もし一夏が最強だったら   作:猫林13世

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戦闘シーンは本当に難しいです・・・


模擬戦開始VS山田真耶

「ええ、スミマセン。俺の分の着替えを届けて貰いたくて・・・いえ、往復の電車代はこちらで払います。」

 

 

千冬姉の通達不足のせいで他の人に迷惑がかかっているこの状況は非常に嘆かわしい。

電話で着替えを持ってきてもらうように碧さんにお願いする。

碧さんは仕事のついでだと言って電車代は必要無いと言ってくれたが、此方の都合もあるのだからそれくらいは払うと此方も譲れないのだ。

 

「そうですか、それじゃあお願いします。」

 

 

結局は碧さんが折れて、一先ず自分の着替えは確保出来た。

まったく、自分の着替えを誰かに届けてもらうなんて恥ずかしい・・・

これが俺自身のミスならまだ諦めがつくが、姉の連絡ミスでこうなっているのだから何とも言えない。

 

「良かったな一夏、これで思う存分模擬戦が出来るぞ。」

 

「・・・まだ怒られたいんですか?」

 

「いや、結構だ。」

 

「ならその態度を改めていただきたいものですね。」

 

「す、すまない。」

 

 

自分の失敗を無かったものにしようとしてるのがバレバレだったので、軽く釘を刺しておくことにした。

その間、ナターシャ先生と山田先生は俺の鬼気に脅え、震えていた。

そこまで過剰に反応されると、こっちも困るんですが。

 

「一夏様、千冬様へのカミナリは良いのですが、此方も心の準備と言うものがありますので・・・」

 

「ああ、すまなかったな。お二人もスミマセンでした。ついついあの姉に対しての我慢の限界だ来てしまいまして。お二人には関係無かったですが怖い思いをさせてしまって・・・本当にスミマセン。」

 

「私も怖かったぞ!」

 

「貴女は自業自得です。」

 

「だ、大丈夫ですよ、織斑君。少しビックリしましたけど、今はもう平気です。」

 

「私も、少しビックリした程度です。一夏君が気にする事は無いですよ。」

 

 

今も若干震えている二人だが、ここは教師として威厳を保ちたいのだろうか?

強がりを言ってみせる二人の心境を気にしながらも、二人が平気だと言うのだから、ここはそれに従おう。

 

「そうですか。それじゃあこの話はこれで終わりで。さて、千冬姉よ。」

 

「な、何だ?」

 

「当然今から来る更識の人の電車代は千冬姉の小遣いから出すからな。」

 

「そ、そんな~・・・」

 

 

ガックリと肩を落とし、落ち込んでみせる千冬姉。

ここで同情しようものなら付け上がるからな、目線で須佐乃男を制し味方をさせないようにした。

これで少しは反省してくれるだろう。

 

「さて、今日は教師と生徒の関係じゃ無いみたいですので、俺はナターシャさんって呼びますね。」

 

「私は普段からナターシャさんで良いのに。」

 

「生徒である以上、けじめはつけますよ。」

 

「それで私は何て呼ぶんですか?」

 

「ん?山田先生は山田先生で良いでしょ。」

 

「何故・・・」

 

「何故って、俺は最初から貴女の事は山田先生って呼んでたはずですが。ナターシャさんは先生って呼ぶ前に知り合ってましたからさん付けでしたが、山田先生は最初っからずっと山田先生ですからね。今更変えろと言われても・・・」

 

「そうだぞ真耶、一夏に名前を呼んでもらおうとしても無駄だ!私が許さんからな!!」

 

「もう少し大人しくしててくださいよ。」

 

「一夏!何故お姉ちゃんに敬語なんだ!何時もみたいに普通に話してくれ!!」

 

「・・・少し黙ってろ。」

 

「はい!」

 

 

何で恍惚の表情をしてるのかは、あえて詮索しない。

 

「それで、山田先生は何て呼ばれたいんですか?山ちゃんですか?」

 

「普通に真耶と呼んでください。」

 

「はあ、それじゃあ真耶さん。」

 

「はい!何ですか一夏君?」

 

「真耶!貴様どさくさにまぎれて一夏君だと!ふざけるなよ!」

 

「ヒィ!スミマセンゴメンなさい許してください!」

 

「許さん!」

 

「落ち着け。」

 

「痛いぞ一夏。」

 

 

暴走しかかった千冬姉を軽くチョップして落ち着かせる。

何で呼び方一つでここまで怒れるんだよ。

別に俺は何と呼ばれようが良いんだがな。

 

「それで、模擬戦をするって言ってたが、相手は誰だ?ナターシャさんか?」

 

「いや、訓練機を使って私と真耶も相手をする。」

 

「それは・・・」

 

「如何だ!嬉しいだろ!」

 

「はっきり言って面倒くさい。」

 

「何故だ!」

 

「何故って言われてもなあ・・・」

 

 

世界最強であるブリュンヒルデとその後継者候補だった人、そして元アメリカ軍人を相手に模擬戦をするとなると、大抵のIS操縦者は涙目になるだろ。

 

「それで、最初は誰だ?」

 

「最初?一夏、お前何か勘違いしてないか?」

 

「勘違い?」

 

「そうだ。一夏、お前一人対教師三人だ。」

 

 

より面倒くさかった。

一対一でも大変そうなのに、まさか一対三とは・・・

 

「如何した?お前なら楽勝だろ。」

 

「そこまで俺はIS戦に慣れてない。訓練はしてるが実戦、模擬戦の数は候補生の半分にも満たないくらいしか経験してないんだ。」

 

「それであの実力、さすが織斑君ですね~。」

 

 

あっ、呼び方が戻ってる。

俺は本当に気にしてないんだが、千冬姉のあの態度では後輩の山田先生には無理だったか。

 

「私は意識が無かったけど、この子を停めたのも実質一夏君一人なんでしょ?」

 

「あれは他の人が頑張ってくれてから出来た事ですよ。俺一人ではISを停められたとしても、ナターシャさんの生死までは保障出来なかったでしょうね。」

 

「またまた~。謙遜しないでくださいよ、一夏様。」

 

「そうだぞ一夏、謙遜が過ぎると嫌味と取られかねんぞ。」

 

「謙遜じゃない。密漁船、中国の戦艦、そして福音。三つに意識を割いてたらどんなヘマをしてもおかしく無いだろ。」

 

 

あの時は本当に人数が居て助かった。

この歳で人殺しは避けたかったからな・・・

 

「そんな事まで考えてたんですね~。さっすが一夏様です。」

 

「さすが私の弟だ!」

 

「それはもういいから・・・」

 

 

千冬姉のブラコンが発動しかかったので、俺は話題を変える事にした。

 

「ですから、せめて初めは一対一で模擬戦をしましょう。訓練で戦うのとはまた違うんですから、一応全員の力量を自分自身で体感したいですし。」

 

「私は織斑君と戦いましたよ?」

 

「でも、全力では無いですよね?」

 

「それは・・・」

 

 

俺がIS学園に入学するための試験の相手が山田先生だった。

だが、あの山田先生は全力では無かったはずだ。

幾らなんでも手応えが無さ過ぎたのだ。

代表に最も近い候補生と呼ばれた人の実力があの程度のはずが無いのだ。

もしあれが全力と言うのならば、それに負けた鈴とセシリアは相当弱いと言う事のなってしまうのだ。

 

「試験中に教官が全力を出す訳ないだろ。」

 

「だから実力が見たいと言っただろ。」

 

 

千冬姉がツッコミを入れてきたが、そもそも分かってる事を言われてもな・・・

 

「そうか、それじゃあ最初のみ一対一で模擬戦をしてもらう。もちろん一夏が三回ともするんだぞ?」

 

「ああ、分かってる。」

 

「それじゃあ準備しろ。」

 

 

俺はピットに向かう事にした。

 

「一夏様、頑張ってください!」

 

「いや、お前が来ないで如何する。」

 

「そうでしたね。」

 

「しっかりしてくれよ。」

 

 

コイツ、自分がISって事忘れてただろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、最初は誰が相手なんだ?」

 

「一夏様なら、誰が相手でも問題ないですよ~。」

 

「油断はしたくないからな。」

 

 

恐らくだが、千冬姉以外はそう苦戦しないだろう。

だが、全力で来る相手に手加減しては失礼だろうから、俺も出来るだけ全力で相手するつもりだ。

 

「それじゃあ須佐乃男、そろそろ行くぞ。」

 

「はい!」

 

 

そう返事をして、須佐乃男はISとして展開した。

随分と久しぶりにISに乗った気がする。

 

「(私もこの姿は久しぶりな気がします。)」

 

 

こうして会話するのも久しぶりなんだろうな。

普通に会話出来るようになってからは、こうやって脳内会話をする事は減ったからな。

 

「(そうですね~。互いに思考を読むことはあっても、その後は普通に会話してましたからね~。)」

 

 

そうだな。

俺は須佐乃男と軽く脳内会話をして、アリーナに向かう。

準備は良いな?

 

「(もちろんです!一夏様と私のコンビなら、誰が相手であろうと負けるはずありません!)」

 

 

慢心が過ぎるぞ、須佐乃男。

過信と慢心は隙を生むからな、何事も行き過ぎは良くないぞ。

 

「(分かってますよ。それでも一夏様の腕なら、私の実力を十二分に発揮できるでしょう。期待してますからね。)」

 

 

久しぶりの戦闘でテンション上がってないか?

 

「(平気ですよ~。リラックスしてますよ~。)」

 

 

それなら良いんだが。

アリーナに出て、軽く移動や武器展開のチェックをしていたら、相手ピットからラファールが出てきた。

ラファールと言う事は山田先生か。

 

「さて一夏、お前にはこれから三連戦をしてもらう。最初は真耶相手だ。」

 

「了解。ところで千冬姉よ、貴女は何に乗るんだ?」

 

「私は打鉄だ。」

 

「ふ~ん。」

 

「何だ?」

 

「『あれ』は使わないんだな~って思っただけだ。」

 

「『あれ』はまだ使うべきじゃ無いからな。」

 

「そうだな。」

 

 

千冬姉が打鉄なら、少しは楽が出来るかもしれないな。

 

「(一夏様、楽する事ばかり考えていては駄目ですよ。)」

 

 

ああ、分かってるって。

だが、世界最強を相手にするんだ。

少しくらい楽したいって思っても良いだろ?

 

「(その世界最強相手にあれだけカミナリを落とせるんですから問題はないとおもいますが?)」

 

 

IS戦闘と生身では、また違うからな。

生身なら千冬姉相手でも楽なんだが、IS戦闘となると、戦った事無いからな。

心理戦をして良いなら楽勝なんだろうが、今回はオープンチャネルもプライベートチャネルも使用禁止らしいから、恐らく心理戦は出来ないな。

 

「(千冬様相手なら心理戦は必須ですからね。その事を考慮しても禁止だと思います。)」

 

 

それは俺も同意だ。

今回のルールを提示してきたのは教師側だ。

他の二人も心理戦をしたくないのが良く分かるルールだ。

俺が山田先生をじーと見ていると、

 

「織斑君?そんなに見つめられると恥ずかしいんですけど。」

 

「ん?ああ、スミマセン。こうして山田先生と対峙する事になるとは思ってなかったものでして・・・」

 

「むぅ!」

 

「ん?何で膨れてるんですか?」

 

「真耶って呼んでくれるんじゃ無いんですか?」

 

「そうでしたね。まさか真耶さんとこうして対峙する事になるとは思ってなかったものでしてね。どれくらいの実力の持ち主なのかを見てたんですよ。」

 

 

途中まで言ったが、遮られたのでもう一度。

しかし、こうして見ると相当な実力の持ち主だと言う事が分かる。

普段の雰囲気からは想像出来ない今の山田先生が纏っている雰囲気。

そしてまったく隙の無い立ち居振る舞い。

これは少し厄介かもしれないな。

 

「一夏!真耶!何時まで見詰め合ってるんだ!!そろそろ始めるぞ!!」

 

「ひゃい!」

 

「了解だ。」

 

 

別に見詰め合ってた訳じゃ無いんだが。

開始するとの事なので、俺は開始位置まで移動する事にした。

 

「(久しぶりの緊張感です。)」

 

 

更識家での訓練は、あくまでも訓練の域を出ない程度だからな。

しかも最近はISを用いない訓練ばかりだからな。

 

「(一夏様相手に、ISを用いても、用いなくても勝てませんよ。)」

 

 

とてもISの発言とは思えないな。

さすがに生身の時にISを相手にしたら苦戦するぞ。

 

「(苦戦するだけで、結局勝つじゃないですか。)」

 

 

そりゃあ簡単に負けたらコーチとしての立場が無いだろ。

一対複数の時はさすがに負けるが、一対一なら生身でも何とでも出来る。

 

「(やっぱり人間じゃ無いですね。)」

 

「そろそろ始めるぞ!カウントは三つだ。」

 

 

おっと、そろそろ本格的に余計な事を考えてる暇はなくなりそうだ。

千冬姉の合図を集中して待つ。

この時間が一番疲れる。

フライングをしてはその時点で負けになってしまうからな。

俺は逸る気持ちを抑えその時を待つ。

 

「それでは準備は良いな?3・・・2・・・1・・・」

 

 

カウントが始まった。

山田先生は射撃のプロだ。

それに山田先生が使っている機体、ラファールは射撃に重きを置いている機体だ。

一気に勝負を仕掛けても打ちのめされるだけだな。

 

「0!模擬戦開始!」

 

 

合図と共に、山田先生はマシンガンを展開し、俺に向けて撃つ。

ここは一旦撃ち合いに興じるとするか。

須佐乃男!マシンガンだ。

 

「(了解です。)」

 

 

此方もマシンガンを展開し、山田先生の銃弾を撃ち落す。

数が多い!

 

「さすが織斑君。相変わらずの全弾相殺、でも、まだ此方も無傷です。」

 

「相殺するだけで手一杯ですからね。さすがは真耶さん、銃撃戦なら簡単に勝てないでしょうね。」

 

「褒めても無駄ですよ!」

 

「分かってますよ!」

 

 

互いに大声で会話をしていたが、それ以降は再び銃撃戦になった。

撃ち漏らす事は無いが、こっちも相手にダメージを与えるまで行ってない。

 

「(一夏様、銅を展開して斬り捨てては如何でしょか?)」

 

 

 

それじゃあ反応出来なかった弾を喰らう。

何しろ数が多いのだ、銅では斬り捨てきれない。

 

「(さすがは元代表候補生って事ですかね。)」

 

 

あの連射技術は相当だな。

しかも的確に狙ってくる。

これは意外と厄介だな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一夏君が苦戦してるように見えますね。」

 

「馬鹿言え、一夏の顔を見れば分かる通り、アイツはまだ遊んでる。」

 

「え!?」

 

 

一夏君と山田先生の対戦をモニタールームから見ていた私は、織斑先生の見解に驚いてしまった。

さっき一夏君が言った通り、山田先生相手に銃撃戦は得策では無いだろう。

あれでは並のIS操縦者なら、反撃する隙も無く終わってしまうかもしれない。

でもそこは一夏君、すべての銃弾を自身の銃弾で相殺すると言う、人間離れした技でダメージゼロで切り抜けたのだ。

あれでまだ本気じゃ無いなんて、いったい何処まで馬鹿げた実力なのよ。

 

「一夏が本気になれば、恐らく私でも勝てないだろうな。」

 

「専用機相手ではさすがのブリュンヒルデでも訓練機じゃ勝てませんって。」

 

「いや、生身でもISでも一夏の方が私より遥かに強いだろう。」

 

「それじゃあ、一夏君は何のために訓練を?」

 

「アイツが満足してないからだろうな。」

 

 

満足って。

いったい何処を目指してるんでしょうか、一夏君は。

 

「一夏は別に強さを絶対と思ってない。だが、力が無いから可能性を狭めるのを嫌っているようでな。あくまで自分の可能性を広めるために力をつけてるに過ぎないんだ。」

 

「その考えは何時からなんですか?」

 

「さあ?気付いた時にはアイツは強かったからな。あんなに可愛かった一夏が急に強くなったんだ・・・ああ、私の可愛い一夏!」

 

 

最後の方は聞かなかった事にしよう。

しかしその考えは高校一年生が持つような考えでは無いんじゃない?

私はその考えを持つ男の子をモニター越しに見た。

如何やら彼はこの模擬戦を終わらせる気なんだと感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さすがに無傷では無理か。

俺はある程度のダメージを覚悟して、この模擬戦を終わらせる事にした。

 

「(まだシールドエネルギーは満タンですよ。)」

 

 

それは山田先生も一緒だ。

少しダメージ喰らうかも知れないから覚悟しろよ。

 

「(少しくらいなら平気ですよ。それで、何をするつもりなんですか?)」

 

 

瞬間加速(イグニッション・ブースト)して背後に回る。

お前の本来のスピードなら山田先生の認識外まで動けるだろ。

 

「(可能ですが、一夏様に掛かるGは相当ですよ?平気ですか?)」

 

 

意識さえあればなんとでも出来る。

それより第四世代の全力ってどれくらいだ?

 

「(そうですね~単純に第三世代の1.5倍くらいですかね~。)」

 

 

・・・それが凄いのか俺には分かんないだが。

 

「(ああ、スミマセン。精々20m/sくらいの違いです。)」

 

 

精々って、秒速20mって凄いぞ。

それだけの違いがあれば十分だ。

俺は覚悟を決め、マシンガンから鉄に武器を持ち替えた。

 

「(行きますよ~。)」

 

 

須佐乃男から合図を貰い、一気に加速する。

確かにこれはキツイ・・・

このスピードを維持出来るのは精々十数秒だろうな。

だが、今は数秒だけで良いんだ。

襲い来るGに耐え、山田先生の背後に出る。

 

「行きます!」

 

「え、後ろ!?」

 

 

気付いた時には既に時遅し。

俺は鉄で全力で斬りかかる。

 

「きゃあ!」

 

 

一気に半分以上のシールドエネルギーを削り、再び認識外のスピードで移動する。

 

「え?また消えた。」

 

「これで終わりです!」

 

 

先ほどとほぼ同じ威力で斬りつける。

 

「そこまで!勝者一夏!」

 

 

千冬姉の合図で模擬戦終了。

結局使ったエネルギーは瞬間加速分だけだった。

 

「よし、次はナターシャだ。」

 

「少し休ませろよ。」

 

 

休憩無しはキツイぞ。

 

「それじゃあ10分後だ。」

 

「了解・・・」

 

 

シールドエネルギーの回復分は休憩できるようだ。

次の模擬戦に備えて、俺はピットで横になった。




戦闘シーンまでは大分早く書けたんですが、戦闘シーンだけでかなり時間が掛かりました。
これもつのかな?

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