もし一夏が最強だったら   作:猫林13世

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十二月ですね…


本音の伝達能力

 一夏様と楯無様を部屋に残し、私たちは教室に向かいました。本当なら一夏様にも看病が必要なのでしょうが、それを口実にサボると思われたく無かったので全員大人しく部屋から各目的地へ移動する事になりました。

 

「それにしても、相変わらず一夏の規格外には驚かされる」

 

「そうだね~。でもそのおかげで今日は朝から美味しいご飯が食べられた~」

 

「本音様はそればっかりですね」

 

「少しは違う事を考えたら如何なの?」

 

 

 姉である虚様も呆れた様子ですし、本音様は少しまともになられた方が良いのではないでしょうか。

 

「ちゃんと考えてるよ~!」

 

「例えば?」

 

「今日のお昼は何だろうな~とか、おりむ~はちゃんと大人しくしてるかな~とか」

 

「殆ど食べ物ですね……一夏様のそれも食事に直結しそうですし」

 

「一夏がまた倒れたら本音のご飯は美味しくなくなるんだもんね」

 

「そんな事無いけど、やっぱりおりむ~のご飯が良いでしょ~?」

 

 

 それに関しては私も同意するのですが、もう少し違う事を考えても良いんじゃないでしょうか。そろそろ体育祭やテストだってあるのですから。

 

「それでは、私は此方ですので」

 

「じゃあね~」

 

 

 三年生である虚様とは此処で別れ、私たちは一年のフロアに入りました。

 

「あれ? そう言えばマドカは?」

 

「マドマドはトイレに行ってから来るって言ってたよ~」

 

「そうなんだ」

 

 

 何故マドカさんは本音様に伝えたのでしょうか? 私たちに伝えた方が確実だったとは思うのですが……

 

「追いついた!」

 

「マドマド、お帰り~」

 

「酷いよ本音、待っててて頼んどいてって言ったのに」

 

「ほえ? そうだっけ?」

 

 

 やはり問題が発生したじゃないですか……本音様は肝心な事を聞いてなかったようで、私たちはマドカさんを置いていってしまったじゃないですか。

 

「やっぱり違う人に伝言を頼めば良かった」

 

「なんだよー! ちゃんとトイレに行ってるとは伝えたんだぞ~!」

 

「伝えて欲しかったのは待っててって事で、そっちは別に聞かれたらで良いんだよ!」

 

「ほえ~、伝言って難しいね~」

 

 

 今の何処に難しさを感じる要素があったのでしょうか……やはり本音様は群を抜いて天然のようですね。

 

「それじゃあ、私はこっちだから」

 

「後でね~!」

 

 

 簪様とも別れ、私たちは一年一組の教室に入る。本当なら一夏様も一緒に来るはずなのですが、今日は様子を見る為に休むので此処には居ません。寂しいですけど無茶をされて今度は長期入院とかになられるよりはずっとマシかもしれませんね。

 

「おはよ~!」

 

「おはようございます」

 

「おはよう」

 

 

 クラスメイトに挨拶をしながら自分たちの席に着く。私たちは何時も最後の方なので教室にはクラスメイトの大体が揃っているので皆に挨拶が出来るのです。

 

「おはよう、今日も一夏君は居ないのね」

 

 

 このクラスで一夏様の次にしっかりしてるであろう鷹月さんが挨拶を返してくれました。本来なら一夏様の代役は鷹月さんがするべきだったのでしょうが、何故だか辞退してしまったのですよね。

 

「部屋には居ますけど、今日はさすがに様子見で休むようです」

 

「そうなんだ。相変わらず回復が早いわね」

 

「驚かないんですね」

 

 

 私たちは朝から大騒ぎだったのに、鷹月さんは全く驚く気配すらありません。一夏様とそれ程親密な間柄では無いはずなのですが……

 

「だって一夏君でしょ? 彼なら何でもありかなーって」

 

「確かに……」

 

 

 一夏様だからこそ驚かないと言う事ですか……その気持ち分からなくはないですね。

 

「大体一夏君が怪我した時点で驚いたからさ。早く治ってももう驚かないよ」

 

「お兄ちゃんだって怪我くらいすると思うけど」

 

「それだって滅多にしないでしょ? だから一夏君が学校を休む程の怪我をした事で、もう十分驚いたから」

 

「おりむ~は今日も来ても平気だって言ってたけど、さすがに無茶したら怒られると思ったんだろうね~」

 

「そりゃあれだけ心配させておいて、また無茶したら怒られるでしょ」

 

 

 怒るか泣くかのどちらかになるでしょうが、確実に一夏様は困る結果になっていたでしょうね。

 

「それじゃあお昼にでも電話してみようかな。色々と聞きたい事もあるし」

 

「一夏様は生徒会の業務や楯無様の看病で忙しいですから、電話に出られるか如何か分かりませんよ?」

 

「絶対安静が解けた途端に忙しいのね、一夏君は」

 

 

 そりゃ一夏様にしか出来ない事が沢山ありますし、楯無様の看病も私たちじゃ一向に回復する兆しすら見えませんからね……やっぱり一夏様が看病しなければ治るものも治らないのかも知れませんね。

 

「は~い、席に着いてください。HRを始めます」

 

「おっと、それじゃあまた後で」

 

 

 山田先生と千冬様が教室にやってきて、私たちは慌しく自分の席に着きました。今日はまだ予鈴が鳴って無いのに教室に来たので、大半のクラスメイトは不思議顔で席に座ってました。

 

「少し早いがその事は気にするな。連絡事項が多い為の特別措置だ」

 

「まず初めに、一昨日の襲撃で使用出来なくなっていたアリーナですが、今日の午後に業者さんが来て修復をしてくれるとの事ですので、明日から普通に使えるようになります」

 

「ISも同様に修繕が完了するのは明日だから、今日の実技の授業は体力作りになると思え」

 

 

 それはつまり、グラウンドを二十周とかそう言った類の拷問が行われると言う事なのでしょうか……私には関係無いですけどね。

 

「昨日の実習で、お前たちには体力が無いのが判明したからな。ミッチリとしごいてやるから覚悟しておけ!」

 

 

 昨日の実習も私は参加してませんし、いったい何があったのか本音様もマドカさんも教えてくれませんでしたし……

 

「次に定期試験の事ですが、これは予定通り行いますので、皆さんしっかりと勉強して下さいね」

 

「今回も平均点が学年最下位だった場合は、お前ら全員補習してやるから覚悟しておけよな」

 

「あ、あわ、あわわわわ……」

 

「ど、如何しよう……」

 

「また織斑君に頼む!? でもまだ復帰して来れないだろうし……」

 

「補習は嫌だ~!」

 

 

 千冬様の宣告にクラス中がパニック状態になってしまいました。かく言う私も補習は嫌だと思ってるのですが、その気持ちだけで点数が上がるとも思って無いので平常心で居られました。

 

「それから織斑君ですが、明日から普通の授業には復帰出来るそうなので、分からない事とかがあるのなら織斑君に聞くのも良いと思いますよ」

 

「え? だって織斑君って重体だって言ってましたよね?」

 

「アイツは丈夫だからな。少し大げさに言っていただけで本人は少し休めば治ると最初から言っていたしな」

 

「そうだったんだ……面会謝絶とか聞いてたから、かなり危ないのかと思ってた」

 

 

 本当の事を言うのなら一夏様はまだ危ない状態なのですが、とりあえずの生活は出来るようになったので復帰するだけなのですがね。ダメージは残ってるので少し突けばすぐに絶対安静の生活に逆戻りですから。

 

「織斑兄は今日だけ安静にして明日から座学のみに復帰する。お前ら、今までのように迷惑を掛けてると織斑兄の負担になるからな。アイツの事が好きなら大人しくしておいてやるのも優しさだからな」

 

 

 数人を睨みつけるように千冬様がそう言うと、篠ノ乃さんとセシリアさん、それとシャルロットさんがビクッと肩を震わせました。恐らく千冬様の威圧感に戦いたのでしょう。

 

「それから四月一日さんの訓練機は織斑君が修理する事になってますのでもう少し我慢して下さいね」

 

「分かりました」

 

 

 美紀さんの訓練機は、一夏様が一からカスタマイズしたもので、普通の業者では修理が出来ない程の高度な技術が施されてますからね。一夏様以外であれを修理出来るとするならば、きっと束様だけなのでしょうね。

 

「それじゃあ次は授業についてですが、先ほど言ったように今日の午後からアリーナの修繕とISの整備が入る為に午後の授業はお休みになります。後日課題のプリントを出しますのでそれを提出して単位としますので、皆さん頑張って下さいね」

 

 

 課題のプリント……一夏様に手伝ってもらわないと終わる見込みの無い地獄……私にとっては参加しなくても良い授業なのですが、課題は平等に出されるのですよね……また一夏様に泣きついて手伝ってもらわなければいけないんでしょうね。

 

「では授業を始める。山田先生、お願いします」

 

 

 HRは終わり、そのまま授業に入りました。千冬様は空席となっている一夏様の席に座り、山田先生の授業を見ていました……が、途中から一夏様の机に頬ずりしたりと奇行が目立ち始めたので、クラス中がざわざわし始めてしまいました。

 

「織斑先生、織斑君の机に頬ずりしてる?」

 

「マヤヤの授業がつまらな過ぎて壊れちゃったのかな……」

 

「でも、私も織斑君の机に頬ずりしたいなー」

 

「「分かる!」」

 

 

 千冬様の本性を知らない生徒は、千冬様の奇行は山田先生の所為だと思っているようですが、本性を知っている私や本音様、マドカさんや鷹月さんは苦笑いを浮かべました。同じく千冬様の本性を知っている篠ノ乃さんは窓の外に視線を固定して気付かないフリをしてましたし、最近しったラウラさんは戸惑いを隠せない表情をしていました。

 

「お、織斑先生……私の授業ってそんなにつまらないんですか?」

 

「私に聞かれても知らないさ。山田先生が考えて授業してるんですから、私に判断を求められても困ります」

 

「しかし織斑先生、織斑君の机に頬ずりし始めるほど退屈なんですよね?」

 

「……何?」

 

 

 自分が一夏様の机に頬ずりしていた事に今気付いたように、千冬様は動きを止めて一夏様の机を凝視し始めました。

 

「私は何をしていたんだ……山田先生、少し頭を冷やしてくる」

 

「そうですね。きっと疲れてるんですよ、織斑先生は」

 

 

 事後処理とか色々とあって箍が外れたままだったのでしょう。授業中で大勢の生徒が見ているにも関わらず千冬様は本性を露わにしてしまってました。しかし誰一人として千冬様が本性を露わにしていたとは思わずに、山田先生が仰ったようにきっと疲れていたのだろうと自分を納得させていたのでした。

 

「それじゃあ授業を再開したいと思います……って! 織斑さん、何で織斑君の席に?」

 

「だって姉さんが座ってたお兄ちゃんの席ですから」

 

「意味が分からないのですが……」

 

「意味なんて特に無いですよ。ただお兄ちゃんの席から姉さんの香りがするから此処に座ってるんです」

 

「はぁ……真面目に授業を聞いてくれるなら別に良いですが」

 

 

 一夏様の義妹であり、千冬様の実妹であるマドカさんだから出来る行為。他の誰かがしようものならクラス中から寄って集ってボコボコにされてたでしょうね。

 

「え~っと、何処まで話しましたっけ……あら?」

 

 

 千冬様の奇行でだいぶ時間を使っていたようで、再開してすぐに終了のチャイムが鳴り響きました。

 

「それじゃあこの時間はこれで。次はナターシャ先生の授業ですからね」

 

 

 そういい残して山田先生は教室から出て行きました。それと同時に美紀さんがもの凄い勢いで私たちに迫ってきました。

 

「な、何ですか?」

 

「一夏様が部屋にいらっしゃると言うのは本当なんですか!?」

 

「え、ええ……今朝目が覚めたら一夏様が部屋に居ましたよ」

 

「おりむ~のご飯を食べてきたのだ~!」

 

「そうですか、一夏様は大丈夫なんですよね!?」

 

「無茶をしなければ日常生活に支障はありませんよ。ただし絶対がとれただけで安静にはしてなければいけない状況には変わりませんけど」

 

「そうですか……良かった」

 

 

 美紀さんの一夏様への思いは本当に凄いんですね。よっぽど四月一日家での日々が嫌だったのでしょうね。でも美紀さんを助けたのは一夏様だけでは無いのですが、楯無さんと虚さんにも感謝はしてるのでしょうけども、何故一夏様にだけこれほど大げさに感謝してるのでしょうか……最早妄信と言えるのでは無いでしょうか。

 

「それじゃあ四月一日さんも昼休みに一夏君の部屋に行ってみる?」

 

「ですが、あの部屋は関係者以外は立ち入り禁止だと聞きましたが」

 

「大丈夫。一夏君にノートを貸しに行くと言う名目があるし、須佐乃男たちに付き合ってもらえば大丈夫でしょ? 須佐乃男たちは関係者なんだからさ」

 

「それはそうですが、ですが楯無様が熱を出して寝ていますので、精々廊下で会えるくらいだと思っててくださいね」

 

 

 美紀さんや鷹月さんに風邪がうつったら大変ですからね。美紀さんにうつった場合は学園の守りが薄くなり、鷹月さんにうつったらクラスの成績がガクッと落ちてしまいますしね。

 

「そうだ、ちょっと電話してみて聞いてみるね」

 

 

 そう言って鷹月さんは携帯を取り出して一夏様へ電話を掛けました。

 

『はい、何か用か?』

 

「一夏君医務室から脱出したんだってね、おめでとう」

 

『脱出って……別に縛られてた訳じゃ無いんだが』

 

「それで、今日の午後の授業が丸々無くなったから、昼休みにノートを持って行って良い?」

 

『それは構わないが、昼から生徒会の仕事をしなくちゃいけないから、会えるのは少しだけだぞ?』

 

「大丈夫だって。顔見れば満足だから」

 

『何だそれ……まぁ静寂には色々迷惑を掛けただろうから、今度時間があれば何か奢るぞ』

 

「ホント? それじゃあお言葉に甘えようかな。でもそんなに迷惑は掛かってないわよ。一夏君の代理も断ったし」

 

『そうらしいな。静寂以外にクラスを纏められるとは思わなかったから代役に推したのに、何で断るんだよ』

 

「だって面倒でしょ?」

 

 

 一夏様と鷹月さんの会話を、一夏様の思考を読む形で完全に盗み聞きしていた。何だかんだで一夏様と鷹月さんは似通った性格をしているんですね。

 

『面倒なのは認めるが、それでもラウラには荷が勝ちすぎてると思うんだが』

 

「どうせ一夏君がすぐに復帰するだろうからとも思ってからさ」

 

『妙な信用があるんだな俺……』

 

「だって一夏君だし」

 

 

 他の方ならば理由にもならない理由ですが、何故だか一夏様だからと言われると妙に納得してしまうのですよね。

 

『静寂、悪いが須佐乃男に代わってくれ、少し言いたい事が出来た』

 

「うん、分かった。はい、代わってくれだってさ」

 

「私にですか?」

 

「うん」

 

 

 如何やら盗み聞きがバレたようで、これからお説教でしょうか……

 

「はい代わりました……」

 

『お前も暇なんだな』

 

「何故分かったんです? 今回はバレ無いようにひっそりとしてたはずなんですが」

 

『人に思考を読まれてるんだ。気付かない訳無いだろ』

 

「そんなものですか? 傍に居るのなら兎も角、一夏様は私の傍には居なかったですよね?」

 

『痛覚以外の感覚をリンクしてるんだから、お前の行動は俺に筒抜けだ』

 

「……そうでしたね」

 

 

 一夏様の好意で、痛覚以外のリンクを最大にしてもらってたのでした……本当は痛覚も共有して一夏様の負担を少しでも減らしたいのですが、一夏様がそれを善しとしてくれないのですよね。

 

『聞いてたなら分かると思うが、昼休みから虚と刀奈と三人で生徒会の業務を部屋でするから、静寂と美紀と会うのは廊下になるだろうな。お前らだけなら兎も角、静寂と美紀には生徒会の業務を見られる訳にもいかないだろ』

 

「そうですね……あれ? 美紀さんが行くって言いましたっけ?」

 

『隠密ってのはこうやってやるんだ、覚えておけ』

 

「……つまり私も一夏様に思考を読まれていたと」

 

『そう言うことだ。お前が俺の思考を読んでいたように、俺もお前の思考を読んで授業に参加してたと言う事だ。それにしても変態駄姉の本性が露呈したな』

 

「でも大体の人は千冬様が疲れてるか山田先生の授業がつまらなかったからだって思ってますけどね」

 

『まぁ本性がバレたらバレたで面倒だからそう思ってくれてた方が助かる』

 

「一夏様が面倒な気分になる必要は無いのでは?」

 

『アイツの本性を知ってる中で、一番昔からアイツの事を知ってるのは俺だからな。駄ウサギが居ればそっちなのかも知れんが、この学園にはあの駄ウサギにコンタクト取れる人間が居ないから』

 

「篠ノ乃さんは?」

 

 

 妹ですし、束様の連絡先くらいは知っていてもおかしくは無いと思うのですが。

 

『篠ノ乃が巻き込まれるとも思えんしな。アイツは知らん顔して終わりだろ』

 

「ありえそうですね。それにしても一夏様、千冬様が一夏様の机に頬ずりしてたのですよ? 当然お説教ですよね?」

 

『その内纏めて怒るだろうから、その時についでに怒っておくさ』

 

「そんな事まで面倒に思わないでくださいよ……」

 

 

 一夏様の面倒くさがりは筋金入りですね。本音様を起こすのも最近ワンパターンになってきてますし、その内起こすのも面倒だとか言い出しそうです……

 

 

『とりあえず、来るのなら廊下までだと伝えておいてくれ。くれぐれも朝の本音みたいに別の事を伝えて肝心な事を伝え忘れないように』

 

「分かりました。……ん? 一夏様、いったい何時から私の思考を読んでいたんです!?」

 

『さぁな。まだまだ修行が足りないぞ』

 

「ちょっと一夏様!? ……切れちゃいました」

 

 

 リンクが強いのも考え物ですね。一夏様と繋がっていられるのは嬉しいですが、こうも情報が筒抜けだとちょっと困った事になりますし……

 

「一夏君何だって?」

 

「来ても良いが午後は部屋で生徒会の業務をするから会うのは廊下でだそうです」

 

「分かった。四月一日さんもそれで良いよね?」

 

「はい! 一夏様に会えるなら私は廊下でもトイレでも何処でも構いません!」

 

 

 美紀さん、一夏様とトイレで会う事はほぼありえないと思うのですが……まぁ本人がそう思ってるのなら私がツッコミをいれるような事では無いのでしょうがね。

 こうして午前中の間、美紀さんはずっとテンションが高かったのだった。




良くありがちな、必要な事は忘れて要らん事だけ覚えてる典型でした

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