コードギアス 反逆のルルーシュ Request C.C.   作:グリムゼン

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なんで、こんな駄文が!?なぜに!?
いえ、素直に嬉しいですはい・・・

喜んだせいで、机に脚をぶつけた作者でしたwww

では、本編です。


第十八話 Time of your study Advent of death

 

 

 

 

 

「うわぁう・・・中華連邦に居た方が良かったかもしれない・・・」

「そういうな、マオ。私だって辛いんだぞ?お前が読み書きも出来ないのは」

「そういって、結構いい笑顔浮かべてても説得力無いよC.C.!」

「当たり前だろう?からかえるのが増えたんだから」

「からかい人形!?僕!?」

「C.C.その辺にしてあげてよ。マオだって頑張ってるんだからさ」

「リート!」

「全く、お前はお父さんか何かか?ああ、それだと私は奥さんになるのか?」

「冗談でもそういう事は言わないの」

「・・・冗談ではないんだがな」

「リート、これからどうするつもりなの?」

 

そう、今現在どうにもならない状況にある僕たち

シャーリーのお父さんの死 ゼロの正体の露見、

マオの行動、ルルーシュとマオの出会い、シャーリーの記憶消失、ナナリーの誘拐

マオの死亡が無くなったその間何をすればいいのか、というとマオのお勉強会という結果に行きついてる

 

「今は、マオに勉強をさせるしかないよ。それだとナイトメアも動かせないし」

「えっ!?僕もナイトメアを動かしていいの!?」

「見事に幼児退行が進んでいるな・・・育て方を間違ったのは否定できないが・・・」

「しっかり勉強したらね、文字が読めないなら乗せられないな」

「C.C.~」

「あきらめろ。戦闘の最中、お前が死ぬのは見たくない。一生懸命勉強すれば、

私たちと遜色ないパイロットとなるのは分かるからな」

「そうなの?」

「マオ・・・自分のギアスの事理解してるよね」

「・・・そう言う事?」

「そう言う事」

 

マオのギアスはC.C.から聞いた通りの話だとオンオフが出来る状態になっている

だから、半径500mくらいならナイトメアに乗っていようとあらゆる思考が読める

指揮官というのは、ルルーシュみたいに頭を必ず空っぽにできない人種だと思ってる

だから、戦術と戦闘に置いても、マオのギアスは異常なほど強いと判断してもいい

ただ・・・それを戦闘の最中にできるというのは話が違ってくる

マオはそう言う事に向いてるけど、動かすという事を並行処理できない

つまりギアスを使っている最中は、そっちの方に集中しすぎてナイトメアを即座に

切り返すことができないって言う事、さらに言えば、スザク見たいな直感型は弱点でもある

 

「でもリート・・・」

「ん?」

「ナイトメアを動かすのは嬉しいけど、操縦はしたことは無いよ?」

「大丈夫、それはシャーリーと一緒に学んでもらうつもりだから」

「あの子と?」

「それに・・・マニュアルを読めないと何にもできないからね・・・」

「うう、やっぱりそこに戻るんだね・・・分かったもう少し頑張ってみるよ」

「頑張れマオ。私たちは出て行った方がいいか?」

「うーん・・・・・勉強は静かな方がいいんだよね」

「まぁ、な」

「なら、お願い」

「分かった、行くぞリート」

「うん」

 

 

客室からリビングルームに来た私たちは、何とはなしにマオの事を考えていた

リートは、ナイトメアの構想を 私はピザを食べながら、むろんリートが作ったものだ

なんでもマオからも頼まれたらしい、C.C.が好きなものは僕も食べるとかなんとか言われたようだ

完全に依存から抜けきっているわけではないが私とリートの半分ずつの依存になりつつある

あいつからすれば、依存から抜けるより依存相手を変えることの方が成長に繋がるような気がする

今では、あいつが愛用していたヘッドホンも私に預けられている

大切なものだけど、今はC.C.にあげる、だとさ

あいつの成長ぶりがよく分かる この数日で目に見えてな

歳こそとったがまだ吸収力は低学年生よりはるかに良い、ただ勉強がごねているがな

 

「ねぇ、C.C.」

「ん?どうしたリート」

「ネビロスを使ってナイトメアを生成することなんだけど」

「ああ、ネビロスが一か月近く使えなくなるという話か」

「うん。流体肩は二つあるから、マオのとシャーリーのとで両方使えなくなる計算なんだ」

「そうなると、これから私たちが戦闘をするかどうかだが・・・」

「スラッシュハーケンと八極式輻射波動だけでどうにかなればいいんだけど・・・」

「その辺りは、私たちは自覚しているさ。スザクやカレンと言ったエース級に技術では勝てないことぐらいな」

「性能しか、勝てるすべがないのは仕方のない事だけどね。アドバンテージはそこしかないもん」

「そのアドバンテージを一か月間使用不能にしている間、ゼロが動くかどうかだな」

「うん」

「結果から言えば、もう動いている」

「えっ!?」

「日本解放戦線の片瀬とか言うやつを使ってブリタニアの戦力を削るというな」

「それって、シャーリーがルルーシュをゼロとして見つけた事だったよね」

「そうだ、だがその場にシャーリーはいない。加えて言えばシャーリーをストーキングしていたヴィレッタとかいう女もその場には居合わせない」

「つまり?」

「私たちが今動いたとしても、どちらの得にもならん。なら、今のうちにナイトメアを作ってしまえ」

「あ、でも次にルルーシュが動くのっていつ頃になるの?」

「クロヴィスの芸術週間だったな・・・だが・・・変わる恐れもある」

「え?」

「マオの一件が無くなった以上、ゼロが動く可能性がある。だから、警戒をしておく必要はあるんだ」

「・・・なら、今のうちに作っておくよ」

「どこに作っておくつもりだ?ゲットーはブリタニアの手の中だぞ?」

「う~ん・・・・」

 

そこに、うれしそうなマオが扉を開けて入ってきた

持っていたのはマオにあげた教科書だ

 

「リート!C.C.!言われてた勉強、終わらせたよ?どうかしたのリート」

「うん、ナイトメアを作る場所がなくてね・・・ちょっと困ってるんだ」

「ナイトメアを?」

「比較的広いところで人目に付かないところがいいんだけどね」

「なら、オーストラリアにしようよ」

「へ?」

「はぁ?」

「C.C.覚えてない?オーストラリアに白くてきれいなとても静かな家を建てたって」

「ああ、そんなことも言っていたな」

「マオ、その家ってどのあたりにあるの?」

「ほとんど人がいないところだよ。あの時はギアスのオンオフが出来なかったから

人が近づかないきれいなところを選んだんだ」

「座標は分かる?地図は・・・・」

「携帯かして・・・え~っとね・・・このあたり」

「う~結構遠いけど、何とかなるかな」

「一緒について行こうか?リート」

「そうだね、三人で行った方がいいかもしれない」

「案内なら任せてよ!」

「マオ、食べ物とか向こうにある?」

「あ、無いね」

「ある程度の準備はしておくぞ、ホテルにも電話をかけておこう」

「お願いするよ、C.C.」

 

「はい、フロントでございます」

「エイレインだ」

「いつもご贔屓にして頂いて誠に有難うございます。本日はどの様なご用件でしょうか」

「二日分くらいの弁当を三人分用意してもらえるか?」

「どこかにお出かけでございますか?」

「そうだな、少し泊まり込みでな」

「左様でございますか。料理長に至急連絡いたします。お出かけの際にお渡しするので

よろしいでしょうか?」

「ああ、それでかまわない」

「あとどれほどの時間でお出かけになりますか?」

「そちらの弁当が出来次第になるな」

「かしこまりました。急がせますので、お待ちください。準備ができ次第連絡させて

頂きますので」

「いや、こちらも急に決まった話だからな。あまり急がせては料理長に悪い」

「お心遣い大変ありがとうございます。料理長にも伝えますので。では失礼いたします」

 

しばらくたって、僕たちはホテルを出た お弁当を持ったのはマオだった

C.C.にそんな仕事はさせられない!とかなんとか

そこから、機体の置き場所まで歩いて、グラシャ=ラボラスに乗ってオーストラリアまで飛んだ

こっちもあっちも昼だったからちょうどよかったけど

ちなみに、後ろの座席にマオが乗ってその膝にC.C.が座ってる感じになってる

抱きついたりしていたのはマオの幼さからなんだろうけど、その前にC.C.が

 

「膝に乗せるなら、リートの上にしろ!」

 

って言ってきたのは結構びっくりした 複座型は狭くはないんだけど

マオが変に動かすのは怖かったし、C.C.の操作が手馴れてることもあって

しかたなくマオの膝の上に座ってもらってる 

エナジーウイング二連を持ってしても、オーストラリアのマオの家まで、2時間かかった

2時間で来れたって言った方がいいのかな?でもそれだけの時間、

C.C.の機嫌が悪かったのは言わなくてもいいと思う

 

到着したマオの家は草原の家にポツンと建っていた

電気を送電するケーブルもなければ、道っていう道がない

ソーラーパネルを使う事で自家発電できる家って言えばいいのかな?

でもマオ一人でこんな立派な家を作ったのはすごいと思ってる

C.C.も来た時にびっくりしてた よーしよーししてたC.C.は印象深かったな~

 

 

「さぁてリート、これからナイトメアを作るわけだが・・・」

「そんな簡単に言わないでよC.C.結構・・・いや、かなりきつい作業なんだからさ」

「そんなに、難しいのリート」

「一機作るのに・・・そうだね・・・1日以上はかかるよ。ネビロスを使うから

生産プラントよりか遥かに速いんだけどね。それでマオ」

「うん」

「どんな、ナイトメアがいい?今ならある程度修正は効くよ」

「・・・どんなって言われても・・・リートに任せるよ。

僕、そこまでナイトメアに詳しくないからさ、リートのセンスに任せる」

「っとと、プレッシャーかけられちゃったか・・・わかった。

C.C.とマオは、家に入って休んでて?しばらく作業になりそうだからさ」

「分かった。時々様子を見に来る。差し入れでもあった方がいいか?」

「お茶とか晩御飯の時間くらいになったら呼びに来てくれると嬉しいな」

「とびきりうまい茶をごちそうしてやるさ。マオ、手伝え!」

「うん!C.C.」

 

二人は、家に入っていった

家の中も見てみたかったけど、マオのナイトメアの練習もさせてあげたい

ナイトメアを作るのは正直難しい、というか初めてだからどうしても緊張する

データの入力だけでナイトメアが作れるなんて話は古今東西聞いたことがない

実際グラシャ=ラボラスの存在を知らなければ、できないとすら思ってるから

でも、世界を歪ませてそういう事をするんだから、その罪はあまんじて受けなきゃ

C.C.がずっと隠してると思う 僕のギアスのデメリットをね

 

さて、マオのナイトメアの創作に取り掛かろう

グラシャ=ラボラスにちなんで、この機体もそういうのがいいかな~

でも、それよりなにより、まずは機体を作らないと始まらないよね

 

 

――――――――悪魔染みた機体(もの)を作るのは悪魔染みた人外(もの)じゃないと

 

 

 




どうしよー なやむー

名前の候補とかなにかあったらお願いしたいです^^;

感想などありましたら、お願いします<m(__)m>

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