もし一夏が最強だったら   作:猫林13世

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体育祭で須佐乃男を動かしたため、漸く一夏も実技に復帰します


復帰する一夏

 体育祭も終わり、今日からまた普通の授業が再開されるんだけど、このクラスは三名ほどHRに間に合って無い。

 

「そう言えば体育祭の閉会式にセシリアさんとシャルロットさんと篠ノ乃さん居なかったよね」

 

「何処かでサボったのかな?」

 

「でも、織斑君も織斑先生も何も言ってなかったからサボりではないんじゃない?」

 

 

 様々な憶測が飛び交う中、一夏君は何も言わずに腕を組んで目を瞑っている。あの状況の一夏君に話しかける無謀者は、今現在教室に居ない三人くらいなものだ。

 

「ねぇねぇおりむ~」

 

 

 ……いや、もう一人居たんだっけ。

 

「何だ、本音」

 

「セッシーとシャルルンとシノノンって如何したの? 確かおりむ~が粛清したって楯無様から聞いたんだけど~」

 

「その通りだ。今はとある場所で反省させてる。詳しい事は……あの人がするだろ」

 

 

 廊下に気配を感じたのか、一夏君は本音にそう言って再び目を瞑った。もう半年近く隣に座ってるけど、この雰囲気には未だに慣れないんだよね……たぶん一生慣れることは無いとは思うけども……

 

「貴様ら、さっさと席に着け! チャイムはとっくに鳴ってるぞ!」

 

 

 チャイムとほぼ同時に教室に入ってきた織斑先生に一喝され、クラスメイトたちは自分の席に着く。

 

「連絡事項は問題児三人を特別指導室にぶち込んだくらいだ。以上HR終了」

 

「織斑先生、ぶち込んだ理由くらいは言ったら如何です? 説明不足だと後が面倒ですよ」

 

「ふむ……織斑兄の言い分も一理あるか……」

 

 

 織斑先生は少し考えて再び口を開いた。

 

「問題児三人が誰だか分かってるとは思うが、セシリア=オルコット、シャルロット・デュノア、篠ノ乃箒だと説明しておく。その三名は体育祭の最中に専用機および訓練機の無断使用並びに無断展開、アリーナ使用申請無しでの不正使用、禁じられている私闘をした罪で特別指導室にて反省、己の罪を自覚させてる」

 

「その三人ですが、誰が捕まえたんですか? やっぱり織斑先生ですか?」

 

 

 相川さんが興味本位である事を隠そうとしない感じで織斑先生に質問をした。でも普通に考えれば織斑先生が捕まえたんだろうな……だって一夏君は忙しそうにしてたし。

 

「始めにその三人の問題行動を見つけ動きを封じたのは織斑兄だ。私はその後で呼ばれ事後処理をしただけだからな」

 

「だが俺は用具入れには閉じ込めてませんけど」

 

「それは私だ。体育祭が終わるまで一時的に閉じ込められる場所がそこしか無かったからな」

 

 

 用具入れに閉じ込められるってどんな気分なんだろうな……想像できないし実際に閉じ込められたいとも思わないけども……

 

「この三人の問題行動によって、アリーナの使用申請の条件が厳しくなったのも伝えておくからな」

 

「連絡終わって無いじゃん、姉さん」

 

「学校では織斑先生だ、織斑妹」

 

 

 チョークがマドカに飛んでいき、見事額に当たった。さすがは織斑先生だと言えるけども、マドカの額が赤くなってるのを見ると、手加減したのだろうかと疑いたくなる。

 

「当然してるだろうな」

 

「え?」

 

「だから手加減」

 

 

 隣に座ってる一夏君に私の思考を読まれ、そして私の疑問に答えてくれた。

 

「何の話だ?」

 

「いえ、香澄が今の攻撃、手加減してるのかと疑問に思ってたので答えただけです」

 

「そうか。もちろん手加減したし、手加減しなかったら織斑妹の額に当たる前にチョークが燃え尽きただろうな」

 

「ええぇ!?」

 

 

 せめて人間レベルでの攻撃をしてくださいよ……チョークが燃えるってどんな状況ですか!

 

「まぁそれは兎も角として、アリーナの使用申請だが、職員室で許可を貰った後に学年主任か生徒会メンバーの承認も必要になるから気をつけるように。この二つの使用許可がないと判明した場合、それなりに厳しい罰があるからな」

 

「訓練機の使用申請は変わらないんですか?」

 

「訓練機は一様に織斑兄が管理する事になったからな。使用する場合は織斑兄の許可と学園の許可の二つが必要となる。そして使用する際、織斑兄の手が空いていれば、使用者にあったISを選んでくれるだろう」

 

「織斑先生、そんな話聞いてませんが?」

 

「学長からそう言えと頼まれた。異論は認めないそうだぞ」

 

「あの古狸が……」

 

 

 如何やら一夏君はその事を聞いてなかったようだけども、抵抗しても無駄だと言われ諦めたように腕組みをした。

 

「授業での使用は原則自由だが、少しでも暴走行為をした場合は今まで以上に厳しい罰が下されるからな」

 

「ちなみにどれほど厳しくなるんですか?」

 

「今までは反省文三十枚とグラウンド五周だったが、これからは反省文百枚のグラウンド二十五周になる」

 

 

 かなり厳しくなってる……でも暴走行為なんてする人居ないし、大丈夫だよね?

 

「それから今日より織斑兄が実技授業に復帰する。だが生徒では無く教師としてだがな」

 

「……元々教師では無いのですが」

 

「細かい事は気にするな! 早速今日の一限は実技だからな。織斑兄の指導力に期待してるからな」

 

「……もしかして的当ての時の解説の事根に持ってるんですか?」

 

 

 一夏君が半目を開き織斑先生を見ると、まるでその事が分かってたかのように織斑先生は視線を一夏君から逸らした。

 

「なるほど……」

 

「では解散! 織斑兄は更衣室に移動し着替えグラウンドに来ること」

 

「分かりましたよ。いくぞ須佐乃男」

 

「はい」

 

 

 一夏君と須佐乃男が教室から出て行き、クラスメイトは一気にざわめきだした。

 

「織斑君の言ってた解説って、四月一日さんとデュノアさんの事だよね」

 

「やっぱり四月一日さんは織斑君の個人レッスンを受けてるの?」

 

「えっと、屋敷に居た頃に何度か……今は一夏様がカスタマイズしてくださった機体を使わせてもらってますから、それで差が出たのでは無いでしょうか」

 

「いいな~。私も織斑君にカスタマイズしてもらった機体を使いたいな~」

 

「でも、今学園にある訓練機の殆どは、お兄ちゃんが整備してるんだよね? 何でも亡国企業が攻め込んできた時の修繕費を捻出する為に整備費をケチったとか何とかで」

 

 

 まさかそんな事情があったとは知らなかった……一夏君がISの整備をしてるのは知ってたけど、その理由が経費削減だったとは……でも何で整備科に頼まないで一夏君に頼んだんだろう……

 

「ところで織斑さん、お兄さんの整備の腕ってどれくらいなの?」

 

「姉さんが言うには、そこら辺の有象無象よりかは遥に凄い腕だとか言ってたけど、あの目はもっと出来るだろうなと思ってる目だったから、実際はどれくらい凄いのかは分からない」

 

「織斑君って選手と整備師のどっちになるんだろうね」

 

「どっちにもならないで普通にIS企業に就職するんじゃない? ほら、彼国籍無いし」

 

「その頃には決まってると思うけど?」

 

 

 様々な憶測が飛び交う中、静寂が一つ手を叩いた。

 

「おしゃべりで盛り上がるのはいいけど、織斑先生に叩かれても知らないわよ? いくら一夏君が居るとはいえ、遅刻はさすがに正当化出来ないんだから」

 

「そうですね。むしろ一夏様が居るから余計遅刻では怒られると思いますよ」

 

 

 準備を終えている美紀も、静寂同様にクラスメイトに注意する。試験で学年三位の静寂と実技でかなり上位に名を連ねるだろうと噂されている美紀に注意され、クラスメイトは大人しく着替えを再開した。

 

「それじゃあ香澄、私たちは先に行くからね」

 

「ちょっと待って、もう終わるから」

 

 

 着替え終えて静寂と美紀と一緒にアリーナに向かう。一夏君のおかげでこうして仲良くなれたのだけども、今では一夏君抜きでも普通におしゃべりが出来る仲までなれたのだ。

 

「一夏様が三人を行動不能にしたと仰ってましたが、また生身で戦われたのでしょうか?」

 

「如何なんだろうね。何時三人が暴走したのとかも分からないしね」

 

「体育祭の最中としか言ってなかったしね」

 

 

 多分本音やマドカは知ってるんだろうけども、一夏君が口止めしてるだろうから聞きだせないんだろうな……

 

「ところで特別指導室って何処にあるの? 私見た事無いんだけど」

 

「正直言って私も無いのよね。前に一夏君に聞いたら『ごく一部しか知らない場所だから当然だ』って言われたんだよね」

 

「ごく一部って誰なんだろう……更識会長とかかな?」

 

 

 後可能性があるとしたら布仏先輩だろうけども、どっちも教えてくれなさそうだし……

 

「とりあえずは気にしないでおきましょう。前一夏君が入院した医務室だって、私たちは知らないんだから」

 

「それもそうだね……触らぬ神に祟りなしだね」

 

「美紀が諺使うなんて……これも一夏君の指導の賜物?」

 

 

 私と美紀は一夏君が居なかったら赤点補習必至だったからね……ホント一夏君には感謝してる。

 

「実習って何するの? 三人も減ったからそんなに進まないとは思うけど」

 

「如何だろう? むしろ織斑先生の事だからかなり進めるかもしれないよ?」

 

「可能性があるのが怖いよね……」

 

 

 一夏君には敵わないけども、織斑先生もなかなかのドSだと噂されてるしな……実際どうなるのか分からないのがまた怖いよね……

 おしゃべりしながら廊下を進み、漸くアリーナに到着した。そう言えば訓練機って誰が選別するんだろう……やっぱり一夏君なのかな?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 更衣室で着替え、俺は須佐乃男を室内に入れる。

 

「一夏様の着替えは早くて助かります」

 

「あ? 何でそんな事急に言うんだ?」

 

「そろそろ廊下で待たされるのは寒いですからね」

 

「……お前ISだろ? 寒さなんて気になるのか?」

 

「ぶっちゃけると気になりません」

 

 

 なんなんだそりゃ……なら早い遅いは関係無いだろうが……

 

「それで一夏様、実習で使う機体は選んであるんですか?」

 

「篠ノ乃のように訓練機を悪く言う輩は居ないから、どの子も実習には協力的だ」

 

 

 何人かは専用機に憧れるあまり訓練機を軽視する事があるのだが、篠ノ乃のように負けたのを機体の所為にしたり、機体を馬鹿にするような発言をする人は居ないのであの子たちも安心しているのだ。

 

「やはり性能の差はあるのでしょうけども、篠ノ乃さんのように己の未熟さを機体の性能の所為にするのは、やはり駄目ですよね」

 

「アイツはIS操縦者としては欠陥だらけだからな。その他も欠陥だらけだが」

 

 

 俺の言葉を辛辣だとは須佐乃男も思わないだろう。それだけ篠ノ乃は欠陥がある人間だし、ISに全ての責任を押し付けて自分は悪く無いような事を平気で言うような人だからな……

 

「ISにだって個性や感情があるんだ。それを分からないようなヤツに専用機なんて百年早いんだよ」

 

「今のところ一夏様以外ISの個性の違いや感情の変化が分かる人は居ませんが?」

 

「アイツはそれ以前の問題だって事だよ。訓練機でもまともに動け無いヤツが、専用機なんて使いこなせる訳ないだろ」

 

 

 そもそもアイツに専用機を造るつもりなどこれっぽっちも無いのだがな。

 

「それでは一夏様、何機かアリーナに持っていきましょう。一夏様は訓練機を動かせないんですから」

 

「既に山田先生やナターシャが運んでるだろ。あの二人は訓練機を動かせるんだから」

 

「碧さんもでは?」

 

「碧は専用の訓練機があるからな。それを動かすだろ」

 

「いえ、生徒が使う機体を準備するくらいはするんじゃないかという話です」

 

「分かってるぞ、冗談だ」

 

 

 偶には俺もボケに回っても構わないだろうと思ったのだが、如何やら通じなかったようだ。やっぱりボケはボケ専門のヤツに任せて、俺はツッコミを担当するしかないのか……

 

「美紀さんも専用の訓練機がありますけど、一夏様は美紀さんの専用機は造らないのですか?」

 

「美紀は候補生じゃないからな……だが何故俺が専用機を造る事を知ってるんだ?」

 

「実は最初の篠ノ乃さん粛清の際に思考を読み取りました。離れてましたが上手くいってよかったです」

 

「なるほど……確かにあの時はブロック掛けてなかったからな」

 

 

 篠ノ乃の暴言に苛立ちを覚えていた為、普段より思考のブロックは弱めていた。それが須佐乃男に専用機の件を知られたきっかけなら、俺もまだまだ未熟だな……

 

「分かってるとは思うが他言無用だから。もし漏らしたらお前だろうと容赦し無いから覚えとけ」

 

「大丈夫ですよ。私だってスクラップにはされたくありませんから」

 

 

 須佐乃男に一応の釘を刺し、俺はアリーナへと続く廊下を進む。実習に参加するのは久しぶりだが、生徒では無く教師として復帰するとは思って無かったぞ……

 

「さすがは一夏様ですね」

 

「思考を読むな」

 

「いいじゃないですか。それほど重要な事でもありませんし」

 

「そういう問題じゃ無い気がするんだが……」

 

 

 まぁ普段から他人の思考を読み取ってる俺が気にするのもアレか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 閉じ込められていったいどれだけ時間が経ったのかが分からない。シャルロットが言っていた事が改めて自分の中で繰り返される。この空間では時間概念が崩壊する。それを身を持って体験しているのだ。

 

「セシリア、今何時か分かるか?」

 

「分かる訳ありませんわ。時計もありませんし、この空間には窓すらありませんもの」

 

「だがさすがに休み時間になれば一夏か千冬さんが様子を見に来ると思うんだが……」

 

「それは無いよ。だって僕は三日間くらい放置された事もあるから」

 

 

 退屈だったのか、シャルロットも会話に加わってきたのだが、出来れば知りたくない情報をもたらしてきた。

 

「それって本当ですの?」

 

「火曜日に閉じ込められ金曜まで忘れられてたんだから」

 

「四日じゃないのか?」

 

「さぁ? 時間概念がなくなるって言ったでしょ。だから何時閉じ込められたのか、何時様子を見に来られたのかも分からないんだって。途中で一夏が様子を見に来てくれたけどね」

 

 

 如何やらこの空間の事は一夏も知ってるようだな……ってそう言えばそんな事もシャルロットが言ってたな。

 

「時間概念がなくなると、空腹を感じたら食べるって感じになるからね。だから食料で日数を計算しようとしても駄目になるんだよね……」

 

「今はその食料すら無いがな……」

 

「おなか空きましたわ」

 

 

 今が何時で、あれからどれくらい経ったのかも分からない状況で空腹を感じるとは、セシリアは意外と食い意地が張ってるんだな……

 

「セシリア、おなか空いたからって自分の老廃物食べちゃ駄目だよ」

 

「食べませんわよ、そんなもの! 大体シャルロットさんは食べた事あるんですの? 無いでしょ?」

 

「食べようと思ったことはあるよ。僕は実家で酷い扱いをされてたからね。食事抜きなんてしょっちゅうあったから」

 

 

 まさか此処でそんな重い話を聞かされるとは思って無かったので、私もセシリアも言葉を失った。

 

「あっ、誰か来たね」

 

「何で分かるんだ?」

 

「この空間三度目だよ? 僅かな音で分かるってば」

 

「音? 私には聞こえませんわ」

 

「私もだ」

 

 

 シャルロットには聞こえたようだが、私やセシリアには音など全く聞こえないのだ。

 

「よう問題児共」

 

「一夏さん!? 問題児って私もですの!?」

 

「当然だろ。お前はこの空間に閉じ込められる意味を分かって無いのか?」

 

 

 シャルロットの言ったように、確かに人が来た。それも私たちが此処に閉じ込められる原因を作ったヤツだ。

 

「一夏! 貴様の所為でこんな場所に閉じ込められたんだぞ!」

 

「人の所為にするな! 貴様が無断でISを使用したのも、アリーナの申請許可を取らなかったのも事実だろうが!」

 

 

 一夏の剣幕に負け、私は押し黙る。クソ、一夏のヤツ迫力が増してるぞ……

 

「一夏、僕は二人に巻き込まれただけだよ。だから僕は出して」

 

「相変わらず嘘が好きだな、シャル。俺が何も調べてないとでも思ったのか?」

 

 

 此方からは一夏の表情は見えないが、何故か底冷えする笑みを浮かべてると容易に想像出来た。

 

「お前が俺と駄姉の解説を使って二人を馬鹿にしてたと、他の参加者から証言が取れてるんだぞ。さて、これでもお前は巻き込まれただけだと言うのか?」

 

「それは……」

 

「それからフランス政府から通達で、次問題を起こしたら専用機は没収、国に強制帰還させるとの事だ。学園側のこれを承諾した。つまり特記事項はお前にのみ適用されない」

 

「国って……まさかデュノアの屋敷じゃないよね!?」

 

「他に何処がある? お前の帰る場所などそこにしか無いだろ。俺と織斑先生で在学中はちょっかい出せないようにしたが、学園の生徒で無くなるお前の面倒までは俺も織斑先生も見ないからな」

 

「嫌だ! それだけは絶対に嫌だ!」

 

 

 さっきまで余裕な感じだったシャルロットは、実家に連れ戻される可能性があると言われかなり慌てている。それが本当の事かすら分からないのにこれだけ慌てるという事は、かなり酷い仕打ちをされていたんだろうな……

 

「それからセシリア」

 

「は、はい!」

 

「お前も厳重注意が下されている。次同じような事をすればブルー・ティアーズは国が回収するとの事だ」

 

「わ、分かりましたわ!」

 

 

 一夏の言葉を、私は訝しげに聞いていた。いくら一夏が優秀とはいえ、外交までするのだろうかと……

 

「当面の飯は持って来たから、これで三日くらいは過ごせるだろ」

 

「ねぇ一夏、僕たちが此処に入れられてからどれくらい経ってるの?」

 

「まだ半日くらいだろ。昨日の夕方に閉じ込められ、今はまだ翌日の昼だからな」

 

 

 一夏の言葉に、私とセシリアは驚愕する。まさか半日で時間概念が崩壊するとは思って無かったのだ……




如何やって亡国企業に流れを持っていこう……

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