこと考える人とかよりはこうやって心を開いてくれる人の方がいいな

 

「ざぁ~んねんでしたぁ~・・・またしごとがふえちゃったねぇ~スザク君。

だって、スザク君」

「ん?」

 

声をした方向を向いてみると、そこには顔を真っ赤にした女の人がいた

確か・・・セシル・クルーミーだったっけ、エナジーウイング開発者の

 

「セシルさん、どうしたんですか?今の」

「ロイドさんからの伝言、これで頼むねって・・・」

「あの人は本当に・・・」

「スザク?」

「あ、エイス!久しぶり、いつ来たんだい?」

「ついさっき。おめでとうスザク」

「ありがとう!」

 

疑う事をしない人柄はやっぱり嬉しい

あの時の事も印象に残ってるだろうけどそういう色眼鏡で見てくれないことには

 

「で、話さえぎっちゃったけど、大丈夫?」

「あ、もしかして軍務ですか?」

「そう、ロイドさんいわく、大事なお客様が船でいらっしゃるそうで、お出迎えを。

ランスロットとユーフェミア皇女殿下も一緒よ」

「ランスロットって?」

「僕のナイトメア」

「まぁ、この事は機密事項に触れるから詳しくは話せないんだけど」

「・・・この前のテレビ?」

「一部始終報道されていたけどね、こっちからは何も言えないんだ」

「まぁ、そうだろうね。一般の目と軍の目は違うからね。言えなくて当然だよ」

「それに、詳しく言うとすればそれはおそらく軍法会議ものだからな」

「ルルーシュ?」

「だろ、スザク」

「うん、騎士としてもそれはやってはいけないことだからね」

「だから、途中で抜けてきてもらえないかしら?ロールアウト前に、

しっかりとメンテナンスしておきたいって言ってたから」

「分かりました・・・あの会長?」

「行ってきなさい。さすがにそこをとやかく言うつもりはないわ。

元々祝うためにやってるんだもの。主賓が抜けたらパーティーだけよ!」

「あ、あはは」

 

その後すぐにスザクはセシルに連れられてホールを後にした

でも、パーティーは終わらなかった文字通り

元々ミレイ会長はお祭り好きみたいだ 一緒に抜け出したルルーシュとシャーリーから聞いた

ちなみにカレンは、セシルが出てくるあたりで姿を隠して去っていた

多分この後の黒の騎士団の事を報告しに行ったんだと思う

総司令はすぐそこにいるんだけど・・・まぁ話せないし

クラブハウスから出てルルーシュの住んでいるすぐ近くに僕とルルーシュとシャーリーが居る この後の事をしっかり話しておきたかったしね

 

「さっきの話は聞いた?ルルーシュ」

「ああ、あの機体の次世代がもう完成しようとしているという事がな」

「あの白いやつ?」

「そう」

「ブリタニアの資金力と生産力は侮っていないつもりだったが」

「あの白いやつがもう作られてるのは私、びっくりしたよ」

「騎士団の方は?」

「潜水艦でいつでも移動はできる。ただどこに行けばいいのか」

「違う、そっちじゃなくてシャーリーが鹵獲してきた方」

「あ、ああ。分析は中の上と言ったところだ。今回には投入できないが」

「パイロットはどうするの?カレンは紅蓮だし、他にうまい人なんかいないでしょ?」

「今のところ、C.C.かもしくは俺だ」

「えっ!?」

「ん?どうしたシャーリー」

「へ、や、あ、いや、何でもない」

「後で話しておくよ、シャーリー」

「あ、分かったよエイス君」

 

そうだ、そうだったよ C.C.は二人 あの時こっちのC.C.の本当の名前を教えてる

まさか同名の人がいるなんてと思ってるだろうなぁ・・・

あー先に行っておけばよかった・・・

 

「まぁ、その辺はそっちの判断に任せるよ」

「無論だ。しかし、相手の出方が分からない。どうすれば」

「情報はいつでも錯綜してばっかりだ。相手もすぐには動けないだろうし」

「ねぇ、さっきの人が言ってたメンテナンスって、どこかでやらないかな?」

「ん?」

「それだ!それだよシャーリー!」

「え!?」

「スザクの行く先を追えばいいんだ。僕たちならそれが出来る」

「あ、なるほど」

「いいか?」

「了解」

 

 

少し二人から離れて通信機を繋げる

プライベートの所までヴィエルなんて呼びたくないよ

普段からC.C.で通したいからね

 

『どうしたリート?』

「C.C.?あのね・・・」

 

説明をするにあたって、今回はダンタリオンを使う事を話した

ステルスではあの機体が間違いなく一番だし

グラシャ=ラボラスもばれないとは思うけど、万が一索敵兵装が強化されてたら

それはそれで面倒臭い事になる

 

『なるほどな、聞こえたかマオ?』

『うん。枢木を追えばいいんでしょ、リート』

「そう、今アッシュフォードを出たと思う。追跡できる?」

『ふふ~んリート、今僕たちどこにいるか分かる?』

「?」

『トウキョウ租界の上空。ステルスで遊覧飛行中だよ~』

「・・・えっ?」

『私がやってほしいと言ったんだ、どうしたリート』

「・・・べ、べつに・・・」

『妬いたか?』

「・・・うん」

『する甲斐あったな、マオ』

『リート、この作戦が終わるまでC.C.は預かっておくよー!』

「あ!ずるいっ!マオッ!マオッ~!」

 

そこで通信が切れた

マオ・・・C.C.に何を言われたの・・・

あんなからかい癖何て今までなかったでしょっ!

ポロッと本心でちゃったし・・・後ろの二人に聞こえてないといいけど

 

「と、とりあえず、連絡してお願いしておいたよ」

「お疲れさまエイス君」

「今後の方針はこの後に決まりそうだな」

「とりあえずいったん帰るよ。目的も果たしたしね」

「そうか。今度は戦場でか」

「シャーリーとは毎日会えるからいいでしょ?」

「そう言う事をさらっと言うんじゃないっ!」

「そ、そうだよエイス君!」

「あははっ、やっぱりこうでなくっちゃね」

 

C.C.がなんでこう言う事をするのか分かった気がする

うん、楽しいからだ・・・自分で言ってて恥ずかしくなってきた

まぁ、C.C.が好きな僕だ、染まりもするよ、もちろんマオも

 

 

――――ウラン235に熱中性子を吸収させると二つの原子核と高速中性子に分裂・・・

ふぅ・・・役に立つ・・・のかな でも分かってくれる人がいるなんてびっくり

でも、あんな人学園に居たっけ? 緑の髪のきれいな女の人

でも、いつかきっとそれが役に立つ日が来るって 嬉しかったなぁ・・・

よし、もうひと頑張りっ!

 

 

 

 




もう一つ


ふぃー 指をリラーックス
読んでると自分がどこでどういう風に書いたか忘れる時があります~
あーここはこんな感じだったかーとか・・・

感想などドッシドシお待ちしてます。
ぜひともよろしくお願いしますっ!

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