もし一夏が最強だったら   作:猫林13世

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アニメDVD得点版恋に焦がれる六重奏のアレンジ版です。


恋に焦がれる・・・

夏休みに入り、俺は今実家の掃除をしている。

せっかくの長期休暇なのだが、更識姉妹も布仏姉妹も前半は忙しく一緒にすごせないのは非常に残念だ。

ロシア代表の刀奈さん、日本代表候補生の簪、企業代表の虚さんと本音。

仕方ないとはいえ、無所属の俺とは予定の詰まり具合が違いすぎる。

 

「一夏様、こちらの部屋の掃除は如何すればいいですか?」

 

「ああ、今行く。」

 

 

現在この家に居るのは俺と須佐乃男だけ。

千冬姉は仕事で学園に行っている。

まあ居ても戦力にならないのだが・・・。

 

「しかし本当に一夏様は家事がお得意なのですね。」

 

「前から知ってるだろ。」

 

「知ってましたけど、こうして一緒にしてみると改めてそう思いました。」

 

 

須佐乃男にはまず廊下を掃除してもらった。

その間に俺は二階の部屋の掃除を済ました。

それから階段を箒で掃き水拭きしゴミを集める。

その作業をしていた時に須佐乃男に声をかけられたのだ。

 

「一夏様の腕に居た時は漠然と見てましたけど、こうして自分でやってみると大変なのですね。それにこの家は広いですから、余計に大変だと思います。一夏様、よく平気な顔で出来ますね。」

 

「もう慣れてるからな。千冬姉に手伝ってもらったこともあったが、余計に散らかったから外に追い出して一気に片付けたこともあったしな。これくらいじゃ疲れないさ。」

 

「そして千冬様は本当に家事が出来ないのですね・・・。」

 

「出来ないってレベルではないがな。あれは最早素質なしって言った方が良いだろう。」

 

「前に聞かせて貰いましたけど、実際に目にしないと信じられませんよ。」

 

「なら今度寮長室を訪ねてみると良い。あれは部屋と言って良い場所じゃないぞ。」

 

 

この前用があって訪ねたのだが、あまりに酷かったので説教して片付けさせたのだが、一向に片付かないので俺が片付けた。

だが恐らくもう散らかっているだろうしな。

 

「今度メンテナンスの時に寄ってみようと思います。」

 

「そうしたら良い。そして須佐乃男は絶対にあの人のようになっては駄目だ。」

 

「は、はい!」

 

 

あまりに気持ちが入りすぎたので、須佐乃男が若干引いている。

 

「それでこの部屋は如何すれば?」

 

「ああ。この部屋は・・・」

 

 

このように真面目に掃除してくれるので助かっている。

 

「この後買出しに行くんだが、一緒に行くか?」

 

「もちろんです!ついて来るなと言われてもついて行きます!!」

 

「いや、ついて来るなとは言わないけど・・・。」

 

 

何でこんなに喜んでるんだ?

買出しなんてそんなに楽しいものではないんだが・・・。

 

「じゃあさっさと終わらせましょう!」

 

「気合があるのは良いが、しっかりと掃除してくれよ。」

 

「もちろんです!」

 

 

須佐乃男の張り切りによって、思ったよりも早く掃除を終わらせることが出来た。

 

「お疲れさん。」

 

 

リビングで疲れて動けなくなっている須佐乃男にお茶を出す。

 

「ありがとうございます・・・まさか私が疲れるなんて。」

 

「慣れない事をすればこんなものだろ。」

 

「体力には自信があったんですけど・・・。」

 

「体力って、お前ISだろ?」

 

「そうですけど、ISだって連続で稼動してたら疲れるんですよ!」

 

「それは分かるけど、掃除くらいでここまで疲れるISってどうなんだ?」

 

「ISの動きではないですよ・・・疲れますって。」

 

「じゃあ留守番してるか?」

 

「少し休めば平気です!」

 

「そ、そうか・・・。」

 

 

須佐乃男を気遣ったのだが、どうやら余計なお世話だったみたいだ。

 

「じゃあ少し洗濯物を片付けてるから休んでろ。」

 

「すみません・・・。」

 

「気にするな。」

 

 

二人ぶんだし、須佐乃男に手伝ってもらわなくとも大変では無い。

洗濯物を取り込み、クローゼットにしまう。

無駄に広いからなこの家は、一人住人が増えたくらいで収納には困らない。

 

「さて須佐乃男、もう平気か?」

 

 

リビングでくつろいでいる須佐乃男に声をかける。

 

「はい!もう平気です。」

 

「そうか、じゃあ行くか。」

 

「はい!」

 

 

二人分の夕食の買出しだし、そこまで時間はかからないだろうな。

千冬姉が帰ってきてもいいように少し大目に見積もっとくか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ここがスーパーですか!」

 

「そんなに興奮するような場所でも無いだろ?」

 

「いえ!このようにモノが沢山あってテンション上がりますよ!!」

 

「そうか・・・だが余計なものは買わないからな。」

 

「分かってますよ~。」

 

 

本当に分かってるのか?

俺は須佐乃男の反応に一抹の不安を覚えた。

 

「一夏様~早く早く~!」

 

「あまりはしゃぐなよ!」

 

 

・・・本当に不安だ。

 

「あら、一夏君じゃない。元気にしてた?」

 

「あっ、どうもご無沙汰してます。ええ、元気にしてますよ。俺も千冬姉も。」

 

「それは良かった。ところであの子は彼女なの?」

 

「あの子?・・・ああ須佐乃男のことですか。違いますよ、あれは俺の専用機の待機状態です。つまりISです。」

 

「ISって人の姿をしてるものなの?」

 

「アイツは特別です。普通はアクセサリーですかね。この前までアイツも腕時計でしたし。」

 

「それがなんで人の姿に?」

 

「さあ?それは俺もよく分かりません。」

 

 

顔見知りのおば様との会話で時間がかかったのを知らない須佐乃男は・・・

 

「あれ?一夏様が居ない!?」

 

 

一人でどんどん進んでいたために一夏をはぐれてしまったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まさかスーパーで迷子になるとは・・・。」

 

「申し訳ありません。」

 

「いや、俺もつい話し込んじゃったからな。お互い様だろ。」

 

「それでも、やっぱ私が悪いですよ。」

 

「そんなに謝られるとこっちが困るから、そろそろ止めてくれ。」

 

「はい、すみませんでした。」

 

「また謝ってるし。」

 

「すみま・・・あっ。」

 

「これ以上はどつぼにはまるから止めておけ。」

 

 

実家の近くまでの間須佐乃男は誤りっぱなしだったが、近づくにつれて徐々に回復してきた。

 

「あれ?一夏様、誰か居ますよ?」

 

「ん?・・・シャルだ。何の用だ?」

 

 

遠目で誰か居ることを確認した須佐乃男と俺。

どうやらシャルのようだが、連絡無しに来るか?普通。

 

「何やってるんだ?」

 

「ひゃ!い、一夏・・・。」

 

「こんにちはシャルロットさん。」

 

「須佐乃男まで・・・どこか行ってたの?」

 

「ああ。買出しにな。ところでシャルは何しに来たんだ?」

 

「へ?え~と本日はお日柄も良く・・・」

 

「「?」」

 

「じゃなくて!IS学園のシャルロット・デュノアですけど、織斑君居ますか?」

 

「「??」」

 

 

いったい何が言いたいんだ?

見ると須佐乃男も同じように首を傾げている。

 

「シャル、いったい何がしたいんだ?」

 

 

考えても分からないので、聞くことにした。

 

「き・・・」

 

「「き?」」

 

「来ちゃった。」

 

「「???」」

 

 

来たのは分かってる。

だから何をしに来たのかを聞きたかったんだが・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「(うわ~僕の馬鹿僕の馬鹿!何が「来ちゃった」だよ。まるで彼女みたいじゃないか!ほら、一夏も須佐乃男も困った顔してるし!)」

 

 

シャルロットは心の中で自分の今の行動を反省している。

一夏の実家を調べ遊びにきたのだが、緊張からおかしな行動になってしまっていたのだ。

 

「(如何しよう如何しよう!何とかしなきゃ!)」

 

 

自分の失態を何とか挽回しようと考えるが、まったく思い浮かばない。

 

「変な奴だな。まあいいや、とりあえず入れよ。」

 

「え!良いの!!」

 

「良いもなにも、遊びに来たんだろ?それとも予定でもあるのか?」

 

「ううん!全然全くこれっぽっちもないよ!!」

 

「?何を慌ててるんだお前。」

 

「何でもないよ!うん、何でもない。」

 

 

自分の失態を一夏がフォローしてくれた。

シャルロットは都合の良い解釈をしていたが、一夏はと言うと・・・

 

「(これ以上は近所迷惑になりかねない。一先ず家に入れてしまおう。)」

 

 

ご近所への配慮から家に入ることを薦めたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

「お邪魔しまーす。」

 

「誰も居ないし、わざわざ言わなくても良いんだが。」

 

「よそ様の家に入る時はこう言うって習ったから。」

 

「だが、家主も居なければ、住人と一緒に入ってる訳だし、必要ないとは思うけどな。」

 

「家主って、ご両親は?」

 

 

ん?シャルは知らなかったのか。

 

「俺の両親は俺と千冬姉を捨ててどっかに消えたよ。それも俺が小学校に上がる前にな。」

 

「ゴメン・・・。」

 

「気にする必要は無い。最初から居ないと思ってるから。」

 

「そうなんだ。一夏って凄いね。」

 

「境遇だけならシャルだってあまり変わらないだろ。」

 

「そうだけどさ。」

 

 

そういえばこの家に友達が遊びに来るのって始めてじゃないか?

小学校の時は友達居なかったし、中学の時は外か弾の家だったしな。

 

「(一夏様、悲しすぎます。)」

 

 

人の思考をよむなよ!

しみじみと思っていた事を須佐乃男によまれ思わず突っ込んだ。

 

「冷茶しか無いが良いか?」

 

「うん、お構いなく。」

 

 

使い方が少し違う気もするが、まあいいか。

 

「それにしても、よく分かったな。教えてないよな?」

 

「一夏の・・・いや織斑家を探すのは簡単だよ。なんてったって世界的に有名な姉弟が住んでいる家だもん。」

 

「ああ、マスコミか・・・。」

 

 

不本意ながらこの家は一種の観光名所になっている。

別に中まで入られることは無いのだが、さすがに近所迷惑だ。

警備会社や警察に頼んで今は落ち着いているが、一時期は酷かった。

 

「家事って一夏が全部やってるんだっけ?」

 

「ああ、そうだ。まあ掃除は須佐乃男も手伝ってくれたが。」

 

「あれは疲れました。」

 

 

などと他愛ない話をしていると・・・

 

「ん?また誰か来た。」

 

「そのようですね。」

 

「?」

 

 

気配で来客を察知した俺と須佐乃男、そして何で分かったか分からないシャル。

 

『ピンポーン』

 

「あっ、本当だ。」

 

 

チャイムが鳴りようやくシャルも来客に気付いた。

 

「はい、どちら様ですか?」

 

「一夏さん。セシリアですわ。」

 

「セシリア?如何した、こんな所まで。」

 

「偶々散歩をしていましたら通りかかりまして・・・」

 

「こんな所を?偶々?」

 

「これ!美味しいと評判のケーキですわ!!」

 

 

セシリアも遊びに来たのか・・・。

 

「どうぞ。」

 

 

家に入るよう促し、玄関を開ける。

 

「お邪魔しますわ・・・あら?」

 

「やあ・・・」

 

 

シャルとセシリアが固まった。

何があった?

 

『ピンポーン』

 

 

またか・・・気配で分かってはいたが、多すぎだろ。

 

「何か用か。鈴、ラウラ、篠ノ之。」

 

 

玄関を開けるなりそうぼやく俺に驚く三人。

 

「よくアタシたちって分かったわね。のぞいたの?」

 

「気配で分かるわ!それで、お前らは何しに来た?」

 

「お前らって・・・ああ!セシリアにシャルロット!!」

 

 

はあ、今日は来客が多いな・・・。

 

 

 

 

 

 

「来るなら来るで連絡くらいしろよ!」

 

 

五人をリビングのソファーに座らせ、一先ず説教。

 

「突然予定が開いたのだ!」

 

「アタシだって急に予定が飛んだのよ!それとも連絡が無いと困るの?トレジャー隠すのに必死だったり?」

 

「トレジャー?ってなんだ?」

 

「おっと、これは中の人だったか。」

 

「?」

 

 

なにやらメタ発言をしている鈴。

 

「何!?一夏、それは何処にある!!」

 

「だから何が?」

 

「おっと。これも中の人だった。」

 

「??」

 

 

篠ノ之までメタ発言・・・いったい何なんだ?

 

「私はいきなり来て兄上を驚かせたかったのだ!」

 

 

そして胸を張って言い切るラウラ。

 

「別に来るのはいいが、誰も居なかったら如何するつもりだったんだ?」

 

「だって今一夏帰省中でしょ?絶対に居るでしょ?」

 

 

シャルが不思議そうに聞いてきた。

 

「他の四人はともかく、鈴は知ってるだろ。」

 

「忘れてたのよ!」

 

「威張って言うことか!!」

 

「だから何が?」

 

 

鈴と言いあってたら再びシャルが尋ねてきた。

 

「ああ、すまん。俺は誘拐されてから、別の家で生活してるんだ。だからこっちに居ること自体が稀なんだよ。」

 

 

今日はついてたなと言外に言う。

すると四人は驚いたように口を大きく開けてポカンとしている。

 

「ん?どうしたんだ。」

 

「それって、更識さんの家だったりしないよね?」

 

「よく分かったな。さすが優等生、勘が良いな。」

 

 

シャルが言い当てた所で再びこの家に誰か来た。

 

『ピンポーン』

 

「どうぞ。」

 

「ほえ!?おりむ~確認もせず良く分かるね~。」

 

「鍵は開いてる。」

 

「は~い、おっじゃましまーす。」

 

「本音、声が大きいよ・・・。」

 

 

今度の来客は三人。

 

「いらっしゃい、虚さん、簪、本音。」

 

 

代表の訓練に行っていた三人が遊びに来た。

 

「随分大勢いるね?」

 

「ああ、いきなり来てな・・・って簪、怒ってないか?」

 

「別に・・・。」

 

 

どうやら他に来客が居たのが気に入らないようだ。

 

『ピンポーン』

 

 

やれやら、本当に今日は千客万来だな。

 

「どうぞ、楯無さん。」

 

「ええ!良く分かったね~。でもおねーさんを楯無さんて呼ぶのは駄目だよ~。」

 

「入ってくれば分かりますよ。」

 

「おっじゃましま~す。」

 

 

これ、何処に座ればいいんだ?

 

「やあやあ一夏・・・君?」

 

 

ドアを開けリビングに入ってきた刀奈さんが固まった。

無理も無い、まさかこれだけ人が居るとは思ってなかったのだろう。

 

「楯無さん。ロシア代表の訓練は終わったんですか?」

 

「え?・・・ええ終わったわ。だから一夏君に会いに来たのに、何でこんなに人が居るのよ~~~。」

 

「俺が聞きたいですよ・・・。」

 

「騒がしいぞ!貴様ら。」

 

「「「「「「「「「織斑先生!?」」」」」」」」」

 

「ああ、お帰り。ん?山田先生とナターシャ先生も?いらっしゃいませ。」

 

「お邪魔します織斑君。」

 

「お邪魔するよ一夏君。」

 

「ええ、どうぞ。」

 

 

まさか今日一日で知り合いの大半は家に来るとは・・・。

 

「しかし先生方は何をしに?」

 

「家で飲もうと思ってな。」

 

「ああ、そう言うこと。」

 

 

これだけ居ると食材足りないんだが・・・。

 

「買い足しに行ってくる。すみませんが大人の方、一緒に来てください。」

 

「?どうして。」

 

「さすがに酒は買えませんので・・・。」

 

「ああ!そうか一夏君はまだ未成年だったね!忘れてた。」

 

「生徒の年齢くらい覚えておいてくださいよ。」

 

「いや~、だってね~。一夏君落ち着いてるし、大人びてるからついつい。」

 

「普通の高校一年なんですけど。」

 

 

ナターシャ先生にあっけらかんと言われへこむ。

 

「ゴメンゴメン。じゃあ私が一緒に行ってあげるから。」

 

「ありがとうございます。それと後二人くらい荷物持ちで来てほしいんだが・・・千冬姉と須佐乃男以外で。」

 

「「何故!?」」

 

 

俺に留守番を命じられ驚く千冬姉と須佐乃男。

 

「何故って、二人が来るとこの家の住人居なくなるぞ。」

 

 

これは建前で本音は二人が来ると疲れるからだ。

 

「そうか・・・」

 

「そうですか・・・」

 

 

だが、納得してくれたようだ。

 

 

 

 

 

 

誰が一緒に行くかでもめたが、結局はジャンケンで決着をつけた。

その結果・・・

 

「さあ一夏君!スーパーへ行くわよ!」

 

「お嬢様、少しハシャギ過ぎですよ。」

 

「同感です。」

 

「ええ~~!せっかく一夏君とお出かけ出来るんだから、良いじゃん。」

 

 

刀奈さんと虚さんが一緒に来ることになった。

 

「おや?今度は大勢で。モテモテね、一夏君。」

 

「・・・どうも。」

 

 

何故まだ居る?

 

「一夏君、この人は?」

 

「え?ああ、昔からの知り合いですよ。」

 

「どうも~。一夏君のお友達?」

 

「いえ、彼女の更識楯無です!」

 

「同じく彼女の布仏虚です!」

 

「ええー・・・」

 

 

まさか張り合うとは・・・。

 

「あらあら、一夏君二股?」

 

「いえ、四股です!」

 

「ええー・・・」

 

 

そこまでバラさなくても。

 

「あらあら・・・一夏君、幸せにね。」

 

「え?ちょっと待ってくださいよ~!」

 

 

完全に勘違いしている。

何とか誤解を解いたが、疲れた。

 

「一夏君、君凄いね。」

 

「どうも・・・」

 

 

ナターシャ先生に同情され、俺たちは帰路についた。

・・・なんで買い物一つでこれだけ疲れなければいけないんだ!




織斑家に大量の客、そして一夏以外全員女。
うらやましいが、遠慮したい状況ですね。
次回は篠ノ之神社での夏祭り、つまりアニメのBパートをアレンジして書きます。
Aパートの残りも書くのでお楽しみに。
ではまた次回

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