コードギアス 反逆のルルーシュ Request C.C.   作:グリムゼン

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正直言って頭がパンクしそうですww
本編をどうぞ<m(__)m>


第一話 The Future Rebellion

 

 

 

 

 

 

 

「んっ・・・気持ち悪い」

「じ、時間酔いってやつだろう・・・少し経てばおさまる」

「でも・・・これ、尋常じゃないよ・・・」

「はぁはぁ、そ、そうだな。確かにきつい」

「・・・現在状況の・・・確認・・・GPS修正開始」

 

 

猛烈な吐き気と強烈なめまい

1000年以上跳んだんだ・・・

無理はないだろうさ・・・

しかし、ここはどこだ?

 

 

「復旧終了・・・ようやく気分がよくなってきた。

ファクトスフィア起動。辺りの様子を調べる」

「ああ、任せた。まだ、気分が悪い」

「日頃動いてないからじゃないの?」

「バカを言うな。数千年間体型に変化などないわ」

「そりゃそうだ」

「全く」

「時間軸固定終了。2017a.t.b・・・」

「初ギアスにしては大手柄だな!一年もずれてない」

「えっ?」

「この年は覚えている。過去の私があいつと契約を交わした日だ」

 

 

ギアスがよく機能してくれた。

前後数年ずれると思っていたんだが、なかなかどうして、

いい意味で期待を裏切ってくれる。

 

 

「でも、何にも見れないよ?」

「おそらくどこかの地下だろう。偶然とは思うがな」

「ギアス嚮団の地下でもないみたいだね・・・」

「そうだな、GPSの結果はどこだ?」

「あ、まって結果が出てる」

 

 

 

 

『シンジュクゲットー近郊』

 

 

 

 

 

「これって・・・」

「運命と言うものもなかなかしゃれたことをする。場所すら同じにするか」

「じゃあ、この近くにルルーシュがくる?」

「ああ、その可能性は高いだろう」

「やった!やったよC.C.!!本当にやれたんだ!!」

「ああ、分かった、だからそんなに手を振るな」

「あ、ごめん。でも、興奮しちゃって」

「分かっているさ。私も同じ気分だ」

 

 

 

 

「何ゆえお前たちだけに教えたと思っている!」

「・・・た、探索を続行します!」

 

 

 

「ん?この声は」

「いつのまにか通信傍受も始めてたみたいだね」

「覚えているぞ、あの禿げ頭だ!」

「えっ?禿げ頭?」

「バトレーとかいったか、私をさんざんに弄んだ輩だ」

「・・・実験で?」

「そうだ。だが、印象に残っているのはあの頭だけだ」

「今の状況ってどういう事かわかるC.C.?」

 

 

 

 

「シンジュクゲットーを壊滅せよ!!!」

 

 

 

「クロヴィスだな、私を捕まえるために日本人を虐殺させた」

「なるほどね、でもこれで、はっきりしたね」

「ああ、ルルーシュはまだギアスを持っていない」

「記憶が確かなら・・・待てよ、たしかここは・・・」

 

 

 

ピリリリリリリリ

 

 

 

「「!?」」

 

 

「ルルーシュ!!」

「えっ!?じゃあ、彼が!?」

 

 

 

 

 

運命の神とやらも、ここまでやってくれるか

偶然にもほどがあるだろう

だが、ありがたい限りだ

しかし、いわゆるピンチだな

ブリタニア軍人にあのヒョロ男が勝てるはずもない

・・・引きずりだされたか

 

 

 

 

 

「ああ、あいつがルルーシュだ」

「ってことは・・・あれが、過去のC.C.・・・」

「・・・そうだな。『私だった』私だ」

 

 

 

私の姿は、あの時から変わっていないな

だが、精神状態が違う

今の私の方が、格段に上だ

それに、リートがいる分私の方がさらに上だ

だが、確かこの後・・・

 

 

 

「殺すな!!!」

 

 

 

「!!」

「・・・」

「C.C.が・・・撃たれた・・・」

「あの程度では死なん。気を動転させるなリート」

「・・・うん。あれ、今リートって・・・」

「ああ、二人の時ではそれでいい。だが人前の時がL.L.というだけだ」

「でも、C.C.の名前まだ教えてもらってなかったような」

「こんな時に、のんきだな。だが、それでこそ共犯者だ」

「私の名前はな・・・・・・・・・・だ」

 

 

 

 

途中で、「死ね!」とか「イエスユアハイネス!!」とか

銃声による雑音が聞こえた気がしたが、リートはしっかり聞こえたようだ

あの時もそんな感じだったかな・・・

 

 

 

 

「・・・分かった。本当に二人きりになった呼ぶよ」

「ふふふ、楽しみにしている。さて、これで、ルルーシュはギアスを得たわけだ」

「さて、これから過去をぶっ壊して行こう!」

「手始めに、どうする?」

「こうするさ・・・」

 

 

 

 

「だからっ・・・!!」

「どうするの?」

「!!!」

 

 

「誰だっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

しばらくリートは、黙っていた

ふっ、私のからかい癖が移ったか?

 

 

 

 

 

 

 

 

「気のせいか・・・」

「気のせいじゃないよ?」

「誰だっ!どこにいる!!」

「答える義理はないよ?ルルーシュ君」

「っ?!」

「ふふふっ、まぁ、ヒントだけはあげるよ?」

「ヒントだと?」

「そうだよ?信じてくれたなら僕のことが分かるんじゃないかな?」

「・・・信じる信じないは別にして話は聞いてやる」

「おおー、計算だかい。じゃあ、私からのヒントだよ?」

「(こいつ、性別をわからせないようにわざと一人称を変えている。

それに、どこからかわからないが間違いなく俺のことを知っている・・・)」

「今からここに、ナイトメアが一機やってくる」

「なに!?」

「それをどう使うのかは、君の自由だ。ただ、これだけは言うね?Mの死を知りたいならKに聞かなきゃね」

「Mの死を知りたいならKに・・・・お前!どこでそれを!!」

「じゃ、また会おう!ルルーシュ君!」

 

 

 

 

 

 

 

そういうとリートはナイトメアのスピーカーをオフにした

ルルーシュはいきなり考え始めたな

それにしても・・・

 

 

 

 

 

 

「リート」

「ん?」

「ずいぶん趣味のいいことをするな」

「当たり前でしょ?あんなに、遊びがいのある人だったら、遊ばないと」

「おまえ、大分私がうつってきたな」

「それはうれしいね!」

「言っておけ。さて、これからどうする?」

「過去ではクロヴィスはルルーシュに殺されたんだよね」

「そうだな、どうする気だ?」

「過去を壊すなら、クロヴィスにも生きていてもらわないとね」

「ふむ、だがあいつが生きているの後々厄介になるかもしれない」

「だから・・・」

 

 

 

 

 

――――――――――クロヴィスには精神的に死んでいてもらおう C.C.の力で

 

 

 

――――――――――お前はなかなか趣味のいい だがそれでこそだ リート

 

 

 

 

 

 

 

 

 




原作介入がこれだけ難しいとは・・・
ご感想など頂けたら幸いです。

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