コードギアス 反逆のルルーシュ Request C.C.   作:グリムゼン

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忙しいのはいい事なんですけど、忙しすぎるのはどうなんですかねwww

リア充とかどっちの意味で使っているのか分からなくなってきましたww

あと、一つ・・・

では、本編です。


第三十四話 No illness have disappeared

 

 

 

 

 

「なんなのだ!!高亥!!何をしておる!!」

「槍でも当たったら事でございますれば・・・妖怪変化の類?」

「分析している場合かぁ!!助けぬか!!」

「ん?何があった?」

「外交殿!どうにかしてくれぬかっ!」

「どうしようにも、空を飛んでいる方には手が触れられませんゆえ」

「何とかしてくれたら、こちらは譲歩をする!だから助けてくれ!」

「そういわれてもなぁ・・・ん?すまない、連絡が入った」

「なにっ!?」

 

「もしもし」

『C.C.私だ』

「なんだ、私か。いったいどうした?」

『いや、何、そこで豚が飛んでいるだろう?』

「ああ」

『あれは、マオの仕業だ。手を出さないでおいてくれよ』

「なに?」

『マオが自分からやろうと言ったことだ。あいつの決心を無駄にしてくれるなよ』

「ああ、わかった」

『また後でそれとなく情報を渡す。中華連邦の交渉を滞りなく進めてもらうためにな』

「助かる。ではな」

『ああ』

 

向こうがすることに私が口出しするわけがないだろう

それにこちらの利点になる事を今私の目の前でしている

誰が止めるものか それにこの豚は下卑た視線で私の体を見ていた

L.L.とマオは気づいていないだろうが・・・向こうの私に対してだったら気づいてくれたのか?

まぁ、清々する 心の中でゲラゲラ笑ってやるさ

 

「失礼・・・で、何の話でしたか?」

「貴様ぁ!もういい、何でもいいから助けてくれっ!!」

「了解しました。知り合いに頼んで助けてもらえるよう連絡します」

「おおっ頼むぞ!!星刻!!おぬしは何をやっておる!!」

「申し訳ありません。どのように御身を助ければよいか」

「梯子でも脚立でも持ってまいれ!宙に浮くのはいやじゃぁ!!」

「はっ!しかし・・なにっ!? 私もかっ!・・・ぐあっ!」

 

おっと、ごめんねシンクー君 マニュピレーターの操作って難しいんだよ

まぁ豚はいつ握りつぶしてもいいんだけど、一応連れて来いって言われてるから

飛んでいくけどね

 

「C.C.二人ともつかんだけどどうする?」

『とりあえず、ナイトメアフレームが設置場所の近くに連れて行くぞ。できるな?』

「もちろん!それじゃあ飛ぶね!」

 

空気圧で死ぬことを防ぐためにブレイズルミナスを展開

これで、問題なく航行できる グラシャ=ラボラスはもう先に行ってるね

なら、こっちもついて行こう!

 

「なんなのだ!!先祖様よ!わたしがなにかいたしましたか!?おたすけ~っ!」

「そ、そらを飛んでいる!?(天子様っ・・・!!)」

 

シンクー君はいさぎいいよね それに比べて豚はうるさい

ギアスを切っておいて正解だろうね 心の中でどんな罵詈雑言を言っているか想像したくもない

なにかいたしましたかって・・・あんたらのしたことは中華連邦全員が白い目で見てるよ

 

 

「到着っと・・・」

『ごくろうさまマオ』

「うん、リート。この二人どうすればいい?」

『とりあえず、大宦官の方は離さないでおいて。シンクーは離してもいいよ?』

「了解」

 

ダンタリオンからシンクー君を離した・・・あっ、ちょっと高さがあったけど無事着地できたね

そして、グラシャ=ラボラスのステルスが解除されてC.C.とリートが出てきた

オッケー、僕はまだダンタリオンの中に居るね

 

「やぁ黎星刻」

「誰だっ!」

「お、おい星刻!!私を助けぬかっ!!」

「警戒しなくてもいい、少なくとも敵ではない」

「なんだと?(それに声が違う・・・二人か?)」

「おおおぬし!私をこのように合わせてただで済むと・・・」

「黙れ豚。殺されたくなければ、私の質問にはきはきと答えろ」

「ひいっ・・・」

「(殺されたくなければ・・・つまりこの怪現象を起こしたのはこの者たちと言う事か)」

「ついでに言っておこう。お前にもいい話だぞ?黎星刻」

「なにっ?」

「まぁ、そこで黙って聞いていろ。また飛びたくはないだろう?」

「くっ・・・」

 

そこからC.C.は豚に対して質問攻めをした

少しでも反抗的な態度を取ればダンタリオンに乗ったマオが反応して締め上げてた

その口から出てきたのは、なんというか・・・まぁ、予想は出来てたんだけど

汚職と賄賂、責任のもみ消し、冤罪、そして・・・

 

「というわけ・・・だ・・・・」

「ふむふむ、その話をすれば中華連邦政府もガタガタになるか。いい取引材料だ、礼を言うぞ」

「な、ならば、私を解放してくれ!!!!!!もういいだろう!!!!」

「ああ、解放してやる。ただ・・・」

 

 

 

 

 

             ―――――この世から永久にな―――――

 

 

 

 

 

 

「ぎゃあああああああああああああああ・・・・・・」

「うわー、間近で見ると少し来るなー・・・」 

「どうせ豚の悲鳴だ。肉屋なら毎日聞いている悲鳴だろうさ」

「・・・・・お前達、大宦官を・・・」

「ああ、殺したぞ。それが何か問題でもあるか?クーデターに合わせた人民蜂起を画策している

人間が何を言っているのか分からんがな、感謝でもしたかったか?」

「・・・・・なぜ、その事を知っている」

「ほう、知らぬ存ぜぬを通したらどうしようかと思っていたが、やはりか」

「貴様っ!」

「嵌められたなんて陳腐な言葉は使うなよ?私たちは初めから知っていただけだ」

「・・・どこから知っている。この事は私を始め数名しか知らないはず。そして大宦官を殺したところから見ても、向こうの刺客ではない。蔡力虞自身大宦官の上位・・・自己犠牲など考えもしない愚物。ならどこの手のものか?」

「私たちは私たちの味方だ。ただ、お前を応援したいと思っている人間でもある」

「何?」

「なぜお前がここに連れてこられた?ただの護衛なら死んでいるだろう?そしてお前の事は事細かにとは言わないが知っている。今からたった一言お前を揺るがす言葉を言う」

「揺るがす?」

「そうだ。もしお前が本心から揺らがなければお前の協力者になってやってもいい。だが、揺るいだ場合そちらがこちら側の事に従ってもらうかもしれんがな」

「・・・・・よかろう、言ってみるがいい。そのたった一言とやらを」

 

 

 

「・・・・・永続調和の契りを」

 

 

 

「!!!???なっ!?!?」

「揺らいだか?」

「貴様ぁっ!!!」

「知っているんだよ。お前たちの事を」

「殺す?それとも、今考える?どっちでもいいよ?今ここには僕ら以外には居ない。

秘密の隠ぺいでもする?・・・大宦官みたいに」

「!」

 

そこにはやっぱり辿り着きたくないんだね

そうでないとC.C.が考えたシナリオにならない

ルルーシュに負けない知略 紅月カレンにも劣らないナイトメア操縦技術

手駒・・・は言いすぎか、でも協力関係にはなれそうな気がするな

 

「まぁどっちでも構わんがな。お前の決断でたった一人が贄にされるだけだ」

「・・・」

「それに・・・時間がないんでしょ?」

「・・・ああ、そこまで知っているのか・・・」

「ああ。そしてそれをどうにかすることができる手段も持っている」

「そこまで・・・幾許もない命を救ってくれるというのか?」

「その通りだ。受けるか受けないかはお前次第だが」

「・・・ふっ、奇跡売りか?君たちは」

 

言いえて妙だな だがそれも当たっているかもしれん

人知を超えた力 王の力を持っている私たちにとってはな

リートのギアスを使えば、こいつの病はかき消せる

戦闘中に喀血するのはどれほど障害が出るか私には分からん

だが、想像に難くない 今のうちの布石としてこれより良いものは無いかもな

 

「うーん、今までどれくらい売ったかな?」

「さてな。だが88は超えていないだろうな」

「それでも君たちは奇跡を・・・」

「確かにそうだな。比較的痛がる値段をふっかけてな」

「なら・・・二つほど買いたいところだが・・・武官には大した金は入らない。

どうすればいい・・・・」

「我々の協力者となれ」

「しかし!」

「お前の態度には好感が持てる。一人の女に対して一途なのもそれだ。私は好きだぞ?」

「えっ!?」

「だが・・・」

「金を払わせるつもりはお前に対しては初めからない」

「・・・そういうことだったか」

「理解が早いな、説明する手間が省ける。だが少し寝ていてもらうぞ。起きた後に話を聞こう」

 

そこからC.C.はシンクーに触れて気を失わせた

以前のクロヴィスみたいな嬉しそうな寝顔だね 天子っていう女の子のイメージでも見てるのかな

やっぱり・・・思い人がいるっていう感じなのかな?

クロヴィスは・・・誰を思い浮かべながら眠ったんだろう

起きた時に聞いてみようかな?

 

「さて・・・リート。準備はいいか?」

「ん?」

「ん?ではない。お前が何とかしろ」

「え・・・えええぇぇ!?」

「お前のギアスでどうにかしろ!」

「んなむちゃくちゃな?!」

「できるだろうが!」

「できるの!?」

「できるとおもうぞ!?」

「なんで投げやり!?」

「違うな間違っているぞリート、これは・・・」

「これは?」

「無茶振りだ!」

「どっちにしても放り投げてるし!!」

「時間遡行だできるのだから何とかしろ!」

「一部分だけ時間を逆行させるなんてどんなギアス?!」

「ギアスならなんでもできるだろうが!」

「コードを持っているC.C.だから説得力はあるんだけどなぁ・・・・」

「とにかく、そいつに手を触れてみろ。あとは任せるままにすればできる」

「ホントに?」

「・・・たぶん」

「・・・分かった、やってみる」

 

シンクーに触れた途端に体に電流が走った感覚がきた

正直言って僕のギアスにこんな使い方ができるなんて思ってもみなかった

でも、C.C.は知ってたんだね 僕のギアスの、この使い方・・・

だけど、C.C.の顔が暗いのは理由があると思う

だって、普段ならこんなにぶっきらぼうに話そうとしないもん

きっと心配してるんだ そして心配する理由も分かった

道理でここぞって言う時にしかギアスは使うなって言うはずだよ・・・

 

 

 

 

 

僕のギアスは・・・時間遡行 時間逆行 時空間移動のギアスは・・・・

 

 

 

 

 

――――――歴代ギアスの中でデメリットが一番大きいギアスだから・・・

 

 

 

 

 

 




フラグの回収~になるのかなこれ・・・

コードギアスの最終的なフラグの回収率って100%じゃないですよね?

感想など頂けたら本当に嬉しいです。
活力になるのです~

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