もし一夏が最強だったら   作:猫林13世

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ホントにそんな事で悩むんですかね……


乙女の悩みと才能の差

 まだ寝ていた本音ちゃんを一夏様が起こし、着替えさせてから朝食の席に座らせた。もちろん着替えたのは本音ちゃんが自分でやったのだが、一夏様に頼もうとしてたのを刀奈お姉ちゃんや簪ちゃんが必死になって止めたのだ。

 

「まだ眠いよ~……」

 

「休みだからって何時までも寝てる場合じゃ無いでしょ。本音は昨日は午前も午後もギリギリだったんだから」

 

「午前中に関して言えば、一夏のお情けで合格にしてもらったんだけどね」

 

 

 眠そうに目を擦る本音ちゃんに、刀奈お姉ちゃんと簪ちゃんの言葉の攻撃が襲い掛かる。確かに本音ちゃんは両方ともギリギリだったし、珍しく私よりも点数が低かった。

 珍しくと言うのも、中学時代に私より本音ちゃんの方が低かった事など、二,三回くらいしかなかったからなんだけどね……まあ、それだけ私の点数が酷かったんだけど……

 

「本音様、そこまで眠いのでしたら一夏様に逆らって寝てたら如何です? その代わり試験後は補習でしょうけどね」

 

「それは嫌だな~……おりむ~に逆らった時点で私のテストは焼け野原だろうしね~」

 

「それって何も無いって事? つまり空欄で出すって事?」

 

「そうだよ~。おりむ~に習ったところは解けるかもしれないけど、見捨てられたらもう勉強もしないだろうからね~」

 

 

 それはそれで如何なんだろう……見捨てられたのなら、自力で何とかしようとか考えないんだろうか……

 

「そう言えばお兄ちゃんは?」

 

「一夏さんなら洗濯してますけど」

 

「さすがは主夫の鑑、もう洗濯してるんだ」

 

「静寂、何だかそのフレーズ気に入ってない?」

 

「だって一夏君にピッタリでしょ?」

 

「……一夏君が納得してないと思うんだけど」

 

 

 静寂と香澄がおしゃべりしてるのも、最近では当たり前のように思えるようになった。前は何だかギクシャクしてるように感じてたけど、この勉強会で近付いたのかな……まだ一日だけど。

 

「食べ終わったら如何するの?」

 

「一夏が用意したプリントをやってもらうんじゃない? それで分からない所を私たちが教える」

 

「大体昨日と一緒ですね」

 

「問題は違うんだけどね~」

 

 

 一夏様は徹夜で作業してた様子ですし、問題もしっかりと作られたのでしょう。一夏様の問題は、本番のテストでも似たような問題、またはそのままの問題として出題される事が多いようで、赤点ギリギリの人間の間では、高値を払ってでもほしいと噂されるほどらしいのです。現に前の小テストでも殆ど一夏様が考えられた問題が再テストとして出題されましたし……

 

「一夏君は掃除とか洗濯とかしてるし、やっぱり私たちがメインで教えるのかな?」

 

「そうだと思いますよ。一夏さんも私たちに家事を任せるよりか、勉強を任せた方が安心出来るでしょうし」

 

「それって女として如何なんだろう……」

 

 

 簪ちゃんがつぶやいた言葉に、全員の手が止まった……確かに女として一夏様より家事が苦手と言うのはこの女尊男卑の世の中でも微妙な感じがするんだよね……まあ静寂が言ってるように、一夏様は最早主夫ですから、私たち学生が太刀打ち出来ないのも仕方の無い事ではあるのですが……

 

「とりあえず食べちゃいなさいよ。私たちだけ終わってても仕方ないんだし」

 

「そうだね。あと終わってないのは本音と香澄だけだし」

 

「エイミィは意外と早食いなんだね」

 

「美味しければ自然と箸が進むんだよ~」

 

「日本人より日本語を上手く使ってるような気がする……」

 

 

 確かに一夏様の作られた料理は、どれも美味しいですが、私は美味しければ逆に箸が進むスピードは遅くなると思うんですよね。ゆっくりと味わいたいと思うから、自ずと箸が進む速度は遅くなると……まあどっちもあるんでしょうけどね。

 

「早く片付けないと、それだけ午前中の勉強時間が減るだけだけどね」

 

「そうなると合格点に届かない可能性が高くなるね」

 

「今日の罰は何なのでしょう」

 

「一夏君に聞いてきましょうか?」

 

 

 教師役の四人がただならぬプレッシャーを二人に掛けはじめる。まあただのおしゃべりなのかもしれないけど、本音ちゃんと香澄は食べるスピードを速めた。

 

「ちゃんと噛めよ」

 

「あっ、一夏君。でも、早くしないと勉強の時間が……」

 

「何だ? 随分と熱心だな」

 

 

 さっきまでの会話を聞いていない一夏様は、勉強熱心だと勘違いした様子、簪ちゃんがそれを正す為に本当の事を一夏様に言った。

 

「違うよ一夏、勉強の時間が減れば、その分罰を受ける確率が高くなるから」

 

「そんな事か。別に開始時間が遅くなれば、その分終了時間を遅くするから問題ないだろ」

 

「それって、私たちにも関係してくるじゃない!? さあ、早く食べて」

 

「恐ろしく自分本位だな……まあ早めに勉強が始められればその分早く寝れるからな。遅刻の心配も減るって事だ」

 

「そっか。明日は普通に授業なんでしたね。すっかり忘れてましたよ」

 

「須佐乃男……それは忘れちゃ駄目だよ」

 

 

 エイミィにツッコミを入れられて、須佐乃男は気恥ずかしそうに頭を掻いて笑った。まあ休日にこれだけ勉強をしてたら、明日が平日で普通に学校がある事なんて忘れたくなるのも分からないでもないですがね。

 

「ご馳走様でした」

 

「ごちそーさまー!」

 

「お粗末様。それじゃあ俺は片付けるから、勉強の方は任せる」

 

「まっかせて~! それで一夏君、今日の問題プリントは?」

 

「ん? これだ」

 

 

 一夏様から問題プリントを受け取った刀奈お姉ちゃんは、問題をさっと見て私たちに配ってくれました。でも見た瞬間なんで眉を顰めたんだろう……

 

「うわぁ……」

 

「昨日よりかなり難しい……お兄ちゃん、イジワルだ」

 

「全然分からない……」

 

 

 貰って問題を見た瞬間、私たちは一斉にキッチンを見た。まあ見ても壁があるから一夏様の姿は見えないんだけど、それでも一夏様に文句を言いたくなるのは仕方ない事だと思う。

 

「いきなりレベル上がってるもんね……」

 

「でも、昨日が基礎だったから、今日のこれは応用のレベルだと思うよ」

 

「そうなのでしょうが、これは少し難しいのでは……」

 

「でも、これが出来なきゃ本番でも出来ないって事だと思いますよ」

 

 

 教師役の四人も、問題プリントを見て難しいと思ってるようで、四人で話し合ってます。でも簪ちゃんや静寂が言ったように、これが応用問題で、このプリントが出来なければ本番でも出来ないのも間違いでは無いと思うんだよね……とりあえず解けるか如何かやってみないと。

 

「一夏君、これってホントに今日やる問題?」

 

「何だよ急に、今日の分しか作って無いんだから、今日やる問題だろ」

 

「でも、結構レベル上がってるよ?」

 

「何時までもぬるま湯じゃ成長しないだろ」

 

「そうですが、いきなり過ぎませんか?」

 

「そうか? これでも簡単にしたつもりなんだが」

 

 

 如何やら一夏様のプランでは、これ以上の難しい問題が出される様子、私たちは問題を解きながら心の中でこれ以上は無理と唱えました。

 

「まあ今日の出来次第では、もう少しレベルを下げても良いが、そうなるとそれだけ赤点の可能性が高まるからな。どっちがいいかは自分で考えるんだな」

 

 

 それだけ言って一夏様は掃除機を取り出して部屋の掃除を始めました。もちろん騒音が出ないタイプの掃除機なので、勉強の邪魔になる事はありえません。

 

「そっか、一夏君の中ではこれはまだ簡単な方なんだね」

 

「一夏だから簡単だと思うだけで、普通なら結構レベル高いって感じるんだけどね」

 

「ですが、一夏さんもそれは分かってるでしょうから、一夏さんが言う難しい問題と言うのは、本当に難しいんだと思いますよ」

 

「まだ一週間はあるけど、確かに昨日のペースじゃ期間内に範囲全てを教える事は不可能だったでしょうし、一夏君がペースを上げた理由も分からなくはないですけど」

 

 

 一通り問題を見たけど、貰った時に感じたほど理解出来なくは無さそうだった。何問かは解く事が出来そうだし、それ以外も説明を聞けば何とか理解出来る範疇だと感じたのだ。

 

「おねーちゃん、これって如何解くの~?」

 

「楯無様、これは如何すれば」

 

「静寂、此処教えて」

 

 

 やっぱり自力では厳しいので、何人かは教師役の人に教えてもらう事に。まあ私もある程度は解けても、最後まで解けそうな問題はホント数える程度しか無いんだけど……

 

「簪ちゃん、此処を教えて」

 

 

 問題を解いていくと、初めに感じていた絶望感はすっかりと影を潜め、今は必死に勉強する事だけが私たちの中に広がっていた。

 

「これって一夏君の狙い通りなのかな?」

 

「如何だろう。一夏もこれを狙ってたとは思えないけど」

 

「ですが、一夏さんなら何も考えなくてもこれくらいの事はしそうですが」

 

 

 教え終わった三人が、私たちを見てそんな事を話していた。一夏様が狙ったのかは分からないけど、確かにこれくらいのレベルで躓いてたら駄目なんだと言う事は分かった。難しいけど絶対に解けないと言う感じでは無かったのだ。

 

「そう言えば碧さんは?」

 

「ご飯食べ終わったら見回りに行ったよ」

 

「一人でですか?」

 

「外でナターシャ先生と待ち合わせしてるようでしたよ」

 

「そっか。それなら迷子にはならないでしょうね」

 

 

 小鳥遊隊長の迷子癖は未だに治らず、一人で見回りをすると必ず別の場所に到着するのですよね……

 

「さて、洗濯も終わったし、ちょっくら買出しに行ってくる」

 

「それくらいなら私たちが行くから、一夏君は少し休んだら? 寝てないんでしょ?」

 

「まあそうだが……ホントに大丈夫か? 結構重いぞ」

 

「そんなに買うの?」

 

「人数居るし、何より食べるからな」

 

 

 確かに、私たちは成長期ですし、なるべく栄養を摂った方が良いのでなるべく食べますが、一夏様の料理はそんな事を気にする事無く食べられますしね……特に本音ちゃんは良く食べてる気がする……

 

「お姉ちゃんと私で行けば大丈夫。だから一夏はこっちを見てて」

 

「二人がそう言うなら頼むが……本当に大丈夫だな?」

 

「任せてよ! 買出しくらいなら私たちだってちゃんと出来るし、それにそんなに時間かからないだろうしね」

 

「テキトーに買ってこないで、ちゃんといい食材を選んで買ってくるんだぞ?」

 

「…あっ、ちょっと自信無くなってきた」

 

「でも大丈夫! いざとなったらお店の人に聞くから」

 

「……やっぱり俺が行くから良いや」

 

 

 結局心配になったようで、買出しは一夏様が行く事になりました。細かい事までしっかりと考えているんですね、一夏様は。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 一夏君が買出しに行ってる間、私たちはちゃんと勉強してた。普段のテスト前と比べれば、これほどしっかり勉強してない事が良く分かる……ホント、一夏君には感謝しっぱなしだな。

 

「あれ、これは如何解くんだろう……」

 

 

 自力では解けない問題に苦戦して、私は静寂に助けを求めた。

 

「静寂、この問題が分からない……」

 

「どれ? ……これはね」

 

 

 静寂の説明を聞きながら、私は自分の頭の中でその説明を反芻する。この場だけ理解出来ても、本番で覚えてなければ意味が無いからだ。

 

「……と言う訳だけど、分かった?」

 

「うん、何とか……」

 

 

 説明を聞いて問題を解いてみせる。静寂は満足そうに一つ頷いて別の人への説明の為に私の傍から移動した。

 

「(一夏君もだけど、やっぱり静寂も頭良いんだな……)」

 

 

 天性のものでは無く、静寂も努力してるんだと言う事は分かってるんだけど、それでも私は神様を軽く恨んだ。静寂は実技も学年で半分より上位に位置する成績を修めている。しかも座学は学年でもトップ10以内に位置する秀才だ。頭の出来が私なんかとは違うのだろうけど、それでもやっぱり羨ましいとは思ってしまうのだ。

 

「(更識さんも相当頭良いし、何で一夏君の周りには頭の良い人が多いんだろう……)」

 

 

 まあ、同じくらい残念な頭の持ち主が居るんだけど、それでも一夏君の周りには頭の良い人が多い気がする。

 

「(更識先輩や布仏先輩だって、二年と三年の学年トップだし、ナターシャ先生だって教えるのが苦手なだけで頭自体は悪く無いんだし……それに織斑先生。あの人だって頭良いし、なんて言ったってモンド・グロッソを無敗で連覇した人だもんね……私たちとは住む世界が違うんだろうな)」

 

 

 家事一切が出来ないらしいけど、そんな事が気にならないくらいの頭脳とIS操縦技術の高さ、そしてあの美貌だ……天は二物を与えずと言うのは嘘のようだ。

 

「(そう言えば、一夏君は篠ノ乃博士とも知り合いなんだよね。やっぱり一夏君の周りには頭の良い人が沢山居るんだ)」

 

 

 ISの生みの親、世界最高の天才篠ノ乃束博士、彼女もまた一夏君の周りの人だ。一夏君には駄ウサギと呼ばれてるけど、あの人は全世界が欲している頭脳の持ち主だ。決して馬鹿呼ばわりされて良い人では無いはずなんだけど……

 

「(昨日のアレを見ると、私たちが崇め過ぎてるのかもって思って来ちゃったんだよね……)」

 

 

 織斑先生と篠ノ乃博士の暴れっぷりは、それはもう問題児と言う言葉がピッタリなくらい酷かった。一夏君が怒るのも無理がないと言うか……あれ? そう言えば今気付いたけど、一夏君の周りの人って、皆胸が大きいような……

 小さいと気にしてる更識さんだって、私よりかはあるし、年下のはずのマドカだって、私より大きい……

 

「香澄? おーい……聞こえて無いのかしら」

 

 

 一夏君が毎日揉んでる!? ……いや、一夏君はそう言った事にあまり関心が無いんだった。そうなると何で皆大きいんだろう……

 

「香澄!」

 

「ッ!? 静寂……何、いきなり大声だして」

 

「勉強の手が止まってるから、何か分からない箇所でもあるのかと思って声を掛けたら、全く反応してくれないんだもん」

 

「え? ……あ」

 

 

 すっかり余計な事に頭を働かせていた為に、勉強が疎かになっていた……スタイルの事も気になっちゃうけど、今は勉強しなきゃいけないんだった……

 

「ゴメン、ちょっと考え事してて……」

 

「何を考えてたの?」

 

「後で話す……」

 

 

 静寂の結構大きいし、私の悩みを分かってくれる人はこの部屋には居なさそうだ……

 

「まあすぐに解決する事じゃ無いのなら、後回しでも良いんじゃない? 早急に解決しなければいけない事じゃ無いのならだけどね」

 

「うん、大丈夫。すぐに解決はしないし、それほど急ぎでも無いから」

 

 

 そもそも解決するのか如何かも分からない事だし、急いで解決出来るのならこんな事で悩まないってば……

 

「一夏君、遅いね」

 

「そんなに遅いかな? まだそれほど経ってないよ?」

 

「そうだけど、いつもならパッと行ってパッと帰ってくるじゃない?」

 

「まだ怪我してるんだし、何時も通りには出来ないって」

 

 

 そう言えば一夏君、まだ完全には回復してないんだっけ……亡国企業が攻めてきた時に大怪我をしたまま私たちを庇ってくれたんだっけ……それで更に怪我を悪化させちゃったとか聞いたけど、黛先輩は何処でそんな事を調べてくるんだろう……ニュースソースは秘密だって教えてくれないんだよね……

 

「気になるのでしたら行ってくれば良いんじゃないですか? 幸いにして皆さんそれ程質問は無いようですし」

 

「でも、一夏君の手伝いに行っても、結局は邪魔になるだけなのよね……」

 

 

 一夏君の行動は全く無駄が無いもののようで、私たちみたいに何処かに寄り道とかそう言った事をしないらしい。だからそれほど時間も必要ないんだと前に本音から聞いた。

 

「心配しなくてもそろそろ帰ってくるって。一夏も偶には寄り道してるのかも知れないし」

 

「う~ん……そうなのかなぁ」

 

「須佐乃男、一夏の気配はどの辺にある?」

 

「一夏様のですか? ……敷地内にありますよ」

 

「ほら、だからそれほど心配しなくても大丈夫だって言ったでしょ?」

 

「そうだね……敷地内なら心配しなくても大丈夫か」

 

 

 更識先輩は納得したのか、大きく頷いてそれ以上一夏君の事は口にしませんでした。それにしても大きい……篠ノ乃さんとどっちが大きいんだろう……って! 今はそんな事を気にしてる場合じゃ無いのに!

 如何しても視線が胸に向かってしまうのは、私が小さいとコンプレックスを抱いているからだろうか……その点では二組の凰さんと仲良くなれるかもしれない。

 

「退屈ね~」

 

「それでしたらお嬢様も勉強したら如何です? 私たちも試験あるんですよ」

 

「そうなんだけどさ~。大体覚えてるし、前日に見直せば何とかなるっしょ」

 

 

 何て羨ましい……これが学年トップの頭脳だと言うのか……

 

「まあ概ねその通りですが、それでも勉強しておく事に意義があるんですよ」

 

「だって虚ちゃんだって見直しだけでしょ? 後はクラスメイトに教える際に自分も復習しちゃうとかさ」

 

「お嬢様もそうなんですか?」

 

「だって私が普段勉強してるところなんて、虚ちゃん見たことあるの?」

 

「……言われてみれば無いかもしれないですね」

 

「でしょ? それに、私だって虚ちゃんが勉強してるところ見た事無いかもよ? 収支計算はしてるの見た事あるけど。後簪ちゃんや一夏君が勉強してるのも見た事無い」

 

「一夏さんや簪お嬢様も、大体授業で理解しちゃってますからね」

 

 

 これがハイレベルと言うものなのだろうか……勉強をしながら、私たちはレベルの違いに愕然としていた……山田先生の授業で理解出来るなんて、一夏君は本当に凄い人なんだな……まあ山田先生の授業を分かり難くしてるのは、私たちにも原因があるんだろうけどね。




男の自分には分からない世界だなぁ……

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