もし一夏が最強だったら   作:猫林13世

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かなり表現が過激になってきたかも……


問題児更生プロジェクト

 特別指導室という空間では時間の流れを正確に把握する事は難しくなる。前に一夏が来てからどれくらい経ったのだろう……一日? いや二日かもしれない。

 

「そういえばさ、体育祭が終われば修学旅行だったんだよね」

 

「そうでしたわね。折角京都観光が出来ると思ってましたのに」

 

「セシリアと箒が悪いんだよ。僕まで巻き添えにして」

 

「シャルロットさんがあんな事いうからですわ!」

 

 

 ギャアギャアと叫んでる二人が居るが、私は正直興味が無い。京都観光など中学の時にしたからな。

 

「でもさ、京都観光っていっても、僕たちどうせ何時もの四人で行動する事になってただろうね」

 

「そうですわね。私やシャルロットさんは他に友人がいますけども、箒さんとラウラさんは私たち以外に親しくしてるクラスメイトがいませんものね」

 

「ラウラは一夏たちと仲良さそうだけどね」

 

 

 そうなのだ。あの銀髪ちびっ子は後から出てきた分際で一夏とかなり親しくしてるのだ。一夏の方もあのマドカとかいうのと一緒のようにラウラを扱ってるので、正直羨まけしからんのだ。

 

「ねぇ箒、京都にはどんなものがあるの?」

 

「知らん!」

 

「知らんって、箒さん日本人ですわよね? 何故日本の事なのに知らないのですの?」

 

「日本人が全員京都に詳しいと思ったら大間違いだ! 侍もこの国には存在しない!」

 

 

 中学時代に観光した時も、私はグループからあぶれ一人で観光していた。そして一人での観光などつまらないものこの上ないのだ。

 

「今日は何日で、修学旅行までどれくらいなんだろう」

 

「せめて行きたかったですわね」

 

「だからセシリアたちが悪いんだろ」

 

「シャルロットさんですわ!」

 

 

 またギャアギャア言い出した二人を無視して、私は寝る事にした。此処にいて出来る暇つぶしなど、しゃべるか寝るかの二つに一つだからな。

 

「誰か来た」

 

「ホントですの? 私には何も聞こえませんでしたが」

 

「僕は二人よりこの空間に慣れてるからね」

 

「それは威張れる事では無いだろ」

 

 

 寝るつもりだったが、誰かが来たなら話しは別だ。この二人と話すのは何となく嫌なのだ。

 

「相変わらずギャアギャア五月蝿いなお前らは」

 

「一夏!」

 

「この問題児を如何するか、お前が決めろ」

 

「織斑先生!?」

 

 

 私たちの様子を見に来たのは一夏と千冬さんだった。制服を着てるからまだ良いが、これがもし一夏もスーツ姿だったらどちらが年上に見えるんだろうな……

 

「何故生徒である俺に任せるんです? これは教師たる貴女の仕事ですよね、織斑先生」

 

「教師として、一年一組クラス代表の織斑一夏の意見を尊重する」

 

「都合の悪い時だけ……」

 

 

 一夏の舌打ちが聞こえたような気がした……こいつが舌打ちする時はかなり機嫌が悪い時だ。私は長年の経験でそれを知っている。

 

「じゃあクラス代表として担任教師である織斑千冬先生に進言します。この問題児は一度徹底的に反省させた方が良いと思います」

 

「なるほど……具体的に如何やって反省させる?」

 

「そうですね……完全に実費で京都に向かわせ、そして修学旅行中に此方の指示がある時以外の外出を禁止……ってのは如何です?」

 

「なるほど、学園の資金も助かりまた反省も促せるいい手だ」

 

「ちょっと待ってください! 学園の援助無しで京都に向かうのはあまりにも無茶です!」

 

「そうですわ! 私たちにそれだけのお金はありませんわ!」

 

「そのくらい持ってるだろ、貴族様」

 

「ッ!?」

 

 

 一夏の射抜くような視線で見られ、セシリアが竦みあがったように見えた。貴族? そういえばそんな事言ってたような気が……

 

「それからシャルロット」

 

「な、何かな一夏……」

 

 

 普段ならシャルと呼んでいたはずの一夏が、あえてシャルロットと呼んだ事で、かなりの威圧感を感じさせてるのだろうな。

 

「デュノア社がお前を実験材料として引き取りたいとフランス政府に要請したようだぞ」

 

「ッ!?」

 

「もちろん此方側としては問題児が片付くなら歓迎したいのだが」

 

「嫌だ! 前にも言ったけどあの場所には戻りたくない!」

 

 

 恐らくこれは一夏の作り話だろう。いくら経営不振だからといって実験材料などとおおっぴろげに言うはずが無いだろうが。それも分からないとは、よほど実家が嫌なんだろうな。

 

「さてと、織斑先生」

 

「何だ」

 

「俺はそろそろ授業なので戻りますが、貴女は如何します?」

 

「そうだな……少し灸を据えてから戻るとしよう」

 

「分かりました」

 

 

 そういって一夏は踵を返しこの空間から出て行った。

 

「さて諸君、私が居ながら無断で私闘を始めた罪、キッチリと償ってもらうぞ」

 

「あれはシャルロットさんが私たちを侮辱したからで、私闘では無く決闘ですわ!」

 

「僕はただ巻き込まれただけです。セシリアと箒が一方的に悪いんです!」

 

「その件、一夏が調べて報告を受けているぞ。デュノアが私と一夏の解説を改変してオルコットと篠ノ乃を侮辱、その後でオルコットと篠ノ乃に連れて行かれアリーナで決闘まがいな事を行おうとしたところを一夏に取り押さえられたとな。つまり貴様らが悪い」

 

 

 千冬さんの話しを聞いただけで、何故その結論に辿り着いたのか理解出来る人は恐らく居ないだろう。それだけ極端な結論なのだ。

 

「そもそもあのノルマは貴様らも納得してエントリーしたんだろうが! それに一切の責任を学園側に問わないとも、参加表明書には書かれていたはずだ。そしてそこに貴様らはサインしたのだろうが!」

 

「ですが! あんなレベルの高いプログラムが施されてるなんて聞いてませんでした!」

 

「そうですわ! 一夏さんがプログラムしたと知っていれば、あの表明書にサインなどしませんでしたわ!」

 

「何を言っている。ちゃんとプログラマーの名前は書いてあっただろ」

 

 

 そう言って千冬さんは懐から参加表明書を取り出し、一夏の名前が書かれている場所にマークをつけた。

 

「ほら、此処にあるだろ」

 

「小さいですよ!」

 

「詐欺ですわ!」

 

「フン! 隅から隅までしっかり見ないお前らが悪い。大体重要な事は得てして小さく書かれてる事が多いんだぞ? それを一々詐欺だと騒いでたらきりが無い」

 

 

 確かに、広告でも良くそういう手段が用いられていると、何処かで聞いた事があるような気がするな……

 

「つまり、今回の件で学園側に一切の落ち度は無いわけだ。それを貴様らが余計な手間を作った所為で大変な目にあってるんだからな。キッチリと反省してもらわないと私の気が治まんのだ!」

 

「完全に個人の感情じゃないですか!?」

 

「理不尽にも程がありますわ!?」

 

「五月蝿い! 貴様らが問題行為を起こしたのは事実だ! 少し痛いかも知れないが覚悟しろ」

 

 

 千冬さんは、何処から取り出したのか分からない棒状の何かを振り上げ、セシリアとシャルロットの牢屋の鍵を開けた。どうやら今回私はやられずにすみそうだ。

 

「まずは三度目のデュノアからだ。先生は悲しいぞ。これだけ機会をやったのに反省しないなんて……だからこれは体罰では無く指導だ」

 

「そういって最初の時に一夏に閉じ込められたんじゃないですか!」

 

「今回は一夏もやむなしと判断してくれたからな。だから問題は無い」

 

「ヒィッ!?」

 

「運がよければ死なずに済むだろうよ」

 

 

 そう宣告して千冬さんは棒状の何かを振り下ろした。鈍い音がこの空間に響き渡り、その後で何かが崩れ去る音が聞こえた。

 

「次はオルコットだ。貴様は始めての収容だからな、あの馬鹿よりも軽めにしてやる」

 

「出来れば無しの方向でお願いしたいですわね」

 

「それは出来ない相談だな」

 

 

 私の牢から確認出来る限りだが、棒状の何かに血は着いていない。つまりシャルロットは生きてる可能性が高いという事だ。

 

「さてオルコット、貴様のブルー・ティアーズのデータは学園が残す事無く頂いた。これはイギリス政府もやむなしと判断したようだがな」

 

「何故ブルー・ティアーズのデータを? 日本にはあまり必要の無いデータですわよね?」

 

「だれも日本政府にくれてやるなど言っていない。あれは学園がほしかっただけだ」

 

「如何いう事ですの?」

 

「それは貴様には関係の無い事だ」

 

 

 それだけ言って千冬さんはセシリアにも棒状の何かを振り下ろした。衝撃音はセシリアのほうが軽めだったが、それでも痛そうな音には変わり無い。

 

「さて、最後は貴様か、篠ノ乃箒」

 

「私はそれほど問題行為を起こしてません!」

 

「自覚無しか。貴様が私が受け持ってる生徒の中で一番の問題児だ」

 

「何故です!」

 

 

 正直私はシャルロットやセシリアのように迷惑行為をしてるつもりは無いのだ。

 

「器物破損や暴力行為、専用機に拘るあまりに様々な人間に迷惑を掛けているのに、それを自覚して無いとはな……これは一番キツイ灸を据えてやる必要がありそうだ」

 

「ま、待ってください!」

 

「聞く耳持たん!」

 

 

 その言葉を聞いた後すぐ、私は意識を手放した。千冬さんの攻撃を喰らって意識を保ってられるのは、一夏と姉さんくらいしか居ないからな……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 放課後、俺は職員室に呼び出されていた。無論俺が何かをしたわけでもなければ、政府からの抗議の件でも無い。

 

「それで、あの三人は反省してるのか?」

 

「駄目だな。今日見た限りではいずれまた問題行動を起こすだろう」

 

「ですが、修学旅行は楽しみにしてると思うんです」

 

「なら真耶、お前が責任もってあの三人を監視するか?」

 

 

 織斑先生に言われ、山田先生は視線を逸らした。それが答えなのだろうな。

 

「後一週間で反省して更生するとは思えないんだが」

 

「少なくとも今のままではそうだろうな」

 

「……何企んでるんだ?」

 

 

 悪い顔をしてる織斑先生に、俺は声をひそめて尋ねる。こいつも確実にドSだからな、きっとかなりの事を考えてるに違い無い。

 

「この学園には様々な施設があるのは知ってるよな」

 

「あの特別指導室や俺が入院させられていた医務室の事か?」

 

「そうだ」

 

 

 一般生徒は存在すら知らない施設が、この学園には沢山あるのだ。そしてこの流れで行けば恐らくまたそんな施設が出てくるんだろうな。

 

「特別指導室同様、造られてから一度も使われていない場所がある。そこで一週間生活してもらおうと思ってるんだが」

 

「何だよ、その場所ってのは」

 

 

 特別指導室以上に反省を促せる場所があるとすれば、それはもう刑務所なんじゃないだろうかと思ってるのだが、さすがに学園施設にそんなものは無いよな……

 

「奉仕部屋だ」

 

「何だ、その胡散臭さがする名前は」

 

「この部屋は人間の尊厳を粉々に砕いて反省させるという、私ですら嫌悪感を抱く場所だ」

 

「私は反対です。さすがに可哀想ですし」

 

「俺もそれは反対だ。シャルロットは兎も角として、他の二人はまだ指導室で事は足りるだろうしな」

 

 

 正直篠ノ乃はかなり微妙だと思ってるが……

 

「じゃあ如何する? このままだとあいつらは修学旅行に連れて行けないぞ」

 

「……考えがある」

 

 

 俺は織斑先生と山田先生に耳打ちをし、反応を見た。

 

「それは奉仕部屋と大して変わらないんじゃないか?」

 

「いや、あくまでも人間としての尊厳を残して反省させるんだ。日常生活には支障はないさ」

 

「ですが、それはあまりにも過酷で悲惨です」

 

「ならやはり山田先生が全責任を持って問題児三人を監視するという事で」

 

 

 正直それで収まれば俺も織斑先生も楽が出来るのだが。

 

「私には無理ですよ……でも、プライドの高い篠ノ乃さんやオルコットさんは耐えられるのでしょうか……」

 

「プライドは一度砕いてもまた戻ります。それに、プライドだけ高くとも意味は無いでしょ」

 

「そうだな。能力が低い人間の高いプライドなど、一度粉々に砕いた方がソイツのためだ」

 

「……責任は織斑君が負うって事で良いんですよね?」

 

「何言ってるんですか。学園が負うに決まってるでしょ。何学生に背負わせようとしてるんですか貴女は」

 

 

 山田先生に人の悪い笑みを見せて、俺は表情を消した。

 

「これで駄目ならアイツらはもうIS乗りとしても使えない」

 

「プライドが邪魔をして成長のチャンスを潰してきたからな」

 

「見込みの無いヤツに使わせるほど、学園の訓練機だってある訳じゃねぇしな」

 

「ですが、三年間努力すればきっと……」

 

「それで、貴女は代表になれたんですか?」

 

「ッ!?」

 

 

 甘い考えの山田先生を、一切の容赦の無い責めの視線で射抜く。彼女のその甘えが織斑千冬の後継者の可能性の道を閉ざしたのだから。

 

「頑張れば報われる? そんなの、実力があってこそでしょうが。実力の無い人間は努力しても報われない。努力しない天才には勝てるかもしれないが、努力してる天才には如何頑張っても敵わない。それは貴女も分かってるでしょ」

 

 

 結局山田先生は、人見知りと上がり症が邪魔をして候補生で終わったのだ。実力があっても教官として優秀でも、大勢の人に見られる事に耐えられなくて華々しい世界で活躍する事を諦めた人なのだから。

 

「辛辣かと思われるでしょうが、それが世界の理なんですよ」

 

 

 別の才能があるかもしれないのに、別の何かに拘ってそのチャンスを潰す。これが一番駄目なのだから……

 

「織斑先生は異論ありませんね」

 

「ああ。私はそもそも奉仕部屋を提案してたのだ。一夏の案の方が楽が出来るし再起も見込めるかも知れん」

 

「結局はそこかよ……だからアンタは駄姉なんだよ」

 

 

 柔らかい雰囲気でいったため、織斑先生も普段のようなしかめっ面はしなかった。この感じで何時もいてくれれば、俺も駄姉など呼ばなくて済むのだがな……

 職員室から特別指導室に向かう間、俺は自分の考えに嫌気が差していた。いくら更生させるためとはいえ、さすがに非人道的なのは否めないのだから……

 

「(結局俺も腐った人間なんだろうな……)」

 

 

 例の奉仕部屋に比べればかなりマシなのだろうけども、いくら問題児だからといってこれを実行していいものかと悩む。

 

「(雑用係りとは訳が違うからな)」

 

 

 クラス単位での雑用係りじゃ反省は促せない。だから俺が提案したのは学園の雑用係り、つまりは滞ってる学園周辺の修理や、その他もろもろの雑用を一手に三人に任せる事だ。もちろん無償で。

 

「(生徒会でまかなってきた何割かを負担させる事で、自分たちが特別な人間では無いことを自覚させる。だがプライドの高い篠ノ乃とセシリアが雑用など引き受けるかが問題だ)」

 

 

 邪魔なプライドを取っ払わなければ、セシリアは恐らく山田先生と同じく候補生止まりだ。しかも山田先生のように有名になれる候補生では無く、その他大勢と変わらぬ候補生として生涯を終えるだろう。

 

「(あの見込み表、恐らく数値を図って計算したものだろうから、あながち大げさとも言えないんだがな)」

 

 

 ブルー・ティアーズを任されたのだって、セシリアがあれだけ成長する見込みが高かっただろうし……

 

「(候補生として、貴族の娘として、そして女として、雑用などこの上ない屈辱だろう。それをバネにして伸びるか、それとも投げ出して消されるかは正直分からん)」

 

 

 篠ノ乃は兎も角、セシリアはまだ未来があるIS操縦者だからな。此処で腐るようならそれまでだという事なんだろうが、素材が良いと判断されてる分もったいないとも思えるのだ。

 

「(さて、問題はシャルか……アイツは雑用など慣れてるだろうしな)」

 

 

 愛人の娘として、数年間地下牢で生活させられていた経緯を持ってるヤツだ、雑用くらいで更生するとは思って無い。だが少しでも真面目になれば、修学旅行に連れて行くくらいなら問題無くなるだろうと、俺も織斑先生も判断したのだ。もちろん監視はつけるが。

 

「(性格は兎も角、アイツもIS操縦者としてはそれなりに力があるからな)」

 

 

 あのスピードと戦況を冷静に見れるのは魅力的だと思える。もちろん腹黒いのはかなりのマイナス要素だが……

 考え事をしながら特別指導室の前までやってきて、俺はポケットから鍵を取り出して中に入った。

 

「何だこの屍共は……」

 

 

 粛清したとは聞いてたが、まさかここまでやるとは……

 

「死んでるんならそれで問題解決だが……別の問題が浮上してくるな……」

 

 

 さすがに死体遺棄は如何やっても誤魔化せないし、殺人となればそれも大事だ。

 

「おい、生きてるか?」

 

 

 軽く小突くと、反応を見せた。どうやら死んでは無いらしい……

 

「どれだけ強く殴ったんだよ、あの駄姉は……」

 

 

 殴られた痕を見て、大よその衝撃を計算して回復させる。とりあえず意識が回復さえしてくれれば話が進められるからな。

 

「ん……」

 

「痛いですわ……」

 

「あの衝撃、一夏にやられた時以来だ……」

 

「よう、起きたか問題児共」

 

 

 俺は意識を取り戻した三人に、さっき職員室で言った事と同じ事を伝えた。

 

「これが受け入れられないなら、もっとキツイ場所に収容される事になる訳だが、どっちが良い?」

 

「これって先生以外からも雑用を任されるって事だよね?」

 

「そうだな。掃除の代行から購買での買出しなんかも、場合によったらあるかもしれない」

 

 

 もちろん、そんな事を認める訳無いのだがな。

 

「これをすれば京都にいけますの?」

 

「そんなに行きたいか?」

 

 

 正直日本人はそれほど京都に魅力を感じてないと思うのだが……

 

「僕も此処から出られるならやるよ」

 

「じゃあ後は篠ノ乃だけだが」

 

「……やれば良いんだろ!」

 

「その態度は治すように」

 

 

 こうして問題児更生プロジェクトがスタートする事になった……




それくらいしなきゃ更生しないんですかね……

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