コードギアス 反逆のルルーシュ Request C.C.   作:グリムゼン

40 / 68
一週間じらしてみましたなんていったらなんか起こりそうだwww

すんません、リアルが忙しかったんですwww


暗号に気づいた人はどれだけいたかな・・・

では、本編です。


第三十五話 Geass of glory Geass of the most evil

 

 

 

 

 

僕のギアスは、時間、空間の逆行、遡行の力

当然の事だけど他のギアスと自分のギアスは同じにはならない

C.C.が与えることができるのはその人の根底にある願いと希望

V.V.のギアスの発現条件は違うみたいだけど・・・

 

今回シンクーに僕から触ってみて初めて気が付いた

むしろ、それ以外で気づくことがあってもよかったはずなんだ

日常的にあり得る話、普段から起こる話のはず

でも、僕だけがその世界の中で違った・・・

 

 

 

 

僕は、この過去の世界に来てからC.C.以外自分の意志で触ってない

 

 

 

 

唯一触ったのは今回のシンクーと以前移動するときに抱えた過去のC.C.だけだ

 

 

 

 

僕のギアスは人の時間を早めたり遅くしたり戻したり進めたりすることができる

シンクーに触れて気づかされた事だ そして僕はギアスを使用すると目に見えて衰弱する

それに、使おうかと思う事でもギアスがわずかながらに起動する

ギルフォード卿と戦ったとき使おうと思ったのがその影響を受けた結果だ C.C.にも心配させちゃった

それが僕のギアスの一つ目のデメリット

 

他のギアスはギアスのオンオフが出来なくなったり、心臓が止まったりとかのデメリットがある

マオは事実そのオンオフが出来ない例の一人だったんだけどね

ただ、僕の場合オンオフが出来ないこと自体が存在しちゃいけないギアス

もしそれが出来なければ僕は常に衰弱しながら時空間移動を繰り返すことになる

C.C.もグラシャ=ラボラスも置き去りにしてどこか別の過去か未来に行くことになる

そんなことができないようにC.C.が居てくれる

C.C.が居てくれるから僕もここに居れるんだ

ただ・・・もし未来のC.C.が居なくなった状態でギアスの制御が出来なくなったら・・・

楔が無くなった鎖は落ちるだけだ これが二つ目のデメリット

 

で、以前マオと模擬戦をしたとき、C.C.は僕の思考が読めないのは当たり前だって言った

そして、それは僕が疑似的なコードを持っているからだとも言った

マオのギアスは僕には通用しなかったわけだからそういう感じになるかもしれない・・・

嘘をついているとは言ってない 言ってなかったんだ C.C.は

このギアスは時空系列的にその年代に存在しなかった人間を存在させるギアスだ

そしてこのギアスは干渉した対象を守る力を潜在的に持っている

歳も取らないし、死にもしない それはこの時代から未来や過去へ連れて行った場合

その人も疑似的なコードを持つことになる それは同時にその時代に生けないということ

死にたくても死ねない呪い まぁこれが三つ目のデメリットって言えるのかな

僕にとってはメリットなんだけどね?

 

 

そして、もう一つ これはおそらくC.C.には言っちゃいけないことだと思う

僕は、きっと世界というディーラーからC.C.というギャンブラーに与えられたパートナーなんだ

未来から来た人間は僕とC.C.だけ

世界はC.C.に時間のやり直しというベットをさせた そして僕というパートナーが与えられた

問題なんて山積みだ 過去の因果とか改変とか詳しい事を今で教えられたところでもう分からない

ベットはすでにしている ルーレットはもうまわってるんだ

 C.C.は一番初めルルーシュを死なせないためにこの過去にやってきたんだ

だけど、ここ最近はそれが薄れてきてるとおもう 僕のせいかもしれないと思うのは傲慢かな・・・

世界というディーラーと・・・いや正確にはCの世界から送られ現実世界のディーラーに相対する

パートナーなんだと思う・・・

そして、これは僕にとっても許しがたい事なんだけど・・・現実世界のディーラーは僕に・・・・

結構嫌でかつ断れないような罠を仕掛けてきてる どうにか向こうから引き抜けないかぁ・・・

 

 

 

 

「はっ!?」

「どうした?リート」

「い、いや・・・いろいろわかったよ、僕のギアスの事」

「・・・そうか」

「知ってたんだねC.C.」

「予想は出来ていたがな。私が知る事が出来た範囲は私が以前言ったまでだ。

実際触れてみればわかると言ったのはあくまで勘だ。お前は自分からこの世界の人間に触れて

来なかったからな」

「でも、C.C.には触ってたよ?マオも・・・」

「だが、二人ともギアスに関わっている。シャーリーは関わっていないしお前は自分から

触れていないだろう?シャーリーが抱きついたりしがみついたりしただけだろう?」

「う、うん」

 

私は戸惑っているリートを見てかわいいと思った

だがしかし、その代わりにシャーリーに対する警戒度が少し強まった

あのマオの家でリートを迎えにいったとき、シャーリーはそんなことをしていたのか!

かまはかけてみるものだな、やはり

今日は徹底的にリートにしがみついてやるか・・・

少しは恥じらいを持てとか言われそうな気がするが、すでに人の範疇から超えている私だ

有象無象に羞恥心を感じはしない・・・が見せるつもりもないがな

 

「まぁ、そのギアスはルルーシュやロロと違ってマイナス面も多い。

この世界で生きていないのはお前と私だけだ。V.V.は別にしておくがな。

だからお前が身体的に成長したければ、未来に帰るしかない。今すぐにでもそうするか?」

「理由が出来たなら、未来には帰ろうと思うよ。だけどその時が来るまでは帰るつもりはないね。

こっちの世界も好きだし、未来に帰っても面白い事はC.C.とマオと一緒に居れることだけ。

勿論それが一番なんだけど、でもルルーシュを助けるっていう事をして未来に帰りたいな」

 

なるほどな、そういう風にリートは捕らえているのか

そして、シンクーに触れてギアスの事が分かったと言っていたが一つだけ分かっていなかったな

まぁ、むしろこれは火を進めていけば自分で気づくだろうさ

 

「っ・・・こ、ここは・・・」

「気が付いたか?シンクー」

「君たちは・・・」

「それほど時間は立っていない。目覚めた気分はどうだ?」

「ん・・・!?い、痛みが・・・無い」

「どうやら成功の様だな」

「・・・奇跡売り・・・言いえて妙だったな」

「ハハハっ、確かにな。だが奇跡は安くはない、意味は分かるよな」

「ええ。それで、私は何をすればいいでしょうか?」

「中華連邦からお前を離すつもりはない・・・しばらくは雌伏の時になる。

そして、こちらの事を誰にも漏らさないでもらいたい」

「それは当然ですね。空飛ぶナイトメアなど、ブリタニアでも聞いたことがない」

「直にお前も乗る事になるさ。さて、その間なんだが」

「詳しく聞かせてもらいたい、天子様を害する以外の事なら私のできる限り助けさせてくれ」

 

やはりこの男は優秀だな

中華連邦のこんな優秀な男を腐らしておくなど・・・まぁそういう国だったな

大宦官はどうせ一年後ぐらいには絶滅しているだろうさ

そして、こちらから切り出していない言葉を見事に切り出してきた

言外に含ませないための措置だ 抜け目ないな

 

「とりあえず、これを持っていてくれ」

「これは・・・通信機?」

「我々に繋がる。どこからかけても必ず通じる。相談事があればそちらからかけてこい。

それから・・・マオ!ステルスを解け!」

「ん?・・・な、もう一体!?」

「やっと出てこれた~コクピットは快適だけど息苦しいねやっぱり」

「お疲れ、マオ。周辺警戒は?」

「問題なしだよ。ナイトメアにも洛陽の防衛レーダーにも引っかかってない。無問題だよ」

「ご苦労だったなマオ」

「君たちは・・・いったい」

「まぁ、私たちは私達だそれ以上でも以下でもない」

 

それ以外に私たちに言う言葉は無い

黒の騎士団はまぁ、名前としては良かったんだが、すでに使われている

白の騎士団は・・・意味合い的にブリタニア本国の騎士団だ

灰の騎士団は・・・まぁ、すぐやられそうだな

だから私たちは私達でいい

 

「・・・そういえば、君たちの名前を聞いていなかった。教えてもらえないだろうか?」

「そうだったな。私は、セレス・エイレイン。こっちがエイス・トゥバリエ」

「僕はマオ。初めましてシンクーさん」

「あ、ああ」

「そして、もう一つ頼みたいことがある」

「私の命の恩人に回数制限を設けるなど」

「まぁ、建前だ。しばらくたった後お前はクーデターを起こすだろう?」

「ええ、そのつもりです」

「その時、私たちの言う事を聞いてほしい。悪いようにはしない」

「状況にも寄ります。私の生きる目的は天子様のみ。それを・・・」

「分かっている。悪いようにはしないと言っただろう?天子に危害を加えるつもりはない。

ましてや、状況によってその天子が人質とされている場合があるな」

「・・・」

「私達ならそれを打破できる。通信機は肌身離さず持っていてくれ」

「分かりました」

「私たちが要求するのは基本的にそれだけだ。協力者である以上互いに使いあえばいい」

「私が素直に応じると勘ぐらないのですか?」

「勘ぐる?なんで?」

「いえ、この場合私は中華連邦政府の護衛。裏切る可能性だって・・・」

「無いな」

「無いだろうね」

「無いね」

「なぜ、そう言い切れるのです?」

「・・・一人の女に惚れぬいている男はな、嘘をつくのは敵だけと言う事さ。行くぞ!」

「「うん!!」」

「シンクーお前はこれから城に戻ってあの豚の引き継ぎをしてもらう。

大宦官のしるしを持っていれば護衛に信を置いていたという事でお前がそれに成り代われる。

借りを作るつもりはなかったが、貸にしておくぞ」

 

そこから僕たちはナイトメアに乗ってその場を離れた

離れる必要はまぁなかったんだけどね

ステルスも起動して完全に彼の前から姿を消した

モニターで確認できる 彼は結構ボー然としていたと思う

だけど気が付いたかと思ったら洛陽に向かって走って行った

・・・嬉しそうな顔をしてたね 体から病が消えた事かそれとも天子を守れることか・・・

どっちでもいいや、やっぱり笑顔はいいものだよ

 

「さて、降ろすぞリート、マオ」

「了解」

「了解だよC.C.」

 

そして、ナイトメアから再度降りる

まぁ、かっこよく去りたいって言うのはあったかな

アニメとか案外こんな感じなのかも知れないしね

 

「さて、宿屋に戻るぞ。あいつに会うのは癪だがな」

「神楽耶さんだよね・・・C.C.そこまであの人の事嫌い?」

「まぁ話すだけ無駄だ。ルルーシュの事を夫と言ったり私が妻と言ったり、

どうしようもない勘違いをしてくれる箱入り娘でな。

そして・・・・」

「ん?どうしたのC.C.」

「・・・はあ・・・」

 

この世界でリートの事を夫と言いそうな感じだからな

むしろリートの事を夫とかご主人様とか言いそうな連中が過去には多すぎる

・・・無視するに限るな

 

リートはやっぱり気づいてない・・・

C.C.・・・今なら君の気持ちも分かるよ

あの女の子とシャーリーとかリートを好きになっちゃうんだよね・・・

ギアスで世界の思考を読んでやりたくなる!C.C.のために!!

 

二人とも少し疲れてるのかな?

俯きながら洛陽へ歩いて行った

途中C.C.が疲れたから背負ってくれって言ってきたからおんぶして歩いた

苦しいとかそんな感情は湧いてこなかったんだけどね

後ろのC.C.が幸せそうな笑顔だよってマオが教えてくれた

見たかったなぁ~・・・

 

宿屋に帰った僕たちはフロントの所で待ち構えていた中華連邦から(無理やり)貸し出された

神楽耶さんの護衛二人に(無理やり)連れられて彼女の部屋に連れてこられた

側頭部にたんこぶが出来てたのはまぁ僕たちがしたせいなんだけど 耳も腫れてたね

それに結構夜だったのに大丈夫かなって思ってたら・・・護衛の二人がドアを開けて

 

「あ」

「「「あっ・・・」」」

「いい・・・」

「やはり・・・」

 

ネグリジェ姿の神楽耶さんがそこに居た

というか・・・護衛さん?ノックもしないで入るのはマナー違反じゃないの?

中華連邦のSPの教育どうなってんの!?

というか護衛っ!『いい』と『やはり』ってどういう意味?!

この二人はそういう人なの!? マオのギアスが効かないのこんなに困る事ってない!

 

「り、リート様・・・こんな夜に来られるなんて、私もそのような覚悟が出来ていて

居ないわけではありませんが、一応中華連邦に使者として来た身ですし、それに

できれば、このようなことをするのは日本で和室と決めておりまして。

もちろん、従者などいない離れでそのような事をするのです、

誰にも邪魔されず見られずにそういう事をするのもやはり良いものではありませんか?

ですけど、ここでするのは・・・すこしはーど、というものなのでしょうか?

私は細かいところまでは知らないのですが・・・えすえむと言うものもあるとか、

俗世の話では聞いています。もしやリートさまはそのようなことをしたいのですか?

わ、私でしたらいつでも・・・・し」

「だまれっ!そして護衛共二人少しくたばっていろ!!」

「「ふぐっ・・・」」

 

C.C.が護衛二人に金的を喰らわせた・・・見ないでおいて良かった考えるだけでも痛い・・・

マオも顔を背けてたみたい ギアスも使ってなかったみたいだ 思考を読んだだけでも痛そう

神楽耶さんは、顔を覆ってたけど、指と指の間からしっかり見てた・・・ こういう人なんだね

 

「乙女の肌を見る男は万死に値する。そうは思わないか?神楽耶」

「ええ、リートさまとマオさんはもちろん問題ありませんが、この者たち二人は万死に値します」

「そ、それより、何か着てくれない?目が向けづらい・・・」

「あら、それでしたらじっくり見て頂いても・・・」

「着ろ!神楽耶!」

「あ、はい・・・」

 

C.C.の剣幕に押されて少し薄い服を羽織ったら、僕たちもテーブルに座った

でも、まぁまぁ問題ありなんだけどね・・・

日頃C.C.を見ているから耐性的なものがついているかと思ったけど全然だった

 

「とりあえず、報告だけしておく。私たちも眠いのでな」

「でしたら明日の朝でも問題ありませんでしたのに」

「なかばお前の護衛が私たちを連れてきてな。来ざるを得んかった。

こいつらがなければ明日にしたさ」

「こいつら、あなたのパジャマが見たかったんじゃない?」

「マオさん・・・それ本当だとしても結構笑えませんわ」

「だよね・・・」

「だが、これで中華連邦を脅せる材料が一つ増えた。気に病むな」

「とりあえず、どのようなことをしてきたのか教えてくださいますか?」

「お前の障害となる大宦官を抹殺して置いた。明日には許可が下りる」

「えっ!?」

「なんだ?手荒い方法は拷問で済ませると思ったか?」

「い、いえ。荒っぽいとはいえそこまでする方々だったのかと思っただけです」

「軽蔑した?」

「まさか。幼少の折よりそのようなことは仕込まれてまいりました。

今回がその血なまぐさいところを直に感じ取っただけですわ」

「箱入りのお姫様は手を汚さないよね」

「あら、私も時々殿方を意のままにしたいと思う時はありましてよ?」

「お前の意のままになる男などいくらでもいるだろうが」

「そういう殿方は好きません。その逆こそ私の望むところですわ」

「なるほどな・・・まぁ、また時間があればその話について話そう」

「ええ。俗世のそのようなことも教えてくださると助かりますわ~♪」

「ほ、ほう・・・なぜだ?」

「お耳を・・・」

「あ、ああ」

「(リート様の好みが分からない以上、手を広げておくに越したことはありませんから)」

「!・・・そちらも耳を貸せ(リートの好みをお前に教えるつもりもない。自分で調べろ)」

「そうですかぁ~でしたら構いませんわよね?リート様、女性の好みはいかがでしょうか?」

「なっ!?」

「えっ?好きな女性?」

「そうですわ♪ぜひとも教えてくだ・・・」

「セレスだよ」

「リート・・・」

「・・・リート様」

「ふっ、残念だったな神楽耶、私の圧勝だな」

「??」

「ま、負けませんわ!では報告してくださいまし!!」

 

 

 

――――――私の勝ちだ歓喜だ!!カーニバルでもフェスティバルでも好き勝手にやるといい!

私が許す!!嬉しい事だ!!今、目の前に神楽耶が居なければキスをしていただろうな!!

ハハハハハッ!素晴らしいっ!やはりお前は最高のパートナーだ!リート!!!!

 

 

 

 




ちょっと頑張って6000字・・・

常時6000字越えをしている方様!ぜひとも書き方教えてくださいっ!<m(__)m>

C.C.キャラ崩壊とかタグ付しようかなwww

暗号は、29~35話を縦読みにすれば気づくかと思われますよ?

感想などありましたら、ぜひともおねがいしまスっ!


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。