もし一夏が最強だったら   作:猫林13世

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今回は本音メイン、いや~疲れました。


娘?彼女?

「おりむ~!待ってよ~!」

 

 

私は浜辺に戻ってきてすぐ逃げるようにあの場から居なくなったおりむ~を追いかけてる。

でも、やっぱりおりむ~は足が速くて追いつけない。

おりむ~はもう止まってるが、私が追いつけないのかな~?

加えて足場の悪い砂浜で、私がまともに走れる訳が無く・・・

 

「あれ~?」

 

 

私の視界いっぱいに砂が見える。

おかしいな~、さっきまで空とか海が見えてたのに~。

転んだと言う事に気付いたのは、砂に顔が埋まる少し前だった。

やっぱり私はドジなんだな~。

目に砂が入らないように目を瞑った。

 

「・・・あれ~?」

 

 

何時まで経っても衝撃も無ければ、砂の感触が顔いっぱいに広がる事も無い。

不思議に思って目を開けると・・・

 

「・・・今日はこんな事が多い日だな。」

 

 

おりむ~が抱きかかえてくれていた。

さっすがおりむ~、あの一瞬であそこからここまで来れるなんて~。

感動している私を見て、呆れたようにため息を吐くおりむ~。

あれ~?何でため息なの~?

 

「足場の悪い場所でお前が走ればこうなる事くらい想像出来ただろ。何で走って追いかけて来たんだ。」

 

「だって~、おりむ~が逃げるからだよ~。」

 

「普通に追いかけてくればいいだろ。俺は走ってなかったんだから。」

 

「ほえ~!?あれで走ってないの~!?」

 

 

おりむ~の移動速度は凄いな~。

再び感動していた私を見て、やっぱりため息を吐くおりむ~。

 

「走って逃げる訳無いだろ・・・」

 

「でも~、ものすっごいスピードだったよ~?」

 

「・・・まあ恥ずかしかったからな。」

 

「何が~?」

 

「本音は知らなくてもいい事だ。」

 

「何それ~!」

 

 

お父さんみたいな事を言うおりむ~に私は怒ってみせる。

でも・・・

 

「頬を膨らませて如何した?」

 

「おりむ~は私の歳、勘違いしてない~?」

 

「勘違いも何も・・・同い年だろ?」

 

「そうだよ~!」

 

「それが如何かしたか?」

 

「だっておりむ~が私は知らなくてもいい事だっていうから~!」

 

「実際、知る必要の無い事だからな。」

 

「どうせ~楯無様のおっぱいの感触が恥ずかしかったんでしょ~?」

 

「・・・その勘の良さ、他の所に使えないのか、お前は。」

 

 

またまたお父さんみたいな事を言うおりむ~。

私は~おりむ~の娘じゃないぞ~!

 

「おりむ~。おりむ~って私の事ちゃんと彼女だって分かってるの~?」

 

「何だいきなり。」

 

「だって~おりむ~ってお父さんみたいな事ばっか言うんだも~ん!」

 

「・・・お前が言われるようなことばっかするからだろ。」

 

「むう~!」

 

 

おりむ~が呆れているのが分かる。

こうなったら、私だってちゃんと彼女だって理解させてやる~!

 

「・・・余計な事はするなよ?」

 

「ほえ!?」

 

 

何でバレたの~?

慌てる私をみて、おりむ~は苦笑いしている。

 

「分かりやすい奴だな。」

 

「ふえ?・・・おりむ~!カマかけたの?」

 

「本音の顔が百面相してたからな、何か企んでるんだろうと推測しただけだ。つまり、本音の自爆だ。」

 

「おりむ~酷いよ~!」

 

 

自分で計画を台無しにしてしまった恥ずかしさと、おりむ~にあしらわれた悔しさからおりむ~の胸をポカポカ叩く。

 

「痛くは無いが、止めてくれ。」

 

「おりむ~のばか~!」

 

 

叩く事を止めない私を見て、おりむ~は困ったお父さんのような顔をしていた。

むう~・・・絶対に彼女扱いしてもらうんだから~!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お帰りなさいませ、一夏様!」

 

「・・・メイド喫茶?」

 

「一夏君限定の?」

 

「面白そうですね。」

 

「やってみようか?」

 

「・・・虚さんと碧さんとは、一度じっくり話し合う必要がありそうですね。」

 

 

皆のいる場所に戻ったら、須佐乃男がおりむ~を茶目っ気たっぷりに迎え入れた。

でも、面白そ~!

私もおりむ~をお出迎えしちゃうぞ~!

 

「・・・一応お前はメイドだよな?」

 

「ほえ!?またバレた~!」

 

「・・・勘弁してくれ。」

 

 

またカマをかけられた。

おりむ~は鋭いな~。

 

「一夏君、皆でメイド服着たら嬉しい?」

 

「・・・しませんよね?」

 

「それは一夏君次第かな~?」

 

「・・・可愛いとは思うと思いますが、勘弁してくれると嬉しいですね。俺の精神衛生上これ以上の刺激は本当にマズイですから。」

 

「それじゃあやろっか?」

 

「何でそうなるんですか!」

 

「だって一夏君に襲ってほしいから♪」

 

「・・・さっきの場所に捨ててくれば良かった。」

 

「酷いよ!?」

 

「・・・冗談です。でも、やったら本当に捨てますよ?」

 

 

おりむ~は何時もの仕返しって顔をして、楯無様のイタズラ計画を潰した。

生死に関わる問題だから~楯無様も無闇に突撃は出来ないのだ~。

 

「お前はさっきから何を考えてるんだ?」

 

「別に~?」

 

「・・・まあいい。」

 

「それじゃあ一夏様、何して遊びますか?」

 

「追いかけっこ!」

 

「・・・転ぶ人が数名居そうなので却下で。」

 

 

さっき転んだ私と、意外と鈍いかんちゃんは気まずい雰囲気になった。

 

「それじゃあお城作り!」

 

「いったい幾つなんですか、貴女は・・・」

 

 

面白そうだと思った人は他にも居たようだが、呆れているおりむ~を見てションボリしている。

 

「じゃあ何するの?」

 

「普通に泳げばいいじゃないですか。」

 

「私はあんまり深い所は駄目なんだよ?」

 

「・・・浅い場所で泳げばいいでしょうが。」

 

 

おりむ~の言ってる事はもっともだったので、皆で泳ぐ事にした。

 

「一夏、一緒に泳ご!」

 

「あっ!簪ちゃんズルイ!」

 

「お嬢様はさっき一緒に泳いでたじゃないですか。」

 

「そうですよ。ここは私たちに譲ってくださいね?」

 

「虚ちゃんや碧さんまで~!」

 

 

出遅れた・・・

相変わらずの競争率で、私はおりむ~に近づく事すら出来ない。

 

「一夏様~早く来てくださ~い!」

 

「・・・俺はさっき十分泳いだんだが。」

 

 

おりむ~もさっき遠泳していたので、疲れてるのかな~?

何処か面倒くさそうなおりむ~は、結局何時ものように私たちに付き合ってくれた。

・・・でも、彼氏じゃなくて娘のわがままに付き合ってる父親のように思うのは、私が娘のような扱いを受けているからかな~?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ねえ本音、何か悩んでるの?」

 

「ほえ~?かんちゃん、如何して~?」

 

 

プカプカと浮かんでいたら、かんちゃんにそんな事を聞かれた。

 

「だって、さっきから一夏と碧さんの事をジーっと見てるから。」

 

「そんなに見てないよ~。」

 

「いや、見てるよ。今も見てる。」

 

「ほえ!?」

 

 

言われてから気が付いたが、私はおりむ~と楽しそうに話している碧さんをジーっと見ていた。

自然な感じでおりむ~と話す碧さん。

多分あれが彼氏彼女の正しい姿なんだろうな~。

そう考えると、おりむ~と一番恋人っぽいのは碧さんなのかな~?

 

「本音?・・・お~い!」

 

「ほえ!?かんちゃん、何!?」

 

「いや・・・急に黙り込んで如何したのかなって?」

 

「ねえかんちゃん・・・」

 

「何?」

 

「おりむ~と一番仲良いのって誰だと思う~?」

 

 

急に聞かれたので、かんちゃんは少しビックリしたが考えてくれた。

 

「そうだね・・・場面によって違うと思うけど、一番はやっぱお姉ちゃんかな?」

 

「楯無様~?如何してそう思うの~?」

 

「一夏は皆に優しいけど、やっぱりお姉ちゃんには一番優しい気がする。」

 

「ん~?おりむ~はかんちゃんにも相当優しいと思うよ~?」

 

「私なんかより、お姉ちゃんや本音に対しての方が優しい気がするんだ。」

 

「私~?」

 

 

私に対しての優しさは彼氏じゃなくて父親の気持ちに近いと思うんだけどな~。

私は普段から~おりむ~には怒られてばっかだし~、かんちゃんやおね~ちゃんに対しての優しさがうらやまし~と思ってるんだよ~?

 

「一夏はさ、本音の事を本当に大事に思ってるんだと思うんだ。」

 

「いっつも怒られてるのに~?」

 

「だって、如何も思ってなかったら怒らないよ?お姉ちゃんもだけど、期待されてるから怒ってくれるんだよ。」

 

「でも~あそこまで怒らなくても良いと思うんだ~。」

 

「・・・何回も言っても分からないから怒るんだよ、あそこまで。」

 

「だって~!」

 

 

おりむ~やおね~ちゃんが怒るのは私たちが仕事をしないからだ。

私は出来る人がやれば良いと思うんだけど~、それじゃあ駄目なんだって~。

楯無様はやれば出来るけど、私は時間が掛かり過ぎるんだよ~。

 

「それじゃあ本音は、誰が一番一夏と仲が良いと思うの?」

 

「碧さんかな~?」

 

「如何して?」

 

「だって~、一番おりむ~と自然に話してるじゃ~ん!それに~並んで歩いても一番彼氏彼女に見えるよ~?」

 

「・・・確かに。」

 

 

おりむ~は大人っぽいし、碧さんは少し子供っぽい見た目をしているから~丁度良い感じの見た目なのだ~。

おね~ちゃんも大人っぽいけど、おりむ~と並ぶとやっぱり年相応にしか見えなくなっちゃうだよね~。

 

「一番おりむ~と一緒の時間が短いのに、すっごく自然だよね~。」

 

「ふざけ過ぎないし、一夏と訓練とかで一緒に行動するのが多いから仕方ないかな・・・羨ましい。」

 

「かんちゃん?」

 

「何でも無い!」

 

 

小声で何か言っていたが、聞けなかった。

何て言ったのかな~?

 

「何してるんだ?」

 

「ふえ!?」

 

「い、一夏!?」

 

「・・・そこまで驚くのか?」

 

「だってさっきまで碧さんと・・・」

 

 

かんちゃんが言ってる事に頷き同意する私を見て、おりむ~は苦笑いをした。

 

「本音、頷き過ぎだ。首が痛くなるぞ?」

 

「ほえ?」

 

 

言われてから、自分が首を上下に動かし続けていた事に気付く。

チョッと首が痛い・・・

 

「大丈夫か?」

 

「うん、だいじょ~・・・あれ~?」

 

 

勢いが付き過ぎていたのか、目が回ってしまった。

気持ち悪いよ~。

 

「本音?如何したの?」

 

「目が回ったんだろ。ほら、少し横になった方がいいだろ。連れて行ってやるからしっかり掴ってろ。」

 

 

おりむ~に掴って浜辺まで移動する。

うう~・・・これってやっぱり子ども扱いなんだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

「本音?大丈夫?」

 

「大丈夫ですか?」

 

「ありがと~、平気だよ~・・・」

 

 

実に弱々しいが、平気としか言いようが無いのだ~。

別にはきそうとか、立って歩けないとかでは無いので、心配してもらうのはチョッと心苦しいんだけどな~・・・

 

「俺が見てますから、皆は遊んできて良いですよ。」

 

「本当?じゃあお願いね!」

 

「今度は負けませんよ~。」

 

 

心配してくれて様子を見に来ていた人は海に戻って行った。

これって、おりむ~と二人っきり?

 

「何であんなに首を振ったんだ?」

 

「何でだろ~?」

 

 

えへへ~と笑って誤魔化そうとしたが、おりむ~はこんな事で誤魔化されてくれない。

 

「そうやって笑って誤魔化そうとするのは止めたほうがいいぞ。余計に怒られる可能性があるからな。」

 

「別に誤魔化してる訳じゃ・・・」

 

「何時も言い訳の時に笑ってるだろ?」

 

「・・・むう~!」

 

 

やっぱり娘に言い聞かせてるお父さんだよ~。

私とおりむ~の関係は彼氏彼女なのに、如何して父娘みたいな会話なの~!

 

「ねえおりむ~、私っておりむ~の何なの?」

 

 

この台詞はかなり面倒くさいだろな~。

でも、聞かないといけない事だから仕方ないかな~。

 

「何って・・・何でそんな事聞くんだ?」

 

「良いから答えてよ~!」

 

「・・・本音は俺の彼女だろ?もしかしてお前は思ってないのか?」

 

「良かった~!ちゃんと彼女だと思ってくれてた~!!」

 

「?何だいきなり。」

 

 

おりむ~はいきなり大声を出した私に驚いた。

だって、ちゃんと彼女だと思っててくれたんだよ?

嬉しいに決まってるよ~!!

 

「さっきから変な奴だな・・・」

 

「だって~!」

 

「何だよ?」

 

「おりむ~ってお父さんみたいな事ばっか私に言うんだもん!もしかして彼女じゃなくて娘だと思われてるのかと思って心配だったんだよ~!!」

 

「・・・同い年の娘などいるか!」

 

「でも~、おりむ~が私に怒る時や何か教える時は~お父さんみたいだよ~?」

 

「・・・俺は父親など知らない。無意識にそうなってるのかもしれないが、決して本音の事を娘だと思ってないからな。」

 

「あっ・・・ゴメンね~。」

 

 

おりむ~は昔に両親に捨てられて織斑先生と二人っきりで生きてきたんだっけ。

その事を忘れていたとは言え、無責任だったかな~?

 

「何を謝る必要があるんだ?」

 

「だっておりむ~は親の愛を知らないから・・・」

 

「最初からそんなものは無いと思って生きてきたから気にするな。実際の親子にはあるのかも知れないが、俺にはそんなもの必要なかった。姉弟の二人で生きてこられたし、今更親だって現れてもぶっ飛ばすだろうしな。だから本音が謝る必要はまったく無いんだ。」

 

「おりむ~・・・」

 

 

私を気遣ってくれたんだけど、そんな寂しい事言っちゃ嫌だよ~。

だってその二人が居なかったらおりむ~は生まれてこなかったんだよ?

 

「会いたいって思って事は無いの~?」

 

「無いな。そもそも顔だってろくに覚えて無いからな・・・思い出して会いたいって思う事が出来ないからな。薄情な息子かもしれないが、お互い様だから文句は言えないだろうな。」

 

「でも!」

 

「本音?何でお前が俺の両親の事でムキになってるんだ?」

 

「だって寂しいじゃん!おりむ~の両親が居なかったらおりむ~と会えなかったんだよ!」

 

「・・・確かに。その点だけは感謝するとしよう。だが、それ以外はやっぱり如何でも良いかな。不良債権の姉を押し付けられた恨みは一生晴れないだろうな。」

 

「おりむ~も子供を捨てるの~?」

 

「・・・俺にまだ子供は居ないんだが。」

 

「良いの!」

 

「捨てないだろな。どんな事情があろうと、子供を捨てて自分たちだけ助かろうとは思わない。実際助かったかどうかなんて知らないし、興味も無いけどな・・・」

 

 

遠くを見つめながら淡々と話すおりむ~。

その表情は清々しいまでに無表情だった。

 

「何でこんな話になったんだ?」

 

「え~と・・・何でだっけ~?」

 

「お前も忘れてるのかよ・・・まあ良いや。この話は終わりにするとしよう。」

 

 

おりむ~はそれ以降黙って遠くを見ている。

何を考えてるのかは分からないが、きっと私には分からない事だと言うことだけは分かった。

 

「ねえねえおりむ~、おりむ~ってお父さんとお母さんのどっちに似てるのか分かる~?」

 

「何だいきなり・・・顔を覚えて無いって言ったろ。そんな事知らん。」

 

「写真とか無いの~?」

 

「・・・無いな。少なくとも俺は見た事無い。千冬姉は持ってるのかも知れないが、俺は姉の写真を漁る趣味は持ち合わせてないからな。」

 

「それだと織斑先生はその趣味を持ってるみたいだよ~?」

 

 

冗談のつもりだった。

だってあの織斑先生にそんな変態趣味があるはず無いと思ってたから。

 

「持ってるぞ?あの人はそう言う人だ。」

 

「・・・まさかそこまでとは~。」

 

「幻想だぞ、世間が持っている千冬姉のイメージなんて。」

 

「普段の織斑先生からは想像出来ないよね~。」

 

「・・・俺は『織斑先生』の方が想像出来ないわ。俺が知ってるのは、『千冬姉』だからな。初めて『織斑先生』を見たときはビックリしたからな。」

 

「確かに~あの行動を見た後に織斑先生を見るとビックリするね~。」

 

 

もう私たちの前では本性を隠しきれていない織斑先生だが、それ以上に酷いとおりむ~は言うのだ。

 

「おりむ~は大変な子だったんだね~。」

 

「・・・今も十分大変なんだがな。」

 

「そうだね~。」

 

 

親に捨てられ、姉が残念で、その親友は大天災で、姉が世界最強のIS乗りで、それが原因で誘拐され、世界初の男性IS操縦者になってIS学園に通う。

言葉にすると、壮絶な人生だと良く分かる。

 

「ねえねえ。」

 

「今度は何だ?」

 

「私は~おりむ~との子供ならすっごく可愛がると思うよ~?」

 

「は?」

 

「いや、私だけじゃなくて皆かな~?」

 

「何を言ってるんだ?」

 

 

いきなりの話題変更におりむ~は戸惑っている。

こんなおりむ~は珍しいね~。

 

「だから~、私たちとおりむ~が結婚して~、子供が出来た時の話だよ~。」

 

「・・・随分と気が早いんだな。」

 

「おりむ~さえ良かったら~今すぐでも子作り出来るよ~?」

 

「・・・はしたない発言は止めろ!///」

 

 

照れてるおりむ~に怒られながら、私は強く思う。

絶対に子供は大切に育てると。




書いてて思った、本音のモノローグ難しい!
さて、順番的に次は簪ですかね。

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